| @登山/ランニング

唐人の舞手前の地点から糸島方面を見渡す

3年ぶりの脊振山系全山縦走。今回はトレランバージョン。同僚、元同僚、霧えびをきっかけに仲良くなったアラツさんの四人でチャレンジ。

金曜の17:00に福吉スタート。明るい時間に金山前後の危険箇所を通過したかったので夕方スタートにした。

職場の同僚の皆さんが長野峠と坂本峠、九千部山でエイドステーションを用意してくれたおかげで荷物は最低限で済んだ。

3月、三瀬峠脊振山ピストンを2回やったし飯盛1500もやってたので結構トレーニングしてるつもりだったけど、登りで足手纏いになってしまって申し訳なかった。もう少し体重を減らさないとダメっぽい(撮ってもらった動画を見ると自分の小デブ感が際立つ)

夜通し走ったのは初めてだったけど眠くてどうにもならないということにはならなかった。一晩だけのオーバーナイトランならなんとかなるっぽい。

ただし、中盤以降、2回足を引っ掛けて激しく転倒してしまった。手を出してガードすることもできず、顎からぶっ倒れたことも。疲れると足が上がらず躓いてしまうっぽい。脳みそが疲れて正常に働いてないのではとも指摘された。そうかも知れない。疲れたときには意識して足を大きく動かすようにしたい。

以下、セクションごとの記録。

十坊山→女岳

しんどいけどまぁなんとかなった。この辺は個別に何度も登山・トレランしたことがあって夜だったけど大きな不安はなし。浮嶽、女岳の傾斜はえぐい。

福吉駅 福吉駅スタート直後 福吉駅から見る十坊山 苦々しい表情で十坊山登頂 十坊山から眺める夕日 白木峠を経て浮嶽へ

女岳→長野峠

女岳から羽金山がしんどかった。いつまで経っても同じ景色、アップダウンの繰り返し。長野峠には同僚がサポートエイドを開いてくれていると知ってたので待ち遠しかったが、走れど登れど辿り着かない。今回の縦走で一番メンタルに応えた。

桃子で水補給 長野峠の豪華エイド

長野峠→雷山

知ってはいたが長野峠から雷山への登りもきつかった。あまりにへばっていたので同僚がトレッキングポールを貸してくれた。3年前に全山縦走したときも長野峠からの登りはポールを頼りに登ったことを思い出した。ポールを借りたおかげでなんとか登り切ることができた。

雷山→三瀬峠

井原山まではお馴染みの縦走路で快適に走れた。夜景がよく見えた。こんな夜中に走る機会はそうそうないので新鮮だった。

井原山から三瀬峠までは通行量が少ないせいか笹が生い茂っており難儀した。特に幅が狭くて一歩間違えると崖下にダイブという場所で道が不明瞭で怖かった。三瀬峠になかなか辿り着かずやきもきしながら走った。

三瀬峠には自分が前日置いておいた補給物資があったので水を補充して菓子パンやカルパスを食べた。補給拠点で補給食のゴミを捨てられるのがありがたい(ゴミは後日回収して持ち帰ってます)

本富士山からの夜景 前夜に設置した兵糧 どら焼き、マンハッタン、レッドブル

三瀬峠→脊振山

城ノ山から金山、鬼ヶ鼻岩にかけては危険な岩場があるが、眠気と疲れも出てきていたので慎重に通過した。三瀬峠からピストン走するときに比べたらペースが遅いのでやたら長く感じた。唐人の舞の手前あたりで足が躓いて派手にこけた。アゴから地面にダイブ。土の上だったので大したダメージはなし。

脊振山には9時ごろ着いたが、もう昼くらいの気分だった。脊振山では昨晩エイドを出してくれた同僚殿の旦那さんと遭遇した。爆風で寒すぎて山頂の避難小屋に入ってたのでロクな写真なし。

三瀬山と金山の間の危険箇所l

脊振山→九千部山

一部五ケ山脊振クロストレイルとコースがかぶっている。前回の全山縦走とクロストレイルの経験からすごくきつい区間のような気がしていたが、三領堺峠(三国峠)の登り以外はそんなにしんどくなかった。

九千部山までの途中、坂本峠で本当は一緒に走る予定だったが足の不調で見送ったかっぱさんがサプライズエイドを開いてくれてレッドブルをもらって飲んだ。めっちゃ嬉しかった。

九千部山ではさらに別の同僚殿がエイドを開いてくれて、ゆで卵とおにぎりとウィンナーとリポビタンゼリーをもらった。下から水を歩荷してもらっていてめっちゃありがたかった。温かい食事は元気出る。

坂本峠のサプライズエイド 九千部山のウィンナーエイド

九千部山→基山

柿の原峠までは単調な下りが続く。この区間で2回目の転倒。情けない。

柿の原峠から基山までは虚無の舗装路が続く。前回の全山縦走時はこの区間が最もきつかった。この区間は歩くよりも走った方が楽に感じた。あと平らなロードかと記憶していたが実は結構傾斜のある登りが多くて、山から降りてきたあとに峠走をやらされる感じがまたいやらしい。

