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 今日の地元紙に、高校学区再編問題について読者の声が寄せられていた。熊本市民や一部の郡部住民、教師の間では相変わらず学区拡大反対の声が根強いが、郡部出身で学区外5%枠を不満に思う人の意見も掲載されていた。26歳の男性は学区制さえなければ、熊本市内のトップ校にも行けた自信がある。このような出身地差別は早く廃止すべきと述べる。また八代市在住の母親は、これまでの報道に対して、熊本市に住む人たちの保身のための意見ばかり強調されていると述べている。僕と同じことを考えている人もいたのだ。

 熊本市の受験生をもつ母親たちの声は、「郡部から田舎者がやってくると受験が厳しくなる。勉強時間が延びて子供が可哀想だ」という愚にもつかない意見ばかりだ。いまでこそ学区外枠は6.5%に拡大され、今後は20%まで大幅拡大されることが決定しているが、郡部から熊本市内のトップ校を受験しようと思えばかなりの努力を強いられてきたのである。僕を含め郡部から熊本市内の高校に進学した連中は、列車で往復二時間強かけて塾まで通うのが普通。近所にろくな本屋もなく、参考書を買うのも一苦労である。これらの労力に比べれば、学区外枠が拡大されることで生じる熊本市民の負担など微々たるものだ。

 もう一点、熊本市民や高校教師(彼らもたいてい熊本市出身で、熊本高校、済々黌高校のトップ校が母校である)らの学区拡大の反対の弁として、「郡部から優秀な人材が逃げたら郡部のためにもならない」というのがある。しかしこれも笑止千万。優秀な人間が郡部にとどまったところでろくな働き口がないのである。せっかく優秀な人材がいるのなら、郡部のみならず、県、国レベルで活躍してもらった方が効率的じゃないか。何を阿呆なことを言うのか。彼らの頭の中には結局保身しかないのである。

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 病状がよろしくありません。腫瘍マーカーは上がる一方です。受け入れたくないですが、この先長くないかも知れません。

 僕なんかは根暗で引っ込み思案で内向的で消極的な性格なので、少しでも物事が悪い方向に進むととても落ち込むのですが、こんなのと真逆のタイプの人もいますよね。例えば僕の友達には何人か病気じゃないかと思えるくらいにハイテンションなのがいるんですが、彼らはネガティブのネの字も知らないんじゃないかな。学生時代から試験にしろ就職にしろ女性関係(笑)にしろとにかく積極的で、「このオレ様が失敗するはずがないでしょ」ってなテンションで突き進んでいくんですよね。こういう人って多分病気にならないんじゃないかと思う。仮に病気になったとしてもすぐ治してしまうんじゃないかな。もちろん年取ってから大病を患う可能性はあるかもしれないけど、若い頃から病に臥してしまうことなんてないと思う。

 出来れば僕もこういう連中のように生きたい。「病気? ナニそれ? お呼びじゃねーよ」なんて言ってやりたいと思う。もっと強くなりたい。

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 最近なんでコメント欄を閉じたり体調が悪いと騒ぎ立てたりしていたのかというと、実は精巣腫瘍の救済化学療法二通りをこなしたものの腫瘍マーカーが上昇してしまい、もうすでに怪しいキノコ療法など非科学的な治療法しか残されていない状況に陥ったからなんです。精神的に錯乱状態だったわけです。

 しかし未練がましくて諦めの悪い僕はインターネッツを駆使して日本ではまだあまり行われていない三次化学療法があることを知り、医師に頼んでいまはこの治療を行っています。オキサリプラチンとゲムシタビンという薬の併用療法です。

 精巣腫瘍の治療の鍵を握るのは白金製剤であるシスプラチンやネダプラチンなんですが、これに僕は耐性ができてしまったわけなんですね。シスプラチンやネダプラチンやカルボプラチンといった白金製剤には交差耐性があり、どれか一つが効かなくなると他の薬も効かなくなるんですが、オキサリプラチンという薬は白金製剤でありながら交差耐性がなく、ドイツとギリシャで、シスプラチンに交差耐性を持った人の四割に効果があったという研究報告があります。

 しかしオキサリプラチンを使った治療でも完全寛解する人はごくわずかで、効果のある人でも腫瘍マーカーが下がるだけというのが多いらしいんですが、怪しいキノコ治療をやるよりもましかなと思って治療に臨むことになりました。未知のゾーンの部分が多い治療でリスクも高いのですが頑張ってみようと思います。

 ところで、ノーベル医学生理学賞が発表されました。RNA干渉について発見した方が受賞したんだとか(ノーベル生理学・医学賞、米の2氏に・遺伝子干渉研究で)。実はこのRNA干渉、抗がん剤に対して耐性をもったがん細胞に再び抗がん剤を効くようにする技術の開発に大きく寄与しているらしいんですよね(遺伝子の働き抑え薬効回復 耐性がん治療に新手法)。先月下旬、夕刊でマウス実験が進んでいるという記事を目にし、一筋の希望の光が指したような気がいたしました。僕は初回化学療法であるBEP療法が良く効いたので、シスプラチンがもう一度効くようにできれば、恐らくがんを根治できるんですよね。

