| @旅行/散歩

平戸

去年( 2019 年)の年末、今年行ったところアドベントカレンダーに登録したが、いろんなアドベントカレンダーに登録しすぎて記事を書くことができなかった。 11 月に入って 2020 年のアドベントカレンダーの募集が始まったみたいなので、今年のシーズンが始まる前に去年のやり残しを片付けておきたくなった。ということで 11 ヶ月遅れで「今年行ったところ」です。


2019 年に行ったところでは 10 月に訪れた平戸が一番心に残っている。このときは平戸を訪れることが目的だったのではなく、平戸の手前、旧田平町にある中瀬草原キャンプ場1でのキャンプが目的で、キャンプに行ったついでで平戸の街に偶発的に立ち寄った。昼過ぎにテントを片付けて腹が減っていたし、このまま帰るのはもったいない(福岡から平戸までは車で 3 時間近くかかり、一泊キャンプしただけで帰るのはガソリン代や移動時間のコストパフォーマンスが悪い)と思われ、気まぐれで訪れたにもかかわらず、平戸の街は強く印象に残っている。

平戸大橋

平戸は島であり、平戸に入るには平戸大橋を渡る必要がある。平戸大橋の下には田平港があって、昔は船で海を渡っていたようだ。平戸を訪れたあとに読んだ司馬遼太郎の『街道をゆく 肥前の諸街道』では渡し船に乗っていた。

平戸の街に入り、平戸港交流広場に車を停めた。 2 時間までは駐車料金が無料だった。ここは港であると同時に観光案内所(とても綺麗なトイレがある)でもあり、観光スポット情報を集めた。

平戸にはオランダ商館(オランダ商館の跡地に建物が復元され資料館になっている)と松浦歴史資料館(旧平戸藩主まつ2から寄贈された松浦氏の私邸を資料館に改装したもの)、ザビエル記念教会がある。時間的に遅く全部回ることはできなそうだったので、まずはザビエル記念教会、その後オランダ商館に行くことにした。

平戸城

ザビエル記念教会

ザビエル記念教会は丘の上に建っている。おもしろいことにこの教会に辿り着くまでの坂道にはお寺がたくさん建っており、寺町を通り抜けて坂を登り切ると教会が建っているという不思議な空間になっている。教会からは竹林越しに平戸城が見える。

ザビエル記念教会

ザビエル記念教会

教会のすぐ下はお寺

教会のあとは平戸の街を通り抜け、オランダ商館を訪れた。

アンティークショップ

オランダ商館

オランダ商館

オランダ商館は復元された建物だ。平戸が貿易港として栄えていた頃に商館は作られたが、 1640 年に幕府の意向により貿易はすべて長崎の出島に集約されることになり、商館は破壊された。破風に西暦の年が書かれていることをキリスト教に警戒感の強い幕府から咎められたと言われているが、多分こじつけで、貿易の果実を松浦氏に独占させたくなかったのかもしれない。長崎ならば天領で、貿易の利益を幕府のものにすることができる。

商館には帆船の模型や松浦家が所有していた西洋の甲冑のほか、オランダ商館の家財や、当時貿易されていた品(器や香辛料など)が展示されている。商館の建物自体の構造も解説されていて、木造建築技術しかなかった 400 年前にいかにして貿易品を貯蔵するための巨大な貯蔵庫を建築したのかや、二階の窓から物品を積み下ろしするための巻上機(リフト)の構造を知ることができる。またオランダ人と結婚した日本人や、オランダ人との間に生まれた子どもがインドネシアに追放され、ジャカルタから「日本が恋しい」と綴って日本に送った手紙(ジャガタラ文)の展示もある。

オランダ商館の帆船模型

オランダ商館の帆船模型

松浦家に伝わる西洋の甲冑

荷物をリフトアップするための巻上機

商館は平戸瀬戸を見渡せる町外れにあり、平戸城や平戸の街を一望できる。平戸大橋も綺麗に見える。

オランダ商館から見る平戸城

オランダ商館から平戸瀬戸と平戸大橋

商館近くには荷物の積み下ろしに使われていた埠頭が残っている。埠頭といっても簡易な石造の階段で、こんな小さな石段を介して歴史を動かす交易が行われていたのかと思うと感慨深かった。

