| @散財

先日買った Weber コンパクトケトル の感想。

ワンタッチケトルと勘違いしてコンパクトグリルの方を購入してしまっていた。

簡単なバーベキューをする分には問題ないが、グリルの深さが浅いため空気の量が不足し、温度はあまり上がらないみたい。ステーキ肉を焼いてみた限りだと火力に不足はなかったが、コストコで売ってるような巨大な塊肉をローストするのには向かないっぽい。

見た目に関しても、リンゴのような丸みのワンタッチケトルの方がエレガントに見える。近所のバーベキュー屋や金持ちの家にあるのはそれで、買ったけど何かださいなぁ、思ってたのと違うなぁと感じてたけど、似た別の製品を買っていたということだった。

加えてなによりも大きいのが灰を掻き出すシステムの違いだ。こちらは排出フィンの取っ手が本体下部に付いているため、開け閉め時に耐熱手袋をつけなければならない(初めて使ったとき勝手がわからず手を火傷してしまった)。ワンタッチケトルの方は長さのあるレバーが付いていて素手でもフィンの切り替えができる。便利極まりなさそう。

さらにフィンの形状がコンパクトケトルに比べてより積極的に灰を掻き出すような構造になっており、ただ穴が開いたり閉じたりするだけのコンパクトケトルとは構造が異なる。穴が空いているだけだと底に溜まった灰を掻き出すことが難しい。掻き出し機構とセットになっているフィンは相当便利だと思う。

コンパクトグリルは名称にコンパクトと付いているが結構大きく保存場所はとるし、組み立ててしまった後では解体は難しくキャンプに持ち出せるようなメリットもない。値段もほとんど差がないのでどうせ買うならワンタッチケトルの方がよいと思う。自分はヨドバシでワンタッチケトルより少し安く売られているためコンパクトケトルを買ってしまったけど、 Amazon だったらワンタッチケトルでも同じくらいの値段で買える。

| @Mac/iPhone

アウトライン・プロセッシング入門を読んだ

『アウトライン・プロセッシング入門』という本を読んでみたら意外とよかったのでアウトラインとアウトライナーについて思っていることを書きます。

読んだきっかけ

WorkFlowy というアウトライナーについて調べてたらよく紹介されていたので読んでみた。 WorkFlowy というのはウェブベースのアウトライナー。 Google で「 WorkFlowy 」で検索すると Evernote でライフハックしまくりお父さんみたいな人たちが群生してる様子が観察できる。犬のえさやりタスクや子どもを公園で遊ばせる予定などをどうやってクラウドで管理するかみたいなことをアツく語っている。

良かったところ

アウトライナーの使い方を見直した。最近の自分のアウトライナーの使い方は間違っていた。

アウトライナーとは

文章の概要・目次を書くために使うものというのが一般的な理解。文章を箇条書きにして書くことができる。箇条書きにした内容を入れ子にしたり、順番を並べ替えたりできる。しかし概要や目次の作成だけにアウトライナーを使うのはもったいない、というのが本書の趣旨。

自分のアウトライナーの使い方

以前はよくアウトライナーを利用していたが、最近はあまり使わなくなってしまった。暇だったためブログの記事を書くのに時間を割くことができたので、アウトライナーで入念に内容を練ってから書くようなことをしていた。ブログに投稿する直前までアウトライナーで書いていたので、書きながらつながりのおかしいところがあると文章を入れ替えたり見出しを付け替えたりが楽だった。

最近

職業プログラマーになって Vim を使うようになり、 Vim で書くのが一番速く書けるようになった。何でも Vim で書くようになり、アウトライナーは最初のアウトラインを考えるときだけ使うようになった。このようなスタイルではアウトラインが最初に固定されてしまい、つながりが不自然なところがあってもそのまま突き進むしかなく、文章を書いていて何とも言い表しようのない息苦しさがあった。1

