| @写真

2025 年 6 月の出来事

  • 福岡の高校ラグビー準決勝、決勝を見に行く
  • ChatGPT にランニングコーチをしてもらうようになる
  • ペ社時代の元同僚でマネジメントやってるおじさんたちと痛飲
  • 糸島半島の可也山、火山、立石山をめぐるトレラン練習会に参加
  • 長垂海岸で夕日を眺める
  • ファストパッキングスタイルで祖母傾完全縦走、下山後に竹田丸福へ
  • 今宿から生の松原、小戸、マリノアシティ、愛宕浜、室見川、福重、拾六町を経て今宿に戻る夜間ロングランを実施( 18km )
  • 6 月の月間走行距離は 201km 、獲得標高は 5,255m

| @写真

2025 年 5 月の出来事

  • ASO VOLCANO TRAIL 前の最後の山練で激しく転倒し首を痛める
  • ASO VOLCANO TRAIL 出場して完走(個別に記事を書いた
  • 東京へ出張し、恵比寿から洗足池公園までランニングしてラーメン二郎目黒店に
  • PayPay ドームリレーマラソンに出場
  • 5 月の月間走行距離は 219km 、獲得標高は 6,444m

| @写真

写真で毎月ふりかえろうと思ってたのに全然できてなかった。

2025 年 4 月の出来事

  • 舞鶴公園で花見
  • 脊振山系全山縦走トレランバージョン(個別に記事を書いた
  • ASO VOLCANO TRAIL に向けてトレーニング
    • 初めてやったときはかなりしんどかった糸島四座縦走が楽ちんに感じられるように
  • 身内に不幸があり帰省
  • 月間走行距離は 231km 、獲得標高は 10,381m

| @登山/ランニング

国造神社

5月の10日から11日にかけて行われた ASO VOLCANO TRAIL 2025 に出場した。初めて出たトレランのレースが今は開催されていない阿蘇草原マラニックで、そのとき第一回大会のことが紹介されていて ASO VOLCANO TRAIL の存在を知った。初めてのレースでマラソンも走ったことがなかった当時の自分からすると、阿蘇の外輪山を夜通し走るなんですクレイジー過ぎるし、自分がそんな超人みたいなことにチャレンジする日がやってくるとは思わなかった。しかしそれから 2 年で出場して完走してしまった。

レースでは曇り、晴れ、暴風、霧といろんな風景の阿蘇を見られた。夜の外輪山を自分の足で移動したのは貴重な体験だった。何世代か前の先祖にもきっと牧草を刈り取りに来て草泊まり(草で作ったテント)に泊まり、同じ光景を見ていた人がいただろう。生まれ故郷の知らない姿を見た気がした。

ずっと一人で走ってたけど途中から以前一緒に今宿の山を走った方たちの仲間に入れてもらい A6まで一緒に走らせてもらった。ずっと一人だったら坂梨から実家に帰ってたかもしれない。おかげでレース中の写真も撮ってもらうことができた。

ゴール直後こそダメージがあったが、翌々日には大腿四頭筋は筋肉痛なし、ふくらはぎはちょっと痛い。足の裏はマメ三箇所。爪は一本も死んでなさげ。三日後からは普通にジョグしてる。112km走って5000m登ってもほぼダメージがないとは自分でもびっくりしてる。人間は鍛えれば強くなるということだ。

何年か前の平尾台ではトレランザックではなくショルダーバッグを持って走ってる人に抜かれて悔しかったが、今回はトレランザックが小さくて荷物が入りきらなかったのか、トレランザックの上から普通のバックパックを重ねて背負いつつ、手にはハンドライトではなく普通の懐中電灯(単一電池が 4 本いるやつ)を持って走ってる人に抜かれて悔しかった。次のレースでは変な装備で走ってる人に負けたくない。

ふりかえり

スタート〜A1

阿蘇ミルク牧場

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後方スタート。渡渉やドロドロポイントで渋滞の影響をもろに受ける。体力的には全然平気。

A1 ではソフトクリームとバウムクーヘンとランチパックとだご汁とミニトマトを食べた。

A1〜A2

初めて出たトレランレースの阿蘇草原マラニックとほぼ同じコース。このコースめっちゃいい。阿蘇草原マラニック復活してほしい。阿蘇草原マラニックでは大観峰は通らなかったが今回は通れた。大観峰ではアグリーズの方がコーラを振る舞っていて、ありがたく一杯頂戴した。急登を登り切ったあとのコーラはとてもうまかった。

天気は曇りで山の全容は見えなかったが、右手に阿蘇、左手にくじゅうを見られて贅沢な景色だった(ガスってたけどそれでも絶景)。

A2 の国造神社では少し疲労を感じる。あとで合流させてもらう猫丸さんとアベタマさんと話す。

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A2〜A3

引き続き良い景色。飛ばしてるつもりはなかったが、振り返るとペースが速い。総じて前半はもう少し抑えて後半に体力をとっておくべきだった。

A3 までの途中で猫丸さんとアベタマさんに追いつき、ここから仲間に加えてもらう。このペースで行くと 20 時間でゴールとできるはずと教えてもらいビックリする。ただやはり実際はそんなに甘くなかった。

