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10 月のくじゅうを短パンで歩いている様子
10 月のくじゅうを短パンで歩いている様子

何か新しいことを始めようとしたとき、道具を揃えれば揃えるほど快適になるのではないかと思うかも知れない。例えばキャンプでは道具が多ければ多いほど快適になる。テントに加えてタープがあれば日差しをしのげる。寝袋のほかにマットやコットがあれば快眠できる。調理器具が多ければ作れる料理の種類が増える。しかし登山の場合はそうとは言えなくて、道具が少ない方が楽になるケースの方が多い。なぜなら自分で道具を運ばないといけないからだ。服についても沢山着込めばよいということではない。登山は自分の足で歩かなければならないため、冬でもヒートアップしやすい。荷物を軽くすること、服装が適切で体温調節がしやすいことは、思っているいる以上に大切だ。

登山では暑い日でも長袖長ズボンの着用が常識とされている。短パンで山に行くなんて常識知らずにもほどがあると言われるかもしれない。しかし本当に短パンで山に入ってはダメなのだろうか? 長袖のシャツや長ズボンだと絶対安全なのか?

確かに長袖や長ズボンであれば枝で手や足を怪我することはないだろう。また短パン・半袖では道迷いして山で夜を明かすことになった場合は低体温症になる可能性が高い。しかし山に行くときはなにがしかレインウェア的なものは持っているだろうし、エマージェンシーブランケットを携行するようにすれば半袖短パンでも何とかなる(暖かい季節限定)。そもそも短パンや半袖は、暑さで体力を消耗するのを避け、歩くスピードを上げてきちんと日中に下山するための手段だ。長袖・長ズボンではちょっとした擦り傷や遭難時に低体温症になるリスクは避けられるかもしれないが、気温が高い日の登山では体温調節しにくくなる。体力を消耗して歩けなくなってしまったり、歩くスピードが遅くなって日中に下山できず、山中で夜を過ごさざるを得なくなってしまうリスクがある。遭難したときのことを考慮して長袖・長ズボンで山に行き、逆に体力を消耗して遭難してしまっては本末転倒だ。長袖や長ズボンにもリスクがあると思う。

初心者の人が登山用品店に行くと大して必要なのかもわからないのに重くてソールの固いブーツを勧められたりする。しかし重くてソールの固いブーツが必ず正解とは限らない。九州の低山にしか登らない人にはごついブーツは不要だ。北アルプスだって夏ならトレランシューズで十分歩ける。長袖長ズボンのケースと同様に、重くて固いブーツをはいていたせいで体力を消耗してしまい、遭難してしまうことも十分考えられる。

登山を始めようという人には靴は 1 万円程度のトレランシューズをおすすめしたい。ゆくゆくはアルプスにも行くかも知れないからと、最初から何万円もするアルパインブーツを買うのはおすすめしない。重くて歩きづらいからだ。そのようなブーツは岩だらけの岩稜帯で真価を発揮するし、履きこなすには体力が必要だ。まずは軽量なローカットのシューズで手頃な山を歩いてみて、本格的に登山を趣味にできそうだと思ったときにしっかりしたブーツを買えばよい

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大船山
大船山

7 月の頭に一人で久住に行った。ミヤマキリシマの季節は終わっているし梅雨なので良い季節ではないのだが、梅雨の中休みで天気が悪くなく、たまたま車を使っても良かったのでソロで久住まで行ってみることにした。

長者原から坊ガツルを経由して大船山に登ることに。登山開始地点の長者原からすでに涼しくて、森の景色は背振山地の稜線の林のような雰囲気。しかもそれが登山口付近から始まる感じで最高。坊ガツルまでは登ったり下ったりを繰り返す。雨ヶ池越あたりの雰囲気はまさに阿蘇くじゅう国立公園という景色で、子どもの頃を思い出しとても落ち着く。

