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Apple Watch でトレイルランニングするためのアプリ

Apple Watch トレラン のようなキーワードで検索すると、「 Apple Watch はトレランでは使えない」、「ランニングウォッチとしては微妙」というようなレビューが見つかる。自分もそうだと思ってたんだけど、それらのレビューは純正のワークアウトアプリか Strava アプリ、 NIKE のアプリくらいしか試してないようだった。果たして本当に Apple Watch はトレイルランニングで使えないのだろうか?

※この記事で紹介しているアプリよりももっと良いアプリを見つけたので以下の記事も是非読んでみて下さい。

Garmin などランニング特化の時計でできること

Twitter を見てると Garmin の時計を付けてランニングをしてる人たちがその日のトレーニングの様子とか体調をキャプチャで載せてる様子が観測できる。

どうも Garmin だと心拍数と睡眠時間などから「今日は体調良くないですよ」(トレーニングレディネス)とか、今日の運動メニュー(おすすめワークアウト)とか、フルマラソンなどのレースの予想タイム(レースウィジェット)を教えてくれるっぽい。

Apple Watch にも Apple 純正のアクティビティトラッカー(ワークアウトアプリ)あるし、心拍数を計測する機能も睡眠トラッキング機能もあるけど、その日のトレーニングがどうだったのか、体調がどうなのか(その数字が何を意味するのか)は自分で解釈・判断しないといけない。

加えて Garmin の上位機種( Forerunner 955 など)では地図とルート表示およびナビゲーションが可能で、山の中でスマートフォンや紙地図を取り出すことなく予定のルートと地図を確認できるようだ。つまり

  1. オフライン地図表示&ナビゲーション
  2. 運動回復支援機能

↑の二つが Apple Watch にはない機能で、 Garmin 勢うらやましいなぁと思っていたが、いろいろ調べてみると以下の二つのアプリを入れることで Apple Watch を Garmin 相当にすることができるようだった。

  1. WorkOutDoors
  2. Athlytic

オフライン地図表示&ナビゲーションアプリ WorkOutDoors

WorkOutDoors

Apple Watch には Apple 純正のワークアウトアプリがあって、普段走るときはこれを使っているが、メトリクスを計測するのみで地図でのナビゲーション機能はない。レースコースという、過去の自分のルート・記録と比較しつつ走れる機能はあるが、同じルートを何回か走ってからでないとレースコースとしてワークアウトに表示されない。

しかしルートを表示する機能は初めて行く山域や知らない場所を走るときにこそ必要で、 WorkOutDoors はそれを実現するアプリだ。ワークアウトアプリにはできない、任意の GPX ファイルを読み込ませてルート表示することができ、特定の範囲の地図をダウンロードしてオフライン表示することも可能だ。

しかも純正のワークアプリと同等のアクティビティログの取得も可能で、きちんとランニングのデータが保存される。 GPS ログや心拍数に加え、 watchOS 9 から取得できるようになったランニングパワーや上下動もちゃんと記録される。

実を言うと最初自分はこのアプリを iPhone で GPX ファイルを閲覧するためにインストールしていたが、あまり便利ではなく(使い方が難しかった)すぐ使わなくなっていた。しかし改めて Apple Watch でアクティビティトラッカー件ルートナビゲーションアプリとして使えることを知ってまさにこういうのが欲しかったということに気が付いた。ルートを外れたときの警告機能もあるし、心拍数などのメトリクスを Apple Watch で計測しながら道がわからないところを走るならこれ一択という感じがする(土地勘があるところなら Apple のワークアウトアプリの方がシンプルで使いやすい)。

