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博多駅前

サウナイキタイのサ活と Google マップのクチコミには結構乖離があることに気が付いた。自分が行ってめっちゃ気に入って、サウナイキタイでも好意的なサ活が多い佐賀の KOMOREBI の評価が Google マップでは低い。サウナにも水風呂にも入らないのに物価の安い九州(温泉に 500 円で入れる)で風呂に 1100 円払えと言われたら高すぎると感じる人もいるのだろう。しかも混んでるし。

Google マップのクチコミはとても便利だけど、一つの施設で二つ以上の役務を果たしてる場所や客を選ぶタイプの店は評価が下がると思う。本当は自分の好みにピッタリの施設が低評価となっている可能性がある。なので評価が低いからと切り捨ててしまうのではなく、自分と似た属性の人からのクチコミを探し出して読むと実際のところの雰囲気がわかるかもしれないが、それは難易度が高すぎる。

今日のプラットフォームサービスには不幸なマッチングを回避する仕組みが必要なのだと思う。あなたはサウナ好きだからこの施設は満足できますよとか、ここは常連向けですよ的な情報が簡単にわかるようになるとか。

ただ一方でそれは Instagram で自分のようなおっさんに微エロのリール動画ばかり表示されるようなレコメンデーションとアルゴリズムによる支配がいろんなサービスに広まるということであり、それはそれで残念ではある。

もう一つの選択肢としては、釣り SNS や登山 SNS が出来たように、レビューサイトも専門分化させていくアプローチが考えられる。自分のようなアルゴリズムやレコメンデーションにあらがいたいウェブ縄文人にはそういう進化の方が向いているかもしれない。

というようなことを思ってたら一つ前の記事に言及しつつ伊藤直也さんが似たようなことを書いていた。

2ch みたいにごちゃごちゃカテゴリーがサイドバーに並んでいるのには普通の人には難しすぎるので、釣り掲示板がツリバカメラになり、登山掲示板がヤマレコや YAMAP になったんだろう。考えてみるとサウナイキタイもサウナに特化した SNS ・情報サイトだ。

サウナイキタイに話を戻すと、サウナイキタイはローカルルール満載の町銭湯に対する評価が甘いという特徴もある。サウナイキタイでベタ褒めされてる施設(「番台のおばあちゃんが優しい」、「常連の方達とほのぼの交流」などなど)が Google マップではボロクソに書かれてたりする(「番台は意地悪ばあさんそのもの」、「彫り物を入れたヤクザや半グレの常連でサウナが占有されていて入れない」などなど)。ネガティブなことは書かないというコミュニティポリシーの影響なんだろうか(以前、サ活でドラクエ集団がいたと書いたら公式アカウントから警告された)。サウナイキタイだけ見て福岡の銭湯サウナに行ったら刺青を彫った怖い人から凄まれながら入浴しなければならないという体験をしそうだ。

レコメンデーションにしても専門分化にしても塩梅が難しい。レコメンデーションはやり過ぎるとただの偏見にしかならない( 40 代男性はおっさん → おっさんはエロが好き → 微エロ動画見せとくか)し、専門分化して蛸壺化しすぎると一般的な感覚と離れたレビューが集まるようになってしまう(怖い人だらけの銭湯サウナが高評価)。昔のインターネットではこんなことに悩むことはなかった。

昔のインターネットは良かったとばかり言ってもどうにもならないが、インターネットを飯の種とする者の一人として人が増えたいまのインターネット特有の問題をどうにかしたい。

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福岡県水産海洋技術センターから見る脊振山

年が明けてからやるのはどうかと思うが、タイミングがなかったので今さらながら 2022 年のふりかえり。

ランニング

2022 年はよく走った。これまでも何度か走ってると書いていたが、ちゃんとグラフにしてみると 2022 年の 8 月までは大して走っておらず、 2022 年の 9 月から本腰を入れて走るようになったようだ。

オレンジ色の線が 2022 年のもので、9 月から傾きが急になっている。 9 月は月間 110km 走った。月間 100km はフルマラソンに出られる基準のようなのでこの頃は調子こいていた。

ランニングの頻度を上げるのに役立ったのが計画表だった。それまで漫然と走っていたが、漫然と走っていると月間 100km も走れないことに気がついた。自分は一回 5km 走っているが、それを気が向いたときに週 2, 3 度やるだけだと月間 50km くらいにしかならない。きちんとランニングした日と距離を確認していかないと目標には辿り着かない。ログは Apple Watch で取得しているが、統計データとしては見られない。なので HealthFit というアプリを使っているが、 HealthFit では目標設定ができないので Numbers でシートを作って管理することにした。これは元はてなのディレクターの二宮さんの記事の真似。

