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セントアンナの奇跡

評価 : ★★☆☆☆

スパイク・リー監督作品。第二次大戦時のイタリアが舞台。ムッソリーニ降伏後のイタリアで、アメリカ軍とドイツ軍が戦う。米軍の黒人部隊の兵士達についてのストーリー。

4人の兵士は無能な白人司令官の砲撃ミスで同士討ちに合い、本隊と分断されてしまう。奇跡的な能力を持った子どもに導かれて山を越え、純朴な人々が暮らす山奥の村に身を寄せるというお話。

うーん、微妙だった。人種差別とかをテーマにした映画なわけだけど、村でかくまってもらうシーンが長すぎるし、戦争物っていうよりどっちかっつったらファンタジーな感じだった。確かに冒頭の戦闘シーンは結構グロいんだけど、『プライベート・ライアン』の圧倒的なリアリティーに比べるとかすんでしまう。中途半端な印象。

加えて黒人兵士とイタリア女性の恋、みたいなのも余計に感じた。というかセックスシーンは完全に余計。スパイク・リー的には黒人の男と白人の女がやるっていうのが人種差別へのアンチテーゼとして絶対に必要だったのかもしれないけど、マジで意味のないセックスだし気持ち悪かった。イタリア女性はむしろ別の兵士に惹かれてたっぽいんだけど、全然関係ないスケコマシ黒人と結局セックスしちゃうし。もうわけわかめ。

冒頭は現代のシーンで、まじめな郵便局員がイタリア系の移民を殺害するところから始まるんだけど、「あれにはこういう意味があったのか」的な終わり方をする。四人の黒人兵士のうち、誰が生き残って復讐を果たすのかが分からない展開。このやり方は結構良いと思った。とはいえ『タブロイド』で主役を演じてたジョン・レグイザモが前半にエロジャーナリストとして出てくんだけど、ほんとちょい役だった。なんかすっきりしない。

スパイク・リーには最初に人種差別が絶対的なテーマとして存在していたんだろうと思われる。映画として未完成な感じがする。もやもや感が残る映画だった。

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サンシャイン・クリーニング

評価 : ★★★★☆

主人公のローズは30代のシングルマザーで、高校時代はチアリーダーをやっててモテモテだったんだけど、いまはハウスクリーニングのバイトで生計を立ててる。ある日仕事で向かった豪邸の住人が何と高校時代の同級生で、ローズは惨めな思いをする。一方20代の妹ノラは典型的なフリーターで、ドジをやらかしてバイトをクビになる。息子が問題児で公立学校に通わせ続けることができなくなったローズは、私立学校に転校させようとするんだけどハウスクリーニングのバイトでは稼ぎが不十分。そこで高校時代の恋人で、いまも不倫関係を続ける刑事のマックに事件現場の清掃の仕事を紹介してもらい、妹とともに起業する。

大分県日田市のリベルテで鑑賞。熊本で見逃してたのでわざわざ険しい山道を越えて隣県まで見に行ったんですけど、その甲斐ありました。

なんかグラン・トリノやレスラーに通じるものを感じた。アメリカ頑張れ、みたいなメッセージを。ウォール街とかを闊歩してるんじゃない、普通のアメリカ人の話なんだけど、そこが良いんだよなー。単純なハッピーエンドじゃないとこも良い。ローズが一生懸命頑張る姿がけなげ。

ローズは同窓会の場で誇らしげに自分の職業を語るんだけど、セレブの嫁になってる高校の同級生たちには仕事を理解してもらえない。このシーンのローズがとても堂々としてて良い。すげー良い映画だと思った。

ローズを演じたエイミー・アダムスとノラを演じたエミリー・ブラントが二人ともキュートなのも良かった。タイトなピンクのポロシャツとジーンズで働くローズに萌えました。30歳過ぎてからも美人な人っていうか、レスラーのマリサ・トメイみたいに、年取ってますますかわいくなる人って確かに存在するなー、と思った次第。僕も結婚するんだったらこういう女の人と結婚したいです。

