| @技術/プログラミング

MacVimでコピペできなくて(MacVim内のヤンクじゃなくて、他のアプリケーションでコピーしたもののペースト)困ってたんだけど(MacVimでコピペできないんですけど… | tech.portalshit.net)、できるようになりました。原因は mvim っていう、コマンドラインからMacVimを起動するためのシェルスクリプトだった。MacVim kaoriyaのWikiで紹介されてるやつ。

こいつ経由でMacVimを起動したときはどうも他のアプリケーションからのコピペがうまくいかないみたい。

同じくMacVim Kaoriya Wikiで紹介されている、MacVimを起動するコマンドをaliasで化したものを .zshrc に書いたところうまくコピペが機能した。

alias gvim='env LANG=ja_JP.UTF-8 open -a /Applications/MacVim.app "$@"'

同じ問題でお困りの方はお試しあれ。

追記

なんか違うっぽい。alias経由で呼び出してもダメなときはダメだもん。いったい何なんすかね。

| @労働

申し遅れましたが先月末からペパボで働いてます。Ruby on Railsで開発してます。社内IRCがあってVimやEmacs使ってる人がごろごろいて居心地いいです。前の会社よりも早く帰れるようになったのでNEETの頃みたいに毎日ブログ更新したいですね。以上、よろしくお願いいたします。

| @技術/プログラミング

LokkaをCMSに採用している ポータルシット はHerokuで動かしてたんだけど、Lokkaをカスタマイズして使っているためか、デプロイしてもApplication Errorばかり出るようになってしまった。ローカルのMacではうまくいくのに。一週間くらい直そうと努力してみたけど直りそうにないのでHerokuでの運用を諦めてさくらVPS上のUbuntuで運用することにした。すこぶる快適。

Herokuは確かに便利なんだけど、Herokuの中でどういう風にアプリケーションが動いているのかを把握しづらい。ファイルシステムに直接アクセスできないので、ログを見るにも heroku logs とかやんないといけない。

その点、自分で環境をいじれるサーバーだったらウェブアプリケーションのログはおろかシステムログまで見られるし、無理にHerokuで運用してHerokuで運用するために時間を割くのは馬鹿らしいような気がする。

| @技術/プログラミング

Jekyllを使いだしてから気がつくと一年経ってました。いろいろ便利に使えており気に入っております。

PygmentでコードをシンタックスハイライトしたりLSIで関連記事表示したりと結構手を入れてはいたんだけど、いわゆる世間の一般のブログにあるようなカテゴリ一覧表示機能と、カテゴリごとの記事アーカイブ機能がなくて、それを若干不便に思っておりました。

ググってみたところ、プログラマー向けなブログツールなだけあっていろんな方法が出てきました。以下そのまとめ。

カテゴリ一覧

JekyllのLiquid (テンプレート言語) には {{ "{{ sites.categories " }}}} みたいタグがあるんだけど、こいつが意図したとおりに動かない。普通のRuby使いの感覚からすると site.categories ってカテゴリを沢山持った配列になってそうな気がするんだけどこれが違う。

<ul>
{{ "{{ for category in sites.categories " }}}}
  <li>{{ "{{ category.name " }}}}</li>
{{ "{{ endfor " }}}}
</ul>

↑みたいな感じのコード書くと何も表示されない。 site.categoires はHashで、{ "カテゴリ名" => カテゴリ内の記事一覧 } みたいな構造になってる。LiquidでHashのキーを取りだす方法が分からず、どうにもこうにもいかなかったので他の人が作っているプラグインを利用することにした。

↑のファイルを JEKYLL_ROOT/_plugins にコピーする。(_plugins というディレクトリがなければ作る)。そんでテンプレートを変更する。↑のやつを↓みたいにする。

<ul>
{{ "{{ for category in sites.iterable.categories " }}}}
  <li>{{ "{{ category.name " }}}}</li>
{{ "{{ endfor " }}}}
</ul>