WorkOutDoors はハチャメチャふにカスタマイズ可能

さらにこのアプリがすごいのがめちゃくちゃ細かくカスタマイズできるところで、画面表示やレイアウトだけでなく、画面を複数回タップしたときの挙動までカスタムできる。自分はソフトウェア開発者なのでこういう複雑な UI には強い方だと思うけど、これは普通の人には使いこなせない複雑さだと思う。しかしランニング意欲と IT リテラシーの両方が高い人からするとめっちゃうれしい使い勝手の良さを備えている。

watchOS 9 でワークアウトアプリがだいぶ進化して、ランニング中に表示するメトリクスの内容を自分でカスタマイズできるようになったが、いまにして思うとこのような機能は WorkOutDoors アプリでは以前から搭載されていたようで、ワークアウトアプリは WorkOutDoors の後追いをしているとも言える。純正ワークアウトアプリの方がデザインが洗練されていて使いやすいが、少々込み入った作業が必要でも自分に本当に必要なデータ(ペース、心拍数、累積獲得標高などなど)を厳選したい人にはうってつけだ。

WorkOutDoors は有料ソフトだがサブスクリプションではなく一回だけの買い切りで値段も安く良心的( 1100 円)。トレランでも Apple Watch を使いたい人にはおすすめです。

運動回復支援アプリ Athlytic

Athlytic

Garmin の時計でいうところのトレーニングレディネスとおすすめワークアウト機能のようなものを提供してくれるのが Athlytic だ。

Apple 純正のヘルスケアアプリで睡眠時間や安静時心拍数などを知ることができるが、どう理解すれば良いかがわからない。昨日の睡眠時間は 6 時間で、そのうちレム睡眠が〇時間です、なんて言われてもそれが良いのか悪いのかがわからない。

Athlytic は睡眠の状況と心拍数からその日の体調をはじき出し、今日は休んだ方がよいとか、激しいトレーニングしてもオッケーとか教えてくれる。

Athlytic Athlytic Athlytic

このブログでたびたび話題にしている HealthFit というアプリでも回復具合を表示してくれるが、睡眠時間や安静時心拍数からではなく、トレーニングをしているかしていないかで判定している。元の TSB モデルというもの自体がそういうものなので仕方がないが、トレーニングしてないから体調が良いかというとそうでもなくて、あまりよく眠れてなくて体が重いこともあるので、 Athlytic のようなアプリが欲しいと思っていた。本当はあんまり体調良くないときに張りきって高負荷のトレーニングをして怪我したら最悪だ。 Athlytic を使うことで客観的に自分の体調を把握できるようになる。

なお買い切りの WorkOutDoors と異なり Athlytic は年間 3400 円のサブスクリプションだ。調べたところ同種のアプリはほかにもあって、値段が安いものや無料のもののあるが、 iPhone 側にはほとんど UI がなくて Apple Watch で情報を見なければならなかったり( Training Today )、体調の判定だけでおすすめのワークアウトを教えてくれる機能はなかったり( CHIPR )するので、少々出費は必要だが Athlytic を使うのが良さそうだ。

でも Apple Watch はバッテリーもたないですよね?

バッテリーに関してはやっぱり Garmin に負けてしまう。自分の 2 年半使った Apple Watch Series 6 はワークアウトを動かすと 6 時間くらいで電池が切れてしまうので、登山やトレランで Apple Watch を使う場合は Ultra を買うしかないだろう。また Apple Watch Ultra であったとしても二日に一回は充電が必要なのは避けられない。

しかしトレランの 100 マイルレースで Apple Watch Ultra を使って完走したという情報もあるので、 Apple Watch Ultra で節電モードをうまく使えばウルトラマラソンや 100 マイルレースでも Apple Watch Ultra は使えそうだ。

これまで泊まりの登山や 100km 、 100 マイルのトレランレースでは Apple Watch は候補に入ってこなかったと思うが、 Ultra によって 20 時間以上のワークアウトを記録できるようになったので、ランニングのときのためだけに Garmin を使う必要がなくなったとも言える。 WorkOutDoors や Athlytics のようなアプリが本領発揮できるような環境が Apple Watch Ultra によって整ったということだ。

おとなしく Garmin 使えばよくない? 何で Apple Watch にこだわるの?