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湖のほとりで

評価 : ★★☆☆☆

イタリアの田舎村、湖畔で美しい娘が殺害された。小さな村の中でいったい何が起こったのか? 犯人は恋人? 変質者? 実の父親? 主人公の刑事サンツィオは真相に迫ることができるのか、というお話。

イタリア映画なので出演者がうまそうに料理を食べるシーンが出てくるのではないかと期待したのだけど、そんなのはなかった。コーヒーを飲むシーンすらも。飲みかけのデミタスカップにたばこを突っ込んで火を消すシーンくらいしかなかった。僕はイタフラ系の映画ではカフェのシーンやレストランのシーンを見るのが好きなのでこれにはがっかり。あと、ヨーロッパの映画は車のシーンが好きなんだけど、この映画ではホットな車は出てこず非常に残念だった。何か見たこともない古いVWのワゴンくらしか出てこない。

良かった点はイタリアの田舎の景観か。アルプスの険しい山々と湖のコントラストは美しかった。その美しい湖のほとりで抜群のプロポーションの若い女が裸で死んでるという非常にミステリアスな設定。いやマジでこの死んじゃう役を演じた女の子はかわいかった。冒頭、ベッドの上でおっぱいが見えそうで見えない感じで登場するんだけど、まさにたわわなおっぱい。この子がええ子やねん。美人で優しくて。ちょっとショタコン入ってる感じもいい。

『ホットショット』や『レインマン』に出てたヴァレリア・ゴリノがなかなか重要な役柄で出てきます。相変わらずたれ目というか離れ目というかな目が特徴的。ギリシャ人とイタリア人のハーフなんだって。

ヴァレリア・ゴリノ
ヴァレリア・ゴリノ

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路上のソリスト

評価 : ★☆☆☆☆

主人公、スティーブ・ロペスはLAタイムズの名物コラムニスト。西の視点というコラムをLAタイムズで受け持っている。丘の上の見晴らしの良い邸宅に住み、SAABに乗り、ちょいワルな独身生活を満喫している。あるとき公園でバイオリンを弾くホームレス、ナサニエル・エアーズに出会う。実はナサニエルは将来を嘱望されたチェリストであった。しかし彼はジュリアード音楽院を二年で中退し、いまはホームレスとして過ごしている。いったい彼の人生に何があったのか?

まぁなんというか、オナニー映画だった。新聞記者がホームレスを記事のネタにする傍ら人助けをして気分爽快、というような内容。ロペスが「自分はナサニエルを利用している」と自己嫌悪するようなシーンもあるんだけど、それすらオナニーに見える。

ナサニエルと彼の姉との確執を統合失調症ひと言で片付けるのは無理があるのではないかと感じた。実話をベースにしているらしいけど、あれでは観客が置いてけぼりになる。

スティーブ・ロペスを演じてた役者はだめになったブラッド・ピットみたいな感じなんだけど、SAABを乗りこなし、カジュアルな格好でオフィスを闊歩し、LAの夜景が一望できる高級住宅街に住んでる。僕はミーハーなのでこういう暮らしぶりは素直に「かっちょいいなー」とか思って憧れてしまった。特にSAAB、すげーかっこよかった。映画にかっちょいい車が出てくるとぐっとくる。ヨーロッパの映画とかそうなんだけど、わざと車のロードノイズを拾って流したり、車の扉をバタンと閉める音を効果的に使ったり。頼まれてもいないのに車の宣伝してる感じ。これがすごく好き。欧州車いいわー、って気になる。『サイドウェイ』でも主人公はSAABに乗ってる。これはボロボロの古い車だったけど、すごくSAABに対する印象良くなった。『愛されるために、ここにいる』でもなんかよくわからん欧州車出てたけど良かったし、古い映画だけど『RONIN』ってのではAudi S8が出てきて大暴れする。かっちょいい。日本映画でもこういうのやればいいのに。そしたら日本車のブランド力あがると思うけどな。いやもちろんいまでも日本車はブランド力あると思いますよ。「とにかくぶっ壊れないハイテクな車」みたいな印象はあると思うけど、BMWやベンツやアウディやSAABみたいなメーカーが持ってるブランドイメージとは違うじゃないですか。映画のなかでかっちょくよく車を使ってもらうことができたら、日本車のブランド力みたいの、上がると思うんだけどなー。『幸せの黄色いハンカチ』ではマツダの赤いファミリアハッチバックが出てくるけど、あんな感じ。もちろん、金払ってあからさまに広告みたいな感じで車出させてもだめだと思うけどね。