写真左下の石段がオランダ埠頭

商館自体は復元された建物だが、商館および商館員たちが暮らした居留地と市街の間には漆喰塗りの壁が現存している。オランダ塀と呼ばれていて、防火や市民の視線を避けるために作られていたものらしい。

オランダ塀

長崎の出島同様、オランダ商館は市街から隔絶されていたのかもしれない。長崎の街もだいぶコンパクトだが、平戸はさらに街が狭く、平戸城はもちろんのこと、町中の至る高台から商館を見ることができる。街がコンパクトなため、壁で隔てられていても完全に隔絶されているわけではない。商館と平戸の街との一体感のようなものを感じた。きっとそれは江戸初期も同じだっただろう。今日訪れてみても、長崎以上に異文化がすぐ隣にあったことを感じとれる街だと思う。

街並み

ちょうどこの日は平戸くんち最終日だったようだ。昼間は少々観光客がいたのかもしれないが、夕方になると街はがらんとしていた。平戸は福岡から遠いため、観光客の引きも早いのだろう。日本海側ということもあって、日が傾くとなんとも言えない寂しさが際立った。

街並みは木造建築を主として歴史的景観を保とうという努力が感じられる。信州の中山道沿いの宿場町のような雰囲気がある。おくんち期間中だったのでどこの家も松浦家の家紋ののれんを掲げていた。長崎も同様におくんちの期間にはのれんを掲げるが、支配者の家紋ではなく自家の家紋入りののれんを掲げる。また長崎は一部木造建築の建物もあるが、大多数は近代的なコンクリート造や鉄骨造の建物3で、歴史的な景観というのはほとんど見られない。その点で長崎生まれの嫁さんは平戸の街の景観に感銘を受けていた。

平戸の街並み

平戸の街並み

平戸の街並み

平戸の街並み

感想

正味の滞在時間が 3 時間くらいしかなく、ほんのちょっとしかいられなかったが、平戸はとても味わい深い街だと思った。オランダ、ポルトガルとの交易の歴史では長崎の陰に隠れがちだが、最初にポルトガル船が往来するようになったのは平戸だし、オランダとの交易を最初に始めたのも平戸だった。その前の時代には松浦党や倭寇の歴史もある。世界史で習う台湾の偉人の鄭成功は平戸生まれで母親は平戸の人だ。隠れキリシタンの歴史もある。キリシタン関係でも長崎市が注目を集めがちだが、江戸期に隠れキリシタンとして信仰を続けたのは五島や平戸の人たちだった。歴史のほかにも、海の美しさが挙げられる。平戸西部にある人津久海水浴場や根獅子の浜海水浴場は沖縄の海と見まごうばかりの美しさだ。

九州に住んでいてまだ平戸を訪れたことがない人は是非一度訪ねてみて欲しい。九州の日本海・東シナ海側には南国のイメージと違った、独特の雰囲気がある。 2016 年の「今年行った場所」で書いた唐津とセットで行ってみることをおすすめします。


  1. 去年利用したときは無料だったが、 2020 年の春から有料化されていている。料金は高め。持ち込みテントで 4,500 円、タープも別料金を取られるみたい。これでは利用する人減りそう。 https://nakazekamp.com 

  2. 松浦氏は中世の海賊・水軍松浦党の子孫。海賊が最終的には戦国大名になった。 

  3. 原爆で焼けたからではと思う人もいるかもしれないが、長崎で原爆が投下されたのは市北部の浦上のあたりで、室町時代から幕末にかけて貿易で栄えた長崎の中心部は原爆で大きな被害を受けておらず、歴史的な街並みを残そうと思えば残せたのに残さなかった、というのが長崎の実情。 

| @ブログ

インデックスページをいじって各カテゴリーの最新記事 4 件を配置するようにしてみた。最近の個人サイト復興ブームでみなさんインデックスページを工夫されているのを見ていて真似したくなってやった。

カテゴリーごとに最新記事 4 件を表示

昔ながらのブログだとインデックスページというのは最新の記事 10 件くらいが表示されていて、「次へ」を押すと古い記事が出てくるという構成になっている。以前のこのブログもそうだった。

