| @労働

新卒研修の一環で、若者向けにおっさんエンジニアが座学をするという取り組みが会社にあって、自分も担当したので資料を公開します。自分は技術力低くて技術的に有益な話はできないと思ったので奇行に走ってポエムを吟じた。

うちの会社、技術基盤チームの面々がすごく熱心に教育するし前年に新卒で入った若者たちも研修に絡んで斧を投げてくるので新卒で入ると大変便利なのではと感じる。業務として Rails チュートリアルやらせてくれる会社とかあんまないと思うし、おっさんエンジニアによる座学とかもあって、自分のようなポエムから Go 言語の話とか AWS やらインフラの話まで聞ける。技術的に有名な会社とかだと新卒入社時からエンジニアとしての高い能力が求められたりするのではないかと思うけど、うちの会社は雑魚キャラでも入ってから育てる的な環境がある気がするので、当初は Visual Studio でしかコード書いたことないしコードのインデントは Tab とスペースが入り乱れ、そもそもインデントがおかしい、みたいな状態の若者でも研修後には割とまともになってて一年後には Emacs でバリバリコード書いて何食わぬ顔で新サービスリリースしてたりする。なので今は雑魚キャラだけど成り上がってやりたいという方にもおすすめです。

こちらからは以上です。

| @技術/プログラミング

US キーボードに使うようになってから、JIS キーボードでは単独で入力できるコロン(:)を打つときにシフトキー(Shift)押してないといけなくなった( Shift + の組み合わせでコロン : になる)。 .vimrc で : を入れ替える方法もあるらしいけど、なんとなく抵抗があってやってなかった。(Happy Hacking Keyboard Professional 2 を買った

それでよく起こるのが、ファイルを保存しようとしたときに Shit + を押してコマンドモードに入って w を押すと、 Shift が押されっぱなしの状態になっていて W となり保存できず警告メッセージが表示されてしまう現象や、終了しようとして Shift + ‘ => q したつもりが Shift + ‘ => Shift + q になっていて大文字の Q コマンドが実行されて Quickrun が実行されてしまう現象。プログラムを書いてるときにこういうのでつまずくとイラッとする。

:W:Q がそれぞれ小文字のコマンドと解釈されるようにすればいいわけなので、以下のように .vimrc に記述した。

" 大文字 W で保存
command W w
" Q で quickrun 実行しないように
command Q q

便利。

| @技術/プログラミング

シェルの履歴から適当に拾って

CONFIGURE_OPTS="--with-readline-dir=`brew --prefix readline` --with-openssl-dir=`brew --prefix openssl` --with-gcc=clang" rbenv install 2.1.2

とやったら nokogiri のインストールでこけた。

gem install nokogiri
Building native extensions.  This could take a while...
Building nokogiri using packaged libraries.
ERROR:  Error installing nokogiri:
        ERROR: Failed to build gem native extension.

    /Users/morygonzalez/.rbenv/versions/2.1.2/bin/ruby extconf.rb
Building nokogiri using packaged libraries.
checking for iconv.h... yes
checking for iconv_open() in iconv.h... no
checking for iconv_open() in -liconv... no
checking for libiconv_open() in iconv.h... no
checking for libiconv_open() in -liconv... no
-----
libiconv is missing.  please visit http://nokogiri.org/tutorials/installing_nokogiri.html for help with installing dependencies.
-----
*** extconf.rb failed ***
Could not create Makefile due to some reason, probably lack of necessary
libraries and/or headers.  Check the mkmf.log file for more details.  You may
need configuration options.

