| @散財

D90 のキットレンズだった AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-200mm f/3.5-5.6G IF-ED が1年半くらい前からズームしたときに遠くのものにピントが合わなくなっていた。(近くのものにはピント合う)

最初はそういう仕様だったかなぁと思いながら(ピントが合わないのは遠くのものだけなので)、単焦点レンズしか使わなかったのであまり気にしていなかったのだけど、ネットで検索したら同じ症状の人が何人かいて、どうやら故障しているらしいということが分かった。

kakaku.com の掲示板で、「 Nikon のサービスセンターに持っていったら玉を固定してるねじを締めてもらうだけで直り無料だった」と書いてる人がいたので、無料で直るかなと思って Nikon のサービスセンターに持っていったら「36,000円です」と冷酷に告げられてしまった。型落ちで中古でも4万くらいで買えるレンズの修理に36,000円も払うのはあり得ないと思ったので修理は頼まなかった。

合理的な価格で修理をやってくれるカメラ店とかないかと思って検索してたらゼネラルカメラサービスという会社が福岡にあることが分かったので持っていってみた。

10,500円で直るとのことだったので直してもらうことにした。今日受け取ってきたけど遠くのものもちゃんと撮れるようになってた。

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レンズとかカメラとか壊れたときにメーカーに修理頼んで高額な見積もり来て困ったら、こういう修理屋さんを探してみると良いと思った。あと恐らく修理頼んだとこはヨドバシとかキタムラからの修理依頼も受けてて、量販店に頼むと量販店の取次料とかがかかるっぽいので、行ける範囲にこの手の修理会社ある人は直接そこに持って行ってみると良いと思った。以上、個人の日記でした。

| @散財

去年、嫁さんに強請られて GORE-TEX のコートを買わされた。自分はシェラデザインの 60/40 マウンテンパーカー/ショートパーカーを三着持っていて(SIERRA DESIGNSのマウンテンパーカー)、冬はこれを着て過ごしていたんだけど、最長老が5年目に入りくたびれてきたので自分にも GORE-TEX ものが欲しくなったのでだだをこねて ARC'TERYX というメーカーの Alpha SL というジャケットを買った。

買ってみての感想だけど、ぺらぺらの化学繊維なのに寒くなくてすごい。 GORE-TEX の衣類は一枚だけ着てても温かくないとは言われるし 60/40 パーカーもそれだけ着てても寒いだけなので防寒力は期待してなかったけど、中にヒートテック的な肌着を着て適当なトレーナーみたいなやつを着れば九州の平野部の冬は乗り切れると思った。風をシャットアウトしてジャケットの内側の温度を一定に保つ力がすごいのだと思う。

よくみんな冬はダウンとか分厚いコートとか着たりするけど、自分はああいう防寒の仕方には懐疑的だ。ダウンやコートが熱を発することはない。服を含めた人体の中で熱を放つことが出来るのは自分自身の体だけなわけだから、自分の体から発生した熱をいかに逃さないかが防寒のキモだと思う。ダウンも分厚いコートも結局外気と体の間に空気や繊維の層を作って体の熱を逃さないようにしているだけだと思う。なのでぺらぺらのウィンドブレーカーみたいな薄い化学繊維でも体温を逃さないという防寒の第一目的を果たせればそれで良い気がする。

肝心の GORE-TEX の透湿性だけどこれはよくわからない。 60/40 パーカーの方が良いような気がする。 GORE-TEX は雨合羽に近い感じがする。確かに水弾きはよさそうだけど、春先とか秋口に着るとわりと蒸れて肌にくっついたりして気持ち悪いかもしれない。 ARC'TERYX は同じ商品名でも生地の種類ごとに値段が違ってて、もう少し高いやつだと GORE-TEX を外側と内側に二枚貼りしていて耐久性が良く、肌触りも良いらしい。自分が買ったのは安い方の商品なので GORE-TEX 生地は 1 枚で、内側には経年とともにはがれ落ちてくるコーティング剤が塗ってあるだけとのことだった。なので金持ってる人は LT 以上のやつを買った方がいいと思う。着心地は正直 60/40 パーカーの方が良かった。肌が呼吸できてる感があるし、コットンが四割なので生地がやわらかくしなやかで無骨なナイロン感がない。