相変わらず基山の山頂までの急登はきつかったが、3年前ほど絶望的な疲れ方ではなかった。

基山→原田駅

基山に登頂して記念撮影して原田駅を目指す。基山はぱっと見丘のような外見なのに下山が長い。かなり長くトレイルを歩いてようやく下界に出る。しかしまたここからが長い。もうキロ7分ペースでも走れる気力がなくなっていて、基山から先は全歩きだった。

原田駅には17時過ぎに到着。博多に移動してかっぱさんと合流してさしすで乾杯した。

24時間超で原田駅着 博多駅のさしすでかっぱさんも合流して乾杯

装備

  • 帽子
    • パタゴニア ダックビルキャップ
    • Smartwool メリノビーニー(使わず)
  • サングラス
    • Float リゲル
  • ドライレイヤー
    • オンヨネ ブレステックPP
  • ベースレイヤー
    • パタゴニア エアシェッドプロプルオーバー(基本ずっとこれ、フード付きなので少々の風は凌げる)
    • パタゴニア キャプリーンクールデイリースリーブレスシャツ(使わず)
  • ミッドレイヤー
    • STATIC アドリフトクルー(寒いとき、停滞時に着用)
  • ウインドシェル
    • パタゴニア フーディニジャケット(風が強いとき、停滞時に着用)
  • 長ズボン
    • パタゴニア ウインドシールドパンツ(基本ずっとこれ)
  • 短パン
    • パタゴニア ストライダープロショーツ(ウインドシールドパンツの下に着用、寒かったので大峠から先だけ短パンになった)
  • レインウェア
    • 山と道 UL All-Weather Hoody & Pants (使わず)
  • 靴下
    • Danish Endurance メリノハイキングソックス
  • シューズ
    • アルトラ TIMP 5
  • 手袋
    • RxL メリノグローブライト(ハードなトレランには向かなかった、穴が開いてしまった)
  • ヘッドライト
    • Milestone MS-i1 (充電ミスで同僚の予備バッテリーを借りた)
    • Ledlenser NEO1R(予備)
  • GPS ウォッチ
    • COROS PACE 3 (全周波モード&ナビゲーション利用ではバッテリーがもたないかも)
  • ザック
    • PaagoWorks Rush 11R

補給食

たくさん持って行ったがエイドを開いてもらえたので全部食べなかった。ジェルよりカロリーメイトなどの方が食べ飽きない。

サポート・デポ

  • 長野峠
    • 同僚二人によるサポートエイド。夜中にありがとうございます 🙏🏻🙏🏻🙏🏻
    • 水、おにぎり、カップラーメン、羊羹、ジャリパン
  • 三瀬峠
    • 前日夜に自分が設置しておいた
    • 水、 Redbull、マンハッタン、どら焼き、カルパス
  • 坂本峠
    • 本当だったら一緒に走る予定だったかっぱさん(サブスリーランナー)設置のサプライズエイド。グループ位置共有のデータを見てやってきてくれた。
    • 水、カステラ、Redbull
  • 九千部山
    • 同僚が麓から水を 8L 歩荷してくれた。大感謝。
    • 水、リポビタンゼリー、おにぎり、ゆで卵、ウィンナー

総評

まさか自分が0泊で全山縦走できるとは思ってなかった。アラツさんと元同僚のヨギーさんがマイラーで、二人にサンドイッチしてもらったおかげだった。来週の ASO VOLCANO TRAIL 完走に一歩近づけた気がする。

同僚たちが出してくれたエイドにも感激。知ってる顔の人が待っていてくれて温かいものを食べさせてくれると涙が出そうなくらい嬉しくなる。今度は自分がサポートする側でなんかしたいと思った。

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三月の出来事

  1. 三瀬峠↔脊振山ピストンのトレイルランニングをソロで2回実施
  2. 油山でのイベント(仕事)
  3. キャナルシティ博多におでかけ
  4. 毘沙門山花見ラン
  5. 自宅でから揚げ密造 阿蘇の丸福のとり天(から揚げ)を再現したかったが失敗
  6. 初の飯盛練コース周回 叶岳神社、飯盛神社、高祖神社の三社参り

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今宿から見る百道の夕景

2024 年シーズンのマラソンの振り返り。 2024 シーズンは以下のレースに出た。

  1. 福岡マラソン
  2. 宮崎青島太平洋マラソン
  3. 熊本城マラソン

福岡マラソンに関しては個別に記事を書いた。ギリギリだがネットタイムでサブフォーできた。

福岡マラソンはなかなか良かったのだが、その後がダメダメだった。

青島太平洋マラソン

おぐらのチキン南蛮

シーズン二本目は青島太平洋マラソン。フラットなコースで記録を出しやすいと聞いていたのでエントリーしていた。福岡マラソンでサブフォーできなかったときにサブフォーを狙うための本命レースだと捉えていた。しかし想定外にもシーズン一発目の福岡マラソンでサブフォーできてしまったので練習に身が入らず、 30km 走もやらないままに本番を迎えてしまった。

前日入りした宮崎ではサウナに入ってチキン南蛮の名店おぐらに行って大盛りご飯を食べて食べ過ぎ状態となり、スタート直後からずっとお腹が重く、なんとレース中に初めて💩をしてしまった。ドン引き。