広葉樹の森
広葉樹の森

雨ヶ池
雨ヶ池

坊ガツル
坊ガツル

坊ガツル
坊ガツル

坊ガツルについて景色を堪能してから大船山へ。ここからが結構しんどかった。道が荒れているし登山道がわかりにくい。いろんな人が好き勝手に歩いているせいか、土砂で登山道が流されているせいか、どこもそれなりに通れそうな感じがしてしまう。テープも複数あるので迷いやすい。

坊ガツルから大船山への登山道
坊ガツルから大船山への登山道

段原
段原

何とか段原まで辿り着く。北大船山に行こうとしたが、登山道脇のミヤマキリシマにバックパックが引っかかってうざい。一旦登山道脇にバックパックを置いてサコッシュとカメラだけで北大船山まで向かう。この日はアクシーズクインのハザカヒを履いていて、ストレッチが効く分こういう木の枝には弱そうだ。引き裂きなどに強いズボン(山と道の 5 Pocket Pants など)を履いてくるべきだったと後悔しながら北大船山登頂。ミヤマキリシマは 6 月にはきれいな花を咲かせるがそれ以外の季節は登山道へはみ出てきてうざい。

ミヤマキリシマが服やバックパックに引っかかる
ミヤマキリシマが服やバックパックに引っかかる

北大船山山頂
北大船山山頂

北大船山から平治岳方面に見える池
北大船山から平治岳方面に見える池

段原に戻って昼飯を食べる。実はこの近くにきれいな避難小屋があるのだが存在を知らなかった。おにぎり三つにフリーズドライの豚汁を食べた。

フリーズドライ豚汁とおにぎり三つ
フリーズドライ豚汁とおにぎり三つ

昼食後大船山へ向かうが、大船山への道もミヤマキリシマとブヨに行く手を阻まれる。ブヨは恐ろしいくらい大量に石にへばりついていて、歩く度に踏まれまいと飛び上がって隙あらば吸血してやろうとこっちに群がってくる。ブヨと格闘しながら登っていくと林の切れ目から三俣山や久住山、中岳などが見える。坊ガツルからそびえ立つようにして連なっている様は勇壮だった。こういう景色は高い山でないと見られない。

三俣山
三俣山

登ってきた側から反対側に少し下って御池を眺めに行く。ここは紅葉の名所だ。素晴らしい景色だった。虫にまとわりつかれながらしばし見とれる。ここに紅葉を見に来られるだろうか?

御池
御池

大船山から別府湾や由布岳、鶴見岳は見ることができたが、阿蘇方面は雲がかかっていて阿蘇五岳の景色はついぞ見ることができなかった。雨が降る前に諦めて下山することにする。

大船山山頂
大船山山頂

段原手前の避難小屋のところに戻ってきたあたりで iPhone のバッテリーが 20% を切ったので Anker のモバイルバッテリーにつないで充電する。初めて USB-C to Lightning なケーブルを買ってみたが、 USB-A to Lightning に比べてめっちゃ充電が早い。 30 分くらい充電してたら 80% くらいまで充電されていた。登山では手早く充電できる方がよいので登山用には USB-C to Lightning を持参するのが良さそうだ。

段原から坊ガツルまでの下りがなかなかつらい。樹林帯で景色が変わり映えしないし、登山道は大きな石がゴロゴロしていたりぬかるんでいたりで歩きにくいし、さっきも書いた通り道が沢山あってわかりづらい。ローカットでソールのやわらかい Altra Lone Peak では足首への負担が大きいのもつらかった。

坊ガツルに着く直前に雨が降ったが樹林帯だったので濡れることはなかった。坊ガツルに着くと雨は止んでおり、急いで坊ガツルの草原を横断して雨ヶ池越まで向かう。下山しようとしているのに雨ヶ池越までは登りなので不思議な感覚を味わう。雨ヶ池越ではテント泊装備の若い人達とすれ違った。今夜は雨が降るかも知れないのにテント泊するようだ。

