嫁さんの携帯に知らないクロアチア人から SMS が届いた(文章は英語)。内容を読むと去年俺がクロアチアに忘れてきた iPhone 5 を悪い奴から買ったと書いてある。

嫁さんの携帯に SMS が来たのは、 iPhone なくしたあと紛失モードにしてて、ロック画面に「拾った人はこの番号に連絡してくれ」と表示するようになってたから。

事情知らなくて買ったので盗品だったら返すけど、もし自分が持っててもいいんだったらアクティベーションできなくて困ってるので助けて欲しい、とクロアチア人氏は言う。

もう新しい電話持ってるしクロアチアから日本までの送料高いからいらないので使ってくれ、アクティベーションできるように紛失モード解除するよ、と返す。

何回か Facebook メッセンジャーでやりとりして、最終的に iCloud の Find my iPhone からなくした iPhone を削除してクロアチア人氏が iPhone のアクティベーションに成功した。

最初 SMS が来たとき、嫁さんは気持ち悪がって無視しようとしたけど、俺は自分の iPhone を誰かが引き継いで使ってくれようとしてるのがなんか嬉しかった。

それにしてもなくしたのは一年以上前なのに何で今頃連絡きたのか謎。あくまで想像だけど、クロアチアで iPhone なくしたときバスの中に忘れてきたので、一年間はバス会社か現地警察が落し物として保管してくれてて、保管期限が過ぎて売りにだされて市場に出回り、転売を経て件のクロアチア人氏の手元に渡ったのだと思う(落としたのはクロアチア南端のドゥブロヴニクだったけど、 SMS を送ってきたクロアチア人氏は首都ザグレブ在住だった)。もし想像通りだとしたら、クロアチアはやっぱり良いところだなぁという感じがする(秩序があるという意味で)。ギリシャだったら一瞬でブラックマーケットに流れてると思う。

au の SIM ロックがかかってるのでそのままでは使うことは出来ないと思うけど、遠く離れたクロアチアで自分の iPhone が余生を過ごすと思うと何だか幸せな気持ちになってきた。幸せな余生を送って欲しい。

糖質制限やって(糖質制限で脱デブ成功しました)、体重は9kgくらい落ちた。現在だいたい71kgくらいで、休みの日に食べ過ぎたりすると73kgくらいになることもあるけど、71kg前後をキープできている。BMIも24前後で真人間。

糖質制限をやってよかったのは、白米や麺やパンを腹一杯食べなくても満足感を得られるということを体に覚えさせられたことだった。これさえ頭がわかっていれば太ることはないと思う。肉や乳製品をたくさん食べても、炭水化物を食べなければ不思議と体重は増えない。

糖質制限、なんといっても金がかかる。カロリーや満腹感を得るためには炭水化物が一番経済的だということがよくよくわかった。納豆のような安いタンパク質でも、それだけで空腹を満たそうとするとかなりたくさん食べなければならず、結構な金額になる。

炭水化物ばかり食べることで太ったり糖尿病になったりする。経済的に余裕があり糖質以外で空腹を満たすことができる金持ちの方が太らず糖尿病にもならず健康でいられる。

貧者の糖質制限としてはピーナッツが良い。ピーナッツはアーモンドやくるみ、カシューナッツで構成されるミックスナッツよりも糖質が多いが、ミックスナッツは何しろ高い。Amazonでまとめ買いしても結構する。100gで300円前後が相場。ピーナッツだど100gで100円くらいでコンビニやスーパーで買える。このくらいだと気軽に買えてよい。ピーナッツは糖質が多いとはいえ、100gも食べれば腹一杯になるので食べ過ぎることがない。結果的に糖質の摂取量を少なく抑えられる。とはいえミックスナッツはうまいのでお金持ってる人はミックスナッツ食べましょう。

fried rice

turk というフライパンを買ってとても良かったと書いている人の記事を読んだ。確かに良さそうだった。

ドイツの鉄フライパン turk を本気で長々レビューするよ - おなじといっしょ

自分は去年、 T-fal のインジニオ・ネオという四枚セットのフライパン・鍋セットを買って、とても良かった。四枚セットで1万円しないくらい( Amazon のタイムセール)。 turk のフライパンに比べたら安いけど、自分的には十分高い。 T-fal のフライパン、前も買ったことあったけど4000円くらいするのに割とすぐテフロンはがれて焦げ付くようになったので、今回もそうなりはしないかと不安に思いながら清水の舞台から飛び降りる思いで買った。