と、途中から全然話がずれてしまったけど、この映画はおすすめしないです。

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ディア・ドクター

評価 : ★★★☆☆

栃木の過疎地の診療所が舞台。笑福亭鶴瓶演じる井野治は山奥の診療所で医者をやってる。年収は2000万。都市部の病院まで距離のある過疎地に住んで村人たちからは神としてあがめられ、ほとんど信仰の対象。研修で資料所にやってきた研修医の相馬は都会の病院にはない人間味のある医療に感銘を受ける。しかし井野には秘密があった。看護師と診療所に出入りするMRと井野だけの秘密。実は彼は医師免許を持っていないモグリの医者だったのだ。

がん患者のおばさんが出てくるんだけど、この人、夫ががんで死ぬときすごく大変だったから、自分は娘に迷惑をかけないよう、一切の延命措置をとらず死にたいと井野に言う。もともと井野はヤブだから高度な治療はできないんだけど、このおばさんの意志を尊重して都会の病院を紹介したりせず、自宅に赴いて生理食塩液を点滴して気休めさせる。というかそもそも、胃カメラの検査結果をねつ造して胃潰瘍であることにしてしまう。おばさんはすべてを悟ったかのような感じで物語は進んでいくんだけど、ヤブ医者であることが発覚しそうになって井野がいなくなったとたん、おばさんを含む彼を崇敬していた村人たちが井野のことを悪く言い始める。「騙されてた」って。井野のことを尊敬し、実家の病院で働くのを拒否して研修終了後も診療所で働こうとしていた研修医の相馬までも、警察の取り調べに対して「なんかおかしいと思ってた」と言ったりする。過疎地医療を取り扱った映画の体裁をとっているけど、実際は田舎に住まう人間の業の深さを描写してるように感じた。

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マン・オン・ワイヤー

評価 : ★★★☆☆

いまはなきニューヨークのワールド・トレード・センターの二棟のあいだにワイヤーを通して綱渡りしちゃったフランス人の話。

アカデミー賞のドキュメンタリー部門取ってるらしい。確かにすごいことはすごい。でもぶっちゃけ面白いかって言われると、うーん、微妙。

フランス人のフィリップ・プティは大道芸人。ある日突然綱渡りに惹かれてそれ以後憑かれたように高いところで綱渡りをする。ノートルダム寺院とかも渡っちゃう。物語のクライマックスはワールド・トレード・センターを綱渡りするところ。これが1974年。これを現代からフィリップや彼を支えた友人達が回想するという筋書き。再現ドラマも織り交ぜられるんだけど、驚くことに彼らが当時取ってた16mmフィルムの映像がメイン。だから本人主演の再現ドラマを見ているような錯覚にとらわれる。若い俳優を無理に老けさせたり、年老いた俳優を無理に若作りさせたりとかそういうんじゃない。16mmに映ってる若い頃のフィリップ達は素人なんだけどなぜか俳優っぽく見える。大道芸人だからだろうか。だから再現ドラマと当時の映像の部分でブツ切れ感がなくて非常になめらか。この辺は確かにすごい。

しかしドキュメンタリー映画の常というべきか、あらかじめ予備知識を頭に詰め込んどかないと辛い。最初沢山登場人物が出てきて喋るので、誰が誰なのか分からなくなる。そして展開がめまぐるしい。僕は食後に見てしまったので丁度眠くなるタイミングと重なり、前半はあんまり記憶に残ってない。