ネットで安く ARC'TERYX 売ってるけど、自分は試着してから買いたかったので観光がてら北九州の店まで行ってから買った。当方デブ体型だけど S で丁度良かったので標準体型の人は XS とか買った方が良さそう。

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| @散財

hitode909さんの日記を読んでたら Eye-Fi を買ったと書いてあって、hitode909 さんのツイッターに iPhone のカメラではなく GR とかで撮影したと思われるやたら高画質なラーメンの写真が投稿されるようになってた。自分も同じようなことやってみたいと思って Eye-Fi を買った。

iPhone 3G が出た当初から、というか iPod がカラーになったばかりの頃から、一眼レフで撮った写真をその場ですぐ iPhone とか iPod に取り込んで人に見せたいという欲求があった。しかしそれを実現するためには訳の分からないアダプターを買って常に持ち歩いたりする必要があってそんなガラクタを持ち歩くのは耐えられなかったので導入しなかった。

Eye-Fi 自体には以前から興味があったけど、普通の SD カードと比べると高すぎたので微妙だと思っていた。しかし上記のようなカメラの写真を iPhone に取り込む機能に加え、Eye-Fi Pro を買うと GPS ユニットなどがなくてもジオタグを写真に付加できると知り、高いなぁとは思いつつも古い SD カードが不調だったこともあり、えいやっと購入してみた。しかし期待したような効能は得られなかった。というか買うならジオタグ付与できないバージョンの Eye-Fi Mobile で充分だった。

Eye-Fi Pro と Eye-Fi Mobile の機能の違いだけど、概ね以下のような感じらしい。

機能 Eye-Fi Pro Eye-Fi Mobile
カメラからスマートフォンに転送
ジオタグ付与 ×
RAW 対応 ×
Wi-Fi でパソコンへ転送 ×

Pro の方が高機能で良さそうに見えるんだけど、ジオタグ付与も RAW 対応もパソコンへの転送もかなり微妙だった。というのもカメラからスマートフォンへ転送する機能(「ダイレクトモード」と言うらしい)を利用すると、ジオタグが写真に付与されない仕様らしい(撮影してもジオタグがつきません。 | Pro X2よくある質問 | サポート << Eye-Fi Japan)。ジオタグを付けられるのは、周囲に Wi-Fi の無線がいっぱい飛んでる場所で撮った写真を、Wi-Fi でパソコンへ転送する場合のみとのこと。自分としてはカメラからスマートフォンに転送してくれる機能が一番欲しくて Eye-Fi を買ったので、それを犠牲にしてジオタグを付与する意味はない。

ダイレクトモードを使うか Wi-Fi 転送するかは、Eye-Fi の設定用のソフトを Mac にインストールして設定を行い、Eye-Fi カードに覚えさせる必要がある。つまり出先ではダイレクトモードでカメラからスマートフォンに転送し、Wi-Fi のある自宅では Wi-Fi を経由してパソコンにデータを転送させるというような使い方ができない。となると Wi-Fi でパソコンへ転送する機能も使えるようで使えないということになる。

使ってみて分かったのだけど、ダイレクトモードでは Eye-Fi カードが Wi-Fi ネットワークを作成し、iPhone はそのネットワークに接続して画像のやりとりをする。一方、自宅で Eye-Fi から Mac に Wi-Fi 転送する場合は、Eye-Fi は自分でネットワークを作成するのではなく、自宅の Wi-Fi ネットワークに参加して Mac と画像をやりとりするかたちになる。従ってダイレクトモードと Wi-Fi 転送を両立させることができないようだった。

加えて Eye-Fi の RAW 対応が微妙で、Nikon RAW (.NEF ファイル)はダイレクトモードで iPhone に取り込むと非常にサイズの小さいサムネイルの TIF 画像に変換されてしまい、まともに閲覧することができない。なので結局自分は一眼レフ側で RAW + JPEG を保存するように設定し、 Eye-Fi では JPEG 画像のみ転送するような設定にしている。