アオタイは 2023 年は暖かかったと聞いていたので Teton Bros. の Elv 1000 Sleeveless で走ったら、この年は寒く、特に高架の道路を走る区間で海風にさらされて体が冷えた。寒い時期のマラソンは汗抜けの良さよりも体幹部の温度を過剰に失わない工夫の方が大事だと思い知らされた。

32km 地点くらいで💩を出してからはペースを落として最後はファンランのようなペースでゴール。マラソン初挑戦したときの福岡マラソンよりも遅いタイムだった。

アオタイは高架道路を緩やかに登るのを繰り返すし、カーブ部分では路面が傾斜しているので足首に負担が来る。遮るものがないので海風をもろに受ける。各所でスライドが多く、歩行者の横断のためにコースが所々狭まったりするので結構走りづらいと感じた。福岡から宮崎はだいぶ遠いので、一回出たらもういいかなというのが正直なところ。観光しに来て朝こどもの国のあたりを緩くジョグするのは楽しそう。

熊本城マラソン

ゴール後の著者

こちらも二年連続出走できた。去年悔しい思いをしたのでリベンジを果たしたかったのだが、マラソンワースト記録を樹立するという屈辱的な結果となってしまった。

敗因は色々ある。まずは練習量の圧倒的な不足。仕事が忙しく、なかなかランニングのリズムを生活のなかに作れなかった。年末に風邪を引いたことも良くなかった。これで完全にランニング習慣が途絶えてしまった。加えて本番一週間前の牡蠣の食あたり(ノロウイルス)。一月から二月にかけては一週間の練習回数が一回、週間走行距離は10kmのようなていたらくだった。

次にシューズのミス。なんとマラソン用のシューズ( ASICS MAGIC SPEED 2 )と間違えてトレランシューズ( ALTRA OLYMPUS 4 )を持ってきてしまっていた。詳しくは個別に記事を書いた。

シューズがベアフットシューズだったこともあり、 20km 手前で力尽きてペースを落とした矢先に計測マットに足を引っかけて激しく転倒してしまった。右肩と肘のあたりを強打して結構血が出ていたし、靴も転倒で破けてしまったのでここでやめようかなとも思ったけど、とりあえず救護所まで行こうと走っているとなんとか走れた。ハーフ地点の救護所に寄って傷の応急処置をしてもらい、その後ゴールまでゆっくりジョギングすることにした。転倒時につった両足ふくらはぎが痛み、歩いたり走ったりを繰り返した。

転倒したせいで開き直って、記録を狙うマラソンでは食べない給食を積極的に食べた。熊本城マラソンはランチパックとか菓子パンとか一杯あった。いちごもいっぱいあったのでたくさん食べた。

去年走ったとき異常につらかった熊本港方面への直線は去年ほどつらくは感じなかった。去年は誰も知ってる人がいないためとても孤独に感じたが、足がハチャメチャにつっていたので沿道で冷却スプレーを持って応援してる人のところに駆け寄ってスプレーをしてもらうのを何度もやって、親戚のおばちゃんに励まされながら走ってるような気持ちになった。熊本を離れてもう 15 年も経つが、故地のような感覚はずっと持っている。もし熊本で就職していたらどんな人生を送っていたんだろうと想像しながら熊本城への道を走った。

最後、第一高校の裏手から熊本城への登りはきつかった。今年はかなり歩いたが、最後の最後の二の丸広場へ駆け込む登りはつって言うことを聞かなくなってるふくらはぎにむちを打って無理矢理走った。

練習不足、意図せずベアフットシューズで走ることになったこと、 20km 地点での転倒などトラブルだらけのマラソンだったが、リタイヤせず最後まで走れたことは福岡マラソンでのサブフォーよりも達成感があった。

熊本城マラソンに関してはめっちゃ悔しいので来年もう一回チャレンジしてみたい。熊本でサブフォー達成して故郷に錦を飾りたい。

総括

福岡マラソンでギリギリサブフォーできたのはよかったが、課題の残るマラソンシーズンだった。月間 200km 走れていないのはまずい。週末のロング走が足りてない。 COROS アプリによると、ランニングレベル分析のうち、乳酸閾値レベル、スピード持久力、スプリントは 77 以上あるのに、有酸素レベルが 74 しかない。閾値走やインターバル走よりも、有酸素持久力ゾーン( 5'46" ~ 6'51" )でのジョグをみっちりやるべきなのだと思う。 10km くらいではなく 20km くらい。

とりあえずマラソンシーズンは終わったのでトレランしたり登山したりしていこうと思うけど、来年悔しい思いをしないよう、週末のロング走を今年はちゃんと頑張りたい。

| @雑談

1 月

根子岳と祖母山

正月早々、山に登った。二年連続阿蘇山。砂千里側から登って仙酔峡に下山した。北面は日が当たらず凍っており、傾斜の急なバカ尾根を下るのは怖かった。

ブログには書いていないが確か正月の初売りで Mac mini の M2 Pro モデルを買った。 Apple Silicon の速い Mac を手に入れたので Whisper CPP を使って Castro を作っていた Supertop の Podcast の文字起こしをしてブログに書こうとしていたが、未完のまままだ公開できてない。年末年始で書き上げたい。

