| @雑談

 関西に住んでいる伯母が帰省していたので、いろいろ連れて回りました。山を見たり水が湧く水源に行ったりしても喜ぶのですが、一番大はしゃぎしていたのは南阿蘇村の農産物直売所でした。野菜が安いと大変喜んでおりました。

 伯母が関西在住だから安いと感じるのではないか、とお考えの方もおられるでしょう。しかしそうではないのです。当地のスーパーと比べても直売所はやはり安いのです。例えばニンニク。先日近所のスーパーで買ったときは、一玉200円程度しました。しかし直売所では袋に3,4玉入って150円程度でした。他にキュウリや大根や茄子も安い。不当に安いと泣きたくなるくらい安いのです。

 しかも各々の野菜には生産者のおばちゃん達の名前がラベリングされ、安心して買うことが出来ます。当然ながら阿蘇でつくられた野菜しか販売されておりません。中国産の野菜から基準値を超える農薬が検出されたなんてニュースを耳にすると、やはり怖いなと思ってしまいますもんね。

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| @雑談

 先日macotoさんに教えて頂いたPage Analyzeプラグインでリファラを見てたら、やたら“ハマコー” “天皇” “戦争責任”の検索ワードでやって来てる人が多い。なんじゃらほいと思ってたら、どうも23日発売の週刊新潮で、先日のTVタックルでのハマコー先生の発言が取り上げられたみたいだ(portal shit! : ハマコー先生の演説に圧巻)。

 早速近所のコンビニに赴いて週刊新潮をチェックしようとしたが先週号しか置いてなかった。九州では発売日が遅れるのだろう。新潮社のホームページをチェックする限り、中吊り広告に載ってる見出しは「天皇の戦争責任」で番組が凍りついた「ハマコー発言」で、どうやらハマコー先生の発言を問題視しているようだ。

 しかし「番組が凍りついた」つってもTVタックルは生放送ではないので、あれはテレビ朝日が意図的に狙って放送したものであろうし、そんなセンセーショナルな見出しを付けるほどのことでもないと思うんだけどなぁ。むしろ戦争で肉親を失った人の率直な意見であると思う。みんな同じ様なことを考えてるんじゃないですかね。もっとも記事そのものを読んでないので何ともいえないですけど。最新号が発売されたら読んでみようと思います。

 いやそれにしても、リファラで世の中の動きが掴めるって不思議なもんですね。

| @雑談

Porte
 今日、ゴル男さんをDEE SPORTに預けてきました。保険屋さんの用意した代車はトヨタレンタカーのポルテ。久しぶりの右ハンドル車で、慣れるまで運転に難儀しました。

 というかですね、他人の車に乗ると自分の車の特性というのがよく分かりますよね。重めだけど素直なステアリング、アクセルを踏み込んだときの感覚、ブレーキのきき方、3000rpm以上からのトラクション、カーブでの安定性、ホールド感の高いシート。どれをとってもゴルフ2の方が良かったですね。ただし僕のゴル男さんはショックアブソーバーとアッパーマウントがご臨終なさっているので、荒れた路面を走るときの快適性でいえばポルテの圧勝でしたけど。

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| @技術/プログラミング

アクセス解析

 アクセス解析について興味深い記事を発見したので、記事を書かせて頂きます。(技術系サラリーマンの交差点: アクセス解析の話はまだまだ続く・・・

 そもそも僕がこのブログを訪れたのは、Yahoo!BBのIPアドレスを変更する方法を調べていてです。Yahoo!BBのIPアドレスはほぼ固定なようで(技術系サラリーマンの交差点: Yahoo!BBのIPアドレスはほとんど固定か)、それはちょっと嫌だな、リセットする方法はないのかなとGoogle検索していたのでした。すなわち、IPアドレスが固定だと、よそのブログなどでアクセス解析されている場合、僕の行動というのが筒抜けなんですね。アクセス時間などが分かるならば、僕が何時に寝て何時頃起きてるだとか、そういうことが分かってしまうんですよ。それってちょっと嫌ですよね。

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| @映画/ドラマ/テレビ

 熊本で上映中に見逃してしまった映画『メゾン・ド・ヒミコ』を鑑賞。様々なサイトでのユーザーレビューで評価が高かったので期待して見たが、期待を裏切りはしなかった。傑作ではないが、新しい試みで良いと思う。ただ、ちょっと前衛映画的なわけの分からなさがあるので、単純明快な映画を求めている人にはオススメできないですね。