この動画見てください。

Garmin は長時間のアクティビティには確かに向いてるかもだけど、日常生活が厳しい…。アメリカですら Garmin Pay は使い勝手が良くないと言われているのに日本だったらもっと使えないですよ。音楽を聞くのだって Amazon Music と Spotify しか対応してなくて事前に楽曲をダウンロードしておく必要があって不便。

一方で Apple Watch は日常の使い勝手はとてもよく、 Apple Pay でコンビニやスーパーで買い物できるのはもちろんのこと、 Mac のスクリーンロックを解除したり、 Siri で Apple TV を操作したり、運転中には Apple マップのナビゲーション通知を受け取ったりできる。最近の車だと Apple Watch が車の鍵になったりもするようだ。

運動好きだけどデジタルガジェットも好きで、 Apple エコシステムの提案する快適な生活を捨てがたいという人は Apple Watch を使うしかないでしょう。金持ちだったらランニング用に Garmin を買うこともできるだろうけど、トレーニングレディネス(睡眠や日常の心拍数変動から算出)のことを考えるとトレーニング中もそうじゃないときも同じ時計を使っていることに意味があるので、日常は Apple Watch 、走るときは Garmin という使い分けはあんまり意味がない。同じものをずっと身に付けていた方がよい。

まとめ

WorkOutDoors と Athlytic というアプリを使うことで Garmin のような機能が手に入る。これまで日常生活での快適さを諦めて Garmin 使ってた人も Apple Watch Ultra に乗り換えて WorkOutDoors と Athlytic をインストールすれば Garmin を使ってた頃と近しい感じでトレーニングできる。

様々なアプリが App Store にあって自分好みのアプリを探してインストールすることができるのが iOS / watchOS の強みなので、純正のワークアウトアプリだけ使って「 Apple Watch はトレランでは使えない」という評価を下すのは早計だと思う。適したアプリを探して入れてやれば Apple Watch はトレランでも使えます。 40km くらいまでの短いレースであれば普通の Apple Watch でもバッテリー切れにはならないはず。活動時間が 6 時間を超えてくるような距離( 50km 以上?)のレースでは Apple Watch Ultra が無難でしょう。

なお、このゴールデンウィーク期間中、 Amazon で Apple Watch Ultra がタイムセール対象になっているようだ(人気のないバンドカラー、サイズのみ)。自分も正直買おうか悩んでいてここ 4 日くらいカートに入れたり出したりを繰り返している。よろしければご検討ください。

| @散財

Pebble Time Round

4 年前の誕生日に嫁さんに買ってもらった Pebble Time Round をずっと使ってる。

純正革ベルトは購入後割とすぐに異臭を放つようになってしまった。革ベルト自体がくさいのではなく自分の手首の垢がベルトに染み付いて異臭を放ってるみたいだった。

おまけに充電部が皮膚と触れるせいで端子がさびてしまい購入半年で充電しづらくなってしまった。

その後ベルトをナイロン製の NATO のやつに変えて臭いも端子のサビも(肌が直接充電端子に触れなくなったので)幾分かましになったが、最近また調子が悪い。

Pebble は自分が Pebble Time Round を購入した年の年末に FitBit に買収されて終了した。

その FitBit も Google に買収されてしまった。

結構きついのがソフトウェアの更新が止まってることだ。有志がメンテナンスしてくれているが、いつ iOS のアップデートに追従できなくなるかがわからない。

なんだか書いていて暗澹たる気分になってきたが、二日はバッテリーが持つし、小さくて軽いし、 E-Ink なので常時時間を確認できるしで良いところもたくさんある。厚みが薄くて見た目がいかにもスマートウォッチ然していないのも良かった。それでいて万歩計、睡眠トラッキング、スマートフォンへの通知の受け取りにも対応しているので神デバイスだったと思う。腕時計へプッシュ通知が届くことの便利さに慣れたらなくては困ると感じるだろうから壊れたら観念して Apple Watch を買おうと思うけど、 Pebble Time Round のような感覚では使えないのだろうなと思う。

| @散財

iPhone 11 表面

親父にあげていた iPhone 6 のバッテリーが寿命のようで、 iPhone 7 を譲るために新しい iPhone を買った。 iPhone 11 の 128GB にした。 88000 円くらい。魅惑のオリコローン、 24 回払い分割金利手数料無料で購入した。 iPhone 7 は 2016 年末に買ったのでまるまる 3 年使った。