A3 は唐揚げが売り切れで食べられなかった。ポッドキャスト 7trails ラジオ練で聞いたエイドでの過ごし方の鉄則に倣い、何か食べたり飲んだりする前にゴミ捨て、水の補充、荷物の整理をやった。そうこうするうちに唐揚げはなくなっていた。代わりに高菜漬けと沢庵と切り干し大根を食べたが、阿蘇らしいあまからい味付けでとても美味しかった。味噌汁も出がけに飲んだが子どもの頃お寺の集まりで飲んだ味噌汁を思い出した。

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A3〜A4

坂梨から外輪山に登る。トレイル女学院と一部コースが被ってるらしい。根子岳がだんだん迫ってきて迫力満点だったが爆風で何度も体を持っていかれそうになった。根子岳と外輪山が接続してるところから森の中に入り上色見へ。トレイル区間の記憶があまりない。

A4 ではドロップバッグを受け取り着替えて靴を TIMP 5 から OLYMPUS 4 へ履き替えた。 OLYMPUS 4 はサイズがデカいのでレースでは履くまいと思っていたが、 50km 以上走って足がむくんでおりちょうど良かった。靴下を履き替えるとだいぶ気持ちよさが違う。ちなみに渡渉やドロドロゾーンで足の裏がふやけていて皮が剥けそうになっていた。本当なら靴下を履き替える前にテングバームを塗るべきなのだが忘れてしまっていた。

A4 はカレーがうまかった。一人一皿までらしいのに後ろの椅子に座ってる女性はお代わりして食べてた。ずるい。

A4〜A5

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A4 に入るまでは薄明るかったが A4 を出たときは真っ暗。気温も下がっていて寒さを感じた。 A4 を出てから標高を上げるまでずっとロード。根子岳がパカーンと見える月廻り公園を通ったのに夜なので何も見えなかった。

A4 から A5 までは距離は最短で 10km しかないが、はちゃめちゃに長く感じた。標高を上げると風もやばかった。この区間は雨が降ってなくて本当によかった。土の滑りやすい斜面を何度か下ったが、雨降りだったら悲惨なことになっていた。

A5 の高森峠エイドは通常のトレランレースであるようなエイドでテントが貼ってある屋外エイドだった。東屋の側面にブルーシートが貼ってあり椅子に座って寝てる人たちもいて、野戦病院の様相を呈していた。ここではほとんど休まず補給を済ませるとさっと出た。

A5〜A6

ロードと林道の道で標高を上げ、清水峠から激下り。一昨年の南阿蘇カルデラトレイルで登ったところを下った。トレランでは立ったまま下る人が多いけど、手をついて三点支持で降りたらこけなかった。三点支持以外でも、ロープのある場所は一人ずつ行く、ロープは股に挟むようにして持つ、というようの登山の基本的な知識をランニングしかやってない人は知らないことが多い。トレランマンや普段はロードしか走らない人も最低限の登山の知識は身につけておいた方が良いと思う。

A6 で一緒に走ってもらってた猫丸さんとアベタマさんと別れた。マメが痛かったのと膝の痛みが出てきており、下りのスピードについていくのが難しそうだったため。膝は横側が痛くてこれまで経験したことのない嫌な感じの痛さだった。

猫丸さんたちが出発したあと、靴を緩めてしばらくぼっーとしてた。マメは A4 でテングバームを塗り直しておかなかったのが悔やまれた。

A6〜ゴール

猫丸さんたちから 20 分くらい遅れで A6 を出た。駒返峠の取り付きまでずーっとロード。傾斜が緩い区間はジョグ、きついところはパワーウォークで進んだ。南阿蘇カルデラトレイルではここは下りなので一瞬で終わったけど、登るとかなり長い。みんなも疲れてるようで、駒返峠を登り切るまでに何人か抜いた。

しかし峠を登り切って日が出てきたくらいから急に眠気が襲ってきて体が動かなくなった。脊振山系全山縦走のときに経験したやつだ。 5 時とか 6 時くらいが一番眠い。さっき抜いた人たちにあっという間に抜き返され、さらに後方の人にも抜かれた。

しばし停滞したので体が冷えて寒い。夜が明けたら霧が出てきて気温が急激に下がってきた。体を動かして心拍数を上げなければならないが眠くてどうにもならない。カフェインで目を覚ましたいのにメダリストのカフェインジェルは 21 時ごろと 3 時ごろに摂っており残弾がなく、カフェイン入りは普通のマグオンのジェルしかない。このフラフラ状態では滑落しかねないと思い、マグオンを食べると、信じられないくらいフラフラだったのが目が冴えてきて動けるようになった。登りで頑張りすぎて低血糖気味になっていたのかもしれない。 ANDO_ は適宜摂っていたが、これは比較的ゆっくり血糖値を上げるので、低血糖気味のときにはジェルやラムネのようなものの方が良さそうだ。いつ自分が低血糖なのか知りたい。血を取らずに血糖値がわかるテクノロジー開発されてほしい。