アウトラインはどんどん変わっていくべき

アウトラインは決して不変なものではなく、文章を書いていてアウトラインが修正されていくのはよいことだといえる。アウトラインを修正しながら本文を書いて行くことができるのがアウトライナーのメリット。雑に書き出された断片的な内容を「シェイク」という過程で並び替え、論旨を整えていくプロセスが良い文章を書く上で重要。最初のアウトラインの作成にだけアウトライナーを使うのはアウトライナーのメリットを享受できずもったいない。アウトラインを先に作ってからの文章作成はウォータフォール型の開発に似ていると思う。アウトライナーで最初から最後まで書くのはアジャイル型の開発に似ている。小さく区切って作業を進め、こまめに振り返り、変化に対応することで良い成果物=読みやすい文章ができあがる。

アウトライナーで最初から最後まで書くことの問題点

アウトライナーで書けば万事オッケーかと言われるとそうとも限らない。書き終わった文書の管理が問題となる。

いま

memolist.vim で書いて Day One.app に保存している。 Terminal で grep するか Day One の検索窓で検索すると必ず目的のものにたどり着ける。

アウトライナーで文書作成

個々のファイルに内容が分断してしまう。こうなると検索しづらく、参照性が低い(「ファイルの壁」問題)。ただ一部のアウトライナーはこの問題に対応している(後述)。

アウトライナーで書いて Vim で Markdown 形式に整えて清書、 Day One に保存すれば検索できそうだが若干面倒くさい。しばらく頑張ってみる。

Mac で使えるアウトライナーいろいろ

Tree 2

個人的に一番よく使ってる。安くて機能シンプル。 iOS 版がないのがちょっと残念。

OmniOutliner

昔は OS にバンドルされてて、 .plist の拡張子のファイルを開こうとして勝手に立ち上がったりしてうざかった。最近の OmniOutliner は横にカラムを追加して Excel みたいな使い方できる。一見、地獄っぽい。Excel 方眼おじさんに OmniOutliner を与えると泣いて喜ぶかもしれない。

TaskPaper

実は TaskPaper はアウトライナーそのもの。タスクを書き出すという行為、アウトラインで考えを整理する行為に似てる。したがってよいタスク管理ソフトはアウトライナー的な側面を持つ。実際アウトライナーでタスク管理する人は多い。

MindNode

実はマインドマップも OPML (アウトラインプロセッサーの共通フォーマット)で書き出せるためアウトライナーとして使える。ミーティングなど大人数でブレインストーミングしながらアウトラインを作成するときは MindNode のようなマインドマップの方がよい。

WorkFlowy

WorkFlowy なら先述の「ファイルの壁」問題を解決してくれる。従来なら個々のファイルに分かれていたアウトラインを一つに統合し、個々の Node として扱う。ファイルは一つしかないので分断が起こらない。一つのアウトラインの中に自分のすべての思っていること・考えていることが保存される。

WorkFlowy は「ファイルの壁」を突破した使い方が出来るが、 SaaS なのでオンラインでないと使えない。飛行機の中などインターネットにつながらない場所でアウトライン書けない。完全ローカルで使える買い切り型の WorkFlowy があったら最高2。オフラインでも使えるインストール型のアプリの方が動作が速くて快適なのは自明だ。アウトラインが増えてくると結構高い Pro プランにしないといけないのもつらい(月額 $4.99)。

なお以下のリンクから登録してもらえると僕とあなたの無料で使える WorkFlowy のアウトライン数上限が 250 個増えるので登録してやってもよいという方は是非よろしくお願いします 🙇🏻

まとめ

自分の文章の書き方、アウトライナーの使い方を見直した。文章作成の大半の部分をアウトライナーで行い、 Vim を使うのは文章の最終仕上げ段階だけにとどめたい。そうすることでつながりのおかしい文章や読みにくい文章を避けることができる。

『アウトライン・プロセッシング入門』は Kindle オーナーライブラリにあって無料で読めるので Amazon プライム会員の人は読んでみるといいかも。よい内容は最初の方に集約されています。

