| @散財

一年前に会社に入った日に会社近くの有閑マダム向け食器屋で買ったアクリルのコップがヒビだらけになって割れるのが時間の問題だったので新しいコップを買った。保温容器とかをいっぱい売ってる THERMOS のやつで、 Amazon で画像を見てなんかかっちょよかったので買ってみた。

届いての感想だけど、思ったより小さかった。というか縦長細くて想像してたのと違った。400mlってこんなもんだっけという感じ。注げる量に疑問を感じたので試しに350ml缶のコーラを買って注いでみたら縁のところまで満たされた。400mlも入らんやんけ…。これならジットハブ社の Octopint 二個セットの方が良かったかも。円高だし。

ただ断熱なので熱い飲み物を入れても熱くて持てないということにはならないし、冷たい飲み物を入れても結露しないのはいい。また保温効果もガラスのコップよりかはある。家でビール飲むのに使うと良さそう。

| @散財

買うなら iPad mini の方がいいに決まってる。Kindle は Mac 版のアプリケーションでページのスクロールという概念がなくて、スクロールホイールを動かすとカクカクカクとページが変わっていくのがいけてない。UI がクソ。まったく欲しくない。

| @散財

7月末で切れる SoftBank のポイントがあったので使おうと思って会社の近くの SoftBank ショップに行った。ポイントは 3600 ポイントくらいあって、SoftBank のウェブサイトにはポイント割引が利用できるオプション品の項目に Universal Dock があったので(オプション品などの購入に使う:ソフトバンクポイントプログラム | ソフトバンクモバイル)、 3000 ポイントを割引に利用して iPhone の Uiversal Dock を買おうと思った。

しかし店舗に赴いてこれこれこういう理由でポイントを使いたいと言ったら「在庫がないので時間がかかる、コールセンターに電話してくれ」と言われた。とは言え家にあまりいないので時間がかかってもいいからやっぱり店舗で受け取りたいと思って再度ショップを訪れたが、同じように「時間がかかるので電話してくれ、そういうのは全部電話でやってもらうことになっている」と言われた。

そういうわけなので SoftBank のコールセンターに電話した。ナビダイヤルではオプション品の購入はなさそうだったので、ポイント交換のところへ進んだ。電話に出た人に事情を説明するが、コールセンターではオプション品とポイントの交換しかできず、購入時の割引は店舗だけとのことだった。

しかし二度ショップに行って「そういうのは全部電話でやってもらってる」と言われた以上、再度ショップを訪れても同じことを言われるに決まっている。なので「コールセンターでショップで購入するように言われたのですが、と言えばポイントを使わせてもらえますか?」と少しきつい感じで聞いたところ、コールセンターの人が俺が訪れた店舗に直接電話してポイント割引購入できるか確認してみる、と言った。

確認してもらったところ、「取り寄せはできるが 1, 2 ヶ月時間がかかる」とのことだった。言外から、どうも 1, 2 ヶ月時間がかかるということにして実質的にはショップではポイント割引購入ができないようになっているのを感じ取った。きっと代理店がやってるショップだときわめてポイントが利用しにくい状況なのだろう。

コールセンターの人が折衷案として、一旦全額を俺が現金で払って、後日 SoftBank 携帯の料金から利用したかった 3000 ポイント分を割り引くという形でどうか、と提案された。ポイントを使って何かを購入するにはそれしか方法がないし、この場合すぐに発送されて 3 営業日以内に届くと言われたのでこの方法でお願いした。

SoftBank ショップで iPhone を買うときには謎のオプションプランに加入させられたりするのが日常的な光景となり、マジで消費者スキル高くないとつらいと思う。多少時間はかかってもショップで嫌な思いをしないよう、何か買ったりするときは SoftBank 直営のオンラインショップを利用する方がよさそう。もしくはポイント割引は使えないけど Apple Store がいいと思う。