外観と Face ID

ごっついレンズが複数付いた外観は好きになれなかった。 iPhone 11 Pro は高すぎて買えなかったが外観的にも個人的に受け入れられなかった。 iPhone 11 のレンズ二つの外観もいびつに見えたが、いまさら iPhone XR を買うのは何だかなという感じなので消極的に iPhone 11 を選んだ。

iPhone 11 背面

ケースを付けるかは迷った( iPhone 7 はケースを付けない状態が一番使いやすかった)が、結局付けた。ケースを付けないとレンズの出っ張りが邪魔で、背面を下にしてテーブルに置いたときに安定しない(ガタガタする)。レンズ面の出っ張り対策としてケースは必要だと思った。ケースは Amazon で評価のよかった以下を騙されたと思って買ったけど実際とても良かった(サクラレビューではないようだった)。

ホームボタンと Touch ID のないモデルは初めてで、 Face ID は Apple Pay の支払時に不便かなと懸念していたが、スリープボタンをダブルタップして読み取り機にかざす前に Face ID 認証すればよいのでかえって便利になった。 NFC 認証のスピードも速くなっている気がする(コンビニのレジでもたつくことがなくなった)。

Face ID になってよかったことに、スクリーンプロテクターが全面を覆い隠せるようになったことがある。 Touch ID 方式だとホームボタンは指紋認証のために覆うことができず、スクリーンプロテクターに妙な穴が開いてたりしていて不格好だった。全面を覆えるものを買ったがとても良い。何もはっつけていないみたいに見える。

スクリーンプロテクターは以下のものを買った。貼り付け時に貼り付け位置を失敗しないようにサポートするプラスチックの枠が付いていてスーパー便利だった。これまで位置ずれを気にしながら貼っていたのがバカみたいだった。

重い

iPhone 11 、とにかく重い。調べたところ 194g のようだった1。 iPhone 7 は138g だったみたいなので 56g くらいしか重くなってないのに随分重く感じる。検証機として会社から借りてる Pixel 3a に比べても重い。 50g の差がスマートフォンでは決定的な違いになるんだなと思った。

iPhone 11 と Pixel 3a

電池のもち

重くなったおかげか、バッテリー容量が増えていて電池がとてもよくもつようになった。 iPhone 7 はバッテリーを一度 Apple Store で交換してもらったが、それでもヘビーに使うと一日電池がもたなかった。 iPhone 11 で不意に電池切れになって困った、ということは起こりそうにない。

写真

写真に関しては、日中に撮れる写真の画質は iPhone 7 の頃と大差ないと感じる。もっと綺麗な写真が撮れるかなと思ったけどそうでもなかった。ポートレートモードも試したが、ぼかし処理が甘くて(特に物撮り)被写界深度的に「そこ違うんだけどな」というところがぼけてしまったりする。一眼で撮るのには及ばない。

広角レンズはおもしろい。室内や街並みなどは広角で撮ると楽しい。

街並み

川や道路の大きさ、スケール感が伝わる。

博多川 リバレイン通り

室内

店内の壁一面に手書きのいろんなメニューが貼ってある面白定食屋の様子。店内は広くなく、標準のカメラでは到底壁一面の様子などを写すことはできないが、広角レンズで撮影することができた。

定食屋店内 定食屋店内

ナイトモード

ナイトモードもなかなかおもしろい。 NIKON Z6 を買って最近のカメラの夜景撮影能力に感動していたが、 iPhone 11 のカメラで撮る夜景も大分すごい。以下は近所の山に夜景を撮りに行ったやつの比較。

街の夜景

Z6 で撮った写真は三脚に固定して撮っている。一方 iPhone は手持ち。これはすごい。

今山から見る今宿( NIKON Z6 で撮影)

今山から見る今宿( iPhone 11 で撮影)

夜の踏切

Z6 は ISO 感度が 51200 まで上がってしまってノイズだらけになってしまっている。 iPhone 11 の方は ISO 800 で撮って補正しているのでノイズが少ない。

今宿の踏切( NIKON Z6 で撮影)

今宿の踏切( iPhone 11 で撮影)