こちらが年間の週次のランニング計画。

年間ランニング計画

こちらが月間の日次のランニング計画。

月間ランニング計画

月間のシートに日次の目標と実績値を入れると、年間の週次のシートに自動反映される仕組みになってる。これによって自分は一週間に何 km 走る予定で現在目標に対してどのくらい達成しているのかを確認できるようになる。

37signals の本を読んで、計画を立てるのはアホだ、数値目標なんて意味がない、未来を先読みすることはできない、という発想に影響されて計画を立てたりするのは何となく良い印象を持っていなかったけど、月間何キロくらい走りたいとか、ベンチマークとなる具体的な数値目標がないとなかなか実績は積み上がっていかないと思う。もちろんまだ走ったことがない状態でいきなり月間 100km のような目標を立てるのは愚かだと思うが、そこそこ走れるようになってきたら(自分の力がわかるようになってきたら)計画を立てたり数値目標を設定したりするのは悪くないことだと思う。

9 月にがむしゃらに走ったおかげか、最近は走るペースが一段速くなっていて、 1km を 5 分台で走れるようになってきた。今年はちょっと色気を出して初心者向けのトレランの大会に出てみようかと思ってる。

登山

4 月に脊振山系全山縦走、 11 月に九州脊梁に行った。夏に北アルプスを予定していたが、ちょうどコロナにかかって行くことができなかった。何にせよ最近は山に登るのよりも近所を走る方が楽しいので山への足が遠のいた一年だった。登山時の体力作りで走り始めたのに本末転倒している。

仕事

一昨年は結構でかい成果を出せたが 2022 年はぱっとしない一年だった。反省したい。

生活

iPhone を買い換えて 11 から 14 Pro になった。カメラが三つになって望遠の写真を撮れるようになったのが便利。 Dynamic Island も便利。タイマーかけてるときに常に Dynamic Island で残り時間を確認できるのは相当便利。 164800 円払ってよかった( 36 回ローン)。

サウナにハマってぼちぼち行っていた。サウナーの人たちのように一週間に何回も通うというほどではないが、金曜日の仕事帰りにサウナまで走って行ってサウナに入って帰るというのを何回かやった。花金感が出て良い。

2020 年に車を買い換えたがあまりドライブしてない。アメ車なので燃費が悪い、コロナなので出かけづらい、などいろいろあるが、せっかく車を買い換えたのに使わないで置物になってるのはもったいないので有効活用したい。

そういえば 2022 年は YouTube をよく見た。 YouTube Premium に入ったので広告が表示されなくなり、邪魔が入ることなくとてもなめらかに動画を視聴できるようになった。 Netflix はあまり見ていなかったので解約し、 YouTube で素人が上げる動画をよく見た。ストーリーのない、ただ料理をしているだけとか、ただ穴蔵を掘っているだけの 15 分くらいの動画を見るのがちょうどよい。 Netflix の動画は長いし、ことあるごとに金、暴力、セックスを意識させられるので見るのがきつい。こってりしすぎている。

ブログ

Tantivy を導入して全文検索できるようにした。検索も見た目を変えてインクリメンタルサーチできるようにしたりした。年に一回くらいはバズる記事を書きたいが、 2022 年は不作だった。反省したい。

総括

仕事や生活、ブログは本当にぱっとしなかった。その代わり走ることを頑張っているのかも知れない。ランニングや登山は、大して頑張って生きていないのに走ったり山に登ったりするとめっちゃ頑張ってるかのような錯覚を得られて自己肯定感が高まる。仕事などでもちゃんと成果を出しつつ走ったりできたら良いのだけど自分の場合は逃避になってるような気がする。しかし走るのをやめたら仕事で成果を出せるかというとそうでもないし、遺伝的に糖尿病のリスクがあるので発症しないように死ぬまで走り続けるしかない。 2023 年は運動しつつ仕事やブログ書きでも一定の成果を上げたい。あともうちょいサウナに行きたい