仕事はアプリのダウンロード数をどうやったら増やせるかを延々考えていた。開発をしてダウンロードを増やすなんて無理ゲーだろうと思ってたが、頭を使って何個か施策を考えた。あとは企業向けの機能をテコ入れしていた。

2 月

多良岳から見る雲仙方面の山

熊本城マラソンに出てる。サブフォーを狙っていたが練習不足で果たせなかった。一人で出て誰も知り合いのいない熊本城マラソンは孤独だった。来年雪辱を果たしたい。

中旬のやたら寒い時期に佐賀と長崎県境の多良岳・経ヶ岳に登山に行った。パラパラと落ちてくる樹氷の下を歩くのは楽しかった。花粉がやたらきつくて寒かったけど楽しい登山だった。

仕事はやたらネットワーク効果について考えてたが、まだ思考が甘かった。その後ハイパー起業ラジオを聞いたり本を読んだりしてネットワーク効果についての知見を深めていく。

3 月

今津湾

3 月から 6 月にかけてはブログ記事がない( 3 月に熊本城マラソンの記事を書いているが、それ以外は何もない)。

3 月の頭に糸島であったトレランのレースに出た。ショートレースであまりパッとしない成績だった。まだ 300km も走ってないアルトラのトレランシューズ Outroad が破れて悲しかった。

仕事は新規ユーザーの継続率を伸ばすための A/B テストをやってた。

4 月

長垂海岸

平尾台のトレランレースロングに出た。雨降りでコンディションが悪く、関門タイムギリギリのゴールだった。このときからギリギリグセが付いている。

家の近くの山で有名なトレランチームの人たちを招いて緩い練習会をやった。グループ位置共有を宣伝できてよかった。

仕事はどうやって EC を伸ばすかを考えていた。やはり基本はネットワーク効果だと思って、ユーザーがレビューを書ける機能の土台を作っていた。日の目を見るのはだいぶ先のことになる。

あと、ユーザー登録数を劇的に増やす施策をリリースして、毎月の新規ユーザー数をかなり上積みできた。

5 月

退勤からの都市高速

南畑里山トレイルというトレランのレースに出た。楽しかったがショートレースは出し惜しみをしてしまう。レース後、体力が有り余っていた。

仕事ではこの頃から組織変更が計画されていて、自分の役割がちょっと変わりつつあった。

顧客起点を本格的に取り入れることになり、 N1 インタビューをやったりもしてた。

6 月

久住三俣山

仕事で久住に登山に行った。ミヤマキリシマ終わったあとの平日の久住は静かでよかった。

組織変更の荒波に揉まれたり、 EC のシステムをどうするかを考えたりしてた。もはや単なるプロダクトマネージャーではなくなりつつあった。

7 月

通勤風景

キリエビのロングに出た。こちらも関門 10 分前のギリギリゴール。最後の 15km くらいを近くにいた人たちと励まし合いながら一緒に走った。とても良い思い出。

仕事はなんと平社員からいきなり部長になってしまった。やることが大きく変わり、隣の部長から厳しいご指摘を賜りながら歯を食いしばって働いた。

この頃からハイパー起業ラジオを聴いて積読していたネットワーク効果の本をちゃんと読むようになった。

8 月

阿蘇山

脊梁ピストントレイルというトレランのレースに出たが、初めてリタイヤした。登りが急で、また水場がなく、とても消耗するレースだった。折り返し地点の関門時刻に間に合わず、失格となってしまった。めっちゃ悔しい。まだまだ自分は雑魚だと思い知らされたレースだった。来年は完走したい。

仕事では相変わらず EC のシステムをどうするかとネットワーク効果について考えていた。ユーザーインタビューではなく、山を歩いている人に話しかけて話を聞かせてもらうというのもやった。山を歩いてる人たちはほとんど自社アプリを使ってくれているのではないかと思っていたがそうでもなくてショックを受けた。

9 月

長垂海岸の夕焼け

PayPay ドームリレーマラソンに出た。リレーマラソン前の二週くらいは休みの日の朝に大濠公園に集まってみんなで練習したりしてた。大濠公園から西公園や南公園に走りに行った。

仕事は相変わらずゴタゴタの整理をしていた。この頃はあまり戦略的な動きができず、目の前の仕事に右往左往していた。

10 月

七ツ釜

翌月の福岡マラソンに向けて 30km 走を 2 回やりたかったが 1 回しかできなかった。しかし、初めて一人で大濠公園で 30km 走をやったのは自信になった。一人だと諦めないか心配だったけどちゃんと最後まで走れた。

仕事は相変わらずゴタゴタ処理。この頃から MAU を自分たちの力でどれくらい伸ばせるかにチャレンジすることになって、年末に怒涛の機能リリースをすることに。仕込みを始めた。

11 月

南阿蘇外輪山

オアシス再結成の報を受けてオアシスをよく聞くようになってた。その流れでアンディー・ベルがオアシス加入前にやってたバンド RIDE の曲を聞くようになった。 Vapour Trail めっちゃよい。