おまけ

このブログの記事でアウトライナーで割と最後まで書いてた文章の例。

  • 家を買ったので得られた知見を共有します
    • 最初は普通に書いていたが文章が冗長で読みにくさを感じたので文章のダイエット目的で箇条書きにしてアウトライナーで書き直した。
    • はてブで 2000 ブックマークくらい付いた。
    • 箇条書きのつながりが良く読みやすかったのかもしれない。
  • 糖質制限で脱デブ成功しました
    • ほとんど最後までアウトライナーで書いたが「シェイク」不足。
    • 文章が読みにくく、ほとんどブックマークされなかった。

  1. 天性の Vimmer は「シェイク」(後述)も Vim で出来るかもしれない。 

  2. Google Chrome 限定だけどオフラインで使える Chrome アプリもあるっぽい。WorkFlowy - Chrome ウェブストア 

| @散財

森井ゴンザレスさん(@morygonza1ez)が投稿した写真 -

家から近い海沿いの金持ちの家やバーベキュー屋に置いてある黒色で円形のバーベキューグリルが突如として欲しくなってしまい、勢いで買ってしまった。コストコで激安販売されているというネット上の情報を目撃して行ってみたけど今は売っていないみたいで買えず、コストコの店内からヨドバシのオンラインショップで購入。翌日届いた。あいにくの雨でまだ火入れできていない。一緒にスターター(チムニーというやたら可愛い商品名)も買った。なんか火起こしが劇的に楽になるやつらしい。コストコで豆炭も大量購入しておいたのでバーベキューやるのが楽しみ。ただグリルを買うので散財してしまったのでバーベキューやるにしてもしばらくは肉なしかな…。

| @料理/食事

ローストビーフ

最近ほとんど毎週ローストビーフ作って食べてる。近所に激安スーパーのルミエールという店があって、オーストラリア産の牛もも肉が150円/100gくらいで売ってる。めっちゃ安い。

オーストラリア産の牛肉は脂身が少なくてさしとか皆無なので普通に焼いて食べるには固すぎるけど、ローストビーフのような真ん中はレアの状態で、かつうすーくスライスして食べるのにはちょうどよい。

前もローストビーフについての記事書いてるけど(ローストビーフうまい)、最近知見がたまって味が安定してきたので改めて書いておく。

材料

  • 牛もも肉ブロック
  • こしょう
  • にんにく
  • 国産牛の牛脂(あれば)
  • 赤ワイン(あれば)

道具

大体以下がそろってるとよい。

  • パン切り包丁
  • 鉄のフライパン
  • 250℃で焼けるオーブン

手順

  1. 肉を買ってきて塩とこしょうをすり込み、スライスしたにんにくをはっつけてラップでくるんで冷蔵庫で1時間くらい寝かせる
    • 塩はちょっと引くくらい振った方がよい
  2. 冷蔵庫から取り出して鉄のフライパンを熱し、白い煙が出てくるくらいまで温まったら油をひいて一気に焼く
    • テフロンでこれやると多分すぐフライパンがダメになる
  3. 表面すべてに焼き色がついたら赤ワインかける
    • 赤ワインなければ省略してもよい
  4. ワインの水気がなくなったら火から離す
  5. オーブンに入れて 250 ℃で 16 分くらい焼く
  6. オーブンから取り出してすぐには切らずに 10 分から 20 分くらいアルミホイルにくるんで休ませる
    • すぐに切ると肉汁が出できてダメ

これで大体完成。ソースとかは作ってもよいけど、わさび醤油とかで十分うまい。テキトーな焼肉のタレでもよい。

CHANGES

前書いたやり方では下準備のときにニンニクをすりおろして肉に揉み込んでたけど、ニンニクは焦げつくのでフライパンで焼くときによくないことが判明してすり込むのやめた。スライスしてはっつけるくらいでよい。

ハーブ類もなくても良いことに気がついてやめた。畢竟するに我々は日本人なのだから、肉はわさび醤油で食べるのが一番うまい。わさび醤油で食べるときにハーブの香りは邪魔なのである。なくてよい。