南部鉄器のホットケーキ用フライパンも家にあってこいつも使うけど(分厚い肉を焼くときに重宝する)、異常に重いし深さが浅くて普通の炒め物に使うとどんどん中身がはみ出ていってしまってコンロがめちゃくちゃ汚れる。

それからすると T-fal は程よい深さで重さも軽くほとんど油ひかなくても焦げ付かない。当然炒め物してもはみ出ない。正直最高。インジニオ・ネオは高いと思ったけど、3500円くらいのバラ売りのT-falのやつよりも断然ものが良いと感じる。なんかチタンコーティングされてるっぽい。これまで使ってきたやつよりもコーティングのハゲの進行がゆるやかな感じがある。

インジニオ・ネオシリーズを気に入ってしまったので、ウォックパン(底が平らな中華鍋)を追加で買ってみた。5000円弱したけどこれも正直最高。 IH クッキングヒーターではうまいチャーハン作るの無理だと思ってあきらめてた(聖典にガスでやれとある)んだけど、T-falのウォックパン使うと野菜炒めもチャーハンも劇的にうまいのが作れる。野菜炒めは炒めすぎにならず野菜の食感を残すことができるし、チャーハンはパラパラになる。深さがあるので振っても具材が飛び出ない。

結論としては良い調理器具は良い。人生短いのだからフライパンくらい良いの買ってもいいと思う。僕も庭から二億円出てきたら turk 買ってみたい。

糖質制限したら早死にするとかいろいろ情報ある1けど、個人的には肥満脱して体調良くなってきたので得られた知見を共有します。

きっかけ

年末から年始にかけてトーストをおかずに白米を食べたりしてたら、めっちゃのど渇いておしっこ行きたくなる症状出るようになった。

  • これはひょっとしてと思ってググったら糖尿病の症状とあった。
    • 空腹時血糖値、 Hb1Ac の値は正常範囲。
    • 尿糖検査紙買って食後の尿糖計ってみたけどセーフ。

  • しかし34歳で糖尿病になったら洒落ならないと思って、年明けから糖質制限っぽいことをやりはじめた。
    • 糖質さえ摂らなければ血糖値は上がらず膵臓は疲弊しない。

食事

炭水化物を基本的に食べない。

  • 米食べない。
  • パン食べない。
  • 麺食べない。
  • 芋食べない。
  • 果物は少し食べる。

    • ただしバナナはデンプン質が多いので食べない。

  • 野菜

    • ローストビーフ
    • 唐揚げ
      • 衣は糖質だけど唐揚げの衣程度の糖質は気にしなくてよいそう。
      • ただし食い過ぎはダメっぽい。
      • 天ぷらの衣は NG。

  • 大豆

    • 豆腐
    • 厚揚げ
      • 糖質制限は脂肪は気にしなくてよいので厚揚げ食べまくった。豆腐に比べてボリューム感があり満足感得られる。

    • 納豆
      • 一日二パックくらい食べてる。
      • 九州の納豆はタレが甘いのでタレの糖質に注意がいる。

    • ビールは少し飲む。
      • ビールの糖質は 2.8g/100ml でそんなに多くない。

    • 糖質のない酒は普通に飲む。
      • 糖質ゼロの第三のビール
      • ウィスキー
      • 焼酎

  • その他

    • 牛乳とヨーグルトは糖質(乳糖)そこそこ入ってるので気をつけて摂取する。
    • チーズとバターは OK 牧場。

    • 小腹が空いたらミックスナッツを食べる。

炭水化物を避けて腹いっぱいになるまで食べても、食い過ぎて苦しいという感じにならない。食べ過ぎたと感じても割にすぐお腹の張りがなくなる。

体の変化

体重減ったこと以外にもいろいろ体に変化が起こって興味深かった。

  • 体重減った
    • -6kg くらい。
    • BMI が 25 未満になって肥満から普通体重になった

  • 脂っぽさなくなった
    • 毎日夕方頃になると顔が脂でべろべろになって自分の脂の臭いが気になってたのがあまり気にならなくなった
    • 自分の洗濯物、洗っても脂っぽい臭い残ってたのが臭いしなくなった。