南外輪山の最も雰囲気の良い区間をフラフラで歩いたのはもったいなかったが、大矢岳のあたりで復活してからぐんぐん下って、ロードに出てからもキロ 8 分くらいで走り続けた。方々にダメージは来てたが走れないほどではなかった。南阿蘇カルデラトレイルのときは地蔵峠までの登りがとにかくしんどいが、下りで通ると楽ちんだった。

ゴール直前で知ってる人に追いついたので一緒にゴール。タイムは 25 時間 18 分 56 秒だった。大矢岳で復活したことを考えると、猫丸さんたちについていけてたかもしれない。

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ゴール後

ゴール後には猫丸さんたちとも会話して、更衣室で着替えて(気がついたら更衣室で小一時間寝てた)、南阿蘇鉄道の中松駅から列車を乗り継いで実家まで帰った。自分はチートで親に車を出してもらってアスペクタから中松駅まで送ってもらったが、歩いて中松駅まで移動している人もいた。 110km 走ったあとに大荷物でお疲れ様です。乗合タクシーとかあればいいのに。

列車の乗り換え待ちで立野駅で食べたビーフピラフがシャバの味がしてうまかった。阿蘇駅に着いたらまだ食べ足りなくて、駅の近くのラーメン屋でラーメンを食べてから帰って昼寝して温泉に行き、夜は 11 時間くらい寝た。

練習

3 月は月間 200km の 8165m アップ、 4 月は月間 231km の 10831m アップだった。自分は普段月間 150km くらいの走行距離なので直前 2 ヶ月は結構頑張った。それでも平日は仕事が忙しく、 1 、 2 回しか走れないことが多かったので週末に土日の片方はロードを長めに、もう片方は山に行くという練習をやってた(米の山通信のボルケーノ攻略回で聞いた内容、いわゆる Back to Back )。

山練は時間がないときは家の近所の今宿四座周回( 8.4km 、 700m アップ)、時間があるときは三瀬峠↔︎脊振山ピストンの練習をやった。 4 月頭には脊振山系全山縦走をやって夜通しトレイルを走る練習もやった。以下に 3 月、 4 月、 5 月の山練を列記。

日付 内容 距離 獲得標高
3/1 三瀬峠↔︎脊振山ピストン 26km 2100m
3/9 今宿四座周回 8.8km 713m
3/21 今宿四座周回 9.2km 689m
3/22 三瀬峠↔︎脊振山ピストン 25.8km 2073m
3/30 今宿四座周回+α(飯盛練) 16.5km 1649m
4/4 脊振山系全山縦走 79.1km 5819m
4/20 糸島四座縦走 18.7km 1572m
4/27 三瀬峠↔︎脊振山ピストン 26.5km 1998m
5/4 今宿四座周回 8.6km 674m

↑に加えてトレイルに入らずできる林道練や、家の近所の低山でのトレイルインターバルなんかもやった。

三瀬峠↔︎脊振山ピストンはだいぶ鍛えられた。その後やった糸島四座縦走が楽に感じられるくらい。 3 回目の三瀬峠↔︎脊振山ピストンのあとはまだ体力に余力を感じられた。きつい練習は一回一回自分が強くなっていくのがわかるので面白い。

今宿四座周回は 2 年前の自分にはチャレンジングな内容だったが、いまはお手軽なジョグという感じになってきた。時間がない日に手早く山に入りたいときに便利。ただし、飯盛神社と高祖神社に寄る飯盛練は斜度 10% でかなりきつい。

極めつけは脊振山系全山縦走。このコースは YAMAP では 72km と表示されるが COROS での計測ではほぼ 80km だった。自分のトレランの最長記録は昨夏のキリエビロング 65km だったので最長記録を更新した。

装備

前半と後半で上半身とシューズを変えた。ノースリーブを忘れて、レース後の着換え用に持ってきていたティートンブロスのアクシオライト T シャツを着て走ったが、寒かったのでちょうど良かった。スリーブレスを着るには寒すぎた。

前半

  • Tシャツ
    • Teton Bros. アクシオライトティー
  • シューズ
    • Altra TIMP 5

後半

  • ドライレイヤー
    • Onyone ブレステックPP
  • ベースレイヤー
    • Patagonia エアシェッドプロプルオーバー
  • シューズ
    • Altra OLYMPUS 4

共通

  • 帽子
    • Patagonia ダックビルキャップ( A4 で交換)
  • 靴下
    • Danish Endurance( A4 で交換)
  • ウィンドシェル
    • Patagonia フーディニジャケット
  • ザック
    • Paago Works Rush 11R
  • レインウェア上
    • Mont-bell バーサライトパンツ
  • レインウェア下
    • 山と道 UL All-Weather Pant
  • ヘッドライト
    • Milestone MS-i1
    • Petzl Tikka
  • バックライト
    • Nathan
  • ソフトフラスク
    • Nathan 532ml × 2
  • 手拭い
    • Chaoras スポーツ手ぬぐい
  • サングラス
    • Float リゲル