この辺の事情は以下のブログに詳しい。

以前だったら何かものを買う際は事前に徹底的にリサーチしてから買っていたのに、iPhone 5 を買ったときの記事に書いたように、おっさん力が高まってきてよく調べもせずデジタル製品をほいほいと買ってしまって後悔することが増えた。こうやって情弱おじさんになっていくのだろうなと危機感を強めている。

まとめると、Eye-Fi Pro はゴミなので買ってはいけない。カメラからスマートフォンへの転送が目的な人は Eye-Fi Mobile で充分。ジオタグ目的の人は Eye-Fi Pro なんかに手を出すよりもちゃんとした GPS ユニット買った方がいい。

一眼レフで撮った写真を iPhone に取り込んで、給料日に焼き鳥屋に来てビールを飲んで感極まってる様子などをツイッターでなうすること自体は楽しいので皆さんもやると良いですよ。

| @散財

結局 Happy Hacking Keyboard を自宅用にも買って、家でも会社でも Happy Hacking Keyboard 使ってる。会社で墨を使って家ではホワイトを使っている。キーの押し心地は何となく高級感のある墨よりもプラスチッキーなホワイトの方がマイルドな感じがして良い。しっとりした感じがする。墨はスカスカ感がある。

ホワイトを気に入って使っていたら、キーを押し込むとき本体左下部分がミシミシときしみ音をたてることに気がついた。1万8千円もするのにひどいなぁと PFU に問い合わせたら交換品を送ってもらえた。

全般的に Happy Hacking Keyboard 素晴らしいと思う。みんな買えば良いと思う。

キーボードのことばかり考えてるとそのうち Kinesis とか欲しくなりそうな気がして怖い。


追記

結局交換品もミシミシ鳴る。これは仕様だと思って諦めるしかなさそう。会社で使ってる墨はしっかりしてるんだけどな。

| @散財

iPhone 5c の白か黄色がカッコイイと思ったけど家庭内稟議通らなそうなので諦めて安くなってた iPhone 5 を買った。黒色は iPhone 5s のラインナップにはないみたい(シルバーになるっぽい)ので型落ちだけど黒色もかっこいいしまぁ良いかなと思ってもうそろそろ買ってから 2 年になる iPhone 4S から乗り換えた。

MNP で SoftBank から au に移転したんだけど、キャッシュバックの 6 万円をもらうつもりがプランを選び間違ってもらいそびれ、あと一ヶ月遅ければ SoftBank の更新月で違約金かからなかったのに一万円弱の違約金が発生し、なんだかんだで結構な出費をしながら旧式の iPhone を手にする羽目になった。加えて au スマートバリューに申し込むつもりが自宅アパートが au ひかり未対応だったため申し込めず、ネット / IP 電話は Yahoo! BB (SoftBank)、携帯は au といういびつな状態になってしまった。

無職の頃とか血眼になって 1 円でも安く買い物をしようとしてたけど、年を取って気力が減退してきてるのと仕事をしていて調べ物にあてられる時間が少ないことが原因で最安を追求できなくなってきてる。仕事が終わったあととか週末の限られた時間で、可能な範囲でなるべく安い買い物をするしかない。

そういうわけで型落ちで iPhone 5 を買った。むかしは新しいものを追いかける Apple ファンボーイおじさんだったんだけど、こうして段々普通の情弱おっさんになっていくんだろうなぁ。

| @散財

スバル インプレッサ / SUBARU Impreza

2月に車を買った。スバルインプレッサの中古。車、維持費高いけどやっぱりあると便利だと思う。生活圏広がるし、これまで行けなかった糸島(福岡の湘南みたいなところ)の農産物直売所に行ってうどんを食べたりすることもできる。

