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ららぽーとのニューガンダム

コロナにかかってしまった。いまはもうだいぶ回復して明日で自宅待機も終わるが、正直かなりしんどかった。

時系列

自分がいきなり感染したわけではなく最初は家族(嫁さん)だった。次に子ども、四日遅れで自分も感染した。

  • 7/10
    • 嫁さんの具合悪くなる
  • 7/11
    • 嫁さんを病院に連れて行こうと試みるが近所の病院は電話つながらず OR 予約満杯 |
    • 少し離れたところにある老人ホーム併設の病院で診てもらえ、嫁さんの陽性判明
  • 7/12
    • 子どもは家からオンライン授業
    • 夜、子どもの具合も悪くなる
  • 7/13
    • 子どもを小児科に連れて行き検査
  • 7/14
    • 子どもの陽性判明
    • 夜から自分の具合悪くなる
  • 7/15
    • 病院に連れて行ってもらうが近所の病院満杯で少し離れた病院に
    • 自分の陽性判明
  • 7/15 ~ 7/18
    • 39度の熱が出ては解熱剤で下げを 4 日間繰り返す
  • 7/19
    • 平熱に戻るが体調は万全とは言えず(座ってるだけで汗をかく)

自分がかかるまで

自分が発症するまでが結構きつくて、感染しないように部屋を分けて過ごそうと試みたがそもそも家が狭くトイレは一箇所しかないのでどうしても生活動線が重なり感染してしまった。本当はダメなのだが、家族の感染がわかったときに食料がなかったのでスーパーに買い出しに行って雑炊の素やレトルト食品、野菜などを沢山買ってきた。嫁さんのために雑炊を作り、仕事をして、洗濯をし、子どもにも食事させてなど家事育児を一人でこなさないといけないのがとにかくしんどかった。家が狭いので自分の机で子どもにリモート授業を受けさせて、自分はキャンプ用の小さい椅子とテーブルで仕事してた。そうこうしているうちに子どもも症状が出てきて、病院に連れて行って検査を受けたところ陽性だった。

自分が感染

自分はなぜか症状が出ず、すでに感染してるのかもだけどワクチンが効いてて症状が出てないのかもな〜、なんて思ってたら四日遅れで症状が出て、 38 度の熱が出てぶっ倒れた。この頃には嫁さんが回復していたので今度は自分が病院に連れて行ってもらって検査を受けた。

この病院に行くというのが難易度が高い。家の近くの病院は電話がつながらないかつながったとしても予約で一杯で診てもらえず、普段行かない離れた病院に行って診てもらった。具合が悪い状態で診てもらえる病院を探すのがハチャメチャにしんどい。嫁さんのときは自分が病院に電話して回って、自分のときには嫁さんが病院に電話して回った。病院は診てもらえるところ見つかったとしてもちょっと遠いところだったりして、車がなかったら病院に行くこともできない。首都圏は人口多くて車を持ってない人も多いだろうのでもっと大変そうだ。

インフルエンザよりもしんどい

正直コロナを舐めていて、ワクチンを三回受けてるしきっと軽い風邪の症状で済むと思っていたが、そんなことはなくて 39 度以上の熱が 4 日間出てハチャメチャにしんどかった。鼻づまり、鼻水、咳の症状は熱が下がったあとも続いた。弱毒化していると言われるが普通の風邪なんかよりも断然やっかいだ。

陽性判明後、保健所からは SMS しか来ない

嫁さん、子ども、自分のときも保健所からは電話などはない。厚労省と市役所から SMS が届くだけ。別に大した情報は書いてないし病状の報告などを求められることもない。いまは陽性者は二グループに分けられてて、基礎疾患があったり高齢だと電話がかかってきて、それ以外は SMS のみで自分で治せやということのようだ。

物資支援は受けられず

体調的なつらさのほかには外出制限的なやつがきつい。家族が発症したら同居家族は濃厚接触者となり外出禁止となる。とはいえ普通は買い置きしていないのでいきなり外出するなと言われても困ると思う。支援物資的なものがもらえるのかと思って役所に電話すると、この制度はパソコンが使えない高齢者か一人親家庭の人が対象、家族が動けるなら支援対象外、家族が買い出しに行くかネットスーパーで何とかしろと言われた。陽性者が家庭内にいる場合は家族も外出禁止ではないのか。ちゃんと税金を払っているのにパソコンが使えるというだけで行政の支援を受けられないのは不公平だと思った。結局自分は登山用に買ってたウィダーインゼリーやカロリーメイト、カルパスなどを食べて凌いだ。