Provided configuration options:
        --with-opt-dir
        --without-opt-dir
        --with-opt-include
        --without-opt-include=${opt-dir}/include
        --with-opt-lib
        --without-opt-lib=${opt-dir}/lib
        --with-make-prog
        --without-make-prog
        --srcdir=.
        --curdir
        --ruby=/Users/morygonzalez/.rbenv/versions/2.1.2/bin/ruby
        --help
        --clean
        --use-system-libraries
        --enable-static
        --disable-static
        --with-zlib-dir
        --without-zlib-dir
        --with-zlib-include
        --without-zlib-include=${zlib-dir}/include
        --with-zlib-lib
        --without-zlib-lib=${zlib-dir}/lib
        --enable-cross-build
        --disable-cross-build

extconf failed, exit code 1

Gem files will remain installed in /Users/morygonzalez/.rbenv/versions/2.1.2/lib/ruby/gems/2.1.0/gems/nokogiri-1.6.2.1 for inspection.
Results logged to /Users/morygonzalez/.rbenv/versions/2.1.2/lib/ruby/gems/2.1.0/extensions/x86_64-darwin-13/2.1.0-static/nokogiri-1.6.2.1/gem_make.out

Installing REE with rbenv with iconv support and Homebrew — eddorre という記事を参考に、 --with-iconv-dir オプションをつけて Ruby インストールしたらうまくいった。

CONFIGURE_OPTS="--with-readline-dir=`brew --prefix readline` --with-openssl-dir=`brew --prefix openssl` --with-iconv-dir=`brew --prefix libiconv` --with-gcc=clang" rbenv install 2.1.2

| @Mac/iPhone

ApplicationIcon.175x175-75.png (175×175)

MacVim で Markdown 形式で文章を書いて Marked.app でプレビューしてた。 Marked.app 、便利なんだけどリストのネストの解釈が GitHub とかの Markdown と違ってて、スペース 4 つ入れないといけないのがだるかった。あとコードのシンタックスハイライトも GitHub のに比べたら弱い。やはり GitHub Flavored Markdown で Markdown をプレビューしたい。

ここを読めばやり方が書いてある。

GitHub Flavored Markdown と互換にしたいなら結局 GitHub が使っていると公言している redcarpet と pygments.rb (と Python の Pygments )がいることになる。 Docter というその辺の gem をラップする Node.js 製のソフトを使えと書かれているけどいらないものは入れたくなかったので gem install pygments.rb redcarpet するだけにとどめた。

rbenv とか rvm でインストールした Ruby のバージョンで gem をインストールして使おうとすると失敗するらしいのであまり気が進まなかったけど sudo つけてシステムルビーにインストールした。

そんでもって同じ URL に書いてある Docter の Docter/bin/github-flavored-markdown.rb at master · alampros/Docter をパクってちょっと改変してから使うことにした。これをテキトーな名前で保存して chmod a+x する。

なんか HTMLwithPygments#header は引数三つ受け取れるようにしてないとエラーになるっぽい。あと style は Marked で当たるのでここで当てる必要なさそう。

Marked.app 側の設定で Custom Markdown Processor にチェックを入れてファイルのパスを指定すればオッケー。

Marked.app でも GitHub Flavored Markdown に近いかたちで Markdown のプレビューができるようになるのでドキュメント大量生成するしかないですね。

| @技術/プログラミング

Rails で public_activity.gem を使っていて、 activities テーブルにレコードが追加されたタイミングで callback を仕掛けたい衝動に駆られた。ちょっと調べてみたけどやり方が見つからなかったので、チームの人と相談して以下のようにした。 public_activity は PublicActivity::Activity というモデルを gem の中に持っていて、こいつが belongs_to :model になる。

なのでこのモデルクラスを open して以下のように記述した。

# RAILS_ROOT/lib/public_activity/activity.rb

module PublicActivity
  class Activity
    after_create do
      HogeHogeMailer.send_mail(self.trackable).deliver
    end
  end
end

ただしこのファイルを config/initializers/ とかで require してやらないと Rails がファイルを読み込んでくれない。 Rails.application.config.autoload_pathslib/**.rb とかを追加しとけば自動的に読み込まれるんじゃないかなと思ったけどそうじゃなかった。 Rails の autoload は、 ConstMissing という例外が発生したときに定数の名前からファイル名を推測して require するらしい。名前が既に定義済みだと ConstMissing 例外が発生せず autoload では読み込まれないので明示的に読み込む必要があるということらしい。

読み込みされていないクラスを使用すると ConstMissing という例外が発生します。 この部分に介入して autoload_paths の中に規約に合うファイルがあるか確認します。 存在する場合は読み込みします。 存在しない場合は ConstMissing を発生させます。

Rails の自動読み込みの話 - そんなこと覚えてない

ナルホディウスですぞ〜!!!

