家でMacBook Pro 15” (Mid 2009) を使うときはいつもはBoseのM2で音を鳴らしてるので気づかなかったんだけど、たまたま外で内蔵スピーカーを鳴らしてみたら、右側のスピーカーの音の方が大きく聞こえることに気がついた。システム環境設定の「サウンド」から内蔵スピーカーの「バランス」を左いっぱいにしても右側から音が出続けてる。これはいったいどういうことなんだ、保証期間過ぎた後にぶっ壊れたかと思っていろいろ調べてみたら、どうもそういう仕様らしい。
Appleのサポートサイトには、2010年モデルのMacBook Proからサブウーファーが内蔵されているのでそういう仕様だ、という記事が載っかってる。
しかし英語のDiscussion Boardを見ると、2009年の4月にすでに左右の音量バランスの違いに気がついているユーザーがいてスレッドが立っている。
2009年以降のモデルのMacBook Proはサウンドが2.1チャンネルになっており、サブウーファーが追加されているらしい。そしてそのサブウーファーは右側のスピーカーと一体の部品になっており、トラックパッドの右上あたりに位置している(macbook-pro-17-in-bits.jpg (JPEG 画像, 800x600 px))。システム環境設定の「サウンド」から「バランス」で操作できるのは右と左のバランスで、サブウーファーは操作できないそう。つまり音量バランスを左いっぱいにしても右側から音が出続けているように感じるのはサブウーファーのせいというわけ。
Mac OS Xの10.6.4アップデートでMacBook Pro (Mid 2010)の問題は解決されたということになってるらしいんだけど(Mac OS X v10.6.4 アップデートについて)、2009モデルでは全然解決されてないしAppleはなんとかしろや。