2行目のところが変更点です。これでカテゴリ一覧表示ができるようになる。

カテゴリごとの記事一覧

カテゴリごとの記事一覧を表示する方法だけど、こういうのを発見した。

ここの generate_categories.rb を使えばカテゴリ内の記事一覧を作成できる。こんな感じ。

これもさっきのと同じように、JEKYLL_ROOT/_plugins にファイルをコピーする。そんでLiquidテンプレートを書き換えるんだけど詳細はプラグイン内の記事をご確認くだしあ。

| @技術/プログラミング

Ruby 1.9.2-p290 がリリースされたので入れてみた。RVMで。

$ rvm install 1.9.2 --with-readline-dir=/usr/local #homebrewで入れたreadlineのパスを指定
$ rvm migrate ruby-1.9.2-p180 ruby-1.9.2-p290

migrate を実行したところ、警告が出ながらも次のような感じでマイグレーションは完了した。

$ rvm migrate ruby-1.9.2-p180 ruby-1.9.2-p290
Are you sure you wish to MOVE gems from ruby-1.9.2-p180 to ruby-1.9.2-p290?
This will overwrite existing gems in ruby-1.9.2-p290 and remove them from ruby-1.9.2-p180 (Y/n): Y
Moving gemsets...
Moving ruby-1.9.2-p180 to ruby-1.9.2-p290
Making gemset ruby-1.9.2-p290 pristine.
ERROR: Error running 'rvm gemset pristine' under ,
please read /usr/local/rvm/log//gemset.pristine.log
Moving ruby-1.9.2-p180@global to ruby-1.9.2-p290@global
Making gemset ruby-1.9.2-p290@global pristine.
ERROR: Error running 'rvm gemset pristine' under ,
please read /usr/local/rvm/log//gemset.pristine.log
Do you wish to move over aliases? (Y/n): Y
Do you wish to move over wrappers? (Y/n): Y
Do you also wish to completely remove ruby-1.9.2-p180 (inc. archive)? (Y/n): Y
Successfully migrated ruby-1.9.2-p180 to ruby-1.9.2-p290

一見、問題なく移行できたように思えるのだけど、この後rakeなどexecutableなgemをコマンドラインから実行すると以下のようなエラーが出る。

zsh: /usr/local/rvm/gems/ruby-1.9.2-p290/bin/rake: bad interpreter: /usr/local/rvm/rubies/ruby-1.9.2-p180/bin/ruby: no such file or directory
rake aborted!
No Rakefile found (looking for: rakefile, Rakefile, rakefile.rb, Rakefile.rb)
/usr/local/rvm/gems/ruby-1.9.2-p290/gems/rake-0.8.7/lib/rake.rb:2377:in `raw_load_rakefile'
(See full trace by running task with --trace)

shebangに書いてあるrubyのパスがmigrate時に削除した ruby-1.9.2-p180 なのが問題なわけだ。

正しい対処方法かどうかは自信がないが、Rubyでサクサクッとshebangを書き換えるやつを書いた。以下みたいなやつ。

#!/usr/bin/env ruby
#-*- coding: utf-8 -*-
require "fileutils"
# dir = File::dirname(__FILE__) + '/bin'
dir = "/usr/local/rvm/gems/ruby-1.9.2-p290/bin"
files = Dir::entries(dir)
files.each do |f|
unless f =~ /^\.+$/
FileUtils.mv("#{dir}/#{f}", "#{dir}/#{f}_backup")
target = File::open("#{dir}/#{f}", "w+")
result = []
File.open("#{dir}/#{f}_backup").each do |line|
if line =~ /^(.+p?)(?:1\d{2})(.+?\n)$/
line = $1 + "290" + $2
end
result << line
end
target.write(result.join(""))
target.close
FileUtils.chmod(0755, target)
end
end
view raw fix_shebang.rb hosted with ❤ by GitHub

こいつを実行してやるとshebangが正しく書き換わったexecutableなgemができる。万が一のためにbackupファイルを作るのでこれをzshで rm *_backup とかしてやるといいと思います。