補給食

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たくさん持って行ったがかなり余った。ジェルを少なめにして ANDO_ とカロリーメイトを多めに持った。走りながらは食べづらいけど自分はカロリーメイトの味が好きだ。あとはアミノバイタルの青をエイドに寄る度に摂るようにしていた。キリエビに出たとき、いかに後半の筋疲労を抑えるかが長いレースでは大事だと思っていたので。加えて A3 と A6 ではアミノバイタルゴールドも飲んだ。

Pow Bar

あと昨年のキリエビ同様、 Pow Bar で復活したのが一回あった。中身に薬剤でも入っているのかなと確認したがオールオーガニックで変なものは入ってなさげ。自分は咀嚼する系の補給食が向いているみたいだ。今回、謎の右顎痛があって顎を動かして食べるのがきつかったのが悔やまれる(レースが終わったら嘘のように顎の痛みはなくなった)。眠気で死んでた区間も Pow Bar 食べればよかったかも。

カツサプ

今回、初めてカツサプを使ってみた。よく言われる無限の持久力のような感覚はなかったが、確かに登りで足がパンパンにはならないような? 一袋 1300 円で一回のレースでどのくらい使えばよいのか分からない。今回はスタート前に一袋 8 錠飲んで、 A3 からエイドに寄る度に 2 錠ずつ飲んでみた。錠剤が結構でかいのでソフトフラスクの水で飲むのはきつかった。

痛み

首の痛み

実はレース直前の 5/4 に最後の刺激入れ兼夜のランニングの練習で近所の周回コースを走りに行ったときに、斜面で派手に転倒してしまった。首から地面に落ちて首を痛めてしまい、ムチウチのようになっていた。病院で診てもらって異常はなさそうなので出場したが、下や横を向くと首が痛んだので走っている最中に痛みが出ないか心配だった。首を痛めてからレースまでは痛みがありジョグもできなかったので、ギリギリレース当日に回復して無事走ることができた。

足首の痛み

5/4に転倒したときに右足首を岩にぶつけて怪我をしていた。単なる擦り傷かと思っていたがなかなか良くならず、レース当日もまだ傷口から膿が出ていた。あとになってよくよく傷口を見てみると肉が削られていたようだ。いまだに少し腫れている。この状態で渡渉したり、ドロドロの水たまりゾーンに足首上まで浸かって走ったと思うとゾッとする。化膿したり破傷風になったりしなかったのは幸運だった。

足の裏の痛み

米の山通信のボルケーノ攻略回を聞いて、靴下は耐久性が高そうなものが良いだろうと思った。五本指ソックスであればマメを予防できるが、五本指ソックスは薄手のものが多いから破れるだろうと想像した。 Danish Endurance というメーカーのメリノウールソックスを最近気に入って履いていて、普通の靴下としては高いが、登山やトレラン用の靴下としては安い(一足 1200 円くらい)し、これで全山縦走してノートラブルだったのでこいつを使うことにした。

しかしテングバームの塗り込みが甘かったのか、靴下がよれていたのか、 A4 で靴と靴下を変えたときに見てみると右足小指に巨大な血豆が出来ていたし、テングバームを塗っていなかった中足部あたりはふやけてしまっていた。このふやけが原因で強烈な靴擦れから皮むけにつながるので危なかった。靴下と靴を履き替えたことで靴擦れは免れたが、マメは最後まで痛んだ。雨上がりや渡渉が見込まれるレースでは思考停止でドライマックスの靴下を選ぶべきかもしれない。

結び

100km 越えのウルトラトレイルレース、なんとかなるもんだった。それでも順位は後ろの方なので全然自慢できるようなものではないが、自分は長い時間をダラダラ走り続けることはできるみたいだった。

またすぐやりたいかと言われると微妙だし、100マイルのレースにすぐチャレンジできるとも思わないが、年に一回くらいはこういう過酷なレースに出てみるのもいいなぁと思う。

| @登山/ランニング

唐人の舞手前の地点から糸島方面を見渡す

3年ぶりの脊振山系全山縦走。今回はトレランバージョン。同僚、元同僚、霧えびをきっかけに仲良くなったアラツさんの四人でチャレンジ。

金曜の17:00に福吉スタート。明るい時間に金山前後の危険箇所を通過したかったので夕方スタートにした。

職場の同僚の皆さんが長野峠と坂本峠、九千部山でエイドステーションを用意してくれたおかげで荷物は最低限で済んだ。

3月、三瀬峠脊振山ピストンを2回やったし飯盛1500もやってたので結構トレーニングしてるつもりだったけど、登りで足手纏いになってしまって申し訳なかった。もう少し体重を減らさないとダメっぽい(撮ってもらった動画を見ると自分の小デブ感が際立つ)