また以前はオーブンを使ってなかったけど、オーブンを使わずに表面を焼くだけの作り方では中の方までなかなか火が通らず牛たたきみたいになってしまうのでオーブンを使うようになった。文明の利器は使うべきである。

番外編

バーベキューのときにローストビーフするのも良い。炭火で焼くと中の方までじんわり火が通って最高。↑の手順1のあと、バーベキューの網の上に載せて焼く。網焼きの場合は表面がちょっと焦げ気味になるくらいまで焼くとちょうど良い。いい焼き色になったらアルミホイルで包んで10分から20分くらい休ませる。赤ワインとかぶっかけなくても十分うまい。

薄切りしなければ顎が崩壊

切り分けるときにはパン切り包丁が最高。普通の包丁ではうすーく切ることが出来ない。ローストビーフのうまさは肉の薄さで構成される部分が 5 割くらいあると思う。特にオーストラリア産牛のもも肉のような赤身の中の赤身といえるような脂がほとんどない硬い肉は、薄くないと顎が疲れるだけで食べられたものではない。ローストビーフ用専用包丁もあるっぽいけど高いのでうちはイオンで買った1500円くらいのパン切り包丁使ってる。パンも切れて便利。

焼肉に行くと安いところでも一人3000円くらいは絶対かかるし、お酒飲んだら5000円とか軽く飛んでいくと思う。しかも出てくる肉は合成肉みたいなやつ。それだったら安い肉買ってきて自分で焼くのが良いと思う。とても満足感がある。

追記

記事を書いたあとに調べてみたら、肉に塩を振ってから時間をおくのはダメっぽい。肉は焼く直前に塩を振らないと水分が抜けて固くなってしまうそう。加えて焼く少し前に冷蔵庫から取り出して室温に戻さないとダメっぽい。なのでにんにくのスライスをはっつけつつ室温に戻して、塩とこしょうは焼く直前に振るのが正解だった。

| @WWW

The Old Reader

Google Reader 死んだ後、 The Old Reader 使ってる。 Feedly は高すぎてとてもじゃないけど使えなかった。無料で使うという手もあるけど、自分にとってフィードリーダーは気になるブログを放り込んどいて斜め読みし、後からおぼろげな記憶を頼りにキーワード検索して情報にアクセスする場所なので、全文検索できなかったら意味なかった。なので当然有料プランを利用することになる。

The Old Reader のプレミアムアカウントは安くて、初年度は年間 10 ドルで使える。見た目もスッキリしていてその名の通り古き良き Google Reader を彷彿とさせる。前 Feedly をちょっと試したときは UI がリッチすぎて重く使いたいという気にさせられなかった。このくらいシンプルな方がフィードのコンテンツを読むという用途には向いてると思う。購読対象のブログの UI がリッチすぎるので中身だけ手っ取り早く読みたくてフィードリーダーを使っているのだから、フィードリーダー自体の UI がリッチになっていったら本末転倒感ある。少なくとも自分にとっては。

The Old Reader はフィードの更新間隔がクソで、プレミアムアカウントのユーザーが登録しているフィードは 30 分おきにフィードをフェッチするとあるんだけど、全然そんなことなくて、平気で 4 時間遅れたりする。偏りがあって、頻繁に更新されるブログのフィードは頻繁にチェックされるけど、頻繁に更新されないブログのフィードはあまりチェックされないみたい。クローラーのつくりとしては正しいのかもだけど、利用者としては不満が残るなぁ。

| @料理/食事

Low Carbohydonate.jpg

糖質制限したら早死にするとかいろいろ情報ある1けど、個人的には肥満脱して体調良くなってきたので得られた知見を共有します。

きっかけ

年末から年始にかけてしてたら、めっちゃのど渇いておしっこ行きたくなる症状出るようになった。

  • これはひょっとしてと思ってググったら糖尿病の症状とあった。
    • 空腹時血糖値、 Hb1Ac の値は正常範囲。
    • 尿糖検査紙買って食後の尿糖計ってみたけどセーフ。
  • しかし34歳で糖尿病になったら洒落ならないと思って、年明けから糖質制限っぽいことをやりはじめた。
    • 糖質さえ摂らなければ血糖値は上がらず膵臓は疲弊しない。