こんな感じで、ミラーレスカメラと同等の、状況次第ではミラーレス以上に綺麗な夜景写真が撮れてしまう。画像補正処理技術の向上すごい。


最初は「う〜ん」と思っていた iPhone 11 の外観や重さだけど、使っていくうちに広角レンズの便利さや電池のもちの良さなど、 iPhone 11 の良さがしみじみとわかってきた。値段は iPhone 11 Pro ほどには高くないし、買ってよかったなと思える端末でした。便利。

| @散財

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Soundcore ( Anker のサブブランド的なやつ)の Liberty Lite を買ったところとても良かった。

これまでも Anker のイヤフォンは二つ買っている。どれも 2000 円くらいのやつだったが、イヤーピース(チップ)がポロポロ取れるやつで、何度もイヤーピースを無くしてしょうがなく左右で違うサイズのものをつけて誤魔化しながら使っており、かなりストレスが溜まっていた。

Liberty については rebuild.fm でだいぶ前に miyagawa さんが紹介していて良さそうだったので目を付けてはいたのだけど、これまで買ってきた 2000 円程度のものならいざ知らず、 6000 円近くしてまたイヤーピースが外れやすくて 1 年程度で買い換えることになったら嫌だなぁと悩んでいた。年末に Amazon を覗くとポイント還元キャンペーンをやっていたのでリストカット感覚で購入してみた。

良いところ

左右セパレートで完全ワイヤレスなのでめっちゃ楽

冷たいケーブルを首の後ろにたらんと垂らす必要がないのがこんなに快適だとは思わなかった。本体が耳からぽろっと取れるということもないし、イヤーピースもしっかりしていて簡単に外れたりしない。

遮音性が高い

ノイズキャンセリングではないが、カナル式なので耳の穴をしっかり塞いでくれて電車や街中など結構周囲の音がやかましい所で使っても音がよく聞こえる。 iPhone の標準イヤフォンでは線路脇を歩いていて電車が通るとめっちゃうるさくて何も聞こえなくなってしまうが、 Liberty であればちゃんと音楽を聴ける。

バッテリーが長持ち

直近まで使っていた Anker の SoundBuds は 3 時間くらいしかバッテリーが持たなくて、いざ聞こうとするとバッテリー切れ、ということが多かった。 Liberty Lite も本体は 3.5 時間程度だが、ケースと合わせて 12 時間バッテリーであり、使わないときはケースに入れて保管している間にケースのバッテリーから本体に充電されるので大体本体は満タン状態になっている。

悪くない音質

イヤーピースが外れるなど苦労しながらもこれまで Anker のイヤフォンを使ってきたのは値段の割に音が良いだからだった。 Liberty Light も個人的には十分満足できる音質。

残念な所

色々な機器で切り替えて使おうとするとペアリングの精度が悪くなる

例えば主に iPhone で使っていてたまに Mac でも使いたいとなると、いちいち iPhone でペアリングを解除して Mac で接続し直す必要がある。これをやってると iPhone との接続が不安定になって、接続の解除だけでなくリセットしないと iPhone と繋がらなくなるということが何度かあった。この辺は AirPods の圧勝だろうと思う(使ったことないから知らんけど)。

ケースに入れても電源が入り、 iPhone と接続されてしまう

Liberty Lite はケースに入れたら勝手に Bluetooth 接続が切れて充電が開始される仕組みだが、稀にケースに入れても iPhone との接続をキープしてしまいバッテリー切れになってしまうことがある。あるいはケースに入れて Bluetooth 接続は切れたが充電がされないこともある。買ってすぐの頃頻発していたが、しばらく使っていると起こりづらくなった。

結論

残念なところがないわけではないが、これまで使ってきた両耳が繋がってるものに比べて使い勝手もバッテリー持続時間も改善されて嬉しいという気持ちしかない。耳から外したら自動的に音楽が止まるような機能や iPhone と Mac でシームレスにペアリング先を切り替えられるような機能はないので、そういうのが欲しい人は 2 万円近く払って AirPods を買ってもらうしかないと思いますが、 Mac とモバイル機器でイヤフォンを分けてるような人には Liberty Lite は十分満足できるコストパフォーマンスの良いイヤフォンだと思います。買ってよかった。