夜通し走ったのは初めてだったけど眠くてどうにもならないということにはならなかった。一晩だけのオーバーナイトランならなんとかなるっぽい。

ただし、中盤以降、2回足を引っ掛けて激しく転倒してしまった。手を出してガードすることもできず、顎からぶっ倒れたことも。疲れると足が上がらず躓いてしまうっぽい。脳みそが疲れて正常に働いてないのではとも指摘された。そうかも知れない。疲れたときには意識して足を大きく動かすようにしたい。

以下、セクションごとの記録。

十坊山→女岳

しんどいけどまぁなんとかなった。この辺は個別に何度も登山・トレランしたことがあって夜だったけど大きな不安はなし。浮嶽、女岳の傾斜はえぐい。

福吉駅 福吉駅スタート直後 福吉駅から見る十坊山 苦々しい表情で十坊山登頂 十坊山から眺める夕日 白木峠を経て浮嶽へ

女岳→長野峠

女岳から羽金山がしんどかった。いつまで経っても同じ景色、アップダウンの繰り返し。長野峠には同僚がサポートエイドを開いてくれていると知ってたので待ち遠しかったが、走れど登れど辿り着かない。今回の縦走で一番メンタルに応えた。

桃子で水補給 長野峠の豪華エイド

長野峠→雷山

知ってはいたが長野峠から雷山への登りもきつかった。あまりにへばっていたので同僚がトレッキングポールを貸してくれた。3年前に全山縦走したときも長野峠からの登りはポールを頼りに登ったことを思い出した。ポールを借りたおかげでなんとか登り切ることができた。

雷山→三瀬峠

井原山まではお馴染みの縦走路で快適に走れた。夜景がよく見えた。こんな夜中に走る機会はそうそうないので新鮮だった。

井原山から三瀬峠までは通行量が少ないせいか笹が生い茂っており難儀した。特に幅が狭くて一歩間違えると崖下にダイブという場所で道が不明瞭で怖かった。三瀬峠になかなか辿り着かずやきもきしながら走った。

三瀬峠には自分が前日置いておいた補給物資があったので水を補充して菓子パンやカルパスを食べた。補給拠点で補給食のゴミを捨てられるのがありがたい(ゴミは後日回収して持ち帰ってます)

本富士山からの夜景 前夜に設置した兵糧 どら焼き、マンハッタン、レッドブル

三瀬峠→脊振山

城ノ山から金山、鬼ヶ鼻岩にかけては危険な岩場があるが、眠気と疲れも出てきていたので慎重に通過した。三瀬峠からピストン走するときに比べたらペースが遅いのでやたら長く感じた。唐人の舞の手前あたりで足が躓いて派手にこけた。アゴから地面にダイブ。土の上だったので大したダメージはなし。

脊振山には9時ごろ着いたが、もう昼くらいの気分だった。脊振山では昨晩エイドを出してくれた同僚殿の旦那さんと遭遇した。爆風で寒すぎて山頂の避難小屋に入ってたのでロクな写真なし。

三瀬山と金山の間の危険箇所l

脊振山→九千部山

一部五ケ山脊振クロストレイルとコースがかぶっている。前回の全山縦走とクロストレイルの経験からすごくきつい区間のような気がしていたが、三領堺峠(三国峠)の登り以外はそんなにしんどくなかった。

九千部山までの途中、坂本峠で本当は一緒に走る予定だったが足の不調で見送ったかっぱさんがサプライズエイドを開いてくれてレッドブルをもらって飲んだ。めっちゃ嬉しかった。

九千部山ではさらに別の同僚殿がエイドを開いてくれて、ゆで卵とおにぎりとウィンナーとリポビタンゼリーをもらった。下から水を歩荷してもらっていてめっちゃありがたかった。温かい食事は元気出る。

坂本峠のサプライズエイド 九千部山のウィンナーエイド

九千部山→基山

柿の原峠までは単調な下りが続く。この区間で2回目の転倒。情けない。

柿の原峠から基山までは虚無の舗装路が続く。前回の全山縦走時はこの区間が最もきつかった。この区間は歩くよりも走った方が楽に感じた。あと平らなロードかと記憶していたが実は結構傾斜のある登りが多くて、山から降りてきたあとに峠走をやらされる感じがまたいやらしい。

相変わらず基山の山頂までの急登はきつかったが、3年前ほど絶望的な疲れ方ではなかった。

基山→原田駅

基山に登頂して記念撮影して原田駅を目指す。基山はぱっと見丘のような外見なのに下山が長い。かなり長くトレイルを歩いてようやく下界に出る。しかしまたここからが長い。もうキロ7分ペースでも走れる気力がなくなっていて、基山から先は全歩きだった。