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阿蘇山上広場

正月に読んだ以下の記事のはてブコメント欄が賑わっていた。

賛同する意見も見られたが、どちらかというとサウナ好きを揶揄するようなコメントが目に付いた。ヒートショックで遊んでるバカどものような言われ方をしている。

自分はサウナ好きなのだが、ととのった状態の説明は元の記事のものだと不十分というか、自分の考えるととのうとはちょっと違うなという気がした。観念的なものではなくもっとフィジカルな状態で、頭がぐらぐらする。たばこを吸い始めた頃のヤニクラに近い。少なくとも自分にとってのととのうはヤニクラ的な状態のことを指す。

昨日サウナに行って、水風呂後に外気浴スペースのインフィニティチェアに寝っ転がっていたら心臓がドクドクしている感じがはっきりと知覚できて少々不気味だった。ミーバンドで心拍数を確認すると 50 そこらで安静時心拍数そのものだけどドクドク感が胴体に広がる感じ。サウナ・水風呂後のヤニクラ状態は気持ちがよいのだが、確かにあまり健康的な状態とは言えないかもしれない。

しかしととのう(ヤニクラ状態に至る)ことがなかったとしても、サウナにはメリットがある。

数ヶ月前のヒトデさんの日記で以下のような記事があった。

この記事中のおっさんはととのっていない(ヤニクラ状態に至っていない)のではないかと思う。サウナ 5 分では短すぎてととのうほどの心拍数にはなっていないだろう。自分の場合は心拍数を 140 程度に上げたあと水風呂で急速冷却して頭をもたれられる椅子に座って休憩しているとととのう。

しかしととのわなくてもこのおっさんの言うとおり、サウナと水風呂をやった日はとんでもなくよく眠れる。 30 代になってから眠りが浅くなったと思っていたが、子どもの頃はこんな風に寝られていたなというのを思い出す感じの深い眠り。ととのわなかったとしても、深い眠りを得られる点が気に入っている。

めっちゃ健康に気をつかっていてサウナ・水風呂に入らなくても快眠できている皆様はどうぞサウナに来ないでください。しかし、普通の生活を送っていて年をとって眠りが浅くなったなぁとお困りの方にはサウナおすすめです。よう寝れます

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Xiaomi Smart Band 7

Amazon アウトレットで安くなってたのでミーバンド買ってみた。

早速昨日使ってみて、時間を計らずにサウナに入るのがこんなに快適だとは思わなかった。心拍数だけ意識して、決まった心拍数になったら次のステップに進むというフローで動いた。結果めっちゃととのった。

これまでサウナであまりととのわないなと感じることもあったが、心拍数の上がり方がいまいちな状態でサウナを出て水風呂に入っていたのだろうと思われる。心拍数が 120bpm 以上になるまでサウナで粘って、その後水風呂で 60bpm 未満まで下げ、休憩スペースで椅子に座ってると徐々に心拍数が 80bpm くらまで上がってくる。ととのいはどうもこのタイミングで訪れるようだ。その後徐々に心拍数が安静時心拍数(自分の場合は 55bpm くらい)に下がってくる。安静時心拍数に戻ったら休憩を終了して次のセットに進む感じ。

サウナでととのわないなとお悩みの方はミーバンド買ってみる価値あると思う。心拍数を計測してサウナに入ると人生が変わる。

なおミーバンドはサウナで使っても問題なかったが、運動モード(心拍数をリアルタイムで計測するため)にすると Apple Watch よりもバッテリー減りが速いかも? 1 時間 20 分くらい運動モード自由形で使っていてバッテリーが 90% から 45% くらいまで減った。スマートウォッチとして日常でも使う場合は注意が必要かも。あと Apple Watch では見られないような発熱を観測した。とはいえサウナでしか使わないと割り切るなら問題なさそう。 6000 円で異次元のととのいが手に入ります。

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sauna-ikita-and-sauna-life

ドラマ『サ道』を見てからサウナ好きになった。金曜の夜の遅い時間にテレ東系列で放送される25分ドラマは味があっていい。コーネリアスの音楽(サウナ好きすぎ)もマッチしてた。サウナ情報を検索するため、自然な流れでサ道にも登場するサウナイキタイを使うようになった。

サウナイキタイは便利ではあるが、レビューではなくサ活(サウナに行った記録)の投稿に特化してて、点数などでのレビューではないので初心者にはとっつきづらい(サウナを探しづらい)かも知れない。サウナの検索動線がサイトトップにしかないのもちょっとわかりづらいかも? サ活を読んでるとどこからサウナを探せるのかわからなくなり迷子になる。