検査は症状が出るまでは受けられない

濃厚接触家族の検査についても難しかった。自治体がやっている無料検査所のルールを見ると、無症状者が対象で症状がある人や濃厚接触者は検査対象外とある。なので発症前の無症状の状態で検査してもらおうと病院に電話すると無症状者は検査できないと言われる。濃厚接触者で無症状の人は自治体の検査は受けられず、保険の効かない自由診療で全額自己負担で検査を受けるか、発症して症状が出てから一般の病院で検査してもらうしかなさそうだ。

経済的なダメージ

ちなみに自分の場合は海の日の連休を使って北アルプスに登山をしに行こうとしていて飛行機や山小屋、ホテルを予約していたが全部キャンセルしなければならなくなった。山小屋はキャンセル料かからなかったものの、飛行機と下山後に後泊する予定だったホテルはキャンセル料がかかった。コロナにかかりつつ合計 20000 円くらいが飛んで行って厳しかった。清水の舞台から飛び降りる思いで準備をしていたので正直悲しい。

入っててよかった映像配信サービス

自分は Netflix と Amazon Prime ビデオと Apple TV+ に入ってる。療養中はしんどいので映画やドラマを見て気を紛らわせてた。 Apple TV+ のザ・モーニングショー面白かった。ドラマかなんかでも見てないとやってられないくらいしんどかったのでコロナ陽性と判明した瞬間、なんかの動画配信サービスに登録した方がよいと思う。

まとめ

世間的にはコロナに打ち克ったムードがあふれていて近所のスーパーでもマスクしてないおじさんなんかをよく見かけるようになったが、やっぱりコロナはなるとしんどい。インフルエンザよりもきついと思う。経済的なダメージもある。なのでかからないで済むならかからないに越したことはない。幸運にもまだコロナにかからずに済んでいる人はワクチンを三回打ってたとしても油断しない方がよい。すでに身の回りで感染した人沢山でてると思うけど、体感的に今回のやつはめっちゃ簡単にうつるので注意して下さい。

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多良岳のマンサク

毎週土曜に行ってた子どもの習い事を辞めさせた。子ども自身にやる気がなかったし親のエゴで習わせてたようなものだったので辞めて正しかったと思う。どこかに出かけたり家でゆっくりしたり出来る時間ができて歓迎すべきことなんだけど、何となく罪悪感を覚える。部活や習い事を辞めたときの居心地の悪さは何なんだろう。

中学生の頃、あまり意味ないなと思いつつ田舎の塾に通ってた。中学三年の受験の年になって遠くの塾の夏期講習に行ったらめっちゃ良くて、それで目が覚めて田舎の塾を辞めた。中学一年の時点で辞めるのが正解だったのに、正しい決断をするまで二年半かかった。無駄の切り捨てを早く出来ないので自分はアホなのだと思う。

習い事や部活、塾、仕事などこれまで何度も辞めてきた。その時々の辞めるという選択はそこそこ正しかったのだと思うけど、環境を変えることの後ろめたさみたいなものを常に感じてしまう。みんなどうやってこの感情を処理しているのだろう

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昨年末に自分の両親の携帯をガラケーからスマートフォンに移行したときのことを書いておきます。

前提条件

  • 両親とも docomo でガラケーを使っていた
    • 充電器を共用できるという理由で同じ機種の色違いにしていた
    • スマートフォンに変えても同じ状況が良いと言っていた
  • docomo からはさっさとスマートフォンに移行しろというようなハガキが定期的に届きプレッシャーを感じていた
  • 自分と弟のお古の iPhone 6 ( docomo 機とSIM Lock Free 機)が余っていたのでそれを渡すことにした

回線

  • 回線は MVNO に移行してスマートフォンに変えてもガラケー時代と変わらない程度の料金で済むようにした
    • 月額料金が跳ね上がることがスマートフォンに移行できない理由の一つだった
  • キャリアはイオンモバイル経由の IIJmio にした
    • 近隣のイオンの店舗で即日 MNP が可能なため
  • docomo のキャリアメールは諦めてもらった
    • 家庭内での連絡にしか使ってなかったので Apple の Messages で問題なさそう
    • 母は LINE を使ってるかもしれない。

Apple ID とメールアドレス

  • 実家には iPad と iMac があって Apple ID も取得済みだったが夫婦共用状態だった
  • いい感じの移行は無理だと思ったので両親ともに Gmail のアドレスを取得して新たに Apple ID を作成した