  • 食欲減った
    • 昼前とか夕方頃にあった強い空腹感なくなった
      • 時間になったので食べるかという感じ。

    • 空腹の状態が続いてもつらくなくて、軽度の空腹状態を心地よいと感じるようになった
    • 沢山食べなくても満腹感得られるようになった。
  • 眠り
    • 初めてすぐの頃
      • 夜 12 時くらいに寝て朝 5 時半頃目が覚めて睡眠時間短くなった。
      • ただ朝起きるのはつらくない。
      • もっと寝たいという感じがなくなった

    • 最近(糖質制限8週間くらい)
      • よく眠れるようになった。
      • 睡眠時間は 6 ~ 7 時間くらい。

    • 昼食後に眠くならなくなった
      • 糖質とらないせいで血糖値の乱高下がなくなったせい。
      • 全般的にいつも頭がすっきりしてる感じがする。

  • うんこ
    • 便秘傾向
      • 回数・量減った。
      • 固くなった。
      • 糖質制限始めて最初の頃、切れなくて長いの何度か出てビビった。多分宿便。
      • お腹弱くて結構簡単に下痢してたのが全く下痢しなくなった

    • おならがよく出るようになった
      • 肉ばっかり食ってるとおならがくさくなると言われるけど前と変わらない感じがある。

  • 味覚
    • 主食を摂らずおかずばかり食べる生活なので、塩味が濃い物をキツいと感じるようになった
    • 味覚が鋭くなって、食材のおいしさみたいなのをびんびん感じるようになった。
      • 以前うまいと思わなかったスーパードライをうまいと感じるようになった。

  • 高脂血症治った
    • 肉とか脂もの食べまくってるのに血液中の中性脂肪が多い高脂血症が治った
      • 当分糖質減らしたせい
      • 中性脂肪は血糖値が上がった後に出るインスリンによって糖分から脂肪に変えられる。(人間の体が使わなかった糖分を体に蓄えるメカニズム)

  • 脂肪肝治った
    • 肝機能改善しまくりwww
    • 酒に強くなった(多分肝機能改善してるおかげ)

金と時間

雑に食事済ませられなくなって、食事の準備に時間がかかるようになり食費も増えた。

  • 金かかる
    • 炭水化物安い。肉も魚も野菜も高い
    • スーパーの総菜量り売りとかだと糖質避けて食べられるけど高い。

    • 糖質制限してる人の間食としてミックスナッツやチーズがあるけどどれも高い。
      • いまはほとんど主食代わりにミックスナッツ食べてて、外食してないのに昼食の食費が 1000 円とかしてしまう。

  • 手軽に食事できない
    • 朝からトーストやコーンフレークを食べられない。
    • コンビニでおにぎりや総菜パンを買って食べることができない。

骨休め

糖質制限ばかりしてたら気が狂いそうになるので、たまにはルールを緩めてやってる。

  • 昼に人と外で食事するときは妥協して糖質とってる
  • 一週間に一回、日曜日だけ糖質食べて良いことにしてて、その時の多幸感ハンパない。

まとめ

Pros

  • 糖尿病の予防になる
  • 痩せられる
  • 眠気や体臭減少など体質変わる(花粉症の症状軽くなる人もいるっぽい3

Cons

  • 金かかる
  • 時間かかる
  • みんなと仲良く和気藹々と外食できなくなる

おすすめの情報源

なお江部氏の本、いっぱい出てるけど一番安い以下を一冊読めばそれで十分だと思う。糖質制限で痩せる仕組みや血糖値と糖尿病についてなど一通り学べる。


  1. ちなみにこれはガセ情報多いっぽい(ドクター江部の糖尿病徒然日記  朝日新聞記事、「糖質制限ダイエット、長期は危険?」に反論) 

