| @散財

 iPhone、OS 2.1でバッテリー持続時間が随分改善されたように感じますが、バリバリSafariを使ってるとやっぱりすぐ電池無くなっちゃいます。僕は先日、ヨドバシカメラでこれを買いました。

 前の方の記事では PowerBank slim 2.0 FPS440U にしようかなみたいなことを書いていたのですが、

  • 6,000円超と値段が高い
  • 見た目がiPhoneとミスマッチ

により、eneloopのKBC-L2Sにしました。こちらは色も白色でiPhoneとつないで充電してても違和感ないです。ネットで検索するとeneloopシリーズはiPhoneの充電に失敗するとかそういう報告がいくらかあるのですが、このKBC-L2Sでは充電に成功するという報告が多いです。KBC-L2Sの出力は500mAなのですが、USB出力ポートが2つあって二つの機器を同時に充電することが可能なため、二つ合わせて1000mAに近い出力が確保されるようです(iPhoneの充電には1000mAの電流を必要とする)。

 しかしKBC-L2Sが完璧かというとそうではなくて、バッテリー残量が20%を切り、電池の表示が赤色になっている状態では、ケーブル接続直後は充電マークが表示されるのですが、しばらくすると途中で充電が止まってしまいます。バッテリー残量が少ないときにiPhoneは急速に充電しようとするのでかなりの電流を必要とするらしく、KBC-L2Sでは供給しきれないのでしょう。

 それではと、iPhoneがまったく電力を消費しないよう、電源を落として充電してみようと試みました。しかしiPhoneは電源を落とした状態であってもDockコネクタに充電機器を接続すると電源がオンになってしまいます。これでは意味がない。

 iPhoneが待機中に電気を食うのは電波を掴む動作でしょうから、iPhoneをエアラインモードにして充電を開始してみました。すると途中で失敗することはありませんでした。いまのところこの方法で電池が赤色表示の状態からも充電できています。ただし当然ながら電話を取ることも出来ませんし(3Gネットワークに接続していないのでかかってすらこない)、インターネットを閲覧することも出来ません。PowerBank slim 2.0 FPS440Uの場合はメーカーがiPhone対応を謳っているのでおそらく充電しながらiPhoneのほとんどの機能を利用可能なのではないかと思います。充電しながらiPhoneを使いたい人はPowerBank slim 2.0 FPS440Uを選んだ方が良いでしょうね。

| @音楽
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 CRO-MAGNON目当てでAso Nature Festaというのに初めて行ってみた。ここ何年かやってる野外音楽イベントらしい。フジロックフェスティバルの規模を1/1000にしたような感じのイベントだけど、結論から書くととても楽しかった。

 CRO-MAGNONはLoop Junktionのメンバーが解散後に再結成したバンドで、シンセサイザーとドラムとベースギターの三人編成(過去記事 : 濃い、濃すぎるよ CRO-MAGNON)。Loop JunktionはHip Hopグループだったけど、CRO-MAGNONはどっちかというとDaft PunkやJamiroquaiみたいな感じかな。ソウルやヒップホップ、ハウスといったクラブミュージック全般をちゃんぽんにした感じの音で、すごくカッコイイ。

 当日は天気が悪くてお客さんの入りも悪く、僕が会場に入った午後7時すぎには多く見積もっても200人、下手すりゃ100人切ってそうなくらいしかお客さんがいなくて、スタッフの方が人数多いんじゃね?っていうレベルだった。

 CRO-MAGNONの出演は一番最後だったんだけど、時間が経つにつれて段々とお客さんが減っていき(東田トモヒロという熊本出身のロックミュージシャンの演奏がクライマックスだったっぽい)、CRO-MAGNONのパフォーマンスが始まった段階ではステージ前に20人くらいしか人がいなかった。そもそも出演アーティストの音楽のジャンルがバラバラだから、残っている人達は何となく最後までいるという感じでCRO-MAGNONのファンという風ではなさそうだった。そういうわけなので最初はリズムに乗って踊ってる人は少なかったんだけど、さすが東京のでかいクラブで人を踊らせてるだけあって、最後の方は残ってた人達みんながリズムを取ってる感じで、かなり盛り上げてくれた。東京じゃagehaみたいな大箱でイベントやってるのに、地方に来た途端お客さんが20, 30人しかいないとかだったらやる気出ないと思うんだけど、それでも手を抜かずに全力で演奏してくれたあたりプロ。一緒に行った友達はCRO-MAGNONのことは知らなかったんだけど、演奏後に感想を尋ねると「東京の風を感じた」って言ってた。