夕日が差し込む森
夕日が差し込む森

雨ヶ池越からはブナなどの広葉樹の森を歩く。このあたりでまた晴れ始めて、木漏れ日の中を気分良く歩くことができた。福岡の家の辺りはアブラゼミだらけで非常にやかましいが、この辺りはヒグラシしかいなくて涼しげだった。無事明るいうちに長者原に着き、タデ原湿原を少し散策して活動終了。数週間前のミヤマキリシマの喧噪が嘘のように人が少なく、風呂に入りたかったが星生ホテルの温泉は閉まっていた。実家に寄って晩飯を食べさせてもらって福岡に帰った。

長者原から見る三俣山
長者原から見る三俣山

朝、福岡の家を出たのは 6 時で帰宅は 23 時。運転時間は 5 時間くらい。交通費はガソリン代と高速代で往復 10000 円くらい。家の近所の低い山に登る分にはお金がかからないが、車を使って遠くまで行くとかなり懐にダメージがある。これまでそれがわかっていたのでなるべく公共交通機関で行ける福岡の山に登っていた。しかし久住の景色は素晴らしく、たまにお金をかけて遠出するのもありだと思った。誰か人を誘っていくと高速代やガソリン代を折半できて良さそうだ。早くコロナが収束してほしい

2021-07-11 北大船山・大船山 / Hitoshi Nakashimaさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

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三郡縦走
三郡縦走

6 月に三郡縦走をやった。朝から電車を乗り継いで篠栗駅まで移動し、篠栗から若杉山・三郡山・宝満山を経て竈門神社まで歩く縦走コース。下山後は竈門神社からコミュニティバスまほろば号に乗って西鉄都府楼前・天神経由で帰宅した。 5 月にやった糸島四座縦走と累積獲得標高は同じくらい( 1634m )になったが、上り下りの回数が少なく、数カ所ある急登を登りきればあとは比較的なだらかなトレイルで気持ちの良いハイキングコースだった(篠栗から若杉山までの登りと宝満山からの下りはしんどい)。

三郡縦走と糸島四座縦走標高比較
三郡縦走と糸島四座縦走標高比較

篠栗は遠いところというイメージだったが思いのほか博多駅から近く、また住宅街も発展していて福岡のベッドタウンという感じ。実際、福岡市内の自分の家より博多駅までの所要時間は 10 分程度短いようだ。しかし歩いていくうちに田園風景が広がり始め、徐々に田舎の景色になっていった。

若杉山までの道
若杉山までの道

若杉山中腹の茶房わらび野の裏手を通り過ぎ、若杉キャンプ場を経て若杉山へ。若杉山の登山道には巨大な杉が多く、若杉山よりデカ杉山の方に改名すべきではないかと思った。

茶房わらび野裏手
茶房わらび野裏手

でかい杉
でかい杉

若杉山のあとは少し下るが、縦走路っぽい雰囲気の道を歩く。砥石山からあとは品の良いトレイルといった感じでトレランマンもいれば中高年登山グループもいる賑やかな縦走路だった。

起伏の緩やかな縦走路
起伏の緩やかな縦走路
起伏の緩やかな縦走路
起伏の緩やかな縦走路

三郡山の登りがちょっとしんどいが、三郡山を過ぎて少し行ったところにある天の泉という湧き水が冷たくて最高に美味かった。水切れしていたのでここで補充し、あとは再びなだらかな道に戻ったが、日が傾いて虫が多くなり、頭巾山から仏頂山までの道はハエにたかられながら歩いた。

三郡山からの景色
三郡山からの景色
天の泉の看板
天の泉の看板
仏頂山
仏頂山

宝満山には午後 4 時ごろ着。宝満山はいつも南側から登っていたので北側から登るルートは新鮮だった。山頂は人がまばらで、若杉山から歩いてきた道を眺めて感慨に耽りながらカロリーメイトを食べてコーヒーを飲んだ。

