フォートカニングパークにあるThe Battle Boxに行った。The Battle Boxは戦時中はイギリスの要塞だったところで、戦争博物館のようになっている。見学しに行くと最初に暗室でビデオを見せられるのだが、部屋には入るとそこにいるのは欧米人ばかり(多分イギリス人)で、日本人は我々だけだった。旧敵国の間柄なのでちょっと気まずい。気をつかったのかどうかは分からないが、ガイドの人は彼らと日本人の我々を別々に要塞に案内した。
要塞の中は各国語の流れるヘッドフォンを付けて見学して回る。シンガポールの戦いにおける英軍の降伏は大英帝国始まって以来の大規模なものだったようで(8万人以上が投降したらしい)、この降伏が英国に与えたインパクトは相当なものだったようだ。蝋人形がたくさん置いてあって、英陸軍首脳の作戦会議の様子などを見学できるのだが、英軍がなぜ日本軍に降伏したのか分かったような気がした。蝋人形はみな上等な革靴を履き、ハーフパンツにハイソックスという出で立ちだった。当時の様子を映したビデオでも英兵は同じような格好をしていた。さすがに前線で戦闘に従事していた兵士は半ズボン姿では無かっただろうと思うが、何というか、展示の蝋人形からは英軍のピクニック気分が伝わってくる。マレー戦線を英軍は舐めていたのではなかろうか。
シンガポールには他にもいくつか日本との戦争について触れた施設がある。日本にいては気づくことのできない日本の一面を見ることが出来る。










駅探アプリでは電車の乗り換え案内を行ったわけだけど、一本後ろの電車を調べたいときもスムースに調べられるのが良かった。これってフツーのケータイサイトでも出来るけど、ページ遷移なしに行けるのが楽ちんだった。ただ、僕が使ってた時点では駅探アプリは特急料金に対応してなかったので近鉄列車の乗り換えで頭が破裂しそうなくらい混乱した(帰りに伊丹に向かうバスの中でアップデートをチェックしたら最新版で特急料金に対応してた)。
Googleマップも当然活躍した。ホテルの場所を調べるのに大活躍。これまでで一番簡単にホテルを見つけられた。GPS万歳。
Safari、これも大活躍。三日目はTwitterの人とは関係ない、学生時代からの友達のところに泊まらせてもらう予定だったんだけど、この友人自体が彼女のところに転がり込んでいる状態で、友人が僕の旅行に合わせてちょうど彼女と喧嘩してしまったため僕が泊めてもらうのは不可能になってしまった。そういうわけで急遽宿を取ったんだけど、鶴橋の大倉という焼き肉屋に並びながら、iPhoneに最適化された楽天トラベルからヒジョーにスムースに宿を予約することができ、大満足であった。
地味に活躍したのがメール。オフで会うTwitterの人とは当然DMでやりとりする機会が増えるんだけど、Gmailに届くメールはすべてi.softbank.jpに転送しているので、TwitterからのNotificationを音なしではあるもののプッシュで受け取ることが出来る。これはすごく便利だった。旅行中にDMが一気に20件くらい届いたんだけど、普通のケータイじゃ処理できなかったと思うし、いちいちパソコンで確認するとなるともっと大変だったと思う。
写真ってのはiPhoneの写真ブラウズ機能。三日目の昼間、親戚の家にも遊びに行ったのだけど、そこで家族の写真を見せるのに大変重宝した。やっぱりくぱぁ最強。年寄りのおっちゃんおばちゃんでも画面をなぞりながら楽しそうに写真見てた! iPhoneのカメラはしょぼいけど、デジカメで撮った写真をiPhoneの中にストックしとけばいろいろ遊べるね。