一月前にATOK17を導入した。電子辞典セットである。便利である。
Macに標準でバンドルされてることえりも最近はパワーアップしてきてWindowsのIMEよりははるかに使いやすいのだが、ATOK17にはかなわない。なにしろ間違った日本語を使った場合はちゃんと指摘してくれるのだ。さらに電子辞典セットの場合は連想変換の機能を使って類似表現まで変換候補に加えることが出来る。同じ表現を何度も繰り返すのにうんざりなときなんかにこの機能は良い。語彙が豊富な振りが出来る。ボキャブラリ貧し雑魚ら(=俺)にとってはありがたい機能である。
さらには拡張辞書を買えば角川の類語辞典や共同通信の記者ハンドブックなど専門的な辞書も追加可能で、著しく快適な日本語入力環境を提供してくれるのである。ジャストシステムによれば日経もサーバーにATOKをインストールしており、日経の記事はATOKによって入力されているらしい。『iチューンズ』という何とも読みにくい表現もATOKの手になるものなのだ!
アプリケーションごとに機能を使い分けられるのも良い。ATOKには方言を含め様々な変換機能が採用されているのだが、例えばwebブラウザでは標準的変換を行い、インスタントメッセンジャーでは関西弁変換など話し言葉変換を行う、というような使い分けが可能である。これは大変使いやすい。文語体と口語体が自在に使い分けられるのは恐らくATOKだけなのではないだろうか。
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