しかし自分自身が他人のブログで「次へ」を押して次々に記事を読んでいくということをやった記憶がほとんどない。自分のブログでだって何か目的があって特定のキーワードで検索したあとに引っかかった記事を読むという感じなので、時系列に本文とセットで記事が 10 件ずつ表示される UI というのは意味をなしていないと思った。そもそもインデックスという名称なのに最近の記事数件しか表示していないのはおかしい。インデックスというからにはすべての記事の目次になるべきだ。

このブログはカテゴリーがあるので、サイトマップを作るとするとこんな感じになると思う。

+----------+        +------------+        +-----------+
|          |        |            |        |           |
|   Blog   +---+--->+  Category  +------->+   Entry   |
|          |   |    |            |        |           |
+----------+   |    +------------+        +-----------+
               |
               |
               |    +------------+        +-----------+
               |    |            |        |           |
               +--->+  Category  +---+--->+   Entry   |
                    |            |   |    |           |
                    +------------+   |    +-----------+
                                     |
                                     |
                                     |    +-----------+
                                     |    |           |
                                     +--->+   Entry   |
                                     |    |           |
                                     |    +-----------+
                                     |
                                     |
                                     |    +-----------+
                                     |    |           |
                                     +--->+   Entry   |
                                          |           |
                                          +-----------+

第一階層がインデックスページで、第二階層がカテゴリートップ、そして各記事がある。なのでインデックスページは二階層目の一覧ページになっているのが望ましいはずだ。しかし伝統的なブログはカテゴリーという記事をまとめる概念がありつつも、インデックスページから各記事ページへ直接遷移するのが主な導線だった。常に最新の記事が時系列順に並んでいるだけでは味気ないし、常連の読者ではないコンテキストを知らない訪問者には不親切だろう。

しかも SNS の隆盛で個人のブログのインデックスページが参照される機会というのはとんとなくなってしまった。個人が書いたブログ記事は SNS 経由で読まれ、個別記事だけが読まれる。インデックスページやトップページが読まれることはほとんどない。 SNS でシェアされている URL をクリックして個別記事を読んで、それ以上そのブログのほかの記事を読むことなく離脱してしまう。前後のコンテキストは無視して、一つのコンテンツだけがつまみ食いされてしまう。そんな流れにあらがいたいと思った。

これまで関連記事を記事下に表示するなどやってきたが、気に入っていくつか記事を読んで「ホーム」( = インデックスページ)を訪れたユーザーがもう少しブログを深掘りしてみたくなるようにインデックスページを各カテゴリーの最新記事一覧とするようにしてみた。このブログは現在カテゴリーが 13 個あるので、それぞれから 4 件ずつ記事を取得すると 52 記事になる。全カテゴリーからまんべんなく 4 記事ずつ取得して表示するのは簡単なようで結構難しい。普通の SQL ではできない。 OR マッパーではまず無理だろう。

いろいろ調べてみた結果、 MySQL では GROUP_CONCAT というのが使えそうだった。以下のような SQL を書いた。

select entries.id
from entries
inner join (
  select
    category_id,
    GROUP_CONCAT(id order by created_at desc) as entry_ids,
    max(created_at) as last_created_at
  from entries
  where entries.draft = false
  group by category_id
) as grouped_entries
on grouped_entries.category_id = entries.category_id
and FIND_IN_SET(id, entry_ids) between 1 and 4
order by last_created_at desc, entries.id desc;

GROUP_CONCATFIND_IN_SET という関数を組み合わせることで、各カテゴリーから作成日の降順に記事を 4 件ずつ取得できた。このクエリでは記事 id のみ取得して、もう一回 DB に記事を取得するクエリを ActiveRecord で投げる。 ActiveRecord でクエリを組み立てるときは N+1 が起こらないように関連テーブルを JOIN する。

query = <<~SQL
  select entries.id
  from entries
  inner join (
    select
      category_id,
      group_concat(id order by created_at desc) as entry_ids,
      max(created_at) as last_created_at
    from entries
    where entries.draft = false
    group by category_id
  ) as grouped_entries
    on grouped_entries.category_id = entries.category_id
    and find_in_set(id, entry_ids) between 1 and 4
  inner join categories on categories.id = entries.category_id
  order by last_created_at desc, entries.id desc;
SQL
entry_ids = ActiveRecord::Base.connection.select_all(query).rows.flatten
entries = Entry.includes(:category, :user, :tags, :comments).where(id: entry_ids)