いつもと違う方向から見る景色
いつもと違う方向から見る景色
宝満山山頂で歩いてきた山並みを眺めながらコーヒー
宝満山山頂で歩いてきた山並みを眺めながらコーヒー

下山は愛嶽山を通りたくて正面登山道ではなく行者道を通ることにしていたが分岐がわかりづらく、階段をしばらく下ったところで道間違いに気がつき、登り返しで体力を消耗した。宝満山は正面登山道の下りがきついとは言われるが、行者道もなかなかの急な下りでしんどかった。おまけにハエにたかられ続ける。もう自分は腐りかけているのだろうかと自問しながら愛嶽山と愛嶽神社を経由。ハエがあまりにもわずらわしいので小走りで駆け降りた。

愛嶽神社
愛嶽神社

バスの時間にまだだいぶ余裕がある時間に竈門神社着。手水で顔を洗わせてもらいしばし休憩。同僚の人たちは当然のように竈門神社から先太宰府駅までの舗装路を走るのだが、自分はそんな気力・体力・精神力はないのでバスの時間までレモンスカッシュを飲んで待った。

竈門神社
竈門神社
レモンスカッシュ
レモンスカッシュ

篠栗から若杉山までの舗装路歩きがとにかくしんどかった。縦走路の雰囲気は良いので、宝満山から登って若杉山まで歩き、来た道を往復するピストン縦走が良いのかもしれない。すずしくなったらまた行きたい。

2021-06-20 三郡縦走 / Hitoshi Nakashimaさんの愛嶽山宝満山若杉山(福岡県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ

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上高地
上高地

今年の夏、もし気力・体力・精神力・財力が整えば北アルプスに登山に行ってみたいと思っている。

ただネックになるのが交通手段で、東名阪からだと数千円握りしめて家を出てバスに乗って寝ると目が覚めたら上高地みたいな感じだが、福岡からだとそういうわけにはいかない。どういうルートで行くと時間を無駄にせず、お金もかからずに済むかを考えてみた。


TL;DR

  • お金がなくても飛行機で松本入りがおすすめ
  • 下山日に福岡まで帰るのは難しく、要後泊で最低でも山行日程 + 一泊必要

基本的な行き方

上高地バスターミナル
上高地バスターミナル

上高地に着くのを何時にするかが問題で、夜行バスで上高地に入るか、中継地までの移動を夜行バスにして午後から上高地に入るか、そもそも飛行機で松本まで直行するか(上高地入りは同様に午後となる)が分岐点となる。

夜行バスで上高地に入れば早朝から活動可能となり、登山初日に移動距離を稼げる。飛行機で松本入りしたり、中継地点までの移動に夜行バスを使ったりすると上高地入りが午後になり、初日は少ししか歩けない(標高が高い山では遅い時間まで歩くのは危ない)。

まとめるとこんな感じだ。以下の三つから選ぶことになる。

  • 午前入りプラン
    新幹線か飛行機で中継地点まで移動し、夜行バスで上高地入り
  • 午後入りプラン A
    飛行機で松本までアクセスし、電車とバスで上高地入り
  • 午後入りプラン B
    夜行バスで中継地点まで移動し、昼行バスで上高地入り

旅程

飛行機から見る槍ヶ岳・穂高連峰
飛行機から見る槍ヶ岳・穂高連峰

奥穂高岳へ涸沢経由で往復する場合、旅程は以下となる。

日程 午前入りプラン 午後入りプラン A 午後入りプラン B
一日目 午後から移動開始 朝から上高地まで移動、午後上高地着、徳沢か横尾に宿泊 午後から夜行バスで中継地点まで移動
二日目 夜行バスで早朝上高地着、涸沢宿泊 徳沢 OR 横尾から登山開始、奥穂高岳登頂、穂高岳山荘泊 朝から上高地まで移動、午後上高地着、徳沢か横尾に宿泊
三日目 涸沢から奥穂高岳登頂、再び涸沢宿泊 穂高岳山荘から一日で上高地まで下山、上高地か松本市内泊 1 徳沢 OR 横尾から登山開始、奥穂高岳登頂、穂高岳山荘泊
四日目 涸沢から上高地まで下山し、上高地 OR 松本市内宿泊 2 上高地 OR 松本市内から帰宅 穂高岳山荘から一日で上高地まで下山、上高地か松本市内泊 1
五日目 上高地 OR 松本市内から帰宅 - 上高地 OR 松本市内から帰宅