原田駅には17時過ぎに到着。博多に移動してかっぱさんと合流してさしすで乾杯した。

24時間超で原田駅着 博多駅のさしすでかっぱさんも合流して乾杯

装備

  • 帽子
    • パタゴニア ダックビルキャップ
    • Smartwool メリノビーニー(使わず)
  • サングラス
    • Float リゲル
  • ドライレイヤー
    • オンヨネ ブレステックPP
  • ベースレイヤー
    • パタゴニア エアシェッドプロプルオーバー(基本ずっとこれ、フード付きなので少々の風は凌げる)
    • パタゴニア キャプリーンクールデイリースリーブレスシャツ(使わず)
  • ミッドレイヤー
    • STATIC アドリフトクルー(寒いとき、停滞時に着用)
  • ウインドシェル
    • パタゴニア フーディニジャケット(風が強いとき、停滞時に着用)
  • 長ズボン
    • パタゴニア ウインドシールドパンツ(基本ずっとこれ)
  • 短パン
    • パタゴニア ストライダープロショーツ(ウインドシールドパンツの下に着用、寒かったので大峠から先だけ短パンになった)
  • レインウェア
    • 山と道 UL All-Weather Hoody & Pants (使わず)
  • 靴下
    • Danish Endurance メリノハイキングソックス
  • シューズ
    • アルトラ TIMP 5
  • 手袋
    • RxL メリノグローブライト(ハードなトレランには向かなかった、穴が開いてしまった)
  • ヘッドライト
    • Milestone MS-i1 (充電ミスで同僚の予備バッテリーを借りた)
    • Ledlenser NEO1R(予備)
  • GPS ウォッチ
    • COROS PACE 3 (全周波モード&ナビゲーション利用ではバッテリーがもたないかも)
  • ザック
    • PaagoWorks Rush 11R

補給食

たくさん持って行ったがエイドを開いてもらえたので全部食べなかった。ジェルよりカロリーメイトなどの方が食べ飽きない。

サポート・デポ

  • 長野峠
    • 同僚二人によるサポートエイド。夜中にありがとうございます 🙏🏻🙏🏻🙏🏻
    • 水、おにぎり、カップラーメン、羊羹、ジャリパン
  • 三瀬峠
    • 前日夜に自分が設置しておいた
    • 水、 Redbull、マンハッタン、どら焼き、カルパス
  • 坂本峠
    • 本当だったら一緒に走る予定だったかっぱさん(サブスリーランナー)設置のサプライズエイド。グループ位置共有のデータを見てやってきてくれた。
    • 水、カステラ、Redbull
  • 九千部山
    • 同僚が麓から水を 8L 歩荷してくれた。大感謝。
    • 水、リポビタンゼリー、おにぎり、ゆで卵、ウィンナー

総評

まさか自分が0泊で全山縦走できるとは思ってなかった。アラツさんと元同僚のヨギーさんがマイラーで、二人にサンドイッチしてもらったおかげだった。来週の ASO VOLCANO TRAIL 完走に一歩近づけた気がする。

同僚たちが出してくれたエイドにも感激。知ってる顔の人が待っていてくれて温かいものを食べさせてくれると涙が出そうなくらい嬉しくなる。今度は自分がサポートする側でなんかしたいと思った。

| @写真

3 月の出来事

  • 三瀬峠↔脊振山ピストンのトレイルランニングをソロで2回実施
  • 油山でのイベント(仕事)
  • キャナルシティ博多におでかけ
  • 毘沙門山花見ラン
  • 自宅でから揚げ密造 阿蘇の丸福のとり天(から揚げ)を再現したかったが失敗
  • 初の飯盛練コース周回 叶岳神社、飯盛神社、高祖神社の三社参り
  • 3 月の月間走行距離は月間走行距離は 200km 、獲得標高は 8,111m

| @雑談

今津

2023 年の出来事

1 月

インターネットについて書いた記事がバズった。

以前から漠然と思っていたこと(ショッピングプラットフォームを使わず、独自のカートシステムで作られているショップのサイトに Google 経由でたどり着けない)を書いたら同意してくれる人がたくさんいた。

自分としては Google だけが問題と言いたかったわけではないが、あとから読み返してみると全部 Google に問題があるように読める。

この記事をきっかけにして Safari のデフォルト検索エンジンを Google から DuckDuckGo に変えた( iPhone 、 Mac とも)。お店の名前で検索したときに検索結果に Google マップが出てこないのが少し不便だが、 Google マップの情報が必要なら Google マップで検索すれば良いだけなのでまぁ慣れてしまった。

ちなみに車で CarPlay 越しに使うカーナビも Google マップから Apple マップに乗り換えた。 CarPlay の便利さについては 4 月に記事を書いている。

2 月

阿蘇草原マラニックに参加した。

中学生の頃に陸上をしていたとき以来のレースっぽいやつ(厳密にはレースではなく、順位を競わないマラニックだった)。これでトレランの面白さに目覚めた。それまでも家の近所を走ったり、たまに山を走ったりしていたが、あくまで登山がメインでランニングは体力向上を目的としていた。阿蘇草原マラニックに参加してから主客が逆転し、ランニングがメインで登山はサブになった。

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2 月には iPad Air も買っていた。

ハチャメチャ使いにくいと書いているが、ちょっとしたメモ書きには便利。ノートパソコンの代替として使おうとするとやっぱり無理があって、ちゃんとしたフルピッチのキーボードにはかなわない。それよりも図を描いたりしつつ考えをまとめるメモ帳として使うと、紙のメモでは不可能な、一回書いた文字や図をぐるっと囲んで別の位置に移して整理したりといった使い方が可能。これによって新たなアイディアが浮かんでくることもある。 iPad Air 、高かったが買って良かった。ペイディ払いさまさま。