PostgreSQL のときに最初に取得した entry_ids の並び順通りに結果が受け取れるかは怪しいが、 MySQL の場合は一回目のクエリで取得した id 順に各レコードが ActiveRecord のクエリ結果として取得できた。あとはこれをカテゴリーごとにグルーピングして View でよろしくやれば良い。

なお各カテゴリーはカテゴリー内の最新の記事の作成日で降順ソートするようにしている。例えば現在のインデックスページの最下部には音楽カテゴリーがあるが、これは音楽についての記事を最後に書いたのが一年以上前だからだ。もしいま音楽の記事を書けば音楽カテゴリーがトップに浮上するようになっている。

見た目に関しては各カテゴリーの記事最新一件は大きなサイズで表示している。最も最近書かれた記事なのでより多く人の目に付いた方がよいだろうという考えだ。またすべての記事にサムネイルというか、アイキャッチ画像を表示するようにした。画像がない記事に関してはデフォルトのサイトアイコン画像を表示するようにしている。やっぱり視覚的に情報を捉えられるのは重要だ。画像がごちゃごちゃ表示されるのを嫌う人もいるかもしれないが、テキストだけでは人間の認知というのはどうしても追いつかない。

あわせて今回、インデックスページの冒頭部にこのサイトについての説明文を載せることにした。ながしまきょうさんr7kamura さんがやっているののパクりだ。伝統的なブログのインデックスページは初めて訪れた人のことを無視しすぎていたと思う。そのブログ自体について説明するページがあるブログは少ない。最初の記事でブログを始めた経緯みたいなことが書かれたきり、そのブログは何なのか、誰が書いているのかが書かれることは希だ。きちんとブログについての説明ページと著者についての説明ページがあっても、左右のサイドバーやトップのナビゲーションの端っこに押し込まれて見られることはない。これではいけないだろう。というわけでインデックスページの一番目立つ位置にブログと自分自身の簡単な紹介を入れた。

インデックスページトップに紹介文を表示

ブログはなぜ衰退したかを考えてみると、 Facebook や Twitter の隆盛はあるにせよ、ブログ自体に初めて訪れた人に読まれるための工夫が欠けていたのだと思う。誰も自分のブログの継続率を計測したりコホート分析したりはしない。読者が前後の記事を読んでいることを前提に書かれた記事やサイト構成では初めて訪れた人はどうやっても離脱してしまう。特に書き手が芸能人でもない一般人の場合はなおさらだ。誰も RSS フィードを購読していないし、ほとんどの読者は初めて訪れる人なのだから、そういう人たちが読んでブログのテーマや著者の人となりが分かる構成にしていかなければならないのだと思う。でないと SNS でたまにバズったときだけ読んでもらえる、ソーシャルメディアの肥やしにしかならない。

この新しいインデックスページが正解なのかどうかは分からないが、ブログ衰退の流れにあらがっていきたい。

| @散財

ウキグモ Light & ウンカイ Light & Hammock Trekking Tarp

一つ前に「キャンプもんなんてするもんじゃない」という趣旨の記事を書いたが、その記事を書いた日の午後に佐賀のキャンプ場までキャンプをしに行った。

池と月

家族はテントの中で寝たが、自分はハンモックで寝てみたいと思っていたので外で寝ることにした。 9 月の連休に久住のキャンプ場に行ったときはキャンプサイトが原っぱでちょうどいい感じの木が生えておらずハンモックを張れなかったので初めて実際のフィールドでハンモックを使うことになる。

ハンモックの中からの景色

ちなみに以前書いた記事ではウキグモ Light (ダウンハンモック)を買ったということは書いていたが、その後ヤフオクを物色していてトップキルト(ハンモック用掛け布団)のウンカイ Light が安く出品されているのを発見したのでサクッと落札した。これによりウキグモ Light とウンカイ Light 、 Exped Hammock Trekking Tarp (軽量タープ)のハンモック泊三種の神器がそろい、温かい低山であればいつでも野営できるようになった。