どのプランであっても下山日の福岡への帰宅はかなり厳しい。上高地から出るバスに夜行便はなく、 15:30 頃までのバスに乗らないと大阪にも名古屋にもたどり着けない。名古屋・大阪に 21:00 ~ 22:30 頃に着いてもすでに福岡まで帰れる新幹線はなく、頑張れば夜行バスで帰ることはできるが、三日間北アルプスを歩いて疲れている状態でさらに夜行バスに乗れる体力は自分にはない。というわけで飛行機で直接松本入りする午後入りプラン A 以外は移動と後泊で 5 日間必要になってしまう。

それぞれのプランの移動経済性

午前入りプランは経由地をどこにするかでさらに三つに分類できる。大阪まで新幹線で行くパターン、名古屋まで新幹線で行くパターン、名古屋まで飛行機で行くパターンだ。午後入りプラン A 、 B とあわせて、上高地着時間と移動時間、片道交通費を一覧表にするとこうなる。

プラン 経由地 交通手段 上高地着 所要移動時間 片道交通費 移動経済性
午前入りプラン 大阪(新大阪) 新幹線→夜行バス 5:30 11時間 ¥27110 29.8
午前入りプラン 名古屋(名古屋駅) 新幹線→夜行バス 5:30 12時間 30分 ¥26140 32.7
午前入りプラン 名古屋(セントレア) 飛行機→夜行バス 5:30 12時間 30分 ¥17120 21.4
午後入りプラン A 松本 飛行機→電車・バス 12:36 6時間 ¥22500 13.5
午後入りプラン B 大阪(梅田) 夜行バス→昼行バス 13:45 17時間 30分 ¥13910 24.3

表中右端の 移動経済性 は、交通費 × 所要移動時間 ÷ 10000 という式で出している。交通費と所要時間を掛け合わせることで大体のコストパフォーマンスがわかる(移動時間も交通費も小さければ小さいほどよい)。数字がでかくなりすぎるのでテキトーに 10000 で割っている。この数値が小さいほどお得(効率的な移動手段)となる。

飛行機で松本入りする午後入りプラン A が一番交通費が高くなりそうな気がしていたが、実は新幹線移動の大阪経由プランが一番高い(その割に結構移動時間は長い)。大阪・名古屋からの夜行バスが意外と高い。一方で飛行機は早割チケットの購入や、セントレアを経由する場合は LCC を使うなどで安くできるので意外と高くならない。

最も移動経済性が良いのは松本経由の午後入りプラン A で、 13.5 となっている。新幹線を使う午前入りプランは 29.8 と 32.7 で移動経済性が著しく悪い。金額的には最安の午後入りプラン B についても移動経済性 24.3 でセントレアを経由するプランよりもお得ではない。移動時間が 17 時間以上もかかるとなるとどれだけお金を節約できても時間のロスがもったいない。

名古屋(セントレア)経由のプランは移動時間と交通費のバランスが取れていそうだが、セントレアから名古屋駅まで移動して夜行バスに乗るという手間をかけても、松本に直行する場合と比べて 5000 円しか節約できないのが痛い。往復なら 10000 円の節約になるかもと思うかも知れないが、復路は上高地から出る夜行バスがないためこのプランは名古屋宿泊が必要になり、往復で大幅に節約できるわけではない。

それぞれのプランごとのメリット・デメリットと向いている人を書き出してみた。

午前入りプラン 大阪経由(新幹線)