そのうち忘れそうなのでここに書き記しておきます。

| @技術/プログラミング

Fukuoka.rbで Ruby で連続するダブルクオートの扱いについて @nagachika さんに聞いたら面白い話が聞けた。

Lokka のテストで FactoryGril でフィクスチャーデータ作ってるところに、以下のような文字列があった。

  factory :post do
    association :user
    sequence(:title){|n| Test Post #{n}” }
    body <p>Welcome to Lokka!</p><p><a href=“”/admin/“”>Admin login</a> (user / password : test / test)</p>”
    type ‘Post’
    created_at create_time
    updated_at update_time
  end

この body の部分で、ダブルクオートが連続して書いてある場所があって、ここがらみでテストを流してたら失敗する現象に遭遇した。テストに失敗したときのメッセージは以下。

Failures:

  1) Post markup default should == “<p>Welcome to Lokka!</p><p><a href=/admin/>Admin login</a> (user / password : test / test)</p>”
     Failure/Error: it { post.body.should == post.raw_body }
       expected: “<p>Welcome to Lokka!</p><p><a href=/admin/>Admin login</a> (user / password : test / test)</p>”
            got: “<p>Welcome to Lokka!</p><p><a href=\”/admin/\”>Admin login</a> (user / password : test / test)</p>” (using ==)
     # ./spec/unit/post_spec.rb:56:in `block (4 levels) in <top (required)>

なんか expect の方で HTML 内のダブルクオートが省略されてる。ダブルクオートが連続してるのが怪しいなと思って、文字列内でダブルクオートが連続したら、一つ目の はエスケープ文字列みたいな扱いになるのかなと思った。

しかし実はそうではなくて、 @nagachika さんの説明によると、ダブルクオートが連続した場合、一つ目の " で文字列の終端と判定される。すぐ右隣の " は新しい文字列の開始と見なされ、結果としては文字列として連結されるらしい(C 言語由来の慣習とのこと)。

たとえば、次のような文字列は

<p>Welcome to Lokka!</p><p><a href=“”/admin/“”>Admin login</a> (user / password : test / test)</p>”

“<p>Welcome to Lokka!</p><p><a href=“”/admin/“”>Admin login</a> (user / password : test / test)</p>” という三つの文字列と見なされ、クオートとクオートの間に何も挟まらないので自動的に一つの文字列として連結され、以下のようになる。

<p>Welcome to Lokka!</p><p><a href=/admin/>Admin login</a> (user / password : test / test)</p>”

これ、なぜいままで Lokka でこの状態で CI のテスト通ってたのかわからないけど、今日 wercker で CI の設定していてテストが通らなくてこの問題に気がついた。同じように手元でテスト実行しても落ちた。ひょっとすると Ruby 2.1.0 で落ちるのかも知れない。いずれにせよ "" は使わない方が良さそうなので修正して Pull Request 出そう。

| @技術/プログラミング

このブログを Capistrano 3 でデプロイするようにした。こちらを参考にした。

一点、 deploy:restart 内で、 invoke メソッドで他の namespace の task を呼び出すところ

The deploy has failed with an error: #<NoMethodError: undefined method `verbosity' for "/usr/bin/env unicorn:restart\n":String>

というエラーが出てた。調べたらどうも sshkit のバグっぽかった。

最新版では Pull Request マージされてて治ってるぽかったので Gemfile で

gem 'sshkit', github: 'capistrano/sshkit'

と書いておいた。

Capistrano 3、他の gem いれなくても色付いたりマルチステージになってたり rbenv 対応しててモダンになってると思った。あとシンボリックリンク作ってくれる task が便利。