| @Mac/iPhone

朝、職場でMacを起動してメールチェックをしようとしたら椅子のきしむような音が聞こえてきて、「誰だよHDDからこんなやばい音させてんの」と思ったら自分でした。

自宅のMacはTime Machineで外付けHDDにバックアップとってるのですが、職場のは何もやってなかった。しかしながら仕事上のデータはだいたいネットワークドライブに保存してあるし、個人的なメールなどはGmailなど全部IMAPだし、iCalは自宅Mac - Google Calendarと3方で同期してたので実害はほとんどナッシング。クラウド万歳。

そういうわけで1年4ヶ月ぶりにMacBookのHDDを交換。前使ってたのは日立製の320GBのやつでした。これがぶっ壊れたんだから別のを使えば良さそうなものを、また同じのを注文。容量も同じ。前回12,000円くらいしたのが4,000円台で買えました。プラス、Windows環境がやっぱりどうしても必要で、Windows 7のDSP版を購入。64bit版と32bit版、どっちにしたらいいのか迷ったけど、結局32bit版にしました。MacBookはLate 2006のIntel Core2 Duo 2.0GHzのいまとなっては低スペックなやつなので。というかぶっちゃけ64bit OSと32bit OSの違いがよく分かってなかったり。

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日立のHTS545032B9A300 (320GB 9.5mm)

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精密ドライバーで作業します。

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HDDをステーというかケースみたいのから外すのにT8のトルクスドライバーが必要です。ホームセンターで300円くらいで買えるはず。

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持ってるSnow Leopardのディスクがファミリーパックなので例の不具合にあたったのか(Snow Leopard、ファミリーパックでインストール不可の不具合か? - はてひつ!)、クリーンインストールが「残り時間: 約28分」から遅々として進まず焦りましたが、強制終了して2回目のインスコで無事入りました。

その後、VMWare Fusionを本家サイトから購入(円高のため)して、Windows 7をインスコ。DockにIEのアイコンが並ぶ姿に興奮してしまいました。アプリケーションは再インストールがめんどくさかったのでTime Machineのバックアップから移してしまったけど、開発環境はMacPortsで入れ直そうと思ってます。

| @映画/ドラマ/テレビ

あの日、欲望の大地で

評価 : ★★★★☆

アメリカとメキシコの国境付近のトレーラーハウスで逢瀬を重ねる中年カップル。しかし情事の最中に小屋が爆発炎上し、二人は死ぬ。実は二人は不倫カップルで、お互いに家庭があった。男の息子と女の娘、惹かれ合ってはいけない二人が惹かれ合い、父母と同じ道をたどることに。そこから果てしない悲しみのストーリーが始まる。

予告編は昼のソープドラマっぽい感じで、そういう内容の映画なのかなーと思って見に行ったんだけど(劇場には予告編につられたのか、韓国ドラマとか好きそうなおばさんがいっぱいいた)、実際はなかなかどうして面白かったです。見ごたえのある映画でした。

一応男女の愛をテーマにした映画なんだけど、ただの恋愛映画ではない。この映画は女心についての映画だと思った。空中キャンプの人がこの映画を見たあとの感想で書いてたのがどんぴしゃ言い当ててる。

いったい女性は、どのようなときに、満たされなさを感じるのだろう。たとえば、男にとっての満たされなさが、「のどが渇いているのに、水を飲めない」という状態だとすると、女性の満たされなさとは、「いくら水を飲んでも、のどの渇きは満たされないし、水を飲めば飲むほど、さらにのどが渇いていくような気がする」といった状態なのだと、この映画を見ておもった。周囲はきっと、「そんなに水ばかり飲んでいて、どこが渇いているのだ」とふしぎにおもうだろう。しかし、女性にとって、つねにのどは渇いていて、潤いを欲しているし、ときに水を飲むことは苦痛ですらあるのだが、それでも、水を飲むことを止められない。

[映画]『あの日、欲望の大地で』を見たゼ! - 空中キャンプ

確かにこの映画に出てくるシルヴィアのような女の人はときどき存在する。事態が改善しないとは分かってはいるけど、次々別の男と寝るのをやめられないみたいな。

それにしても脚本が凝っていて、僕は最後の最後まで物語の仕掛けに気づかなかった。実はストーリーは二つの時代にまたがっていたのだ! とても良くできた脚本だと思う。

ラストはハッピーエンドっぽい終わり方なんだけど、鑑賞後の気分は決してすっきりしない。人間の業みたいなものについて考え込んでしまう。その点で言ったら そして、私たちは愛に帰る にテーマが近いんじゃないかと思った。愛とか、人間が生きることの悲しみについての映画だ。

| @Mac/iPhone

少し前に記事にしたThe Hit Listですが、最近は必需品になってきてます。僕はやらなければならないことを結構忘れてしまうので、Priorityや開始日、終了日を入力してタスクを管理できるThe Hit Listはとても重宝してます。多分これがなかったら仕事の能率が劇的に悪くなる気がする。