メリット

  • 早朝に上高地着
  • 天気が悪くなりそうなときには柔軟に日程を調整出来る
    悪天候時の変更・キャンセル費用が安い
  • ガス缶・アルコール燃料などを持ち運べる

デメリット

  • 時間がかかる割に交通費が高い

向いている人

  • 仕事が忙しくいつまとまった休みを取れるかわからない人
  • 優柔不断で直前まで予定を決められない人
  • 北アルプスに行くからには好天に合わせて行きたい人
  • お金に余裕がある人
  • 大阪が好きな人

午前入りプラン 名古屋経由(新幹線)

メリット

  • 早朝に上高地着
  • 天気が悪くなりそうなときには柔軟に日程を調整出来る
    悪天候時の変更・キャンセル費用が安い
  • ガス缶・アルコール燃料などを持ち運べる

デメリット

  • 時間がかかる割に交通費が高い

向いている人

  • 仕事が忙しくいつまとまった休みを取れるかわからない人
  • 優柔不断で直前まで予定を決められない人
  • 北アルプスに行くからには好天に合わせて行きたい人
  • お金に余裕がある人
  • 新幹線が大好きで一秒でも長く乗っていたい人
  • 名古屋が好きな人

午前入りプラン 名古屋経由(飛行機)

メリット

  • 早朝に上高地着
  • LCC を使えば飛行機代が格安
  • マイルを貯めている人は特典航空券を使って飛行機代を 0 円にすることができる
  • ガス缶などを名古屋ヨドバシで調達可

デメリット

  • 悪天候時の変更・キャンセル費用が高い
  • セントレアから名鉄BCへの移動・待ち時間

向いている人

  • 多少の悪天でも山行を結構する覚悟・技術がある人
  • 悪天候のときは割り切って上高地・松本観光に切り替えられる人
  • キャンセル料・変更費用が苦にならない人
  • マイルを貯めている人
  • 名古屋が好きな人

午後入りプラン A 松本経由(飛行機)

メリット

  • 最速
  • 前日からの移動不要
    初日に上高地入りできるため、他の行程より旅程を一日節約できる
  • 移動の疲労が少ない

デメリット

  • 悪天候時の変更・キャンセル費用が高い
  • 上高地着が午後になり、登山開始日に稼げる距離が短い
  • ガス缶・アルコール燃料などを持ち運べない

向いている人

  • 多少の悪天でも山行を結構する覚悟・技術がある人
  • 悪天候のときは割り切って上高地・松本観光に切り替えられる人
  • キャンセル料・変更費用が苦にならない人
  • 自由に使える時間が少ない人
  • 夜行バスで寝るのが苦手な人

午後入りプラン B 大阪経由(夜行バス)

メリット

  • 最安
  • 天気が悪くなりそうなときには柔軟に日程を調整出来る
    悪天候時の変更・キャンセル費用が安い
  • ガス缶・アルコール燃料などを持ち運べる

デメリット

  • 移動時間が長く、上高地に着いたときには疲労困憊の可能性
  • 上高地着が午後になり、登山開始日に稼げる距離が短い
  • 福岡→大阪の夜行バスが遅れると上高地便への乗り継ぎに失敗するリスクあり

向いている人

  • 時間に余裕のある学生
  • とにかくお金を節約したい人
  • 体力に自信のある人
  • 夜行バスが好きな人・夜行バスでも快眠できる人

結論

お金と移動時間をバランスよく節約したい → 松本まで飛行機移動プラン

ベストな天候のときに登りたい・予定が直前までわからない → 大阪経由の新幹線・夜行バス乗り継ぎプラン

参照


  1. 下山時刻的に当日中の帰宅は不可能。上高地から出る夜行バスはない。 

  2. 涸沢からかなりハイペースで下山しないと当日中の帰宅は難しい。もう一泊するのが無難。 

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二丈岳山頂からの景色
二丈岳山頂からの景色

2018 年の 10 月に挑戦して失敗した糸島四座縦走にチャレンジして何とか達成することができた。前回は色気を出して浜崎(唐津市)側からスタートしたが、そのせいで最後の二丈岳に登る時間がなくなり三座縦走となってしまった。今回は反省して深江から二丈岳→女岳→浮嶽→十坊山の順に登り福吉へ下山した。

