| @技術/プログラミング

あるモデルがあって、#save が実行されたときに同一モデル内で複製したインスタンスも一緒に保存したかった。一個目の #save が走る前にコールバックメソッドを使って複製したインスタンスを保存するようにした。コードだと以下のような感じ。

class Model
  before_validation :method_one
  before_create :method_two

  def method_one
    ...
  end

  def mothod_two
    Model.reset_callbacks(:validation)
    Model.reset_callbacks(:create)

    @model = Model.new
    @model.save
  end
end

なんで reset_callbacks 呼んでるのかというと二回コールバックメソッドを走らせないため。一回目の #save (コントローラーから呼ばれる)が呼ばれたときだけコールバックメソッドを実行して、二回目の #save (モデルのコールバックメソッド内で呼ばれる)では実行したくないから。

しかしここではまってしまった。なんとコールバックメソッドで複製したドキュメントを DB 内で確認すると created_at が空になっている。なんじゃこりゃ。

どうも reset_callbacks(:create) がいかんかったみたい。ORM が実行する create 周辺のコールバックメソッドも軒並みリセットされてしまう模様。

そういうわけで以下の様にして解決した。

class Model
  before_validation :method_one
  before_create :method_two

  def method_one
    ...
  end

  def hoge
    Model.skip_callback :create, :before, :sell
    Model.skip_callback :create, :after, :send_notification
    Model.reset_callbacks(:validation)

    @model = Model.new
    @model.save
  end
end

callback、便利だけど奥が深い。ちなみにこれら skipp_callback とか reset_callbacks とかは ActiveModel や ActiveRecord (僕はMongoidで開発してます)などの OR マッパーのメソッドではなく、 ActiveSupport::Callbacks のメソッドだったりします。ActiveSupport も奥が深い。

| @技術/プログラミング

5ddb946876a3908769ea35051852592b.png (427×640)

Lokka はデフォルトだと Akismet が有効になっていてコメントが承認制になっていると思うのですが、なかなかコメントに気がつかないことが多いので、コメントが投稿されたときに im.kayac.com 経由で iPhone に通知が届くようにしました。 im.kayac.com 、初めて使ったけど便利ですね。

足りない機能とかあったらご連絡・ pull request いただけると幸いです。

| @WWW

FANIC

会社で何の仕事をしているか書いてなかったので書いておきます。DAZAIFU プロジェクトの FANIC というプロジェクトでプログラミングをやってます。FANIC とは音楽をやっている人のためのサイトで、デザインのカスタマイズがわりと自由な音楽ホームページです。ご自分が作った曲をアップロードしてインターネットユーザーの皆さんに音楽を聴いてもらうことができます。

先日やっと、音楽を販売する機能がリリースされました。ここまで結構長く時間がかかってしまい、販売機能を待ちわびていたミュージシャンの方々には申し訳ない限りです。

自分で作った音楽を売ろうと思っているけど売りたい場所が見つからなかった方、是非一度 FANIC をお試し下さい。いまなら月額の利用料金(315円)がかかりません。

FANIC が他の音楽販売サイトと異なる点は、非圧縮の音源をアップロード出来る点だと思います。AIFF や WAV といった高音質の音源を販売することが出来ます。圧縮音源では自分の音楽を売りたくないとお考えの方にもご満足頂けるのではないかと思っています。また iTunes や Amazon と違って、仲介業者を通さず個人が直接 FANIC で音楽を売ることができます(これが意外とハードル高いっぽい)。仲介業者を通さないので手数料が安めです(販売額の 15.75%)。

ここで読者の皆様にお知らせです。shikakun という若者がいて、僕はこの人の作る音楽が好きなんですけど、これまで shikakun のサイトなどから曲をダウンロードしても shikakun に投げ銭をする方法がありませんでした。しかしいまは FANIC があります。http://fanic.jp/shikakun にアクセスすれば、shikakun が作った音楽を試聴し、気に入ればその場で購入&ダウンロードすることができます。是非、shikakun の音楽を買ってあげて下さい。shikakun にメロンパン以外のものを食べさせてあげて下さい。