ドキュメンタリーとはいえちゃんと筋書きがある。いかにしてバレないようにワールド・トレード・センターに忍び込むかといった準備のシーンはスパイ映画みたいでドキドキハラハラさせられる。フィリップと恋人、友人達の間の人間模様の変化も大変興味深く描かれる。綱渡りを決行する前に、無許可の綱渡りは違法だからと恐れをなして計画を降りるヘタレが出たりする。それで計画が大幅に狂ったり。

綱渡りを達成した後、当然彼らは警察に捕まる。とはいえフィリップ本人は快挙を成し遂げたのでスター扱いされる。しかし彼を支えた友人達が英雄視されることはない。偉業を達成するのだけどおかげで友情が崩れ、恋人との関係もおかしくなる。

最後、フィリップは一人で黙々と綱渡りのトレーニングをする映像が挿入される。しかし恋人や幼なじみの友人は去ってしまった。すごいことを成し遂げたけど、結果的に彼は一人になった、という風に受け取れる。夢のために失ったものも大きかった。単なる綱渡りの映画ではなかったね。

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レスラー

評価 : ★★★★☆

ミッキー・ローク主演。かつて隆盛を極めたプロレスラーの20年後を描いた映画。これは良かった。グラン・トリノの次くらいに良かった。五つ星あげたいけど何となく四つ星で。

主人公のランディ・ザ・ラムは若い頃は人気を誇ったプロレスラーなんだけど、名声は過去のもの。いまは年を取り、昼間はスーパーの倉庫で肉体労働をする傍らインディーズのプロレス団体に所属して巡業に臨む日々。稼いだ金は全部筋肉増強剤や痛み止めなど薬品の購入、美容院での毛髪脱色、日焼けサロン代などに消えていく。往年のライバルとの再試合を控えたある日、試合後のロッカールームでステロイド剤の副作用による心臓発作を起こし、医者にはプロレスを辞めないと命はない、という忠告を受ける。

若い頃からプロレス第一で家族を顧みなかったランディは、唯一の肉親である娘とは絶縁状態。一人寂しくトレーラーハウスで暮らす孤独な人生なんだけど、心の拠り所はストリップクラブで働く踊り子のキャシディ。辛い試合の後はストリップクラブに行ってキャシディに話を聞いてもらう。

マリサ・トメイかわいすぎる

もちろんミッキー・ロークの演技も良かったんだけど、僕が一番良いと思ったのはランディが思いを寄せるキャシディ役を演じたマリサ・トメイ。この人がとにかくかわいい。

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Marisa Tomei Pulls a Benjamin Button marisa-tomei – Socialyz.comより拝借

なんと映画撮影時は44才! ストリッパー役だから当然脱ぐんだけど、スタイル抜群やでしかし。とても44才には見えない。映画の中でストリップ・クラブの客が「おばさんはちょっと…」とか言ったりするんだけど、どう考えてもその辺の20代のギャルより色気満点だろ。演技も良い。ランディが絶縁状態にある娘との関係修復のためにアドバイスをもらおうとたびたびクラブにやって来るんだけど、そのときはかたくなに客と踊り子の関係の一線を越えないようにと、ランディとの間に壁を作ろうとする。そこがまたかわいい! なんつーのかな、ストリッパーなのに滅茶苦茶ガードの堅い女の子みたいで正直萌えた。多分キャバクラにハマる人は、なかなかプライベートな関係になれないキャバ嬢を落とすところに楽しみを見出してるんじゃないかな。ただ女の子と飲むために30分5000円払うとか意味分からんし。ちょっとキャバクラ通いの人の気持ちが分かった気がする。

