いま『経済学という教養』(portal shit! : 教養としての経済学)を読んでいるのだけど、なかなかはかどらない。その理由は二つあって、
- 僕の頭が悪い
- 縦書きで数式が排除してある
からである。1.についてはこれはまぁしょうがない。己の非才を呪うばかりである。
しかし2.については著者側の問題である。この本は帯に「『人文系ヘタレ中流インテリ』に捧ぐ」ってコピーが踊っているくらいで、意図的に経済学の入門書スタイルをとることをさけてあるのだが、それでもケインズ理論の説明を文章だけで行うのはしんどい。乗数効果も出てこないし。経済学を学んだことがない人向けに、経済学というのがどんな学問であるのかを数式を用いず平易に説明することの難しさを実感するとともに、経済学を学ぶためには鉛筆とメモ用紙が必須であるなと思った。
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