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Topping D10s

一つ前の記事で USB DAC を買ってハイレゾ音源を再生できるようになったが違いがわからなかったと書いている。

しかし↑の記事では全然ハイレゾ再生できていなかった。「 Mac 側の設定は不要」などと書いているが、 Mac 側でも設定は必要だった。一つは Music アプリのオーディオ品質設定でハイレゾロスレスを選ぶことだ。

Music アプリのオーディオ品質設定

なお、ドルビーアトモスを「常に」にしていると、ハイレゾに対応した楽曲でも Dolby Atmos を優先してしまってハイレゾで曲を聴くことができない。 Dolby Atmos でハイレゾというのは両立できないようなので、ドルビーアトモスの設定値は「自動」にしておくと良い。

次に、 Audio MIDI 設定アプリのフォーマットのセレクトボックスからハイレゾに対応した周波数を選ぶ必要がある。 D10s だと 2 ch 32 ビット整数 384.0 kHz まで選ぶことができるのでこれにしておく。

Audio MIDI 設定アプリ

ここまでしてようやくハイレゾ再生できるようになる。

Topping D10s
Audio MIDI 設定で出力フォーマットを変更すると液晶ディスプレイに表示される数字が変わる

Hotel California をハイレゾ再生中
ハイレゾ再生できているかどうかは再生中インジケーターエリアの右上に表示されるマークをクリックして確認できる

なので一つ前の記事の追記で

何時間か聞き込んでみた。音を大きめにして、ジャズなどのドラムの音を聞き取りやすい曲を再生してみると違いがわかるような気がする。ドラムの音がなまめかしい。なまめかしいという表現が適切なのかわからないが、音に生音感があるといったらいいんだろうか。ギターなどでは違いを感じにくいけど(高音難聴だからかもしれない)、打楽器の聞こえ方で結構な違いがあるような気がする。最初は無駄銭失いかと思ったけどそうでもないかもしれいと思い直している。

などとのたまわっているが、このときは 44.1 kHz でしか楽曲を再生できておらず何の変化もなかったはずだ。設定が必要とわかったあとに設定を変更して聞き比べてもみたが、やっぱり違いがわからなかった。なので自分はハイレゾを聞き分けられる耳を持っていないのだろう。 

なおいろいろ調べていて衝撃の事実がわかった。新しめの Mac ( 2021 年以降の M1 Mac )なら USB DAC 不要でハイレゾ音質で音楽を再生できるようだ1

MacBook Pro (14-inch, 2021) および MacBook Pro (16-inch, 2021) は、高品質のハードウェア DAC (デジタル/アナログコンバータ) を搭載していて、最大 96 kHz のデジタルオーディオをアナログオーディオに変換できます。ヘッドフォンやスピーカーなどのアナログデバイスを Mac のヘッドフォンジャックに直接接続すれば、外付けの DAC がなくてもハイレゾ音源を楽しめます。

新しい MacBook Pro モデルのハイレゾ DAC について - Apple サポート (日本)

自分の Mac は私物も仕事用のものもまだ Intel Mac なので USB DAC 経由でないとハイレゾ再生できないが、 2021 年以降の M1 Mac を持っている人なら USB DAC なしでハイレゾで音楽を聞くことができるということだ。 M1 チップは本当に何でもできてすごい。

USB DAC を買ってみてわかったことをまとめると以下だ。

  1. そもそも自分はハイレゾの音を聞き分けられない
  2. 2021 年以降の M1 Mac は 3.5m ジャックからハイレゾに対応したオーディオ出力が可能

ハイレゾロスレスを聞き分けられる自信があるおっさんは M1 チップを搭載した 2021 年以降の Mac を買いましょう。


  1. ただしサポートしている周波数は 96 kHz までで、 Apple Music のハイレゾロスレスの最高値は 24 ビット 192 kHz のようなのでそれには及ばない。