ランニングは福岡マラソンに出てきた、ネットタイムではあるかサブフォーをギリギリ達成した。 8 秒差。

また 11 月から会社の人たちと週に 1 回大濠公園を走るようになった。部活みたいで楽しい。

仕事ではリリースする機能の狙いや目的を社内で共有するのが難しくて難儀した。プロダクトマネージャー間で認識をそろえるのも難しいし、他部署の人と認識をそろえるのも難しかった。

12 月

会社からの景色

11 月に引き続き宮崎であった青島太平洋マラソンに出たが、記録更新はならなかった。初めてレース中にうんこしてしまった。最悪。そもそも想定外に福岡マラソンでサブフォーできてしまったせいでその後のランニングのモチベーションが落ちてしまって全然走れてなかった。

仕事は仕込んでいた機能が次々リリースされた。炎上した割に期待した効果が得られない機能や、そもそも使ってもらえない機能もあったが、一つは結構当たって成果を出せた。加えて失敗のリカバリーで出した機能も大きな成果につながった。例年、 12 月になると利用が落ち込むが、 MAU を自分たちでコントロールすることは出来なくはないということがわかったのは収穫だった。いままで大雑把に捉えていた MAU を細かく分解して、それぞれの要素ごとの継続率なんかを分析してる。まだこれといった施策はないが、来年はこの知見を活かしてさらにサービスを成長させていきたい。

2025 年の抱負

仕事

去年のふりかえりでは「何者にもなれない人生だった」と書いていた(2023 年のふりかえり)が、いきなり部長になってしまった。

プロダクトマネジメントとピープルマネジメントは別物と本には書いてあるけど、人に頼んで何かやってもらうという点ではあまり変わらないとも思う。人から信頼してもらい、自分の言葉や考えを信じてもらって行動してもらうという点は変わらない。

それを言い始めたらエンジニアだろうが営業職だろうが同じかもしれない。仕事をしていく上で人から信頼してもらうことは重要だ。そんなの誰でも知ってそうだけど、意外とそれができない。

たまたま年末に買った『プロダクトマネジメントの教科書』という本が良くて、この辺のスキル(人から信頼される、リーダーシップやオーナーシップを発揮する)ことについて実践的な内容が書かれていた。

役割に応じた働きができるよう、もうちょい戦略的に動きたい。

ランニング

ランニング実は去年に比べて距離が伸びていない。これまで毎年距離を伸ばせていたが、今年は夏くらいから走る距離が短くなっている。毎月 200km は走りたいのに、部長になってからみるみる前年同月比の走行距離が落ちている。

年間走行距離

ただ、ランニングのペース(スピード)は上がっている。去年だったらできなかったような、キロ 5 分を切るペースで 20 分間走をやれたりはしてる。なので練習の質は上げられていると思う。

来年こそは距離を伸ばして、月間 200km をコンスタントに超えていきたい。できればマラソンで 3 時間 45 分くらいでゴールできるようになりたい。少なくとも 2 月の熊本城マラソンではサブフォーを再現したい。

ブログ

2024年のブログ執筆状況

実はこの記事を含めても 11 記事しか書けていない。もう少し気負わずに日記感覚で気楽に書きたい。クソみたいな記事でも書かないよりは書いた方がマシ。書かなければ何も残らないしふりかえることすらできない。

Twitter が X になったり、 Threads や mixi2 が登場したりしたけど、セルフホストのブログが一番表現力が高く自由度も高い。死ぬ間際に Twitter や Instagram を見返すより自分のブログを見返した方が良いと思える状況にしておきたい。

| @散財

2024 年買って良かったものをつらつらと。

Kindle Paperwhite

Kindle Paperwhite

動作が速くてビックリ。これまで使っていた 2020 年のモデルは動作がもっさりしていて線を引くことすら難しかったが、 2024 年のモデルはキビキビ動く。また 2020 年モデルはバッテリーの減りが早く、あまり使っていないのに読もうと思って開いたらバッテリー切れになっていることが多かった。しかも充電が micro USB というのがイライラした。充電端子が USB-C になり、ケーブルの問題とバッテリー持ちの問題が同時に解決されて満足。

今回、初めて純正ケースも買ってみたけどなかなか良かった。バッグに入れてるといつの間にかスリープが解除されててページが移動したりバッテリーが減ってることもあったがそれがなくなった。液晶も傷つかない。

Kindle Paperwhite ケース

おおむね気に入っているが値段に関しては不満が大きい。 10 年前に買った初代 Kindle Paperwhite は 7800 円だったのに今回のは 30000 円近くしたので 4 倍近く値上がりしてるのにはちょっと閉口。比較的発売されたばかりなのに 1 月 3 日からの初売りで 5000 円引きになるらしい。この前のプライムデーでもセールしてたしやっぱり値付けが高すぎるのだと思う。

Apple Watch Series 10

Apple Watch Series 10

Series 6 からの買い換え。 Ultra も持ってるけどこっちはドナドナすることに。 Ultra は重すぎてランニングで使うにはしんどかった(登山では良いと思う)。