FANIC と shikakun の音楽をよろしくお願いします。

| @技術/プログラミング

このサイトはさくらVPSで動いてたんですけど(Herokuにデプロイするとなぜか Application Error が出るのでHeroku使うのはやめました)、3月にさくらVPSの新プランが発表されて、旧プランからメモリとディスク容量が100GBに増えた新プランに引っ越した(借りかえた)ので、旧プランの契約が終わる5/31までにサイトをどっかに移動させないといけませんでした。新さくらVPSで動かそうかとも思いましたが、EC2のマイクロインスタンスが一年間ただで使えるのでEC2を使ってみることにしました。

EC2とは言えインスタンスを立ち上げたらあとは普通のLinuxなので必要なパッケージをインストールして環境構築しました。Lokkaを bundle install するときに、このサイトでは必要ない PostgreSQL がないとかでエラーが出るのがだるかったけど、デプロイを Capistrano で自動化していたので思ったよりあっさりと移行できました。よかったよかった。

| @技術/プログラミング

昨日のやつ(Ruby の Enumerable#inject() - portal shit!)、「使い方間違ってるだけだろwww」みたいな感じの言及があったのでもうちょっと調べてみた。やりたかったのは以下のようなこと。日付の範囲をレシーバーにした Enumerable オブジェクトをつくって、日付をキーにグルーピングされたハッシュを作りたかった。

Date.today.beginning_of_month.upto(Date.today.end_of_month).inject({}) do |result, date|
  result[date] = Document.where(:created_at.gt => date).and(:created_at.lt => date)
end

これを実行しようとすると

NoMethodError: undefined method `[]=' for Tue, 01 May 2012:Date

と言われる。

しかし以下のようにしたら意図した通りのハッシュを作ってくれた。

Date.today.beginning_of_month.upto(Date.today.end_of_month).inject({}) do |result, date|
  result[date] = Document.where(:created_at.gt => date).and(:created_at.lt => date)
  result
end

ふむふむ〜、ナルホディウスですぞ〜〜〜〜〜。Enumerable#inject の引数がハッシュではなく配列のときは最後の result はいらないのだけど、ハッシュのときはいるらしい。

ルbyーーー1.9.2-p290 + レールズ 3.2.2 での現象です。

| @技術/プログラミング

ポータルシットを AutoPagerizable にしました。

pager のない theme だったら単純に theme をいじって次のページへのリンクに rel="next" とか rel="prev" とかつけて、AutoPagerize させたい HTML エレメントに class=" autopagerize_page_element" とか書くだけで AutoPagerizable になるけど、自分で使ってる theme は yayugu/dm-pagination に依存してるので、プラグインをつくってモンキーパッチした。

こんな感じ。

module Lokka
  module AutoPagerize
    def self.registered(app); end
  end
end

module DataMapper
  class Pager
    private
      def link_to(page, contents=nil, rel={})
        %(<a href="#{uri_for(page)}" rel="#{rel[:rel]}">#{contents || page}</a>)
      end

      def previous_link
        li 'previous jump', link_to(previous_page, option(:previous_text), {:rel => "prev"}) if previous_page
      end

      def next_link
        li 'next jump', link_to(next_page, option(:next_text), {:rel => "next"}) if next_page
      end
  end
end

ついでに LDRizable になるように hentry と hfeed の設定もしといた。

| @技術/プログラミング

Amazon へのリンクを生成する Lokka Plugin を作りました。テストがないのでまだ単独のリポジトリとしては公開していないけど、以下でコードは取得できます。

lokka/public/plugin/lokka-amazon_associate at portalshit · morygonzalez/lokka

Update 2012-04-15

いつまで経っても全部テスト書けそうにないのでテストほぼないけどとりあえず単独のリポジトリとして公開しました。

使い方ですが、プラグインを LOKKA_ROOT/public/plugin/ に入れた後、ブラウザで www.example.com/admin/plugins/amazon_associate にアクセスしてご自身の Associate Tag と Access Key ID と Secret Key を入れます。

お使いの Lokka の theme を開いて、本文を表示している部分を associate_link() というヘルパーメソッドに渡します。たとえば entry.haml が

.body
  = @entry.body

となっているなら、

.body
  = associate_link @entry.body

というようにします。

そんで本文中で以下のように書きます。(P_BLOG の頃に使っていた ISBN/ASIN 変換プラグインと同じように使えるようにしました)

<!-- ISBN=PRODUCTID -->

そのうち画像のサイズとか選べるようにしたいですね。

24時間キャッシュするようにしてるけど、 Earthquake.gem で Growl するプラグインの画像をキャッシュするコードを真似てます。

マジで感謝。