3 月

3 月は五ケ山・脊振クロストレイルというトレランのレースに出場した。マラニックではないちゃんとしたレース。 2 月に一回試走していたが試走でヒザがオワコンになり、ちゃんとゴールできるかとても心配だったがなんとかゴールした。

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3 月はブログの検索機能を改造して、ショートカットキーから検索窓を開けるようにして、矢印キーで検索結果を選択できるようにした。これがめっちゃ便利。自分のブログで Mac の人気ランチャー Alfred の検索機能を使えるような感じ。

4 月

CarPlay について記事を書いた。

Apple CarPlay は本当によくできている。車の給油ランプが付いたときに「ガソリンスタンドを探しますか?」というプッシュ通知が効いたときには本当に驚いた。とてもよくできている。

4 月にもトレランのレースに出ている。平尾台トレイルランニング。石川弘樹さんと記念撮影させてもらった。

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5 月

仕事で下関に行ったので朝から下関の街をランニングした。知らない街に行ってランニングすることの面白さを知った。歩きだと時間がかかるし、自転車だと早すぎて通り過ぎてしまうが、ランニングならパッパッと移動できつつ、気になった場所は止まって写真を撮ったりできる。

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ブログでは Apple Watch をトレランに使うための記事を書いた。

純正のワークアウトアプリではトレランに使うのは難しい(ルート案内がない)が、サードパーティーのアプリを使えば Garmin などの専用ウォッチと同等の機能を提供してもらえる。おまけに日常では Apple Pay が使えたり音楽の操作ができたりプッシュ通知を受け取ったりできて専用ウォッチよりも便利な機能も享受できる。 100 マイルレースとなるとさすがにバッテリー切れしてしまいそうだが、そんなに長い距離を走らないのであれば Apple Watch Ultra でトレランできると思う。

6 月

ブログ書いてない。写真を見返してもあまりパッとしない。仕事では「おつかれ山」の刷新に関わっていた。

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7 月

二つトレランのレースに出た。 7/2 に南阿蘇カルデラトレイル、 7/24 に霧島・えびの高原エクストリームトレイルに参加した。

阿蘇草原マラニックに参加して、普通では立ち入れない牧野を走ることの楽しさを味わったので、南阿蘇カルデラトレイルにも参戦してこのときしか走れない景色を楽しみたいと思った。結構頑張ったつもりだったがタイムは 6 時間超で五ケ山・脊振クロストレイルのときと大差なかった。結構走ってたつもりなのに残念。

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7/24 に走った霧えびでは獲得標高が少なかったこともあったのか、 6 時間以内でゴールできていた。しかしこのレースは景色が良いところが少なく、ほとんど林道できつかった。それでも一緒に参加した人たちと前日入りで霧島まで移動してピコラナイえびのに泊まったのは修学旅行みたいで楽しかった。えびの高原の雰囲気も阿蘇や久住に似ていて良かった。いつか韓国岳に登りに来たい。

Running - Sunday, July 23, 2023.jpg

7 月はレースのほかに長崎の七高山めぐりトレランもやった。 4 時間くらいで終わるつもりが 5 時間以上かかった。真夏の日中低山トレランはやばかった。七高山めぐりは規定の 1/15 までの間にチャレンジしてみたい。

Running - Sunday, July 16, 2023.jpg

ブログ関係ではサイトがめちゃくちゃ重いことがあるので原因を調べていたら、他サイトの OGP を読み込むための仕組みがスパマーによって悪用されていて、すさまじい数の HTTP リクエストが来ていることが発覚した。クエリパラメーターに URL を渡せば OGP を読み込みに行く機能だったが、 HTML 片を返してその中にオリジナルサイトへのリンクがあるので、足跡を残さずに別サイトへリンクするときの踏み台として乱用されていた。

もしこのブログを AWS などの従量課金系のサーバーで公開していたら多分とんでもない金額を請求されてクラウド破産していた。

8 月

ランニング中に立ち寄った自販機で買ったスコールパイン味がめっちゃうまくてランニングする度に買って飲んでいた。自販機で買うと値段が高いのでスーパーで探すものの、スコールパイン味はケース売りしていないようだった。なのでカルピスのパイン味を買って家で作った炭酸水で割って飲んでいた。パインと乳酸飲料の相性抜群なので良かったらお試しください。

スコールパイン味

下旬に一人で金山に行って野営した。防水の靴を夏に履くと自分の汗がなかなか抜けず逆に足がめっちゃ蒸れることを学んだ。夏は通気性の良い靴の方がよい。渡渉で足が濡れてもすぐ乾くし。

国民宿舎金山

このときの野営では地べたに座ったところ、アリにかまれてめっちゃつらかった。また地面に置いた荷物にも大量にアリが侵入してきて困った。このときの経験からハンモック泊するときはリッジラインを張って荷物は極力吊るすようにした。

