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MacBook の内蔵キーボードを有効にしたり無効にしたりするやつ、よく使うけど毎回 Terminal でコマンドうつの面倒くさいので Alfred の Workflow にした。

Alfred の Workflow でシェルコマンド実行できるけど sudo しないといけないのは実行できない。調べたら AppleScript 経由だと実行できることが分かった。

こんな感じ

do script “実行したいシェルスクリプト” with administrator privileges

MacBook の内蔵キーボードの有効無効の切り替えは以下のような感じになる。

on alfred_script(q)
  set script_to_run to "sudo kext" & q & " /System/Library/Extensions/AppleUSBTopCase.kext/Contents/PlugIns/AppleUSBTCKeyboard.kext"
  do shell script script_to_run with administrator privileges
end alfred_script

これ打つと認証プロンプト出るのでそこでパスワード入力すればよい。便利。

追記

workflow にして公開しといたので使ってみたい人いたら使ってください。

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面白かったので便乗して書きます。

iPod 、大学3年の頃に友達が買って見せびらかしてまわってたのが最初の出会いだった。当時は自分は Windows 使ってて Apple 周辺の事情に疎く、特に iPod を欲しいとも思わなかった。

初めて iPod を買ったのは就職活動に失敗して留年していた頃だ。家の近所をぶらついていて、確か発売されたばかりで結構品薄だったのを偶然発見し、就職活動が終わって始めた居酒屋のバイトでもらった初めての給料で買った。第四世代 iPod のモノクロのやつで、ディスクの容量は 20GB だった。

iPod を買った年の冬に精巣腫瘍になって翌年の正月に病院に行ってがんだと分かり入院・手術した。病院はおそろしく退屈で病人生活を始めた最初の頃はパソコンとか持ち込んだりしてなくて、 iPod で音楽を聴くか新聞を読むくらいしか楽しみがなかった。抗がん剤の治療をするようになってからは、点滴されながらじっと iPod で音楽聞いてた。音楽聞いて抗がん剤の吐き気とかを紛らわせようとしてた。

第四世代 iPod は Apple タイマーが正常に機能して、購入からぴったり一年後に壊れてしまった。 HDD が死んだぽかったので開腹してハードディスク入れ替えたら良さそうだったけど当時はハードディスクもそこそこ高く、海外に旅行に行く直前に(飛行機に10時間以上乗るのに無音はつらかったので)第五世代の iPod を買った。こちらは 30GB のディスク容量で、カラー液晶になっていて写真を閲覧したりもできた。

第五世代 iPod は京都で半年入院してるときに重宝した。この頃は抗がん剤の副作用で耳鳴り・高音難聴に苦しんでいたのでよく音楽を聞いた。あと当時付き合っていた女性にふられたのでコールドプレイの "Warning Sign" をエンドレスリピートしながら京都の寺社仏閣を一人でふらふらと歩いて回ったりした。退院して北海道まで青春18きっぷで行ったときもひたすら第五世代 iPod で音楽を聞いていた。

第五世代 iPod は液晶から壊れはじめた。縦方向に筋が入るようになり、最終的には筋が広がって筋の隙間からのぞき見るようにして画面を見る必要があった。iPhone 3G を買ってからは歩くときは iPhone で音楽聞くようになったので、 iPod はもっぱら車の中で音楽聞くとき専用端末になった。最後はオートバックスの駐車場でドアポケットの掃除かなんかしてるときになくしてしまったっぽくて行方不明になった。

実は最初にインターネットに接続したパソコンは弟が音楽製作用に買っていた初代 iMac のタンジェリンのやつで、パソコンの原体験は Apple にあった。大学ではレポート提出とかの都合上 Windows を使っていたけど、数年ぶりに Apple 製品に触れて再び Apple 熱が高まり、 AirMac Express を買って Air Tunes で音楽聞くようになった。

iPod が画期的だったのは、 iTunes のライブラリと iPod を同期して使うところだった。それまでの MD や既存の mp3 プレーヤーは、プレーヤーに入れたい曲を選択してプレーヤーに移す、という作業が必要だった。昔の iPod の CM に、家の Mac で聞いていた音楽の続きを出かけるときに iPod で聞く、というやつがあったけど、そういう発想は他のプレーヤーにはなかったと思う。最初は馴染めなかったけど、曲のレートや再生回数が iPod と iTunes で同期される便利さに慣れると、 iPod 大勝利だなと思うようになった。2ちゃんねるで SONY のプレーヤーの悪口を吹聴して回るほどだった。