不満なのは、iPhoneアプリがないことと、職場で使ってるMacと自宅のMacでタスクを同期できないことでしょうか。平日はまぁいいとして、日曜の夜とかに明日からやらなければいけないことを確認したい、とか思うんですけど、そういうときに自宅のMacでThe Hit Listを起動しても仕事のタスクは表示されないんですよね。当たり前だけど。

しかしDropboxを使うことで、複数のMacの間でタスクを簡単に同期できるようになっちゃったりします。簡単なんですけどなかなか快適です。

元ネタはこちら。

少し前にTUAWでも同じTipが紹介されました。

具体的なやり方ですけど、メインで使ってる方のThe Hit ListのDBを開きます。

/Users/ユーザー名/Library/Application Support/The Hit List/The Hit List Library.thllibrary

っていう名前のファイルです。こいつをおもむろにDropboxのフォルダに放り込みます。言い忘れましたが、このときThe Hit Listは終了させておいた方が良いでしょう。そんで次回The Hit List起動するときに option を押しながら起動します。すると以下のダイアログが出ますので、”Choose Library” を選び、Dropboxのフォルダ内にある The Hit List Library.thllibrary を指定してあげればオッケーなわけです。

タスクを同期したい別のMacでもThe Hit Listを起動するときに同じ手順をとってやれば、めでたく複数のMacでタスクを同期できます。めちゃ簡単ですがめちゃいかしたTipですので、日々GTD道の探求に余念がないナレッジワーカーの皆さんは是非お試しあれ。

| @Mac/iPhone

Ruby on RailsかCakePHPかどちらかをぼちぼち触ることにしたので、MacPortsで一通り環境を整えてました。いつまでもMAMPの世話になるのはやめようと思い、一個一個必要なものをインストールしていきました。Rails自体は簡単に入ったんだけど、MySQLのインストールがうまくいかない。

なんかを参考にインストールを試みたんですけど、ごちゃごちゃエラーが出ます。まず最初は

--->  Computing dependencies for wiresharkError: Unable to execute port: can't read "build.cmd": Failed to locate 'make' in path: '/opt/local/bin:/opt/local/sbin:/bin:/sbin:/usr/bin:/usr/sbin' or at its MacPorts configuration time location, did you move it?

というエラーが出てました。とりあえずこれは #21062 (Snow Leopard, fresh install, can’t install any ports) MacPorts を参考にしてSnow Leopardのインストールディスクに含まれてる “UNIX dev tools” をインストール。しかしまだ解決しない。MySQLだけじゃなくて

$ sudo port update outdated

とかも失敗する。rsyncがうまくいってないのかなと、ルーターの873のポートを開放したりして半日つぶしたんですけど改善せず。

万策尽きたので一回上書きインストールしたMacPorts 1.8.1を消して入れ直してみました。

$ sudo port deactivate active

してから

$ sudo rm -rf /opt/

その後パッケージ版のMacPorts 1.8.1をダウンロードしてインストールしてみたところ、すべてうまくいきました。

MacPortsはLeopardのときに初めてインストールして、Snow LeopardにしてからはSnow Leopard対応版のMacPorts 1.8.1を上書きインストールしてました。これがどうも良くなかったみたい。

OSのアップグレードとかはやっぱクリーンインストールした方が良いのかな。きちゃないファイルの断片とかをごちゃごちゃため込んでそうです。

| @技術/プログラミング

静的サイトをCMSを導入して動的にする、という仕事を担当することになり、Ruby on RailsかCakePHPを使ってみようかな、と思っています。

現在の状況

僕は仕事を探し始めたときからウェブデザイナーっぽいのになりたいなー、と思っていました。でも実際仕事をしてみると、デザインというのはなかなかむずかしい。ネットが好きな素人においそれとできるものではありません。どうも僕はデザインより、コーディングの方が良いみたい。それもただHTML書くんじゃなくて、JavaScriptでサイトに動きをつけたり、PHPでちょっとしたプログラミングをする方が向いてるような気がする。もちろん20代後半でプログラミング始めたところで先は見えてるんですけど、経済学で言うところの比較優位が僕の場合はプログラミングにあるのではないか、と感じるのです。少なくともいま働いてるところでは僕はデザインやるよりプログラミングやってた方が生産性の向上に寄与できそうな感じ。