ちなみに届いた商品は良かったので別の記事で感想を書きます。

| @散財

iPad 買った

会社のタブレット端末購入支援制度を利用して iPad 買いました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございます。

iPad には否定的だった

iPad、ずっと年寄りとか情報弱者向けのデバイスだと思って無視してた。小金持ちの情弱サラリーマンとか100万以上カメラにつぎ込んでるカメラじじいが飛びついてる印象しかなかった。とにかく入力がしにくそうで、能動的に情報を取りに行くのではなく、受動的にコンテンツを消費することしかできないような印象があった(文字の入力がしにくいと、情報を検索する頻度が落ちそうだから)。そういうのは新聞や雑誌を読む行為とあまり変わらない。余談だけど新聞社などのオールドメディアが iPad 好きなのと関係ありそう。自分たちが思ったとおりにコンテンツを消費させたいという意志を感じる。

なぜ iPad を買ったのか

技術書を電子書籍で読みたかった

最近、技術書を PDF とか ePub とかで読む行為に興味が出てきて(クソ重い技術書持ち運ぶのに疲れた…)、何冊か PDF 版を買ってみて iPhone で読んでみたら耐えられないくらい読みづらくて何らかのタブレット端末が欲しくなり、 iPad を買ってみたくなった。

デジカメで撮ったばかりの写真を見るのによさそう

あと正月とかにカメラで撮った写真をその場で MacBook に入れて見せると親戚一同が喜ぶので、こういう用途にも向いてるかと思った。Retina ディスプレイだし。

買ってどうだったか

読む端末としては優れている

文章を読む端末としては優れている。Reeder for iPad 入れたら読むのがだるくてたまってたフィードを結構消化できた。(Reeder、Mac 版も iPhone 版も iPad 版も買ってしまった。おすすめです。)

Reeder for iPad

また iPhone では無理だった Twitter に貼られている gist (ソースコードの断片)を見ることが出来て便利だった。iPhone では「後で読む」ものを iPad ではその場で読めるのがいい。

写真きれい

Flickr 見るのが楽しい。写真ブログのフィード、かなり未読がたまってたけど、寝っ転がりながら写真を眺めるのが楽しい。寝床に居ながらにして Flickr にアクセスして友達が撮った写真を眺めて回るのもこれまでにない体験だった。

書きにくい

タッチパネルのフルキーボードだるい。フリック入力したい* フリック入力できるそうです。風呂蓋も買ったので斜めに角度つけられるけど、それでも上からのぞき込むようにして文字を入力するのがだるい。

でも革製の風呂蓋はかっこいいのでおすすめです。

iPad Smart Cover(スマートカバー) (Red Cover(革製))

家庭内での共用が難しい

App Store やフォトストリームなど iCloud 系の機能のせいで Apple ID に紐づけられるし、Twitter や Google のサービスを使う際にもログインが必要なのでやっぱり一人一台の方が使いやすい。家族で共用するのは難しいと思う。

総括

Retina ディスプレイやばい

bfd6d1fb52d6bab76b05d8f6ba6aa777.png (675×343)

タッチパネルで高精細なのが良い。タッチパネルのタブレットはキーボード操作のパソコンよりも目とディスプレイの距離が近くなるので、Retina ディスプレイとの相性が良いのだと思う(図参照)。「読みたい!」「見たい!」という気持ちにさせられる。正直 iPad 使った後に MacBook 開くと文字がぎざぎざに見えて正視に耐えない。Retina ディスプレイやばい。

持って台所に行けるし寝床に持ち込める

コーヒーいれながら iPhone でなんか読むのが好きなんだけど、これノートパソコンでは絶対できない。両手ふさがるから。iPad だったらぎりぎり片手で持てるので、コーヒーいれながらなんか読むということができる。

あと枕元に気軽に持ち込めるのがよい。ノートパソコンは排気口から埃が入り込みやしないかと心配になってあまり寝るとき使う気にはなれないけど、iPad は気兼ねなく寝床に持ち込める。何か読んでて眠りついたときに枕の横にあっても邪魔にならない。