前回チャレンジしたときはアルプスから帰った後で少し調子に乗っていた。 3000m 級の山に登ったあとなら 700m 〜 800m の山なんて楽勝だろうと思っていた。しかし登山は標高が全てではない。むしろ北アルプスは登山道が整備されていて歩きやすかったりする。低山は道がはっきりしていないところもあるし(前回は蜘蛛の巣地獄に苦しんだ)、登山口と山頂の高低差よりも累積獲得標高が大事で、白馬岳に登ったときは累積獲得標高 1300m くらいだったが、糸島四座は 1700m くらいある。低山であっても縦走することでアルプス級かそれ以上の負荷になることがあるのだ。前回、糸島四座縦走に失敗したあと、宗像四ツ塚や雷山・井原山、祖母山、脊振山・金山、羽金山・雷山などで長めの距離を歩き経験を積んだつもりでいたが、相変わらず歩くのが遅く、福吉駅に着いた頃には日が暮れていた。日が長い夏でなければ危ない感じだった。

十坊山から見る二丈岳、女岳、浮嶽
十坊山から見る二丈岳、女岳、浮嶽

なぜ歩くのが遅いのか、太っているからか。コロナ禍で太ってしまったが、体重がいまより 5kg くらい少なかった頃でもやはり自分は歩くのが遅く、体重のせいではなさそうだ。自分より太っていても速い人は速い。 Apple Watch をつけ始めて自分の心肺能力が可視化されるようになったが、 Apple Watch によると自分の心肺能力は同年代の平均以下ということらしい。おそらく心肺機能が低いせいで持久力がなく歩くスピードが遅いのだろう。

遅いくせにカメラや使わないギアなどをリュックサックに入れすぎているのも響いていそうだ。写真を撮るのは好きなのでできればカメラは持っていきたいが、ミラーレスでもレンズ付きのカメラは 1kg くらいあって、リュックサックのストラップにくくりつけて歩くと 15km を過ぎたあたりで肩への食い込みがきつくなり痛みを感じるようになる。一度、カメラなしでどれくらいのスピードで歩けるか試してみたい。昨夏、カメラなしで家の近くの山を周回したが、その時も決して速くはなかったが、軽量な荷物では軽登山しかしたことがない。トレラン並とまではいかないまでも、水と行動食とスマートフォンだけの軽量装備でどれくらいのスピードで縦走できるのかには興味がある。

糸島四座縦走 / Hitoshi Nakashimaさんの女岳(福岡県)二丈岳十坊山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

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仕事の検証で叶岳に登りに行ったときに見た登山口の桜。ここにこんな風に桜が植えてあったとは知らなかった。

叶岳登山口の桜
叶岳登山口の桜

糸島の瑞梅寺川川縁の桜。ここは家から比較的近く毎年行く。土日は混んでいるが平日はガラガラなので仕事を少し早めに切り上げて夕方から出かけた。飲食はご遠慮下さいとカンバンが出ていたので車の中から桜を見ながらから揚げ弁当を食べた。肥やしの臭いがきついので臭いが苦手な人はここはダメかもしれない。でも桜は見事だ。

瑞梅寺川の桜
瑞梅寺川の桜
瑞梅寺川の桜
瑞梅寺川の桜
瑞梅寺川の桜
瑞梅寺川の桜

最後に十坊山の下の相思の桜を見に行った。まむしの湯方面から十坊山に登るときにいつも標識を見て気になっていた。どうも鹿家の方から歩ける道があるようだ。車を止めるところがなく、道路脇の路肩が広くなってるところに止めるしかないと思う。木々に囲まれ、少しでも日の光を浴びようと大きく高く成長した二本の大桜は立派だったが、天気が悪かったこと、夕方で日が落ちていたことであまりきれいに見えなかった。