  2. なお例の本は個人の体験を一般化してて科学的でないと思うので信じてはいけないと思う。個人の日記レベル。つまりこのブログと同じ。(http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-3550.html#comment31238) 

  3. 「花粉症の人の60%は糖質制限で軽症化する」というデータ 

今年は転職して働く環境が変わり、自分のエンジニアとしての能力が足りないと痛感させられることが何度もあった。しかしそれは技術力が足りないというよりも、もっとほかのもののように思えた。良いエンジニアとは何なのかについて、今年一年で考えたことを書いてみたい。

良いエンジニアとは何だろうか。技術力が高ければ当然に良いエンジニアと言えるのだろうか。そもそもエンジニアに必要なスキルとは何だろうか。技術力がまず挙げられるだろう。良いエンジニアは当然に高い技術力を持っていて生産性が高いはずだ。

技術力に加えて、プロジェクトマネジメントのスキル(以下プロマネ力と省略)も必要なのではないだろうか。これまでの自分の経験を振り返るに、技術的に秀でたエンジニアはプロマネ力も兼ね備えていることが多いと感じる。技術力が高いエンジニアはプログラミングの能力が高いので、組織や開発体制を「プログラム」する能力が培われるのかもしれないが、技術的に秀でた人が必ずプロマネ力が高いわけではない。技術力さえ磨けば良いエンジニアになれると誤解してしまいがちだが、技術力だけ磨いてもみんなから求められる良いエンジニアにはなれないだろう。

ではなぜ技術力に加えてプロマネ力が必要なのだろうか。

一般に、コードを書かずに問題を解決できるならその方がよい。相手に言われるままにコードを書くよりも、コードを書かずに問題を解決できた方が時間も金もかからずみんなハッピーだろう。もしコードを書くとしても最小限の変更に抑えられるのが良いエンジニアなはずだ。技術力が高いだけではこういう発想は出てこないだろうし、真の問題が何なのかを見極め、解決策を考える能力が求められる。

良いエンジニアには先を見通す力も必要だろう。依頼された機能を開発するためにはどんな作業が必要か、どのくらい時間がかかりそうか、誰と調整しないといけないか。

関係者に働きかけ、周りを動かす力も必要だろう。理不尽な依頼が振ってきたときに、その依頼に対して反論し、相手を説得して実現可能なやり方を受け入れてもらわないといけない。

誰かに指示されるのを待たず、自ら動くことが出来る力も必要だろう。仮にプロパーのプロジェクトマネージャーがいたとして、プロマネの指示ばかり待ってコーディングしかしないようでは良いエンジニアとは言えないだろう。

このような、プロジェクトをコントロールし推進する力が良いエンジニアには必要なのではないかと思う。

そんなに何でも出来る人はいないのだから、スクラムをやれば良いのでは、という意見もあるだろう。確かに並エンジニアの集団ではスクラムが有効そうに思える。卓越したエンジニア一人で開発するよりも、数人の並エンジニアによるチームで難しい問題に立ち向かうストーリーの方がおもしろいだろうし個人的には好きだ。

しかしそうやって並エンジニアを寄せ集めても、そこから良いエンジニアは育たないのではないかと感じる。

スクラムチームでエンジニアは、スクラムマスターとスプリント計画、プロダクトオーナーとの「合意」により保護される。自分一人で問題に向き合い、問題を解決する能力がつきにくい。

一方でスクラムを採用していない荒野のような環境では、エンジニアはチームに頼れず、自力で要件を定め、関係者の合意を取り、自らプロジェクトを推進していく必要がある。そのような厳しい環境に身を置くことで、上に挙げたようなプロマネ力が身についていくのではないかと感じる。

これまでの自分のキャリアを振り返るに、以前勤めていた職場はまさに「荒野」といえるような環境だった。誰も何を作るかはっきり分かっていないんじゃないか、いきなり一人で工数見積もりやれといわれても出来るわけないだろう、こんなウォーターフォール開発はやめてアジャイル開発がしたい、こんなクソ会社辞めたい、といつも思っていた。

しかしつらかったのは自分にプロマネ力がなかっただけなのでは、と最近思うようになった。その後入った職場では、つらいこともありはしたものの、スクラム開発のおかげで個人が一人で抱え込んで苦んだりすることなく、チームで協力して開発することが出来た。その中で自分は自分自身の能力を過信したのかもしれない。実際にはたいしたエンジニアとしての力は身についておらず、チーム開発やスクラムをやらない組織で働くことになったときに、自分の能力のなさを思い知らされたのだった。

本題に戻る。自分が良いエンジニアになるためには、技術力も当然足りていないと思うのだけど、プロマネ力を上げていかなければならないと思っている。来年の目標はそのあたりに置きたい。

Shut the fuck up and write some code.