 僕としても久々に大音量でダンスミュージックを聞けてすごく気持ちよかった。ミスマッチのような気がしていたけど山のきれいな空気のなかでダンス音楽を聞くのは意外と良い。クラブみたいにたばこ臭くないし。生ビールが400円と酒が安かったのも良かった。すごくエンジョイできた。たった3000円でこんなに堪能できて良いのか。なんかすごい贅沢をしているような気分になった。もっとみんな聞きに来れば良かったのになー。もったいない。

| @旅行/散歩

kotoriko

iPhoneを買って初めて旅行に行った。旅行と言っても病院の定期検診なんだけど。関西にはいっぱいTwitterやってる人達がいるので遊んでもらった。楽しかった。サンクス kudan_ gebet kotoriko dogyear Ett!

旅行とiPhone

で、iPhone持っての旅行なんだけど、これは結構良かった。駅探アプリ、Googleマップ、Safari、メール、写真が大活躍した感じ。

iphone_ekitan.png 駅探アプリでは電車の乗り換え案内を行ったわけだけど、一本後ろの電車を調べたいときもスムースに調べられるのが良かった。これってフツーのケータイサイトでも出来るけど、ページ遷移なしに行けるのが楽ちんだった。ただ、僕が使ってた時点では駅探アプリは特急料金に対応してなかったので近鉄列車の乗り換えで頭が破裂しそうなくらい混乱した(帰りに伊丹に向かうバスの中でアップデートをチェックしたら最新版で特急料金に対応してた)。

iphoen_map.png Googleマップも当然活躍した。ホテルの場所を調べるのに大活躍。これまでで一番簡単にホテルを見つけられた。GPS万歳。


iphone_safari.png Safari、これも大活躍。三日目はTwitterの人とは関係ない、学生時代からの友達のところに泊まらせてもらう予定だったんだけど、この友人自体が彼女のところに転がり込んでいる状態で、友人が僕の旅行に合わせてちょうど彼女と喧嘩してしまったため僕が泊めてもらうのは不可能になってしまった。そういうわけで急遽宿を取ったんだけど、鶴橋の大倉という焼き肉屋に並びながら、iPhoneに最適化された楽天トラベルからヒジョーにスムースに宿を予約することができ、大満足であった。

iphone_mail.png 地味に活躍したのがメール。オフで会うTwitterの人とは当然DMでやりとりする機会が増えるんだけど、Gmailに届くメールはすべてi.softbank.jpに転送しているので、TwitterからのNotificationを音なしではあるもののプッシュで受け取ることが出来る。これはすごく便利だった。旅行中にDMが一気に20件くらい届いたんだけど、普通のケータイじゃ処理できなかったと思うし、いちいちパソコンで確認するとなるともっと大変だったと思う。

iphone_picture.png 写真ってのはiPhoneの写真ブラウズ機能。三日目の昼間、親戚の家にも遊びに行ったのだけど、そこで家族の写真を見せるのに大変重宝した。やっぱりくぱぁ最強。年寄りのおっちゃんおばちゃんでも画面をなぞりながら楽しそうに写真見てた! iPhoneのカメラはしょぼいけど、デジカメで撮った写真をiPhoneの中にストックしとけばいろいろ遊べるね。

でも当然iPhoneにも弱点はあって、バッテリーの持ちがダメ。外付けバッテリーみたいなのがいくつかあるけど、ああいうのが一個ないと心許ない。今回、バッテリーが切れそうになったので京都駅のSoftBankショップで充電を頼んだら、すごく嫌な顔をされて「iPhoneの充電はできません」と言われた。「充電ケーブルなら持ってるんですけど」と食い下がると、「じゃあ特別に 2, 30分だけ」と渋々充電してくれた。やっぱショップ的にはiPhoneは面倒くさいアイテムっぽいですね。こんな感じで、iPhoneはショップでの充電も絶望的なので、外付けのバッテリーはあった方が良いでしょう。僕もPowerBank slim 2.0っていうのを買おうかなと思ってるところです。