食事

炭水化物

基本的に食べない。

  • 米食べない
  • パン食べない
  • 麺食べない
  • 芋食べない
  • 果物は少し食べる
    • ただしバナナはデンプン質が多いので食べない

野菜

  • ローストビーフ
  • 唐揚げ
    • 衣は糖質だけど唐揚げの衣程度の糖質は気にしなくてよいそう
    • ただし食い過ぎはダメっぽい
    • 天ぷらの衣は NG

大豆

  • 豆腐
  • 厚揚げ
    • 糖質制限は脂肪は気にしなくてよいので厚揚げ食べまくった。豆腐に比べてボリューム感があり満足感得られる
  • 納豆
    • 一日二パックくらい食べてる
    • 九州の納豆はタレが甘いのでタレの糖質に注意がいる

  • ビールは少し飲む
    • ビールの糖質は 2.8g/100ml でそんなに多くない
  • 糖質のない酒は普通に飲む
    • 糖質ゼロの第三のビール
    • ウィスキー
    • 焼酎

その他

  • 牛乳とヨーグルトは糖質(乳糖)そこそこ入ってるので気をつけて摂取する
  • チーズとバターは OK 牧場
  • 最近は朝食代わりにシリコンバレー汁飲んでる。2
  • 小腹が空いたらミックスナッツを食べる。

炭水化物を避けて腹いっぱいになるまで食べても、食い過ぎて苦しいという感じにならない。食べ過ぎたと感じても割にすぐお腹の張りがなくなる。

体の変化

体重減ったこと以外にもいろいろ体に変化が起こって興味深かった。

体重減った

  • -6kg くらい
  • BMI が 25 未満になって肥満から普通体重になった

脂っぽさなくなった

  • 毎日夕方頃になると顔が脂でべろべろになって自分の脂の臭いが気になってたのがあまり気にならなくなった
  • 自分の洗濯物、洗っても脂っぽい臭い残ってたのが臭いしなくなった

食欲減った

  • 昼前とか夕方頃にあった強い空腹感なくなった
    • 時間になったので食べるかという感じ
  • 空腹の状態が続いてもつらくなくて、軽度の空腹状態を心地よいと感じるようになった
  • 沢山食べなくても満腹感得られるようになった

眠り

  • 初めてすぐの頃
    • 夜 12 時くらいに寝て朝 5 時半頃目が覚めて睡眠時間短くなった
    • ただ朝起きるのはつらくない
    • もっと寝たいという感じがなくなった
  • 最近(糖質制限8週間くらい)
    • よく眠れるようになった
    • 睡眠時間は 6 ~ 7 時間くらい
  • 昼食後に眠くならなくなった
    • 糖質とらないせいで血糖値の乱高下がなくなったせい
    • 全般的にいつも頭がすっきりしてる感じがする

うんこ

  • 便秘傾向
    • 回数・量減った
    • 固くなった
    • 糖質制限始めて最初の頃、切れなくて長いの何度か出てビビった。多分宿便
    • お腹弱くて結構簡単に下痢してたのが全く下痢しなくなった
  • おならがよく出るようになった
    • 肉ばっかり食ってるとおならがくさくなると言われるけど前と変わらない感じがある

味覚

  • 主食を摂らずおかずばかり食べる生活なので、塩味が濃い物をキツいと感じるようになった
  • 味覚が鋭くなって、食材のおいしさみたいなのをびんびん感じるようになった。
    • 以前うまいと思わなかったスーパードライをうまいと感じるようになった。