はい。

転職してリモートワーク始めて 5 ヶ月たった。 Basecamp (旧 37 Signals )の本で読んで夢にまで見てたリモートワークだけど、始めてみると理想と現実は違った。

良かったところは?

リモートワークだと通勤時間がないとかがよくあげられる。しかし自分の場合は福岡に拠点がある東京の会社に雇われていてそこで一人で仕事してるので通勤時間ゼロにはなってない。家で仕事する日もあるけど大体毎日片道40分くらいかけて通勤してる。必要なミーティングさえ外さなければ病院行ったりとか子どもの面倒見たりとかできるのはよい。あと午前中家で仕事して、昼間の空いてる電車に乗って座って仕事しながら出社できるのも良い。ただ仕事に時間の区切りがなかったり家で仕事できるということは、気になる仕事を夜や休みの日に家でやってしまって、フルタイムの社畜に成り下がってしまうリスクを伴うので注意が必要。

さみしいのか?

さみしいとか思うことはほとんどない。所帯持ちなので家に帰ったら嫁さんと子どもいるから全く孤独ということではないし、適度に前職の同僚の人たちと昼飯食いに行ったり酒飲みに行ったりしてる。ただ人と話すのに金かかるようになったの結構痛い。人と会うときは常にどっかに飯食いに行ったり酒飲みに行ったりという感じなので、交際費的な名目で毎月 2 万円くらい飲食にお金使ってる気がする。小遣い実質ゼロ円なので毎月子どもの頃に貯めたお年玉貯金を切り崩してしのいでる。

つらいか?

つらいかと言われればつらい。仕様の確認とか。毎日顔をつきあわせて仕事してたら簡単なことがリモートワークだとかなり難しい。 Slack や zoom などのコミュニケーションツールはあっても、姿が見えないのでいつ話しかければ良いかが分からない。大海原に一人で放り出された感がある。リモートワークできる人は限られてくると思う。

これらの経験を通して、大事だなと思ったことをまとめてみます。

大事なこと(道具編)

道具がリモートワークの質を左右する部分がある。インターネットの回線とかマイクとかカメラの品質を侮ってはいけない。

1. 良いインターネット回線

インターネットの回線悪いと会議してるときに聞こえないことあっても、大人数対一人でやってるとなかなか聞き返しづらい。なので回線はできるだけ太くて安定したやつを使うのが良い。よく分からない Public な共有 WiFi とかはネットを見るのには良くてもミーティングとかには使えない。インターネット回線は独自のものを使い、 WiFi は IEEE 802.11ac が望ましい。 Apple の AirMac Extreme が 50 デバイスまで接続できておすすめです。

2. 良いマイク

Rebuild.fm の初期エピソードと最近のやつを聞き比べて欲しい。 miyagawa さんがマイクにこり始めてからのエピソードの方が圧倒的に聞きやすい。会社でイエティマイクを買ってもらって使ってて、高いからもちろん高性能なのだけど、意外と良いのが iPhone についてくる Apple 純正イヤフォンマイク。高級イヤフォンつけてる人よりも Apple 純正の安いイヤフォンマイク使ってる人の方が声聞き取りやすかったりする。

3. 良いカメラ

カメラ、安いやつ使うと画質ひどい。変なエフェクトかかって真面目な話してるのにふざけてると思われたりして損な感じ。実はこれも MacBook Pro についてる Apple の標準カメラがかなり画質良い。