実は今年 COROS の Pace 3 も買っている。 Pace 3 は軽くて電池持ちよくて GPS の精度が高いのもよいが、ランニング時に取れるメトリクスが Apple Watch よりも少ない。具体的には Ground Contact Time (接地時間)と Vertical Oscillation (上下動)が取れない。これらを計測するためには追加で COROS Pod を買わないといけない。

センサーの性能や Apple Pay とか音楽再生のコントロールとか日常生活での利便性を加味するとやっぱり Apple Watch が最強。シリアスに走るとき(マラソンのレースとか、 30km 走とか)やトレランのレースでどうしても Apple Watch だとバッテリーが足りなくなることが想定される際には COROS を使うが、普段は Apple Watch で問題なし。

TAZO ORGANIC CHAI

TAZO ORGANIC CHAI

会社でサンプル品のチャイのティーバッグをもらって飲んだらうまかったが、自分で買うには値段が高すぎて買えなかった(ティーバッグ一つあたり 280 円くらいする)。代わりになるものを探していて、ハーブティーといえば TAZO だなと思って調べてみたら何といまは TAZO は日本国内では取扱がないようだった。 20 年以上前、自分がアルバイトしていた頃のスターバックスのお茶は TAZO だったのだが、スターバックスは傘下に収めていた TAZO を手放したらしい。

仕方なく楽天で探したらアメリカから発送してくれる会社があった。それでもティーバッグ一つあたり 80 円くらいするので結構高い。でも味は期待通りだった。

ちなみに TAZO のティーバッグが切れたので代わりに Amazon で安く売られていた他のチャイを試してみたら、香りが薄くてイマイチだった。 TAZO のやつの方が生姜とスパイスの香りがガツンときてうまい。高いとは思いつつも引き続き楽天で TAZO のやつを追加購入した。

Patagonia エアシェッドプロプルオーバー

Patagonia エアシェッドプロプルオーバー

ウィンドシェルと化繊シャツのハイブリッドみたいな素材のプルオーバー。胴体はナイロン生地、腕とフードの部分はポリエステルの化繊(キャプリーンクールライトの生地)。防風性と通気性のバランスが絶妙。値段は高い(ウィンドシェルのフーディニジャケットよりも高い!)がめっちゃよい。

冬のランニング、着るものが難しい。化繊シャツの上にウィンドシェルを着ると途中で暑くなって脱がなければならずかさばる。エアシェッドプロプルオーバーは最初から最後まで着たまま走れる。暑くなったら胸のダブルジップのところを開ければ換気できるし、袖は伸縮性があるので簡単に袖まくりできる。ドライレイヤーのシャツの上にエアシェッドプロプルオーバーを着て体感気温1℃の大濠公園を走ったがちょうど良かった。

Smartwool のメリノビーニー

Smartwool メリノビーニー

ランニングとかトレラン用の薄手のニット帽。冬のランニングは耳が痛くなるのでニット帽がないと厳しいが、厚手のやつは暑い。薄手のビーニーだとちょうどよい。ふんわりした被り心地も優しくてよい。値段も 3000 円くらいで良心的だった。唯一残念なのは薄いグレーを買ったので汗が目立つこと。頭が禿げてて頭皮が剥き出しだからかもしれない。

| @雑談

今津

2023 年の出来事

1 月

インターネットについて書いた記事がバズった。

以前から漠然と思っていたこと(ショッピングプラットフォームを使わず、独自のカートシステムで作られているショップのサイトに Google 経由でたどり着けない)を書いたら同意してくれる人がたくさんいた。

自分としては Google だけが問題と言いたかったわけではないが、あとから読み返してみると全部 Google に問題があるように読める。

この記事をきっかけにして Safari のデフォルト検索エンジンを Google から DuckDuckGo に変えた( iPhone 、 Mac とも)。お店の名前で検索したときに検索結果に Google マップが出てこないのが少し不便だが、 Google マップの情報が必要なら Google マップで検索すれば良いだけなのでまぁ慣れてしまった。

ちなみに車で CarPlay 越しに使うカーナビも Google マップから Apple マップに乗り換えた。 CarPlay の便利さについては 4 月に記事を書いている。

2 月

阿蘇草原マラニックに参加した。

中学生の頃に陸上をしていたとき以来のレースっぽいやつ(厳密にはレースではなく、順位を競わないマラニックだった)。これでトレランの面白さに目覚めた。それまでも家の近所を走ったり、たまに山を走ったりしていたが、あくまで登山がメインでランニングは体力向上を目的としていた。阿蘇草原マラニックに参加してから主客が逆転し、ランニングがメインで登山はサブになった。

Running - Saturday, February 4, 2023.jpg

2 月には iPad Air も買っていた。

ハチャメチャ使いにくいと書いているが、ちょっとしたメモ書きには便利。ノートパソコンの代替として使おうとするとやっぱり無理があって、ちゃんとしたフルピッチのキーボードにはかなわない。それよりも図を描いたりしつつ考えをまとめるメモ帳として使うと、紙のメモでは不可能な、一回書いた文字や図をぐるっと囲んで別の位置に移して整理したりといった使い方が可能。これによって新たなアイディアが浮かんでくることもある。 iPad Air 、高かったが買って良かった。ペイディ払いさまさま。