相思の桜
相思の桜

相思の桜の帰りに加布里公園に寄った。ここも例年桜を見に行っている。

加布里公園での著者近影
加布里公園での著者近影

はやく桜の木の下で飲んだり食べたりできる世の中に戻って欲しい。

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ゼインアーツのテント
ゼインアーツのテント

最近キャンプの話を何回か書いているけど、 2 週間前にもキャンプに行った。去年のゴールデンウィークに家族で行った別府の志高湖キャンプ場に元同僚の @taketin さん父子と行った。 taketin さんが Weber の高級バーベキューグリルを持ってきてくれてピザを焼いてくれた。

taketin さんが高級バーベキューグリルで焼いたピザ
taketin さんが高級バーベキューグリルで焼いたピザ

taketin さんが高級バーベキューグリルで焼いたピザ
taketin さんが高級バーベキューグリルで焼いたピザ

自分は最近、 GRiPS のブログを読んだり Twitter で銀座カプセル男 (@twiginza) さんという方のツイートを読んだり、ヒロシキャンプの YouTube 動画を見るようになってアウトドアの食事への考え方が変わってきていて、凝った料理を作るよりインスタント食品などを駆使して楽をして、むしろその状況では食べることができないものを食べることのギャップ(例えば山でほかほかの焼売を食べるとか)を楽しむようになってきた。なので今回はイオンの肉まんとソーセージ、生卵くらいしか持ってきてなくて、恐縮しながら taketin さんに食わせてもらった。食べるだけのキャンプというのは楽だった。

taketin さんが平生ヤクルト感覚で飲んでいる高級クラフトビール
taketin さんが平生ヤクルト感覚で飲んでいる高級クラフトビール

taketin さん父子にテントで寝てもらって自分はハンモックで寝ようかとウキグモ Light とウンカイ Light を持ってきていたけど、志高湖は木へのハンモック取り付け禁止になっていた。ツリーストラップを使わず直接木にロープを巻き付ける人がいたのだろう。残念。それで急遽自分もテントのなかで寝ることにした。エアマットを膨らませ、下にウキグモ Light を敷き、上にウンカイ Light をかぶった。

ウキグモ Light とウンカイ Light
ウキグモ Light とウンカイ Light

前回の嬉野広川原キャンプ場での経験から、ハンモック泊は随分寒いだろうと覚悟していたのだけど、予想に反してめっちゃ快眠できて初めてキャンプで 7 時間以上眠れた。ほとんど無風でテント内に風が入ってこなかったのも助かった。 taketin さんの息子殿よりも早く 10 時には一人で勝手に寝てしまって申し訳なかったけど、翌朝は 6 時前に目が覚めて志高湖の写真を撮って回ったりした。

白鳥と志高湖
白鳥と志高湖

朝靄がかかる志高湖
朝靄がかかる志高湖

白鳥と志高湖
白鳥と志高湖

由布岳と鶴見岳
由布岳と鶴見岳

対岸の紅葉とテント
対岸の紅葉とテント

撤収がギリギリになって最後は大慌てだったがエンジョイできた。 taketin さん父子とは志高湖で別れて一人で久住方面に向かい、猪の瀬戸湿原を歩いたり、由布院でだんご汁を食べたり、長者原で温泉に浸かったりした。

Kaizen Platform 時代の上司だった石橋さん(創業 CTO )は冬も毎週末キャンプに行っててキャンプ場からリモートでミーティングしたりしてたのを思い出す。自分は仕事こそしなかったものの、今回キャンプ場からレアジョブのレッスンを受けるということをやってのけた。引き続き戸外活動頑張っていきたい。