4. 良いビデオ会議ツール

Zoom というサービスを会社では使っている。複数人通話も無料で使えて Skype よりも便利。画面の共有も簡単。ユーザーアカウント作る必要もない。ほかにエンジニア同士だと appear.in というブラウザだけで完結するサービスを使ったりもする。

良い道具を使うことで避けられる問題は金で解決するのが一番です。

大事なこと(心構え編)

リモートワークをこなす上での心構えと、どんな人に向いていないかについて書きます。

1. 顔つきあわせて話す機会必要

全然人間的な関係が構築できていない状態でいきなりリモートワークやれっていうのは無理がある。人間は対面で話していると表情や身振り手振りなどで相手が冗談を言っているのか怒っているのかわかるものだけど、ビデオ通話越しだとその辺のことがとてもわかりにくい。なのでこの人はこういうとき冗談を言う人だとか、この人はとても怒りやすいとか、そういうパーソナルな情報を対面のコミュニケーションで補完する必要がある。自分は入社して最初の一ヶ月間、東京で仕事してある程度会社の人たちと仲良くなって、そのあとも月一回は東京に行って一週間ほど東京で仕事してる。ようやく最近同僚感出てきた。

2. オフィスにいる人たちの理解

リモートワークをする本人の能力が高ければ当然のことのようにリモートワークできるというわけではない。オフィスにいる人たちの協力がないとリモートワークは成立しない。たとえば職場では、ミーティングにリモートの参加者がいるときにはオフィス内にいるメンバーも全員ビデオ電話越しに話して同じ状況でミーティングに参加し、オフィス内のメンバーだけで議論が進まないように配慮している。リモートで働く人、オフィスで働く人お互いが協力して初めてリモートワークは成立する。

3. コミュニケーション不全を受け入れる

ビデオ電話で会話できるとはいっても、対面で話してたらすんなり頭に入ってくることも、ビデオ電話越しだとなかなか理解出来ない。人間は表情とか身振り手振りでのコミュニケーションが割合に多いということがよく分かる。思ったこと、考えていることを 100% 伝えられないかもしれない、という前提のもとで仕事する必要ある。なので確認はしつこいほど行った方がよい。

まえリモートワークつらい、みたいなことを Twitter に書いてたら、フリーランスで受託開発してる人だったら、顧客企業の担当と十分にコミュニケーションできないとか当たり前だし、リモートワークなんて余裕だと思う、という反応があった。確かにそうかもしれない。人から指示が来るのを待っているだけだと全然仕事が進まない。分からないことがあったらこちらからがんがん聞きにいって、自ら積極的に行動しなければならない。言われたことだけをやるという感じだと普通の会社でも使えない人みたいな烙印押されるけど、リモートワークだとその傾向が顕著になる。自分はこれまでの人生完全な指示待ち人間だったので普通の人以上にリモートワークをつらく感じるのだと思う。

このように圧倒的な当事者意識や頻繁な声かけなど、人間力の高さがリモートワークには求められると感じる。一人で誰とも話さずに仕事するのに逆説的な感じするけど、人とコミュニケーションとるのがいやな人にはリモートワーク向いてないと思う。

ここまで書いたところであらためて Basecamp の『強いチームはオフィスを捨てる』を読み直してみたら、自分が書いてきたことと同じことが書いてあった。リモートワーク、最近はニュースでも取り上げられたりしてサイコーみたいな扱いが多いけど、やっぱりつらい部分もあって、彼らもそのことについて触れていた。詳しくは「リモート時代のマネジメント」の章を読んでください。

まとめると、リモートワーク、本人の適性のほかに、会社自体がリモートワークを受け入れる準備ができていることが重要だと思う。また人とのコミュニケーションが好きではない人には向いていないと思う。むしろコミュニケーション能力高い人じゃないとつとまらない。

休みの日にゼータガンダム見てて、ニュータイプだったらリモートワークをうまくこなせるだろうなって思ってしまった。物理的に離れていても感覚で相手のことが分かるあの感じ。「この感覚、アムロ・レイか」。逆にいうとリモートワークをこなしていくことでニュータイプ特性を開花できるかもしれない。結論としてはリモートワークしたい人はゼータガンダム見てください。君は刻の涙を見る。