少々気になる点がありはするものの、サウナ情報欄の項目がサウナ好きが喜びそうな項目になっていて、それをユーザーが自由に更新できる Wiki ライクな設計になっているので、数多く抱えるユーザーによって施設情報が頻繁に更新されて情報鮮度が高いのが良い。トントゥなるユーザーを褒める仕組みもよい。よく設計されている。

しかし何といってもサウナイキタイはサイトのデザインがすっきりしててオシャンティなところが良い。販売されているグッズもオシャレだ。サービスコンセプトデザインもよい。デザイン系 Podcast resize.fm でたびたび言及されるくらいよくデザインされている。

春頃、サウナイキタイがアプリを作るということと、有料会員制度(サウナイキタイメンバーズ)を始めるということが発表された。

開始当初はサイト上に専用のヴァーチャルなロッカー番号を取得できるだけで明確なメリットがなかったが、その後サウナを地図上から検索できる機能が特典として追加された。

これはめっちゃ便利そうだ。このためにメンバーズに加入するか悩むが、自宅近辺はそんなにたくさんサウナがあるわけではなく、いつも行くところは決まっているので元が取れないかも知れないと尻込みしている。

サウナイキタイのアプリ開発はどうなっているのだろうと何気なく App Store で「サウナイキタイ」と検索してみたら、「サウナライフ」というアプリが見つかった。

サウナイキタイとよく似た作りのアプリで、サ活の投稿に加えサウナのレビューもできるし、コミュニティを作ってユーザー同士で交流する機能もある。またサウナイキタイではポリシーとして実装されていない1サウナのランキング機能もある。さらにはサウナイキタイではメンバー限定の地図からサウナを探せる機能も使えるし、「1000円以下」など料金や決済手段といったサウナイキタイでは使えない特徴でサウナを絞り込む機能もある。めちゃめちゃ多機能なアプリだ。

マップ画面 ホーム画面 福岡の人気のサウナ
地図から探す機能が無料で使える。なぜかホーム画面が左端や真ん中ではなく左から二番目にある。人気のサウナ一覧機能もある。

サウナイキタイがあえて実装していない機能を提供しており、弱みをついているなぁという感じがする。料金で検索できる機能は膝を打った。サウナ好きな人には経済的にゆとりがある人が多いのか、人気のサウナ(サウナイキタイの「イキタイ」が多い)はかなり入浴料が高いことがある。良さそうなサウナを見つけても料金が1600円とかであれば利用するのを諦めてしまう。なので「1000円以下」で検索できる機能は貧乏サウナ愛好家の自分には嬉しい機能だ。

ではサウナライフがサウナイキタイに圧勝かというとそんなことはない。

第一にユーザー数が少ない。アプリプラットフォームはどんなに一つ一つのアイテムの情報量が多くても、そこに集まるユーザーが沢山いて活気がないとダメだ。統一された見やすいフォーマットで情報が整っていなかったとしても、粒度がバラバラであったとしても、常に最新の情報が投稿されていることの方が大切だ。 2 年前の情報はどんなに体裁が整っていても昨日投稿された情報に劣ることが多い。実際、自分の家の近くのサウナで情報の陳腐化が見られた。

これはネット上での存在感が無に等しいことが影響していると思われる。「サウナライフ」でググっても公式のウェブサイトがヒットしないし、 Twitter に公式アカウントもない。何かしらのページがないとユーザーが情報を拡散することができず、バイラルでユーザー獲得できない。新規ユーザー獲得がアプリストア一本槍となってしまっているのを改める必要があるだろう。

第二にデザインと情報設計がよくない。

サウナ詳細 1 サウナ詳細 2
メダルスコア 31 や金銀銅のメダルの割合が何を意味しているのかがわからないし、ラベルの色使いが多すぎるのはごちゃごちゃした印象を与え、サウナの情報を把握するのを阻害している。

サウナ詳細ページには様々な情報が表示されているが、ごちゃごちゃしていて要点をつかみにくい。メダルスコアや金銀銅のメダルのそれぞれが何を意味しているのかもわからない。色使いが多いのもごちゃごちゃ感を増強している。一階層で見える情報が多すぎる。

みんなのサ活 サウナ評価
ユーザー投稿欄がサ活と評価で別れているのがわかりづらい。正直、「みんなのサ活」欄にもレビュー的な内容が投稿されている。ユーザーはどちらも見なければサウナの情報を調べられないのは不便だ。