プロレスの舞台裏がかいま見える

プロレスの内幕が見られるところも面白かった。試合前の控え室ではレスラー達がその日の試合の筋書きを綿密に打ち合わせてしてる。こういう流れで始めてどの技でフィニッシュとかそんな感じ。第一試合でヘッドロック使ったら二試合目ではやらないようにするとか、試合ごとにネタがかぶらないように配慮するところなんかまるでお笑いショーみたいだった。ちょっとネタバレ気味になってしまうんだけど、劇中、ランディーのところに若手のレスラーが試合前の挨拶に来る。このとき「お前は才能あるよ。今日は対戦できるのを楽しみにしてる」なんて言いながら、若手レスラーが控え室を出て行った後に手首のテーピングの下に剃刀を仕込むシーンがある。「うわ、汚ねぇ」なんて思っちゃったんだけど、これも客を楽しませるための演出。相手に対して剃刀を使うわけではなく、ダウンしたときに客にバレないように自分で額を切って流血させるのだ。「そういうことかー」と感心してしまった。

ほかにプロレスラーのサイン会のシーンとかもリアリティーあった。年老いたかつてのレスラーたちがファンが来るのを待ってるんだけど、会場はがらんとしてて、みんな杖とか車いすとか人工膀胱とか付けてたりする。プロレスは筋書きがあってやらせであることは確かなんだけど、肉体を酷使することもまた確か。好きなことを貫く人生も大変なのだ。

大人の情欲は子どもを傷つける

物語中盤でランディは娘と関係修復しようとするのだが、プロレスの観戦に行ったあとの打ち上げのバーで逆ナンされて若い子と情事に及んでしまい、娘とのディナーの約束をすっぽかしてしまう。こういう筋書きって良くあるような気がする。前『8月のメモワール』だっけかで見た覚えがある。大人が性的な欲望をこらえきれずに子どもを傷つけるっていう流れ。実は良くあるアメリカ映画と違って結局ランディは娘と関係を修復することはできず、最後もはっきりしない終わり方をする。ちょっと意外な終わり方だった。

監督が男前

ちなみにこの映画の監督ダーレン・アロノフスキーは映画会社からニコラス・ケイジを主人公に起用するよう要請されてたらしいんだけど、どうしてもミッキー・ロークがいいと譲らなかったそう。それで制作費を減らされ当初はアメリカでの公開劇場数もすごく少なかったらしいんだけど、ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞したし、興行成績もまずまずだった模様。受賞にはならなかったけどアカデミー賞にミッキー・ロークとマリサ・トメイがノミネートされてたみたい。

ニルヴァーナはクソ

ランディとキャシディがバーでビールを飲みながら、ヴァン・ヘイレンの曲に会わせてリズムをとるシーンがある。そこで二人とも意気投合して80年代は良かった、90年代はクソだ、80年代はなーんも考えなくて良かったのに90年代になってニルヴァーナが出てきて深刻になった、みたいな趣旨のことを話す。正直なところこの映画でのランディのファッションはホームレス手前だしレスラー風の長髪とかダサダサであんまり好きにはなれないんだけど、このニルヴァーナ評は面白かったし共感した。僕もニルヴァーナの精神世界みたいのは理解できない。その点、レッチリはニルヴァーナと同時代から活躍してるけど、90年代の陰鬱な雰囲気とカリフォルニアの明るい雰囲気をうまく止揚して2000年代っぽさを出してると思う。悲しい歌詞の曲もあるし、ジョン・フルシアンテとかスゲー悲壮感あふれる曲が多いけど、レッチリの面々はコミカルで明るくて楽しい。元ニルヴァーナのデイヴ・グロールだってFoo Fightersでは明るい曲や楽しいプロモーションビデオでニルヴァーナとは違った面を見せる。そういう意味ではこの場面はとても示唆に富んでいた。何気ないシーンなんだけどね。

総評

今年見たアメリカ映画では『グラン・トリノ』が良かったけど、こちらもアメリカ映画としてグラン・トリノとは違った独特の良さがあると思った。見るかどうか迷ってる人は見て損しないですよ。オススメです。