子どもが生まれるとやはり車がない生活が原理的に不可能な気がしてくるようになった。子ども服を売っている店はそもそも車でしか行けないような場所にあることが多い。意外と都会の真ん中で子ども服を扱ってる店はない。ユニクロも赤ちゃん服は売ってない。百貨店に行けば何でもあるので都会の真ん中にも子ども服あると言えばあるんだけど、当然のことながら異常に高い。百貨店には庶民が買えるようなやつは売ってない。子ども用品を激安価格で売っているチェーン店に西松屋というのがあるけど、例外なく郊外で営業してる。安く子ども用品を揃えようとしたらどうしても車で西松屋に行くしかない。

そもそも子ども用品はかさばることが多く(おむつ、ミルクなど)、電車+徒歩で行けるような場所に店があったとしても買った品物を持ち帰るのが非常に難しい。以前、電車とタクシーで西松屋に子ども用品を買いにいったことがあるけど、子ども用の風呂桶などが大きすぎて手で持ち帰ることができず、同じ市内なのに宅急便で家まで配達してもらって送料が2000円くらいかかった。そのほかにも駅からタクシーでショッピングセンターをはしごしたりで、一回の買い出しで交通費・送料だけで5000円くらいかかったことあった。

また公共交通機関での移動は公共交通機関に都合を合わせないといけないのが辛かった。地下鉄のホームから地上への上り下りや高速バスの乗り降りは結構きつい。時間も電車やバスに合わせないといけない。子どもがうんこしたからといって高速バスで移動している最中におむつを替えるわけにもいかない。車ならこういう問題があらかた解決される。

以上のような理由で車を買った。

車はカーセンサーとかで調べて実物を見に行ってから決めた。中古車屋は非ディーラー系とディーラー系の両方に行った。非ディーラー系は飲み物を出してくれたりゆったりとしたソファがあったりして店の作りは贅沢だと思ったけど、車の値段が詐欺っぽかった。車検付き80万円という価格につられて行ったのに乗りだし価格は+40万必要で120万円からになりますとかそんな感じだった。これはアホらしいと思ったのでここでは買わなかった。

ディーラー系の中古車屋はしょぼかった。店はプレハブで車を見に行っても飲み物とか出てこなかった。しかし詐欺っぽいところはなくて、何も言ってないのにカーセンサーに載っけてる値段より安い値段出してきたし、窓にバイザーつけてくださいとか ETC 付けて下さいとか色々言ったら無料でやってくれた。スバル保証みたいのも付いたし、怪しい中古車屋よりネットに出てる値段は高いけど最終的にはディーラーの中古車屋で買うのが良い気がした。

新車とかは一生乗れないと思うので死ぬまでディーラーがやってる中古車屋で車を買って乗り継いでいこうと思います。

| @散財

一昨年、会社を変わったときに Happy Hacking Keyboard Professional 2 を買った んだけど、貧乏性のためなかなか会社に持っていって使うという気にならず、会社では3年前に買った HHK Lite2 を使い、Pro の方は家で使っていた。

しかしよくよく考えると家でコードを書く時間よりも会社でコードを書く時間の方が圧倒的に長いわけで、一番長くコードを書く時間を一番良いキーボードととともに過ごした方がよいのではないかと考えを改めて HHK Pro を会社で使うことにした。

連休明けの火曜から HHK Pro でコードを書いていて一週間が終わったところだけど、会社で毎日8時間以上使うことで初めて良さが分かったような気がする。Lite に比べてしっかりしている。Lite はカチャカチャとうるさいけど Pro は激しくキーを叩いても静かだ。それなのに押したときの反発は Lite の方が重く、Pro の方が軽い。Lite はカチャカチャしていておもちゃのようで、音を聞くだけで疲れる。

キー配列に関しても、HHK Pro はただの US 配列とは異なっていて、チルダキーの位置や Control キーの位置が一般的な US 配列よりも利用しやすい位置に置いてある。正直プログラミングしやすい。

HHK Pro を使うことで困ることと言ったら、それ以外のキーボードを利用したくなくなることだと思う。家でも職場でも HHK Pro が使いたくなる。自分の場合は HHK Pro を二つも買えるような財力はないので、そもそも HHK Pro を買ってしまったのが失敗だったのかも知れない。毎日 Amazon を開いてため息をつきながら HHK Pro をカートに入れたり戻したりしている。