「みんなのサ活」と「サウナ評価」で情報が重複しているのも良くない。情報設計をミスっている。フロー的な情報が二種類あってユーザーはどちらも確認しないとサウナのことを調べられない。

最後に、システムの設計がサウナイキタイのパクリ+アルファというのが気になる。「サ活」、「サ飯」などの言葉が自然に使われているが、サウナイキタイの文化という感じがする( Twitter で検索するとサウナイキタイリリース前から使われていたようではある)。

全体的にサウナライフはあったら良さそうなものをじゃんじゃん追加してきたアプリという印象を受ける。実際、 App Store のレビューで要望された機能を「作りました〜」という感じで作っているようだ。よく言えばフットワークが軽いがまとまりがない。

ソフトウェア開発はいかにコードを少なくするか、ソフトウェアの規模を小さくするかが大事だ。情報量が増えたりソースコードの行数が増えたらメンテナンス対象が増えるし、ソフトウェアの複雑性が高まるとユーザーにとっても使う上での難易度が上がる。ほとんどの場合良い結果をもたらさない2。最もシンプルなソフトウェアで果たすべき役務を果たすのが最も効率的だ。

聞くところによるとサウナライフは一人で開発されているようだ。クライアントサイドだけでなくバックエンドもあるし、機能の豊富さではサウナイキタイを超えているので一人で開発・運用しているのは正直すごい。サウナライフが弱点を修正したらサウナイキタイにとっては脅威となるに違いない。

サウナイキタイのアプリ開発表明には、少なからずサウナライフが影響しているのではないかと想像する。確かにサウナライフには良くない部分が多いし、 UX や情報量の点でもサウナイキタイの方が勝っているが、アプリで、かつ地図上からサウナを検索できる機能は便利だし、サウナの検索は出先でスマートフォンから行うことが多いはずで、スマートフォンから使うならアプリの方が効率的で快適だ。

果たしてアプリ版のサウナイキタイはサウナライフを圧倒するようなものに仕上がるのだろうか。はたまたサウナライフが UI を改善してサウナイキタイに対抗していくのだろうか。サウナアプリの雌雄を決する戦いが始まろうとしている


  1. 開発チームへのインタビュー 妄想サウナ!「サウナイキタイ」チームの考えるカスタマイズ可能なプライベートサウナってどんなもの?【サウナをつくる】|灯台もと暮らし[もとくら]|これからの暮らしを考える情報ウェブメディア 

  2. 仕事でランディングページの情報量を思い切って削減したことで CVR が 3 倍程度に改善したことがあった。複雑な画面や多すぎる情報量はユーザーの思考の負荷を高め意思決定を阻害する。 

| @雑談

一ヶ月に二回くらいの頻度で、金曜の夜に走ってサウナに行くことがある。金曜だからと飲み会があるわけでもないし、 18:00 くらいまで家で仕事して、終わったら着替えて帰りの着替えをまとめてトレラン用の小型バックパックに荷物を詰めて走ってサウナまで行く。家から 10km 圏内に三つスーパー銭湯的なやつがある。走ったあとに飯食ってサウナ入って水風呂に入ることくらいしか楽しみがない。

サウナは大体 6 分から 10 分入ると良いとサウナ室の注意書きには書いてある。 12 分計で時間を計ることはできるが、何度もサウナに入っていると「あれ、今回は何分に入ったっけ?」とわからなくなってくるし、そもそも時間でサウナを出るタイミングを見計らうより心拍数で決める方がよさげだ。心拍数が一定の値を超えたらサウナ室を出て水風呂に入り、心拍数が一定まで下がったら水風呂から上がって休憩、とするのが良さそうだ。

サウナ愛好家の間ではこれらは当たり前の仕草のようだ。となるとサウナに心拍数を計測できるデバイスを持ち込まなければならないが、彼らは Xiaomi のスマートバンド(通称ミーバンド)を使っているらしい。多数の報告によるとミーバンドはサウナでも壊れないとのこと。高価な Apple Watch をサウナに持ち込んで壊したらつらすぎるが、 6000 円くらいのミーバンドなら万一壊れたとしてもダメージが小さくて済む(そもそも壊れないらしいけど)。

Apple Watch が高温に対応してくれたら時計を二つも持つ必要はない。 Apple 社内でもサウナに入るのがはやって欲しい。