ハンモック泊三種の神器: ウンカイ Light 、ウキグモ Light 、 Exped Hammock Trekking Tarp

ウンカイ Light に関しては以下のブログが参考になる。

メーカーのアクシーズクインのページと GRiPS のブログも。

実際に張っている様子は以下。

三種の神器

キャンプ場の標高は 550m くらいで、ふもとの気温と標高差からこの日のキャンプ場の最低気温は 15 度前後だったと想像される。ウキグモ Light の快適使用温度は 15 度以上となっていて、またウンカイ Light とも組み合わせていたので条件的には問題ないはずだが、明け方に風が吹くと寒さで目が覚めてしまった。

9 月下旬の久住のキャンプで寒さ対策の必要性を痛感していたので今回は寝るとき用にスウェットパンツと厚手のセーターを着込んでいた。それでも風が吹くと背面が冷えた。 XERO SHOES のサンダルを履いていた都合上、足は裸足で靴下ははいていなかった。ウンカイ Light には足を突っ込めるフットボックスがあるが、それでも足下からも冷気が入り込んで足が冷えた。またウンカイ Light からはみ出している頭にも寒気を感じたので、一度ハンモックから這い出して薄手のウィンドシェルをセーターの上から着てフードを被ってハンモックに入り直した。そうすると随分寒さは軽減されたが、 5 時頃からキャンプ場に合宿に来ていた少年野球クラブの子ども達がわーわーと騒ぎ始め、またあたりが明るくなってきたことにより寝付けなくなってしまった。結局 3 時間しか寝られなかった。以下の学びを得た。

  • ハンモックは寒い。寝るときは厚着が必要。
  • トップキルトからはみ出る頭の部分や足が冷えるのでフードのある服かニットキャップが必要。靴下もはいておく。
  • ハンモック&タープでは外の影響をもろに受ける。周囲の音や日の出で目が覚めるので早寝早起きが快適。

ダウン入りハンモックなので九州の低山であれば真冬でも使えるのではと期待していたが、やはり山は寒い。この感じだとやはりウキグモ Light & ウンカイ Light は晩春から早秋にかけてしか使えない、夏用の寝具と捉えるしかない。どうしても冬場も使いたいなら、ブランケットで体をぐるぐる巻きにするか、ハンモックをまるごと覆ってしまうモグを検討するしかないだろう。

テントと寝袋を買いそろえると高い(テントが 5 万円、寝袋が 3 万円、マットが 1 万円くらいする)し重い(テント 1kg 、寝袋とマットで 1kg くらい)から、ハンモックなら軽いし安く宿泊装備がそろうはず、と思って揃えたハンモックシステムなので、これ以上何か買って本末転倒にならないように気をつけたい。

| @ブログ

blog.8-p.info の過去記事ページの真似をして、 Archive ページにタグを表示するようにしてみた。

Archive ページにタグを表示

タグはあまり使っていなかったのだけど、一覧で記事タイトルだけ並んだときその記事にどんな内容が書いてあるのかを把握するためにはタグが便利だなと思い直し、タグを表示させてみることにした。いくつか過去のタグが付いていない記事にタグを振ってもみた。

このブログは技術情報からポエム、日々の日記まで何でもありのごった煮ブログなので、カテゴリーによる情報分類には限界がある。現在 13 個のカテゴリーがあるが、記事数にバラツキがあり、情報分類としてあまり機能していない。カテゴリーの粒度をもっと荒くして緩い分類に変更し、そこから先はタグによって超細かくラベリングすると情報の分類としてはまともになるのではないかと思った。

いま、カテゴリーの内訳がこんな感じ。

- "雑談":303
- "技術/プログラミング":272
- "映画/ドラマ/テレビ":150
- "Mac/iPhone":134
- "WWW":113
- "散財":95
- "旅行/ハイキング":70
- "ブログ":69
- "音楽":63
- "読書":34
- "写真":32
- "料理/食事":31
- "労働":27