3 月

3 月は五ケ山・脊振クロストレイルというトレランのレースに出場した。マラニックではないちゃんとしたレース。 2 月に一回試走していたが試走でヒザがオワコンになり、ちゃんとゴールできるかとても心配だったがなんとかゴールした。

Running - Sunday, March 12, 2023.jpg

3 月はブログの検索機能を改造して、ショートカットキーから検索窓を開けるようにして、矢印キーで検索結果を選択できるようにした。これがめっちゃ便利。自分のブログで Mac の人気ランチャー Alfred の検索機能を使えるような感じ。

4 月

CarPlay について記事を書いた。

Apple CarPlay は本当によくできている。車の給油ランプが付いたときに「ガソリンスタンドを探しますか?」というプッシュ通知が効いたときには本当に驚いた。とてもよくできている。

4 月にもトレランのレースに出ている。平尾台トレイルランニング。石川弘樹さんと記念撮影させてもらった。

Running - Sunday, April 16, 2023.jpg

5 月

仕事で下関に行ったので朝から下関の街をランニングした。知らない街に行ってランニングすることの面白さを知った。歩きだと時間がかかるし、自転車だと早すぎて通り過ぎてしまうが、ランニングならパッパッと移動できつつ、気になった場所は止まって写真を撮ったりできる。

Running - Monday, May 29, 2023.jpg

ブログでは Apple Watch をトレランに使うための記事を書いた。

純正のワークアウトアプリではトレランに使うのは難しい(ルート案内がない)が、サードパーティーのアプリを使えば Garmin などの専用ウォッチと同等の機能を提供してもらえる。おまけに日常では Apple Pay が使えたり音楽の操作ができたりプッシュ通知を受け取ったりできて専用ウォッチよりも便利な機能も享受できる。 100 マイルレースとなるとさすがにバッテリー切れしてしまいそうだが、そんなに長い距離を走らないのであれば Apple Watch Ultra でトレランできると思う。

6 月

ブログ書いてない。写真を見返してもあまりパッとしない。仕事では「おつかれ山」の刷新に関わっていた。

Running - Sunday, June 11, 2023.jpg

7 月

二つトレランのレースに出た。 7/2 に南阿蘇カルデラトレイル、 7/24 に霧島・えびの高原エクストリームトレイルに参加した。

阿蘇草原マラニックに参加して、普通では立ち入れない牧野を走ることの楽しさを味わったので、南阿蘇カルデラトレイルにも参戦してこのときしか走れない景色を楽しみたいと思った。結構頑張ったつもりだったがタイムは 6 時間超で五ケ山・脊振クロストレイルのときと大差なかった。結構走ってたつもりなのに残念。

Running - Sunday, July 2, 2023.jpg

7/24 に走った霧えびでは獲得標高が少なかったこともあったのか、 6 時間以内でゴールできていた。しかしこのレースは景色が良いところが少なく、ほとんど林道できつかった。それでも一緒に参加した人たちと前日入りで霧島まで移動してピコラナイえびのに泊まったのは修学旅行みたいで楽しかった。えびの高原の雰囲気も阿蘇や久住に似ていて良かった。いつか韓国岳に登りに来たい。

Running - Sunday, July 23, 2023.jpg

7 月はレースのほかに長崎の七高山めぐりトレランもやった。 4 時間くらいで終わるつもりが 5 時間以上かかった。真夏の日中低山トレランはやばかった。七高山めぐりは規定の 1/15 までの間にチャレンジしてみたい。

Running - Sunday, July 16, 2023.jpg

ブログ関係ではサイトがめちゃくちゃ重いことがあるので原因を調べていたら、他サイトの OGP を読み込むための仕組みがスパマーによって悪用されていて、すさまじい数の HTTP リクエストが来ていることが発覚した。クエリパラメーターに URL を渡せば OGP を読み込みに行く機能だったが、 HTML 片を返してその中にオリジナルサイトへのリンクがあるので、足跡を残さずに別サイトへリンクするときの踏み台として乱用されていた。

もしこのブログを AWS などの従量課金系のサーバーで公開していたら多分とんでもない金額を請求されてクラウド破産していた。

8 月

ランニング中に立ち寄った自販機で買ったスコールパイン味がめっちゃうまくてランニングする度に買って飲んでいた。自販機で買うと値段が高いのでスーパーで探すものの、スコールパイン味はケース売りしていないようだった。なのでカルピスのパイン味を買って家で作った炭酸水で割って飲んでいた。パインと乳酸飲料の相性抜群なので良かったらお試しください。

スコールパイン味

下旬に一人で金山に行って野営した。防水の靴を夏に履くと自分の汗がなかなか抜けず逆に足がめっちゃ蒸れることを学んだ。夏は通気性の良い靴の方がよい。渡渉で足が濡れてもすぐ乾くし。