しばらく Apple 製品使ってないうちに OS X が出ていることを知り、 OS X の GUI の美しさにびっくりした。当時の Windows XP のフォントはアンチエイリアスがきいておらずシャギーだった。 OS X といい、 iPod - iTunes といい、 Mac/Apple の方が Windows/Microsft よりもだいぶ進んでいるなと感じた。 Windows に無理矢理 Osaka フォント入れたりして Mac 化したりしてた。次パソコン買うなら絶対 Mac だなと思うようになっていた。

大学卒業して入院しているときには病院があまりにも暇でノートパソコンが欲しくなったので、 DELL の安いノートとかにしたらと母親に言われたものの、どうしても Mac がいいとだだをこねて PowerBook G4 の 17 インチのやつを買ってもらった。これを使って病院でブログ書いたりしてた。ブログいじりが楽しくて PHP とか少し触るようになり( Mac は簡単にウェブサーバーを立てることができるので病院とかでも PHP のコードいじったりするのに向いてた)、結果的に Web の仕事がしたいと思うようになって今日に至っているような気がするので、 iPod 買ってなかったら Mac を欲しいとも思わなくてプログラミングをやり始めることもなく、何の能力を身につけることもないまま今も親のすねをかじってニートをしていたかもしれない。

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ApplicationIcon.175x175-75.png (175×175)

MacVim で Markdown 形式で文章を書いて Marked.app でプレビューしてた。 Marked.app 、便利なんだけどリストのネストの解釈が GitHub とかの Markdown と違ってて、スペース 4 つ入れないといけないのがだるかった。あとコードのシンタックスハイライトも GitHub のに比べたら弱い。やはり GitHub Flavored Markdown で Markdown をプレビューしたい。

ここを読めばやり方が書いてある。

GitHub Flavored Markdown と互換にしたいなら結局 GitHub が使っていると公言している redcarpet と pygments.rb (と Python の Pygments )がいることになる。 Docter というその辺の gem をラップする Node.js 製のソフトを使えと書かれているけどいらないものは入れたくなかったので gem install pygments.rb redcarpet するだけにとどめた。

rbenv とか rvm でインストールした Ruby のバージョンで gem をインストールして使おうとすると失敗するらしいのであまり気が進まなかったけど sudo つけてシステムルビーにインストールした。

そんでもって同じ URL に書いてある Docter の Docter/bin/github-flavored-markdown.rb at master · alampros/Docter をパクってちょっと改変してから使うことにした。これをテキトーな名前で保存して chmod a+x する。

なんか HTMLwithPygments#header は引数三つ受け取れるようにしてないとエラーになるっぽい。あと style は Marked で当たるのでここで当てる必要なさそう。

Marked.app 側の設定で Custom Markdown Processor にチェックを入れてファイルのパスを指定すればオッケー。

Marked.app でも GitHub Flavored Markdown に近いかたちで Markdown のプレビューができるようになるのでドキュメント大量生成するしかないですね。

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日曜の朝に Mac を触っていたら突然 OS が落ちた。しょうがないのでスタートボタンを押して OS を起動させた。 OS 起動後、メッセージを見ようとするけど Messages.app 起動時にクラッシュして見られない。

一旦 iCloud アカウントからログアウトして再ログインしたらいけるかなと思ってログアウトして再度ログインを試みる。しかし各種設定をオンにしてもサーバーとの通信に失敗しているようで、 iCloud の利用ができない状態になってしまった。

同時にインターネットアカウント設定が出来ないことに気がつく。「インターネットアカウント を読み込めませんでした」というエラーが出る。

Apple Support Discussion で見かけた Unable to load iCloud and Internet...: Apple Support Communities を参考に ~/Library/Caches/com.apple.iCloudHelper を消して com.apple.iCloudHelper を kill してログアウト -> ログインを試すもダメ。 iCloud 関連で用いるファイルにロックがかかっている状況で OS が突然停止して iCloud 死んだぽかった。

英語の Apple Support Discussion の情報を一通り眺めて試してみたけど Messages.app とインターネットアカウント設定は復活せず、あきらめて TimeMachine のバックアップデータから復元することにした。 33 時間かかって復元は終わった。 Messages.app は無事起動するようになったが万事元通りとはならず、アドビ系のソフトが全滅した。

まえ MacBook の HDD を SSD に変えたときに TimeMachine のバックアップから復元したら同じように Adobe CS4 のライセンシングが機能しなくなって Photoshop とか使えなくなった。前回はハードドライブが変わったからそうなったのかと思っていて、同じ SSD に復元するのであればこういうことは起こらないのではないかと勝手な期待を抱いて復元してみたら、案の定ライセンシングが機能しなくて起動しなくなった。