しかしながら僕が働いてるところは一日コードばっかり書いていられるようなところではないので、業務でプログラミングできる時間は一日1, 2時間くらいしかありません。それで高速に開発ができるという触れ込みのRuby on RailsとCakePHPに注目しました。

現時点での理解

Ruby on Railsはオブジェクト指向のフレームワークで、とにかく短時間で、初心者でも大規模なサイトをつくることができる、ということは分かりました。Model View Controllerとかもおぼろげながらに理解したつもり。HTMLとCSSでコンテンツと見栄えを分離させるみたいな感じのことをプログラミング言語でやろうとしているのがRailsだ、みたいなイメージをもってます。そしてそのRailsに大きな影響を受けて開発されたPHP版のオブジェクト指向フレームワークがCakePHPであるということも分かりました。

当初はRailsを身につけようと思っていたものの、PHPがある程度分かるためにCakePHPの方が素早く学べるかなー、という気もするし、CakePHPはルート権限のないサーバーでもファイルをFTPでアップロードするだけで使える、というのがなんだか良さそうです。

その一方で、PHPはすごくネットでたたかれるし、多くの人がたたくのはそれなりに理由があるはずで、PHPだけやってるとPHPのネガティブな側面がわかりにくい。だからできれば一度ほかの言語を本腰を入れて勉強してPHPを客観視してみたいとも思うのです。

これから先どういう風に飯食っていくか

コーダーとして生きていくのか、プログラマーになるのか、あるいはディレクターを目指すのかで、何をすべきか決まっていく気がします。HTMLコーディングの片手間でちょこちょこサーバーサイドのプログラミングをするんだったらPHPだけで十分な気がするし、本気でプログラマーを目指すんだったらRubyとかPerlにも手を伸ばした方がよさそう。ディレクターを目指すんだったらプログラミングはほどほどに、ディレクションを勉強すべきでしょうね。

病気とかいろいろあったとはいえ、20代半ばの人間としての方向性が固まる時期を無為に過ごしていたことが悔やまれます。RailsかCakeか、悩ましいなー。

| @雑談

DEE SPORT

僕は車のメンテとかなんもできないくせに20年前のドイツ車に乗ってるので、オイル交換から車検まで、整備のすべてを熊本県合志市にあるDEE SPORTという欧州車専門の整備工場にお願いしてました。しかし、残念ながら今日で閉店されるそう。今後はくぬぎの森という薪屋さんになるそうです。最後にオイル交換に行こうかなーと昨日電話したのですけど、予約でいっぱいだそうでかないませんでした。

僕は長い間無職でしたし、大した整備はお願いしてなかったんですが、もうちょい売り上げに貢献できてたら良かったなーと思いました。ほんと残念です。

| @Mac/iPhone

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いまこんな感じの環境で働いてます。MacBook Proは仕事で使おうと思って買ったんだけど、結局貧乏性なのでMacBook (LATE 2006) を職場に持ち込んで使ってます。モニターはEIZOのColorEdge CG19、これにHHK Lite 2とLogicool MX-Rという組み合わせです。これがなかなか快適。

MacBookは結構液晶がダメダメになっていて、昼間とかほとんど真っ暗にしか見えないんですけど、Mini DVIでCG19に出力してるのでまじ快適です。実はCG19のこと、最初は縦横比が1:1に近くて、Windowsパソコンに付属でついてくるくそださいダメダメモニターだと思ってたんですけど、調べてみたらEIZOの製品で新品価格が20万円近くする上物でした。1280×1024の解像度はMac OS XのDockを常時表示させるのに好都合で、いまでは結構気に入ってます。縦長ディスプレイはTumblrのDashboardを眺めるのにも向いてます。さらにこのモニター、二つ入力を受け付けるのでMacBookのほかに事務作業専用のWindows機もつないであります。モニターの切り替えボタンを押すだけでMacとWindowsを切り替えられてなかなか便利です。

HHKはLiteだけどみんなが良い良いと言うだけあってやっぱ良いですね。あの打鍵感のおかげでつまらん入力作業も楽しくなります。マウスはLogicool MX-R。HHK LiteがUSB Hubの役割も果たすので無線レシーバーはHHK Liteにつけてあります。

Mini DVIケーブルとHHK Lite 2の合計7000円くらいの出費で、くたびれたMacBookが復活したような感じがしてうれしいです。やっぱ黒MacBookは名機だわ。