国民宿舎金山

このときの野営では地べたに座ったところ、アリにかまれてめっちゃつらかった。また地面に置いた荷物にも大量にアリが侵入してきて困った。このときの経験からハンモック泊するときはリッジラインを張って荷物は極力吊るすようにした。

9 月

ブログ記事なし。良く走ってはいたようだ。

トレランの用のシューズメーカーの Altra の靴が値上がりしすぎてつらいので 9 月に NIKE のセールでカイガー 9 というトレランシューズを買った。 9500 円くらいだった。 Altra のシューズは安くても 20000 円くらいするのでめっちゃお得。 NIKE のシューズは幅が狭いので足に合わないのだが、カイガーは Altra ほどではないにせよそこそこ幅が広くて 10km 程度のトレランでは問題なかった。

9 月は初めてあたたかい季節に九州脊梁に行った。脊梁はそれまで冬枯れの時期にしか訪れたことがなく、晩夏の脊梁は緑いっぱいで新鮮だった。

Hiking - Saturday, September 9, 2023.jpg

10 月

課金術についての記事を書いて少しバズった。

プログラミングなどの情報に比べて、この手の情報はインターネット上に非常に少ない。やっぱりみんなこの手の情報を必要としていたのだろう。

ちなみに課金手法は正解はない。業種によって様々だ。しかし確実に言えることは、自分がどんな価値を顧客に対して提供して、どういう課金手法だったらお金を払ってもらえるかを突き詰めて考えることだと思う。

10 月は何のレースにも出ていないが、翌月の福岡マラソンに備えてよく走っていた。レースなしで 238km 走っていた。 30km 走を後半に 2 回行っている。キロ 5 分台で 20km 近く走ったのはこれが初めてだったが、これで走りの次元が変わったように思う。キロ 5 分台への恐怖がなくなった。

Running - Monday, October 30, 2023.jpg

11 月

11/12 に福岡マラソンに出場した。初マラソン。もしかしたらサブフォーいけるのではと思っていたが、 6 分オーバーしてしまった。トレランのレースは本番に備えるといっても近所の山を走る位だったが、マラソンは入念に準備をした。インターバル走したり、ロング走したり。準備をして本番に臨む感じは初めての経験で新鮮だった。トレランよりもハイペースで走り続けるのでゴール後の疲労感も異なる。声がかすれるくらいに一生懸命に走ったのは初めてだった。

11 月はトレランのレースにも出た。八幡山岳会カントリーレース。マラソンで完全燃焼したので楽しむつもりで気楽に走ろうと思って出たが、なかなかハードなコースでかなりきつかった。朝、寒かったので厚着してスタートしたところ、昼間は結構気温が上がって厚手の長袖シャツを着ていたため体温調節に苦しんだ。

Running - Sunday, November 26, 2023.jpg

マラソン、トレランレースとイベントが多かったが、子どもから風邪をうつされて 11 月下旬から全然走れなくなってしまった。この体調不良は翌月まで尾を引いた。

12 月

12 月は仕事でグループ位置共有という機能をリリースしたのでいろいろ忙しかった。この機能は残念ながら山をなめるなおじさんクラスターから叩かれて炎上してしまった。「集団行動が前提の登山で離れても良いなどと言うとは何事か、けしからん!」的な反応だった。

Hiking - Friday, December 1, 2023.jpg

仕事は忙しかったが、ハッピーハイカーズの法華院ギャザリングというイベントに参加したり、南阿蘇カルデラトレイルの冬大会にも参加した。

法華院ギャザリングのイベント自体は自分は人見知りなこともあって全くダメだった。坊ガツルでの 12 月の野営はとても寒く、外に置いていたエバニューのウォーターキャリーの中の水が凍っていた。

Hiking - Sunday, December 3, 2023.jpg

南阿蘇カルデラトレイルはこれまでで最長となる 50km のコースにエントリーした。 6:00 の暗い時間にスタートし、 16:00 までにゴールしなければならない。これまで自分は持久力があると思っていたが、 30km を過ぎたあたりでシャリバテしてしまい、 30km ~ 45km くらいはずっと歩いていた。このままでは DNF になると焦りながらなんとか各エイドの関門時刻をギリギリ通過していき、最後にちょっと元気が出てきてなんとか制限時間内にゴールできた。本当にきついレースだった。

きついレースではあったが、この日は寒波が到来していて南阿蘇の標高 1000m ちょいの外輪山は雪が積もり、しかも気温が低いため雪がさらさらのままで、非常に幻想的な景色の中を走ることができた。こういうスノーランも楽しい。

Running - Sunday, December 17, 2023.jpg

2024 年の抱負

2023 年はもう 42 歳にもなるのに何者にもなれない人生だった。親孝行もできていない。何のために生きているのかと自問自答する日々だった。もうこの歳になって人生一発逆転できることはないのはわかってはいるが、 2024 年は両親や故郷に対して恩返しとなる何かをやっていきたい。

具体的にはアプリを作りたいと思っている。アプリ開発の技術的なノウハウは皆無だが、どうやったら人々が欲しがるアプリを作れるかはほんのちょびっとだけその辺の人よりは詳しくなった自負がある。 2024 年中にリリースすることを目標にコツコツ勉強していきたい。