もっと緩い分類にして以下みたいな感じにするとよさそう。

- 雑記
- パソコン・インターネット
- 見た・読んだ・聞いた
- 出かけた・撮った・食べた

カテゴリーとタグの使い分けは 10 年以上前から悩んでいる気がする。

情報分類の手法でありつつコンテンツの内容そのものを指し示すものでもあるからだろう。インスタグラムで #ラーメン #からの #うどん とかやってる投稿を見るととても嫌な気持ちになるのだけど、そういうことがされるくらいにタグというものは不安定なもので、正しく使おうとか気負わず、もっと緩く使えばいいのかもしれない。

もう廃れてしまったが、フォークソノミーが勢いを取り戻して、情報の発信者ではなく受け取り側がコンテンツにタグ付けできるような世の中になるとおもしろいのかもしれない。

| @登山/ランニング

山頂でコーラ

8 月の最後の日曜日に脊振山から金山まで縦走した。 2 年前の糸島四座縦走(未遂)以来の長い日帰りソロハイクだった。歩いた距離は平坦地の距離も合わせて 21km 。くたくたに疲れて思わず山行中にコーラを 3 本飲んでしまった。

いつかは脊振山系全山縦走(福岡県と佐賀県を隔てる県境の山系で西端の十坊山から東端の基山まで 70km ある)をやってみたいと思っていたけど、今回脊振山・金山を縦走してみて自分は到底そのレベルに到達することはできないなと思った。脊振山から金山へ縦走していて、途中のところでくたくたに疲れて地面に座り込んで休憩してしまった。山ではがんがん登山するよりも、ほどよく休んでコーヒーいれて飲んだり、冷凍焼売を蒸して食べたりだとか、ピクニック + ハイキング的なものの方が自分の性分に合っている。

鬼ヶ鼻岩で焼売

帰りの交通機関の時間を気にしながらの登山は目的が達成できたときはうれしいが、ゆっくり写真を撮ったり食事したりすることができず少しせわしない。かといって車を使った登山をするのは負けた感じがするし、車を使わない縦走ならではの下山後の酒というご褒美がなくなってしまう。となるとある程度歩く登山の場合は日帰りではなく山に泊まることを考慮すべきなのかもしれない。

脊振山へのルートは沢が多くもみじが美しかった。新緑の季節や秋に訪れると最高だろう。

もみじの美しい谷

金山も山頂は眺望がイマイチと聞いていたが、脊振山・金山間の縦走路は稜線歩きの快適な道が多く、脊振山まで車で来て鬼ヶ鼻岩くらいまで歩いて引き返す、というような感じだと家族連れでも楽しめそう。

九州自然歩道

白砂の眺望の良い場所

鬼ヶ鼻岩からの景色

猟師岩山・金山間は歩く人が少ないのか笹藪が茂っているし、結構痩せ尾根があって万が一転倒すると簡単に落命しそう。

金山までの縦走路

予定では金山から花乱の滝コースで下山する予定だったが時間が押してしまい、バスの時間に余裕がある坊主ヶ滝ルートで下山することにした。

当初の予定ルート(花乱の滝方面から下山)

実際のルート(坊主ヶ滝方面から下山)

ただし坊主ヶ滝ルートは罠があって、登山口までの時間は確かに短いが、バス停まで 40 分程度舗装路を歩く必要があって結局バスに間に合わず、本数の多いバス停までさらに 1km 程度歩いた。疲れた体にはこたえた。

日暮れ後の田んぼ

バスで西新まで移動して、一人しめやかに祝杯を挙げた。ラーメン一杯 290 円の店で 1300 円くらいお金使った。

西新のラーメン屋で

| @料理/食事

コナ空港で食べたプルドポーク

ハワイに行ったときにハワイ島のコナ空港のビアスタンドでビールを飲みつつプルドポークを食べた。プルドポークの存在自体は Netflix のバーベキューの世界1とかを見て知ってはいたが食べたことはなかった。ハワイで食べてなかなか美味しかったので家で作ってみたいと思った。

先日コストコに行ったときに豚の塊肉を買えたので盆休みを使って作ってみることにした。

豚塊肉

まずは豚肉に塗るための粉を作る。クミンパウダー、パプリカパウダー、ガーリックパウダー、塩、黒糖を入れた。アメリカ流に作るなら黒糖ではなくブラウンシュガーだが、何となく黒糖を選んだ。またチリパウダーも入れるようだが子どもにも食べさせるのでチリパウダーは入れなかった。