前回はディスクケースに取り出した古い HDD を入れてディスクから Mac を起動してアドビ系のライセンス認証を解除して回ることで Photoshop とか起動できるようになった。今回はディスクの換装ではないので古いドライブが存在しているわけではなく消去して上書きインストールされているので、旧データの OS を起動してライセンス認証を解除するということもできない。 Adobe が CS4 向けに提供しているライセンス修復ツールは PowerPC アプリケーションというクソっぷりで、 Intel CPU の Mavericks で起動するわけもなく。どうせ Adobe のサポートとかに電話しても Mavericks で CS4 の動作は保証しておりませんとか言われるだけだろう。つらい。

Adobe のソフト、基本的に異常な操作感だし使いたくないけど、印刷屋に年賀状とかのデータを送るときにどうしても使わないといけないのがだるい。国はアドビ対策基本法とか制定してアドビ倒産に追い込んで欲しい。

TimeMachine のバックアップから復元するときはご面倒さまでも Adobe ソフトのライセンス認証を解除してから行われることをおすすめします。最近の Creative Suite ではこういうことおこんないのかな。マジでクソい。

追記(2014/05/08)

昨夜、一旦ソフトをアンインストールして入れ直したら Photoshop とか使えるようになった。ライセンシングが機能しなくなったらインストールし直せば何とかなるようです。ディスクが何枚にも分かれてるので時間かかるけどな。

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2年くらい前に Western Digital の My Book Live という NAS を買った。ほんとは Time Capsule が良かったんだけど Time Capsule を買う金はなくてこれにした。

狭い机の上にハードディスクを置くのが嫌だったので NAS にしたんだけど、ものすごく使いづらい。 WiFi 経由なのもあるかもしれないけど、転送速度がすごく遅い。 MacBook Pro Mid 2009 のディスクを HDD から SSD に交換したとき、 My Book Live 内の TimeMachine バックアップから WiFi 経由で復元したら、 300 GB 程度のデータを転送するのに丸三日かかった。 WiFi ルーターが Fon の 802.11b/g のやつだから 802.11n のやつに変えればもう少し実用的な速度になるのかも知れない。

TimeMachine 用に使うにはバックアップに頻繁に失敗するのもつらい。なんかディスクの信頼性が低下したとかで頻繁に過去のバックアップを消去して新規バックアップを作成しろとか出る。 Mountain Lion の頃によくこの警告出てて Mavericks にしてからあまり出なくなったけど、それでも 2 ヶ月に 1回くらいの頻度でバックアップ新規作成(=フルバックアップ作成。これも 2, 3 日かかる)しないといけなくなるのでつらい。

ちなみにバックアップディスクの信頼性が低下したときは以下のような一連の呪術的なプロセスを経ることでタイムマシーンのバックアップディスクとして再利用可能になる。

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Mavericks にしてからマウスジェスチャーソフトの xGestures がうまく使えなくなった。起動するときにエラーが出て、いちいちターミナルから open -a ~/Library/PreferencePanes/xGestures.prefPane/Contents/Resources/xGestures.app して呼び出したりしてたけど、今朝ついに起動しなくなってしまった。

マウスジェスチャーのソフトはいろいろあるけど、 xGestures の良かったところはブラウザープラグインではなく、 Finder などブラウザ以外のソフトでもジェスチャーを設定出来るところだった。 Finder や FTP クライアントなどのような「戻る」「進む」概念のあるソフトウェアでマウスジェスチャー使えたのが大変便利だった。

xGestures は昔からアップデートが遅くて、 OS のバージョン上げる度に苦労してた印象ある。このまま新しいバージョンとか出ない可能性もある。ひと思いに他のソフトに移行してみようかと検索してみたけど、 CocoaSuite とかも開発止まってたし、良い感じのソフトなかった。検索して出てくるのはどれも Magic Trackpad / Magic Mouse を使いやすくするソフトウェアばかりだった。

いま普通の Mac ユーザーはみんな Magic (Trackpad|Mouse) 使ってて、 OS X に標準で組み込まれてるスワイプ機能とかで事足りてるのかも知れない。みんなタッチスクリーンに慣れてるし、画像編集ソフトなんかで細かい修正作業とかするとき以外 Mac でわざわざマウス使う理由とかない感じがする。そのうち若い人はマウスとか使わなくなって、「マウスジェスチャーって何? 原始時代の儀式か何か?」みたいに感じになるのかも知れない。

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Reeder for Mac の新しいの出ないので ReadKit というの買ったらイノベーティブだった。RSS リーダーとしてだけではなく、Pinboard のブックマークとか Instapaper とか Pocket のやつも読めてこれまでの RSS リーダーとはひと味違う。これだけでフィードの購読、過去読んだ記事の検索までできるので最高だと思う。Google Reader 死んでからインターネットつまらないと思ってたけどこれでまたインターネット楽しくなりそうな感じする。

ReadKit