9 月

ブログ記事なし。良く走ってはいたようだ。

トレランの用のシューズメーカーの Altra の靴が値上がりしすぎてつらいので 9 月に NIKE のセールでカイガー 9 というトレランシューズを買った。 9500 円くらいだった。 Altra のシューズは安くても 20000 円くらいするのでめっちゃお得。 NIKE のシューズは幅が狭いので足に合わないのだが、カイガーは Altra ほどではないにせよそこそこ幅が広くて 10km 程度のトレランでは問題なかった。

9 月は初めてあたたかい季節に九州脊梁に行った。脊梁はそれまで冬枯れの時期にしか訪れたことがなく、晩夏の脊梁は緑いっぱいで新鮮だった。

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10 月

課金術についての記事を書いて少しバズった。

プログラミングなどの情報に比べて、この手の情報はインターネット上に非常に少ない。やっぱりみんなこの手の情報を必要としていたのだろう。

ちなみに課金手法は正解はない。業種によって様々だ。しかし確実に言えることは、自分がどんな価値を顧客に対して提供して、どういう課金手法だったらお金を払ってもらえるかを突き詰めて考えることだと思う。

10 月は何のレースにも出ていないが、翌月の福岡マラソンに備えてよく走っていた。レースなしで 238km 走っていた。 30km 走を後半に 2 回行っている。キロ 5 分台で 20km 近く走ったのはこれが初めてだったが、これで走りの次元が変わったように思う。キロ 5 分台への恐怖がなくなった。

Running - Monday, October 30, 2023.jpg

11 月

11/12 に福岡マラソンに出場した。初マラソン。もしかしたらサブフォーいけるのではと思っていたが、 6 分オーバーしてしまった。トレランのレースは本番に備えるといっても近所の山を走る位だったが、マラソンは入念に準備をした。インターバル走したり、ロング走したり。準備をして本番に臨む感じは初めての経験で新鮮だった。トレランよりもハイペースで走り続けるのでゴール後の疲労感も異なる。声がかすれるくらいに一生懸命に走ったのは初めてだった。

11 月はトレランのレースにも出た。八幡山岳会カントリーレース。マラソンで完全燃焼したので楽しむつもりで気楽に走ろうと思って出たが、なかなかハードなコースでかなりきつかった。朝、寒かったので厚着してスタートしたところ、昼間は結構気温が上がって厚手の長袖シャツを着ていたため体温調節に苦しんだ。

Running - Sunday, November 26, 2023.jpg

マラソン、トレランレースとイベントが多かったが、子どもから風邪をうつされて 11 月下旬から全然走れなくなってしまった。この体調不良は翌月まで尾を引いた。

12 月

12 月は仕事でグループ位置共有という機能をリリースしたのでいろいろ忙しかった。この機能は残念ながら山をなめるなおじさんクラスターから叩かれて炎上してしまった。「集団行動が前提の登山で離れても良いなどと言うとは何事か、けしからん!」的な反応だった。

Hiking - Friday, December 1, 2023.jpg

仕事は忙しかったが、ハッピーハイカーズの法華院ギャザリングというイベントに参加したり、南阿蘇カルデラトレイルの冬大会にも参加した。

法華院ギャザリングのイベント自体は自分は人見知りなこともあって全くダメだった。坊ガツルでの 12 月の野営はとても寒く、外に置いていたエバニューのウォーターキャリーの中の水が凍っていた。

Hiking - Sunday, December 3, 2023.jpg

南阿蘇カルデラトレイルはこれまでで最長となる 50km のコースにエントリーした。 6:00 の暗い時間にスタートし、 16:00 までにゴールしなければならない。これまで自分は持久力があると思っていたが、 30km を過ぎたあたりでシャリバテしてしまい、 30km ~ 45km くらいはずっと歩いていた。このままでは DNF になると焦りながらなんとか各エイドの関門時刻をギリギリ通過していき、最後にちょっと元気が出てきてなんとか制限時間内にゴールできた。本当にきついレースだった。

きついレースではあったが、この日は寒波が到来していて南阿蘇の標高 1000m ちょいの外輪山は雪が積もり、しかも気温が低いため雪がさらさらのままで、非常に幻想的な景色の中を走ることができた。こういうスノーランも楽しい。

Running - Sunday, December 17, 2023.jpg

2024 年の抱負

2023 年はもう 42 歳にもなるのに何者にもなれない人生だった。親孝行もできていない。何のために生きているのかと自問自答する日々だった。もうこの歳になって人生一発逆転できることはないのはわかってはいるが、 2024 年は両親や故郷に対して恩返しとなる何かをやっていきたい。

具体的にはアプリを作りたいと思っている。アプリ開発の技術的なノウハウは皆無だが、どうやったら人々が欲しがるアプリを作れるかはほんのちょびっとだけその辺の人よりは詳しくなった自負がある。 2024 年中にリリースすることを目標にコツコツ勉強していきたい。