感想

  • スマートフォンに移行できて喜んでいた
  • iMac と iPad を使っていたので App Store やソフトウェアアップデートの概念に慣れていたのがよかった
  • 一族郎党全て iPhone になったので写真の共有や FaceTime ができるようになり便利
    • 息子殿がじいさんばあさんに FaceTime してしりとりしたりできる
  • 渡した iPhone 6 はさすがに古すぎるので新しいのに変えてやりたい
    • 実家は山間地で寒いため冬になると iPhone 6 では急に電源が切れる
    • 3 ~ 4 万円で買えるお手軽 iPhone があれば良いのに…
  • docomo ショップのサポートに頼れなくなるので自分が全力でサポートする必要がある
    • 自分のサポート負荷を考えると両親とも同じ機種、キャリアの方が良さそう

追記 2018-12-31 09:50:16

ひとでさんの記事には バックアップの効いたソリューションに移行してほしい とあったけど自分の移行記では完全にその観点が抜け落ちていた。 uzulla さんが書かれた以下の記事の方がプラクティカルだった。

パスワード管理は自分(子どもの方)がやるという点やバックアップは iCloud に金払って任せるという点はなるほど感あった。うちの両親は iCloud でアドレス帳などはバックアップされていると思うが、写真に関しては多分バックアップ取りきれてないので正月実家に帰った時にその辺の管理を見直したい。

格安 SIM にしない方が良いという点に関してはまぁそうなんだろうけど、僕の両親の場合は大して使いもしない携帯電話に毎月 8000 円(夫婦で 16000 円)も払いたくない、今と同じくらい(夫婦で毎月 6000 円程度)でスマートフォンに移行したい、という希望があったので格安 SIM にした。

キャリアの窓口はデジタル介護施設として存在している。

面白かった。ただキャリアのサポート窓口、自分がかつて docomo や SoftBank を利用していたときに有効なサポートをしてもらった経験がほとんどないので MVNO で良いだろうという結論に達してしまった。

| @WWW

2015 年、何も良いことなかった。父方のばあちゃん死んで、母方のじいちゃんも死んだ。身内に病人も出た。 2015 アドベントカレンダー、ネットで何が面白かったかとかそういうのを書かないといけないんだろうけど、おっさんになってくるにつれ、自分の現実的な生活が自分の人生に占める割合が大きくなってきて、ネットのできことを喜んだり笑ったりできなくなった。自分は大学受験浪人してる 1999 年からインターネット好きだったので、かれこれ 16 年くらいインターネット使ってることになる。大学生の頃も娯楽と言えばインターネットとレコード聞くことくらいしかなくてずっとインターネットしてたし、大学出たあとしばらく病気の治療してた頃もインターネットが生活の全てだった。退院して自宅で療養生活を送っていた無職の頃はその傾向に拍車がかかり、朝から晩までずーっとインターネット見てた。インターネット好きすぎて、公務員になれという親の忠言を無視してインターネットの仕事しようと思って、 2009 年からそれっぽい仕事始めた。 2010 年に実家を出て福岡のブラックウェブ制作会社に就職してから長時間労働過ぎてほとんどインターネット見られなくなって、インターネット大好き度が減った。この年が今にして思えばターニングポイントだったと思う。この福岡のブラックウェブ制作会社は、元々紙のデザインをしていた会社だからだとは思うけど、インターネットを金のために仕方なく関わるもの、くらいにしか考えてなかった。ソニーとかシャープとかでかい会社のホームページ作ってたけど、ホームページ作るので何億円という対価を得ても従業員には還元せずサービス残業に従事させ、利益は社長とその舎弟の副社長が独占してた。インターネット = 面白いもの、楽しいものから、インターネット = 搾取されるもの、きついもの、つらいもの、みたいな感じになっていった。 2011 年にウェブサービス企業に転職してまたインターネットを面白いと考えられるようにはなったけど、作ってる本人が面白いだけじゃサービス当たらないし、ウェブサービスを作るのは思いつきではダメで、真剣に世の中のことを考えてないとダメだとわかった。その他にも結婚したり、子どもが生まれたり、住宅ローンを組んだりすると、児童扶養手当の申請とか確定申告とか生命保険とか火災保険とか固定資産税とか自動車税とか親族の病気とかインターネット以外にも考えたり金を工面したりしないといけないことがわらわら出てきて、無限にインターネットばかり見続けるということができなくなった。人間は年を取るにつれ、あの面白かったインターネットから引き離されていくものなのかもしれないとも思う。ということで以上全部言い訳なんですけど、本当は 2015 年 12 月 3 日に書かないといけなかったアドベントカレンダー書く余裕がなくて 2015 年12 月 4 日になって書いてます。すみません。これでおしまいです。