USB DAC を導入したので 20 年以上前に買った曲を聞いたりしてる。大学近くの新星堂で試聴して買った Brittle Stars というバンドが好きだということは 10 年以上前から何度もブログに書いている。今にして思うと、アメリカのインディーズレーベルのバンドの曲を郊外の住宅街の CD 屋で試聴できてたってのはめっちゃすごいことだった。
最近は天神のタワレコですら棚がスカスカで、いま自分が大学生だったらこういう音楽との出会いはなくて、アルゴリズムにおすすめされるひたすらメジャーな曲を聞くだけの人生になってしまいそう。
めっちゃ久々にタワレコに来たら棚はスカスカであんまりCD売ってなくて、ポスターとかヘッドフォンとかグッズとかが増えてて、CD棚減らした分はイベントスペースになってた。レコード屋はもう知らない音楽と出会う場ではなく、熱心なファンが限定盤を買ったりイベントで訪れる場所になったっぽい。
— morygonzalez (@morygonzalez) May 4, 2022
アルゴリズムが推薦してくるものには偶然の出会いがないと思う。「このアーティストが好きな人はこのアーティストも好きな傾向があります」ということで、必然の出会いしか起こらなくなる。統計学の前提からはみ出るような偶然の引き合わせみたいなのがないと人生つまらなくなるんじゃないだろうか。
ちなみに自分が学生の頃よく行ってた新星堂は 2014 年に閉店していた。