気軽に持ち運べる点がノートパソコンとの決定的な違いだと思います。

これから望むこと

iPad、おおむね気に入ったけどもっとたくさん日本語の本を読めるようになったらうれしい。文庫本とかを自炊なしで iPad で読めるようになったら最高だと思う。岩波文庫の80年くらい前に出版されたやつをリストカット感覚で買って読んだりしたい(カラマーゾフの兄弟も iPad でなら読めるような気がする)。

あと Retina ディスプレイの破壊力やばいので次の MacBook Pro は Retina で出して欲しいです。

追記

調べたところ、iOS 5 からフリック入力できるらしいです。「iPad は情報弱者向けのデバイス」とのたまってる僕こそ情報弱者でした。お詫びして訂正します。

| @散財

プログラマならUS配列でしょ、と思って最近買ったHHK ProとMacBook AirはUS配列を選んだけど、使いにくくて非常にストレスを感じている。プログラマは全員英語環境でパソコン使うべきってのは妄言だと思った。JISに慣れてたらJISの方がいい。

個人的に耐えられない点を以下に列挙。

1. 英数 <-> かな切換の煩わしさ

自分の場合、英数 <-> かなの切換をキーを一個押すだけでできないのには多大なストレスを覚える。コマンド + スペースで切り換えられるとはいっても、いま英数・かなどちらの入力モードにいようとも英数文字を入力したければ英数キーを叩いてから入力すれば必ず英数文字を入力でき、逆の場合も確実にかな文字が入力できるJIS配列キーボードの方が便利だ。

2. MacBook AirのUSキーボードのtildeキーの位置

なんと狂っていることに、”~” (tildeキー)が左上エスケープキーの下部分にある。JIS配列でいうところの「1」のとこらへんだ。なんだってこんなところにtildeを用意するのだろう。tildeはシェルで自分のホームディレクトリを表す記号で大変よく使うキーだ。アメリカ人は不便に感じないのだろうか。

3. returnキーの小ささ

JISキーボードのreturnキーは大きく、大変打ちやすい。しかしUS配列ではreturnキーは小振りになり、右shihtキーの上に同じ程度の横幅で慎ましやかに座している。こんなの超打ちにくい。しかもreturnキーのすぐ上にdeleteキーがあるものだから、JISキーボードの癖でreturnしようとしてdeleteしてしまうことがしばしばあるのだ。非常にうざい。

4. コロン入力時にshiftキーがいる

僕のメインテキストエディタはVimなんだけど、Vimではコマンド入力時に “:” (コロン)を多用する。JIS配列ではコロンは単独キーで入力できるが、US配列ではセミコロンとコロンが同じキーに割り当てられており、shihtキーを押しながらセミコロンを押すことで入力できる。Vimでガリガリコードを書いているときに非常に煩わしい。Vimでコード書くときの時間が1.5倍くらいになってるような気がする。

以上、自分にとって英語配列キーボードのいけてない点をつらつらと書いてきた。KeyRemap4MacBookとかでキーマッピングをカスタマイズしてから使えやハゲ、とかいわれそうだけど、非純正のソフトに依存しないとキー入力すらままならなくのは嫌なので自分はそんなん導入したくない。

結局、JIS配列に慣れ親しんだ人間がUS配列のキーボードに切り替えるメリットは少ないように思う。キートップからひらがなが消えてシャレオツになるくらいか。アメリカに転勤することになって今後は現地のUSキーボードのパソコンしか買えなくなってしまった、とかであればUS配列への鞍替えは避けられないと思うけど、そうでない場合は無理してUS配列のキーボードを使う必要なし。

| @散財

Happy Hacking Keyboard Professional 2

Happy Hacking Keyboard Professional 2 を買った。HHKはLite2を持っていて、職場に持ち込んだりして楽しく使っていた。しかし打鍵感が安っぽいのと音がうるさいのを若干不満に思っていた。Proを所持している人からは「早く買った方がいい。自分は買ってからなんでもっと早く買わなかったんだろうと後悔した」とまで言われるので、ついに購入してしまった。買ったのはUS配列の墨バージョンで、印字はあり。