高脂血症治った

  • 肉とか脂もの食べまくってるのに血液中の中性脂肪が多い高脂血症が治った
    • 当分糖質減らしたせい
    • 中性脂肪は血糖値が上がった後に出るインスリンによって糖分から脂肪に変えられる。(人間の体が使わなかった糖分を体に蓄えるメカニズム)

脂肪肝治った

  • 肝機能改善しまくりwww
  • 酒に強くなった(多分肝機能改善してるおかげ)

金と時間

雑に食事済ませられなくなって、食事の準備に時間がかかるようになり食費も増えた。

金かかる

  • 炭水化物安い。肉も魚も野菜も高い
  • スーパーの総菜量り売りとかだと糖質避けて食べられるけど高い
  • 糖質制限してる人の間食としてミックスナッツやチーズがあるけどどれも高い
    • いまはほとんど主食代わりにミックスナッツ食べてて、外食してないのに昼食の食費が 1000 円とかしてしまう

手軽に食事できない

  • 朝からトーストやコーンフレークを食べられない
  • コンビニでおにぎりや総菜パンを買って食べることができない

骨休め

糖質制限ばかりしてたら気が狂いそうになるので、たまにはルールを緩めてやってる。

  • 昼に人と外で食事するときは妥協して糖質とってる
  • 一週間に一回、日曜日だけ糖質食べて良いことにしてて、その時の多幸感ハンパない

まとめ

Pros

  • 糖尿病の予防になる
  • 痩せられる
  • 眠気や体臭減少など体質変わる(花粉症の症状軽くなる人もいるっぽい3

Cons

  • 金かかる
  • 時間かかる
  • みんなと仲良く和気藹々と外食できなくなる

おすすめの情報源

なお江部氏の本、いっぱい出てるけど一番安い以下を一冊読めばそれで十分だと思う。糖質制限で痩せる仕組みや血糖値と糖尿病についてなど一通り学べる。


  1. ちなみにこれはガセ情報多いっぽい(ドクター江部の糖尿病徒然日記  朝日新聞記事、「糖質制限ダイエット、長期は危険?」に反論) 

  2. なお例の本は個人の体験を一般化してて科学的でないと思うので信じてはいけないと思う。個人の日記レベル。つまりこのブログと同じ。(http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-3550.html#comment31238) 

  3. 「花粉症の人の60%は糖質制限で軽症化する」というデータ 

| @Mac/iPhone

この記事はできる! Mac OS X アドベントカレンダー 20 日目の記事でしたが遅れて書いています。遅れてすみません。


Soulver and Calca

テキストを入力するためのソフトはいま色々ある。プログラミング向けのエディターとしては Emacs と Vim に加えて最近では SublimeText や GitHub の Atom なんかもある。ただ Mac にはプログラミング用途ではないけど面白い文章を書くためのソフトがあるので紹介します。今日は計算について特化したテキストエディターについてです。ちなみに一個前に FoldingText というエディターについて書きましたのでよろしければそちらもご覧ください。

パソコンでも紙に書くように計算したい

パソコンでもチラシの裏なんかみたいに計算過程を残しながら計算したいと思うことはないだろうか。自分はある。最近はパソコンや携帯電話に電卓機能がついていて計算ができる。しかし電卓では計算を行ってしまって答えを出すと計算の過程を見ることが出来ない。一部のパラメーターを変更して計算し直したいと思うことはないだろうか。

一足 300 円の靴下を 3 足買ったら => 900円
400 円の靴下だったら?(計算し直し)

複雑な計算だったりするとこういうのうんざりしてくる。計算の過程をあとからふりかえることが出来る状態でパソコンで計算できれば素晴らしい。

そんなのを実現してくれるのが Soulver と Calca だ。この二つのソフトはテキストエディタと計算機の中間に位置するようなソフトだ。

自動車ローンなんかの計算をしていて自動車本体と別に購入時の諸費用がいろいろかかって最終的にいくらになるか、みたいな計算をするとき、いちいち表計算ソフトに数字をいれていくのはだるい。チラシの裏で筆算を行った方が早いのではないかと思うことがある。