 願わくば早くマウス実験が終わり、人間でもRNA干渉を用いた治療が行われるようにならんことを。何年後になるか分からないけど、そのときまで生きながらえていれば、僕は助かるかも知れないのです。国立がんセンターの先生方、頑張ってください。再発で苦しむ多くのがん患者が待っています。

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 AERAがつまんない。一般週刊誌のわりにSNSやGoogleについての記事を載っけたりする点は面白いのですけど、大企業の提灯記事みたいのが多い。広告か記事なのか判別しにくいような記事ですね。就職活動シーズンなんか特に酷い。有名企業の人事制度や研修制度がどれだけ優れているかを延々と書く。P&Gとか三井物産とかトヨタとかキヤノンとか。広告主におもねる内容。

 AERAはもっと値段を高くしても良いから、広告を減らすべきだと思う。記事がパンチに欠けてつまんない。今週号なんて日産のFUGAの広告がいっぱい載ってて、これじゃ日産を批判する記事なんて書けそうもない。本記事を装った微妙な私学の宣伝記事も止めるべきだ。「国際色豊かで先進的な教育」ってオイオイ。AERAに広告載せてるような学校出ても朝日新聞社には入れないのに、記事なのか広告なのか分かりにくい書き方で大絶賛。紛らわしいったらありゃしない。

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 ここのところほぼ毎日相撲を見ていた。改めて見てみると、相撲ってかなり面白いですよ。外人力士ばかりでつまらないという国粋主義的な人もいるけど、朝青龍は憎たらしいほどに強いし、白鵬は綱取り惜しかったし、露鵬は先場所カメラマンを殴るという愚行を働いたが、心を入れ替えたのか今場所調子よかったし。栃東ももちろん強い。日本人力士の代表として頑張って欲しい。安馬は残念だったけど軽いのに頑張っていた。大きい力士に果敢に挑んでいく姿が良いですね。かように、人気が凋落して久しいといわれる大相撲だけど、ちゃんと見ればとても面白いと思うのです。

 相撲そのものも面白いのだけど、僕が最近面白いと思うのが土俵入りなどのイベント。観客が参加する場面もきちんと用意されているのがイイですね。土俵入りや弓取で四股を踏むときは観客が「ヨイショー」と声をかけるし、納得のいかない判定があったときは座布団を投げる。きっとモンゴルやブルガリアやロシアで相撲を見ている人たちも、「ヨイショー」や座布団投げはやってみたいんじゃないか。日本人でなくても楽しめる普遍的な面白さが相撲にはあると思う。

 もちろん相撲は日本の国技だから、外国出身の力士たちにも相撲のしきたりとか伝統は守ってもらいたいけど、ヨーロッパのサッカーみたいに外国人もどんどん受け入れていって欲しい。どんな肌の色の人がとろうとも、相撲は充分に面白いのである。

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 なにかと批判されることの多いショッピングセンターですが、悪いことだけでもないんじゃないかと最近思っております。先日熊本市郊外のショッピングセンターを訪れ、こいうことがありました。

 店の入り口で祖母の買い物を待っていたら、ショッピングセンターでパートしていると思しきおばさん二人が立ち話をしていました。今度またパンフレット見て云々、日程はどうしようか云々、どうもパート先の仲良しおばさん連中で旅行に出かけるみたいです。ショッピングセンターというと人と人のつながりを希薄にするもの、というマスコミに植え付けられた固定観念を持っていた僕には、大変新鮮なやり取りでした。

 郊外という場所には、その土地生まれではない人が一戸建ての家を求めて色んなところからやってきます。夫は職場で人付き合いがあっても、専業主婦の奥さんの場合、人付き合いをする機会はとても希なんではないか。ショッピングセンターにパートに出かけることで、同じようにご近所に暮らす奥さん方と知り合うことができ、付き合いが生まれる。ショッピングセンターが新たな地域社会の核になっているんではないかと思うんですよね。

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 エアコンベルトのきゅるきゅるの件なんですが、2ちゃんねるのゴルフ2スレで、ヤフオクでベルトカバーは手に入るので購入して装着すべし、という書き込みに遭遇したので、これを落札して本日DEE SPORTにて取り付けてもらいました。アンダーカバーを取り寄せて装着することも考えたのですが、せっかちなので我慢できなかった。ベルトカバー、物自体は送料込みで4,840円。DEE SPORTの取り付け工賃1,500円。これで雨の日も心おきなくゴル男さんで外出できます。きゅるきゅる音にさようなら。水たまり通過直後のパワステ激重にさようなら。

 今日は残念ながら晴れだったのでベルトカバーの効果は堪能出来なかったのですが、違いを思い知らされたのはオイル交換。これは気持ちの問題とかじゃなくて、やっぱオイル換えるとエンジンの挙動が違いますね。すーっと回っていく。クラッチ操作が雑でもエンジンがごねない。ついついぶん回してしまいますね :-)

 実はここのところ、朝の気温が低いときのエンジンスタート直後にアイドリングが不安定なことがあって、クラッチ切っているのにエンストこきそうになったりしてたんですが、これはおそらく劣化したオイルのせいじゃないだろうかと思っています。明日の朝、エンジンオイルが冷えた状態でテストしてみないと分かりませんが、オイル交換直後は劇的にエンジンの調子が違うもの。きっとそうに違いない。アイドルスタビライザーの洗浄とか面倒くさいので出来ない。そういうことにしといてくれ。

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