シャレオツプログラマーはみんなMacPortsからHomebrewに移行しつつあるっぽいので、真似してみることにした。
なんでHomebrew?
そもそもなんでみんな移行するのか? なんかMacPortsはバッドノウハウの塊らしい。
MacPortsの何がバッドノウハウなのかちょっとよく分からなかったんだけど、でもよく考えてみたらMacPortsは .bash_profile
とか .zshrc
とかにへんてこりんなパスを埋め込まないといけないし、PerlとかRubyは一行目に
#!/usr/bin/perl
とか
#!/usr/bin/env ruby
とか書くのに使ってるバイナリ本体は /opt/local/bin/
にあるとかは気持ち悪いっちゃ気持ち悪い。
HomebrewはLinuxのパッケージ管理ソフトみたいに /usr/local/bin/
とかに何でもインストールするので精神衛生上ベターだ。
Homebrewのインストール自体はとても簡単。パッケージ管理スクリプトをRubyで書くってのも、UNIXのことよく分かってない僕にはなかなかよいかもしれない。詳しいことは公式Wikiとかを見て下さい。
Vimのインストールではまった
Homebrew自体は簡単に入った。試しにVimをAppleがコンパイルしたVersion 7.2のものから新しめの7.3に上げて、ついでにRubyオプション入りでコンパイルしたかったので
$ brew install vim
してみた。しかしながら
Error: No available formula for vim
と出た。GUI版のMacVimはFormulaパッケージがあるらしいけど、フツーのVimはないらしい。「えー、自分でFormulaファイルを書かなきゃいけないの〜?」って感じだったんだけど、GitHubでテケトーに検索したらいろいろ出てきたので、 /usr/local/Library/Formula/
に vim.rb
を作ってコピペした。
そんで今度は意気揚々と
$ brew install vim
してみたんだけど、なんとmakeに失敗する。Python.frameworkを参照してるときにエラーが出てるっぽい。
ld: warning: in /Library/Frameworks//Python.framework/Python, missing required architecture x86\_64 in file
Appleが配布したのではないPythonを使ってるとこういうエラーが出るとかなんとか外人が言ってる。
要するに64bit版のPython.frameworkを入れれば良さそうだった。何も考えずにHomebrewで brew install Python
とかやって /usr/local/bin/python
に新しいPythonを入れてみたりしたんだけど、これは意味なかったっぽい。大人しくPython公式サイトからPython 2.7のインストーラーパッケージをダウンロードしてきてGUIでインストールした。
その後、もう一度 brew install vim
をしてみたところ、無事make完了。vim --version |grep ruby
で
+ruby
となった。
まだApacheとかRubyGemsとかはMacPorts版を使っているけど、割と早い段階でHomebrewに移行して、シャレオツプログラマーの仲間入りをしようと思います。