この手のソフトは自分が知っている限り二つある。一つは Soulver というやつで、こっちの方が多分メジャーで取っつきやすい。しかし高い。もう一つは Calca というもので、こちらの方はより理系向けっぽい機能が充実してる。そして安い。

Soulver

Soulver の良いところ

  • 見た目が Mac っぽい
  • 自動的に足し算する
  • 文章から数字要素を空気読んで抜き出して計算してくれる

Soulver の残念なところ

  • Markdown で書けない
  • 独自定義の関数が使えない
  • コピペしたときに計算結果がコピーされない

Markdown で書けないのが残念だ。また式を関数として定義できないので、式の使い回しが出来ない。場合によっては似たような計算式を何度も羅列しないといけなくなる。加えて計算結果が文字情報として残らないので、コピー&ペーストで計算結果を別のところに移したいときに使えないのが不便だ。

Calca

Calca の良いところ

  • 独自関数を定義できる
  • 変数の遅延評価ができる
  • 単位が自動認識される
  • Markdown で書ける
  • 計算結果をコピペできる
  • グラフが描ける!

独自関数を定義できる

独自の関数を定義できる。式を使い回せるので DRY に計算できる。

変数の遅延評価ができる

変数の遅延評価ができる。先に計算式を定義して後から変数を定義するやつ。 Soulver にはこれができないのが結構痛い。

単位が自動認識される

Soulver は単位を事前に登録しないといけない。例えば「本」のような単位はユーザーが事前に登録すれば解釈できるがそうでなければ Soulver は文字列として処理する。Calca は数字のあとにそれっぽい文字列がくっついてると自動的に単位として解釈して計算してくれる。いきなり「3本 * 3」と打つと「9本」と単位つきで答えを出してくれる。

Markdown で書ける

独自の拡張子を持たず Markdown 文書として書けるので日頃から Markdown を使い慣れてる人には大変使いやすい。保存時も .md などプレーンテキストとして保存できるので他の人と共有もしやすい。

計算結果をコピペできる

計算結果が文章内に表示されるので、計算内容をコピペするときに便利。

calculateBMI(weight, height) = (weight in kg) / (height in m)^2

calculateBMI(75kg, 172cm) => 25.3515 kg/m^2

グラフが描ける

2時間半停めたら 500 円だとわかる

理系の人が研究とかしながらメモを取っていくときには便利かもしれないけど、一般人にはいまいちメリットがない気もする…。

Calca の残念なところ

  • 文章中の数字を計算してくれない
  • 計算するときにいちいち式の後ろに => を入力しないといけない
  • デザインがいまいち

文章中に混ぜた数字を賢く計算してくれない

式は式として書かねばならず、文章中に数字を混ぜとくと自動的に計算してくれるような機能はない。

計算するときにいちいち式の後ろに => を入力しないといけない。

これも少しの手間だがわりあい面倒くさい。しかしおかげで計算結果が文章中に表示されるので、コピペで計算内容をほかの場所にコピーするときには便利。

デザインがいまいち

Calca は技術者向けなためか装飾が最低限だった。ソフトは使ったときの心地よさとか自分との相性が大事だと思う。 Soulver の方が心地よく感じられる。

結論

Calca は高機能だけど、理科系で研究とかをやってて複雑な数式を入力する機会がある人以外には用途が少ない気がする。またぶっちゃけるとプログラム書くみたいな感じで計算やるんだったら、 Ruby で irb 起動してやるのでも十分だったりする。プログラマーが好きそうで実はプログラマーだったらコード書いて計算させてしまって利用する機会がなかったりとかそんな感じ。

というわけで僕は毎月 Soulver で金の支払いの計算とかをしています。おすすめです。

おまけ

Mac の話ではなくて申し訳ないのですが、便利な使い方としては、 iPhone 版の Soulver をインストールしておくと回転寿司に行ったときの計算が劇的に楽です。こんな感じ。

Soulver for iPhone in 回転寿司