 卑弥呼というゲイのオッサンを取り巻く人々の話。主人公はオダギリジョーが演じる春彦と柴咲コウが演じる沙織。春彦は卑弥呼の愛人で、沙織は卑弥呼が普通に男をやってたときの娘。卑弥呼ががんで余命宣告され、春彦は愛する卑弥呼のため人生最後のときを実の娘と過ごさせようと沙織を卑弥呼の元に連れてくる。

 舞台はゲイのための老人ホーム。卑弥呼はもともと銀座でゲイバーをやってたんだけど、そこをたたんで神奈川にゲイのための老人ホームをつくった。そこにいろんなゲイのオッサンが集っているわけですね。卑弥呼は病気で最早ホームを切り盛りできないので、春彦が仕切っている。

 ゲイの人生の寂しさを描いている点が良いですね。ゲイとして生きるということはある意味もの凄くわがままなことで、年とったときが困るんですね。特定のパートナーがいれば良いんだろうけど、映画に出てくるゲイの人たちは特定の人と付き合うわけじゃなく、自由恋愛を楽しんでるみたい。でも年とってぼけたり寝たきりになったらどうするのか? 価値観が多様化する今日、近い将来ゲイの人たちが頭を抱えそうな問題がリアルに提示されるわけですね。

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| @映画/ドラマ/テレビ

 DVDで鑑賞。悪くなかった。藤沢周平の代表作である。知らずに借りたのだが、過去にNHKの金曜時代劇で同名ドラマを見たことがあった。それに比べれば剣術についてなど端折ってある部分もあるのだが、映像の美しさ、主人公牧文四郎のキャスティングなどでは映画版が圧倒していた。市川染五郎っていいですね。松本幸四郎の息子なだけある。

 有名な小説の映画化なので、あらすじなどは省略。映像、ストーリーともに美しい時代劇であったが、『るにん』などを見た後に見ると物足りなさが残る。本当の江戸時代はもっと欲望剥き出しでどろどろしていたのではないか。こういう美しい、日本人の美学のようなものを表現した時代劇もあっても良いと思うが、勧善懲悪のみのストーリーはちょっとね。僕が全然時代劇を見ていないだけかも知れないですけど。なんかオススメのリアリズム時代劇があったら教えて下さい。

<蛇足>

 おふくの役が木村佳乃だったけど、あれはミスキャストなんじゃないのか。NHK金曜時代劇版の水野真紀の方が良かった。なんというか木村佳乃は市川染五郎に対して軽すぎる。釣り合ってない。

| @映画/ドラマ/テレビ

 車をぶつけたショックにうちひしがれながら鑑賞。良かった。

 主人公のマリーは夫のジャンとヴァカンスで南仏のランドの別荘にやってくる。マリーが海岸で日光浴をしている間、ジャンは泳ぎに行くと言ってマリーの場所から離れるのだが、戻ってこない。ジャンは失踪したのである。果たして彼は生きているのか、それとも・・・。

 マリーを演じたシャーロット・ランプリングが60歳近いにもかかわらず見事なスタイルをしているのに対して、その夫役のブリュノ・クレメールというおっさんはどうしようもないデブ。その対比が印象的。デブ専の美女と醜く肥えた夫の夫婦、みたいな。マリーの方がジャンに惚れてる感じなんですね。年とったらマリーとジャンの夫婦みたいに、海のある町に別荘を所有してのんびりと過ごしたいなんて思わせるんだけど、ジャンはそんな理想的とも思える生活にうんざりしていたみたいで、物語の冒頭からあまり元気がない。マリーは夫とセックスがしたそうなのだけど、ジャンは妻がベッドに入ってくると読んでいた本を閉じて寝てしまう。ジャンの心には闇があったんでしょうね。

 ジャンがいなくなってからのマリーはもの凄く変で、どう考えても海で水死したとしか考えられないのに、周囲の人に対して夫が生きているかのように振る舞う。友人に精神科に行ってはどうかと勧められるんだけど、自分は平常だと言い張る。でも全然平常じゃなくて、浪費したり家にいもしない夫のためにネクタイを買ったりする。若い頃は学問で大きなことを成し遂げたいと野望を抱いていたんだけど、ジャンと会ったことで夫婦の生活を最優先にするようになったわけなんですね。しかも子供がいなかった。生活のかなりの部分をジャンのために割いていたので、ジャンを失った現実をマリーは受け入れることが出来ないのです。

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