スパイスミックス

作った粉を豚肉に満遍なく塗る。振りかけるのではなくスプーンでどばっとかけて手で塗りたくる。

スパイスミックスを塗った塊肉

その後バーベキューグリルに火を入れる。炭はグリル周辺に並べて、肉は真ん中に置く。炭の熱を直接肉に当てると火が強すぎる。オーブンで焼くのと同じで庫内の空気の熱で焼く。真ん中にはアルミ皿を置いて豚から滴り落ちる脂を受け止める。グリルの空気穴は閉じ気味にして温度が上がりすぎないようにする。

グリル内の炭の配置

焼き開始

この状態で 5 時間焼いてみた。多分、普通に食べられる程度に火は通っているが、プルドポークはフォークで裂けるくらいに柔らかくなくてはならない。帰省の予定があったのでこの辺で諦めて肉ごと実家に持って帰った。

焼き始めて 5 時間

実家で肉を切ってみるとやはりまだ火の通り具合がイマイチで、ここからさらにオーブンで低温で焼いてみた。 2 時間程度焼くと箸が肉の中にプスっと入るほどやわらかくなり、フォークで裂ける状態になった。

オーブンで再加熱

箸が肉にプスッと入る

フォークで裂ける肉

フォークで裂いた豚にはバーベキューソースや、スパイス粉の残りをかけて味を整える。バーベキューソースが手に入らないならとんかつソースでも良い。甘酸っぱい味が豚肉によく合う。

そのまま食べても旨いが、アメリカではハンバーガーのバンズに挟んで食べるみたいだ。レタスで包んでも美味しかった。

プルドポークバーガー

肉の調達から調理まで手間暇はかかるが、プルドポークは日本ではなかなか食べさせる店がないし、そもそもコロナで外食はしづらい状況なので豚の塊肉を調達して週末に調理してみるのも良いのではないでしょうか。お試しください。


  1. 残念ながらいまは配信終了して見られないようだ 

| @旅行/散歩

幣の浜

今年は 3 回海水浴に行った。毎年野北海岸というところに行っていたが、今年は芥屋にほど近いにぎの浜というところに行った。福岡の海にしては透明度が高く、晴れた日には水中を魚が泳いでいる様子を見ることができた。

幣の浜から見える火山

幣の浜は無料の駐車場があってサーフィンのメッカのようだった。晴れて波が穏やかな日は海水浴客も多いが、台風前の荒れた夕方なんかはサーファーの人たちでごった返す。

混雑したビーチ

ハワイのノースショアに行ったとき、子どもから大人まで誰もがサーフィンを楽しんでいたのが印象的だった。日本のビーチだと日焼けした茶髪のイケメンしかサーフィンしてはいけない感じがあると思う。ハワイでは中年の太ったおっさんやよぼよぼのじいさん、学校帰りの中学生っぽい子どもまでみんなが自転車や徒歩でサーフボードを運び、サーフィンしに来ていた。海の家や有料の駐車場なんかはなくて、道沿いの空いてるところに縦列駐車して誰もが自由に海で遊べるようになっていた。

塩釜跡

芥屋の幣の浜には日焼けした茶髪のイケメンだけではなく、普通の家族連れのお父さんや色白のお宅っぽい感じの男性、原付バイクで来た近所の大学生風の人など、典型的なサーファーのイメージと異なる人たちがサーフィンをしに来ていた。駐車場も無料で海の家の人からショバ代を取られることもなく自由だった。誰もが気軽に海で遊べる感じがハワイっぽいなと思った。

砂浜 Kindle

ただしハワイと違って弊の浜はゴミが多く、割れたガラス片などもあって危ない。ハワイは砂浜の至るところにゴミ箱が設置してあったし、ゴミを定期的に回収しに来る業者っぽい人もいて砂浜がとても綺麗だった。この点で言えば有料の海水浴場の方がある程度ゴミ拾いがされていて安全かもしれない。

幣の浜の夕暮れ