あと感じたのが、3Gネットワークの都会での快適さ。画像とかビュンビュンダウンロードするし。うちの辺りは田舎なので3Gネットワークなんて使う気にもなれないんですけど、HSDPA環境で使う分には超絶快適です。

それと都会ではたくさん使ってるわりに電池の持ちが良かった気がする。田舎ではWi-Fi切っててもiPhoneってものすごい勢いでバッテリーが減っていくんですけど、京都や大阪ではそんなことなかった。微妙に電波が悪くて圏外とアンテナ一本を繰り返すような状態だと、iPhoneが基地局を探すのでバッテリー消費が増えるという記事を読んだことがあるんですけど、おそらくこれだと思います。(iPhone 圏外 バッテリー でGoogle検索するといっぱい出てくる)

まぁこんな感じで、iPhoneあると旅行が便利で楽しくなるからみんなも買うといいよ。うまい酒も飲める。

| @雑談

olmo coppia

友達が始めたオーガニックレストラン。サイトを作らせてもらった。素人なのであまりぱっとしないデザインだけど、ここ何年間かの廃人インターネット中毒生活が何かの役に立ったんじゃないかという気がしている。

お店は非常にインテリアやエクステリアがかっちょよくて、かなり居心地がよい(料理はイタリアンなんだけど、内外装はどっちかというと北欧っぽい)。もちろんコーヒーや料理もおいしい。エスプレッソマシンはかなり本格的なやつが入っている(サンレモというイタリアメーカーのもの)。それなのにエスプレッソシングルショットの値段はわずか210円! この辺、オーナーの友人はかなり本場を意識したようで、フラッと立ち寄ってエスプレッソを引っかけるイタリア人みたいな午後はいかがですか?

阿蘇にお立ち寄りの際は是非。

| @旅行/散歩

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丁度一年前の今ごろ、北海道まで旅行した。京都で病院を受診したあと、名古屋と長野の友達のところを経由して、松本から青春18きっぷで一人北上した。北海道では別の友人のところに厄介になり、道東の知床など見て回ったのだが、一番印象に残っているのは一人で過ごした函館の夜だ。一年前の出来事なのだが、無性に文章にして残しておきたくなったので旅の記録をまとめてみる。

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| @散財

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 「パソコン用のウェブサイトをそのまま見られるのがiPhoneの売りなのに、それをわざわざiPhone用に最適化するなんて意味不明じゃね?」なんて思う人もいるかも知れない。確かにそうなんだけど、iPhoneのすごいところは、普通にCSSとJavaScriptに対応してるので、パソコン用のサイトにほんの一手間かけるだけでiPhoneに最適化することができるところ(もちろんiPhone Safariなら最適化されていないサイトも快適に閲覧できる。)。例えば一個前の記事の作業は3分もかからずに完了してしまう。これまでのケータイブラウザに対応するためにはCSSを書き換えるだけでは不十分で、変換用のプロクシサーバーやCGIをかましたりする必要があったんでしょ?(やったことないから分からない) そういうケータイブラウザのスタンダードからすれば、iPhoneはやっぱりすごい代物だと思うな。

| @技術/プログラミング

 ダンコーガイ氏の方法も試してみたんだけど、うまくいかなかった。あと @media screen な方法にはバグがあるらしいので、UserAgentで振り分けてiPhoneにだけ専用CSSを適用させることにした。P_BLOGにはUAごとに適用するCSSを切り替える機能が付いているのでとっても簡単。

 ダンコーガイメソッドはメニューバーなどをCSSで display: none; にして見えなくするやり方なわけだけれど、それをそのまま真似したらメニューバーの部分が空白になるだけで、コンテンツ部分にフォーカスされなかった。そういうわけなので、#contentの親要素である#wrapperにもCSSで min-width を指定してやり、さらにその後#contentに min-width を指定してやった。で、↑にご覧の通り、iPhoneに最適化されて表示されるようになった。

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