と思ったけど、結局↑のRubyの入れ方はまずいみたいで、jekyllとかCライブラリに依存する系のgemが動かなくなってしまったので rvm implode してRVMをまるっと入れ替えた(20回くらいRubyをインストールしなおした)。次の記事にでも書きます…。

| @技術/プログラミング

ポータルシットをLokkaで置き換えました。

Lokkaでリプレースしようと決めたのが2月8日なので(たぶんLokka - portal shit!)、5ヶ月弱要したことになります。

今回こだわったのが、

  1. P_BLOGから記事本文はもちろん、コメントも移行する
  2. 移行スクリプトはテスト駆動で開発する
  3. Markdownで本文を書けるようにする
  4. 旧記事へのアクセスをリダイレクトする (未実装)

の4点。

TDDデビュー

移行スクリプトについては初めてテストファーストで開発してみましたが、なかなか勉強になりました。やたら長いメソッドを書かないように気を付けたり。長いメソッドはテストしにくいですね。あと途中でLokkaの仕様不足が露呈してコードを書き直したりしたんですが、そういうときもきちんとテストを書いているおかげで、一ヶ所変更したらプログラム全体がぶっ壊れるというような事態を避けることができ、大変良かったです。

herokuデビュー

最初はさくらVPSで運用しようかと思っていましたが、herokuで簡単に使えるのがLokkaの売りなわけですし、heroku使ったことがないのは若干まずいだろと思っていたのでとりあえずherokuで運用することにしました。楽でいいです。失業者が出るレベル。

ただ旧記事(/article.php?id=***)へのアクセスをリダイレクトするつもりで移行スクリプト書いたりしてたんですが、herokuで運用する限りにおいては nginx.conf を編集したりできないのでリダイレクトは実現できなそう。Sinatraで拡張子phpへのアクセスをリダイレクトするという変態的な処理はできないのでしょうか。クエリストリングの扱いがネックになりそう。場合によっちゃ結局さくらVPSで運用するかもです。

加えてherokuは画像のアップロードができないので、画像のアップロード先は別に用意する必要があります。プラグイン使ってAWSをストレージとして利用するとか。JAWS九州の勉強会に二回ほど参加して、Amazonのエバンジェリスト玉川さんの話とか聞いてAWS使わないと来年の今頃は失業してそうな空気を感じ取ったのでそのAWSにも手を出してみたいですね。

まとめ

Lokka、プラグインが簡単に作れるので本体のロジックにほとんど変更を加えることなくいろいろできて楽しいです。Sinatraベースなので困ったことがあったらSinatraのドキュメントを見ると大体なんとかなりそうな感じがします。リストカット感覚でブログ作ったり消してる人におすすめです。

| @Mac/iPhone

Google Chromeの拡張機能に、Chrome Keyconfig ってのがあります。これはMinibuffer + LDRizeとまではいかないまでも似たような機能を提供してくれるエクステンションで便利に使っていたんですけど、最近、一旦Google Chromeを終了すると前回使用時に変更した拡張機能設定項目の内容が読み込まれないという不具合が発生するようになり、非常に不便でした。

Chrome KeyconfigとTberarelooの組み合わせで、Firefox + Greasemonkey + Minibuffer + LDRize + Reblog Command とほぼ同様の快適さでTumblrが閲覧できるようになるわけでして(Google ChromeでFirefoxのようなReblogしまくれる環境を構築する - Syoichi's Tumblr)、毎回Tumblr閲覧時にChrome Keyconfigの設定画面を開いて設定を変更するのは面倒くさいこと極まりありませんでした。

ちょっと調べてみたところ、以下のような原因でChrome Keyconfigの設定項目の変更内容が反映されないようです。すなわち、Chrome Keyconfigの設定項目の内容を保存しているDBの "ItemTable" というテーブルに "Config" という key を持つレコードと "Keyconfig" という key を持つレコードがあって、設定項目の変更内容は "Keyconfig" に保存されるけどChrome KeyconfigはGoogle Chromeを一旦終了して再起動すると "Config" の方を読みに行っちゃう、ということらしいです。

したがってChrome Keyconfigの設定内容を保存しているSQLite3のDBを直接開いて編集してやればよいわけですね。"Config" という key を持つレコードの value を "Keyconfig" の値で上書きしてやればよい。上記リンク先ではWindows環境で、SQLiteを編集するソフトを使って値を変更する方法が紹介されていますが、Macでは以下のコマンドで行けます。

cd ~/Library/Application Support/Google/Chrome/Default/Local Storage  
sqlite3 chrome-extension_okneonigbfnolfkmfgjmaeniipdjkgkl_0.localstorage "update ItemTable set value = (select value from ItemTable where key = 'Config') where key = 'Keyconfig';"
{: .console }

よろしければお試し下さい。