使ってみての感想

打鍵感はなんか以前ヨドバシカメラで触った展示品とは違う感じがする。もっと東プレっぽい感じを期待してたんだけど、スッカスッカで少しがっかりした。

しかし音は静粛で、押し込んだときに「コトコト」といい音を鳴らす。また墨風の手触りも良い。

US配列デビュー

US配列のキーボードは初めて購入したが、正直微妙な感じがする。プログラミングで多用する大括弧の開閉が左右に並んでいることなど、プログラミング時の利便性を考えての購入だったが、大括弧の開閉以外にはあまりメリットがないよう気がしなくも…。JIS配列では大きかったRETURNキーが小さくなっているのでその上に配置してあるDELETEキーを間違って打ってしまいがちだし、矢印カーソルキーがないのもやはり不便である。人はJKHLのみでカーソル移動をするにあらず。

VimとUS配列

またUS配列ではコロンの入力時にSHIFTキーの入力が必要となっているが、これはコマンド入力のプレフィックスにコロンを多用するVim利用時に問題となる。

noremap ; :
noremap : ;

と .vimrc に記述することでJIS配列通りの使い心地にできなくもないのだが、とりあえずはデフォルトの状態で様子を見ることにした。

全体的には、30歳になるまでJIS配列を使っていた人間が無理をしてUS配列に乗り換えても意味はないのかなぁ、という気がする。どうせMacは価格コムで安売りしてるJIS配列のやつしか買わないんだし。HHK Pro自体は、これに二万も出す価値があったのか、時間をかけて検証していこうと思う。

| @散財

Twitterで電動歯ブラシを買った人のポストを読んでいてなんか楽しそうだったので、いつか金持ちになったら自分も電動歯ブラシデビューしようと思っていた。ところが、たまたま寄ったドラッグストアで歯ブラシコーナーを見ていたら、2800円くらいでブラウンの電動歯ブラシを売っていた。電動歯ブラシといえば2万円位しそうなイメージだったのに、普通にドラッグストアの歯ブラシコーナーにあるのだ。一番高い物でも4000円しないくらい。これは試してみるしかないなと思って買ってみた。

使ってみての感想

「手磨きで落とせなかった歯垢が落ちる!」という宣伝文句は確かに偽りがないと思う。歯医者で専用の器具で掃除してもらったときみたいに歯がつるつるになる。奥歯の側面とか、手磨きではざらっとした感じが残るような場所もつるつるになる。また前歯の内側のような磨きにくいところも磨きやすい。手動の歯ブラシに比べてブラシの部分が小さく、かつ電動なので手で動かさなくても良いため、こういった磨きにくいところも磨けるのだと思う。

残念な点としては、奥歯の側面とかを磨いていると歯茎を傷つけて出血してしまうところか。ブラシがものすごい勢いで動くので、奥歯の側面のような、歯の露出が小さいところでは歯茎も一緒にゴリゴリ磨いてしまって、それで出血する。歯茎が弱い人はさらに流血の嵐になるかもしれない。

また、交換用のブラシが本体の値段に比べて高い点が気になった。購入したドラッグストアでは交換ブラシ2本セットがブラシ1本付属の本体と同じくらいの値段で売られていた。プリンターなどと同じで、本体を安く売り消耗品で儲けるビジネスモデルのようだ。ただし交換ブラシはAmazonで探してみたところそこそこ合理的な値段で売られていたので、ネットで消耗品を調達するようにすればまぁまぁ快適に使い続けられるのではないかと思う。

総合的な満足度はおおきい。5000円くらいするものを買えば、歯茎を傷つけることはないかもしれない。