この記事はリモートワーク Advent Calendar 2015 の 23 日目の記事だけど二日遅れで書いています。遅れてすみませんでした。

コーヒー、うまいコーヒー屋に巡り会うまで五里霧中な感じがある。なんかネットとか雑誌とか見たら、コーヒーの入れ方はこうでないといけないとか講釈たれてる人多い。のの字を描くように回せだとか。あれ宗教なのではと思ってしまう。この前テレビ(美の壺)見てたら、最初 30 秒蒸らす、とかやるのは日本だけだって言ってた。外人はもっと雑にドリップしてるっぽい。この日本の宗教がかったコーヒー道をよいと思ったアメリカ人が始めたのがサードウェ〜ブってやつなんですかね。田舎に住んでるのでよくわからないです。

自分は大学生の頃にシアトル系のコーヒーチェーンでアルバイトしていて、コーヒーのことを分かったようなつもりになっていた。シアトル系なので作ってたのはエスプレッソ系がメインで、ドリップコーヒーはおまけくらいに思ってた。家で飲むときもエスプレッソは手間がかかるから比較的簡単にいれられるドリップを仕方なしに飲む、という心持ちで飲んでた。深煎り豆を細かく挽いて作る濃いコーヒーが正しくて、浅煎りの酸味のある粗挽きの豆はゴミだと思ってた。またコーヒーは店で飲んでも高いだけで、コーヒー豆を買ってきて家で飲むのがうまいと思い込んでいた。

しかしここ最近で、コーヒー専門店のコーヒーの味にやられて考え方が変わってしまった。

囁き坂 - Nagasaki, Nagasaki-ken

一軒目は長崎の囁き坂で、ここは深煎りなんだけど、豆の香りが違う。口に含んだらぶわっと広がる感じがして、「あ、これは違う」というのがはっきり分かる。コーヒー豆を買うと一ヶ月は冷蔵も冷凍もしなくてよいと言われる。豆の芯まで火が通るように焙煎しているから味が落ちにくい、とのことだった。しかもコーヒー豆が 400円/100g くらいからで買えて安い。店内で飲むときはドリップよりも水出しダッチコーヒーがメインで、砂糖が入っていないのにどこかほんのり甘く、全く雑味のしない不思議なコーヒーを飲むことができる。長崎に行くたびに立ち寄って豆を買うのだけど、店主の話が面白いし、長崎市役所の隣の長崎風の坂道沿いにあって、とても洒落ている。嫁さんは女子高生時代にここに友達とやってきてぺちゃくちゃしゃべっていて出入り禁止になったとのこと。

Petani coffee - 福岡県糸島市

二軒目は福岡のペタニコーヒー。ここは福岡の郊外の糸島市でやってるコーヒー屋で、恐らくサードウェ〜ブっぽいコーヒーを出しているのだと思う。何の気なしに立ち寄ってコーヒーを飲んだら衝撃を受けた。これまで深煎りの濃いコーヒーこそがうまいコーヒーだと信じていたのを覆された。浅煎りなのに薄くない感じ。酸味も酸っぱいというよりさわやかでおいしい。正直、郊外でやってるコーヒー屋は謎のこだわり豆とかを高い値段で売っていていけすかないと思っていたのだけど、ペタニコーヒーに関してはそんなまがいものコーヒー屋とは全然違った。こちらは 650円/100g くらいしてちょっと高いので頻繁には買いに行くことができないのだけど、常日頃の自分のドリップにマンネリ感を感じてきたときに行ってコーヒーを飲むとよい刺激を受けられてよさそう。また行きたい。

何が言いたいのか分からない駄文になってしまった。30秒蒸らしルールとか、ドリップしてて最後の方にドリッパーの中に残ったやつは捨てるとか、そういうコーヒー道的なカルチャーにうさんくささを感じていた自分が、よいコーヒー屋に巡り会うことで感化されて 30 秒蒸らしたりドリッパーに残った最後の方のお湯は捨てるようになったというお話しでした。コーヒー道最高。


この記事は二日遅れで書いていますが コーヒー Advent Calendar 2015 16 日目の記事でした。 17 日目の @deeeet さんの記事が大変参考になりますのでそっちを読みましょう。