| @音楽

 僕はもとから音楽の音質が気になるということはまれで、圧縮音源でもだいたい128kbpsでエンコードしてあるものならどれでも心地よく聞けていたのですが、いまはかなり音質が気になります。耳が良かった頃は音質の劣る音源でも耳の感受性でカバーできていたものが、耳が悪くなったことでそれができず、かえって音質が気になるようになった、ということなんです。何だか逆説的ですが、意外な事実でした。

 抗がん剤のせいで聴力が落ちているのは4,000Hz以上の高音で、これは会話域ではないので人の話が聞こえないわけではありません。音楽も一応聞こえます。しかし音というのはどうも複数の周波数から構成されているようで、メインの音域は25Hz〜3,000Hz程度であっても、高音域も使っているようなんです。

 そもそも人間の可聴域って高音では20,000Hzが限界らしく、健康な耳を持つ一般人でもだいたい12,000Hzくらいから音が聞こえにくくなり始めます。だから普通の音楽はあまり高音域を使用しないはずなんですが、iTuensのイコライザ開いてみると、4KHz、8KHz、16KHzの項目も設定できる。以下は補聴器の販売サイト内のページですが、音楽鑑賞にはやはり10,000Hzまで聞こえたほうがいいみたいです。

 では高音域が聞こえないことでどうなるか。音楽に奥行きを感じなくなるんですよね。のっぺりした音のように感じる。ちっさいラジカセとかAMラジオの音とかって中音域だけが強調されてこもったように聞こえるじゃないですか。あんな感じですよ。ステレオ音源もモノラルのように聞こえる。音が全然カラフルじゃないんですね。

 そういうわけでいまは凄くBOSEのMicro Music Monitorに興味があります。もっといい音で音楽を聞きたいという欲求が凄まじいです。でもやっぱクソ耳にM3は贅沢かなぁ。

| @料理/食事

お知らせ 2007年5月19日

お店に迷惑がかかるとよくないので(すでにかかってるかも :-! Googleで三番目くらいにこの記事がヒットするもん =-o )、店名を伏せました。

***** ****

 京都に二郎系ラーメンを食わせる店があると聞いて、今月2回行きました。店主はマルジ系列の店で修業したマルジ西新井店の元店長のようです。2006年10月にオープンしたとか。

 一度目は日曜の昼間。店の前に待ち客用のイスなんかおいてあるし、店内に入るとおしぼりとレンゲがあってしかも清潔で、随分二郎と雰囲気が違いました。並んでるとバイトの店員がラーメンのサイズわざわざ聞きに来るし。客の女子率も高し。別に女子が来ちゃいけない訳じゃないけど、ちょっと大丈夫かなと不安になりました。まぁ二郎カルチャーがまったくない土地に新しく店を出店したのだから、最初のうちは仕方がないかなとも思いその日は帰りました。

 しかし先日二度目行ったとき、やっぱり大丈夫だろうかと再び不安になりました。ロットが乱れている。かなり待たされる。おフランスな毛唐やカップル、男女混合の大学生グループとかがいてぺちゃくちゃ喋りながら喰ってるもんだから客の回転が悪い。そのくせネットで調べてきたのか「ヤサイマシマシアブラ」とか二郎コマンドだけはしっかり覚えてきてやがる。もうね、アホかと、バカかと。

Continue reading...

| @WWW

 思いついたことをぽんぽん投稿できるのが良いですね。今日バスの中にこんなかわいい子が乗ってて云々、喫茶店で見かけた寂しそうな女の子、彼氏とケンカでもしたんだろうか云々。ブログには書けないけど、書き残しておきたいことってあるじゃないですか? 何かの役に立ちそうで役に立たなそうなことを書き留めておきたいじゃないですか、思い付いたときすぐに。僕のおFriendsなTwittererさんにとっちゃあ、訳の分からん独り言がぽんぽんアップロードされて迷惑でしょうけど。

 で、無くてはならないのがKeizoさんも紹介されてるMac OS X用Twitter投稿及び閲覧クライアントのTwitterrificなわけですが、ケータイからも思いついたことをぽんぽん書き込みたい。モバトゥイッターもよいですが、レンタルサーバーなど自由に使えるサーバースペースがあるならtwitterMobileの方がオススメですね。おFriendsにレスとかダイレクトメッセージとか送れるし、見た目も本家に準拠しててイカしてます。

| @技術/プログラミング

 といってももちろん自分でコードを書いたわけではありません。というか書けません。いずみのぶろぐ : ファイルアーカイブス : コメント・トラックバックのメール通知 (6月2日版)を利用させていて頂きました。

 配布されているファイルはファイル名が p_blog_notify_mail.inc.php で、設置場所も特に指定はなかったのですが、プラグインとして認識しやすいように plg_notify_mail.inc.php とリネームし、設置パスを /include/user_include/plugins/plg_notify_mail.inc.php としました。自分でテストしてみたところちゃんと動いているようです。プラグイン作成者のいずみさんに感謝。

| @WWW

 ソーシャルブックマークで話題になってるTwitterを始めてみました。きっかけはこれ

 twitterにハマっているアルファーブロガーの中には、ブログに大勢の読者がついていて、なかなか気軽に自分のブログを更新できないという人も多い。twitterでは、そういうブロガー用に、自分のブログのサイドバー(左右のエリア)に貼れるJavaScriptのブログパーツも用意している。

 もちろん僕なんて全然アルファブロガーじゃないですが、最近ブログを更新するのが億劫になってきたというか。ブログに「どこどこでめしを食ったらうまかった」なんて日記的なことを書いたり、よく調べもせず思いつきだけで記事を書くことを控えようかなと。それでここのところはブログは更新しなくてもVOXに駄文を綴ったりしていたわけですが、VOX重すぎなんですよね。Safari対応してないし、Firefoxでも2.0だとサポート対象外だし。もうちょっと気軽に書ける場所が欲しかった。

 そこでTwitterなわけですよ。最近僕のブログが更新されなくて悶々としてる全国の森井ゴンザレスファンの淑女はぜひ僕のTwitterをチェックしてください。

| @雑談

 ひと月くらい前からAXEって安物スプレー式コロンの宣伝やってますよね。最初CM見たときから気になってたんだけど、YouTubeでウェブ限定で公開されてる動画を見て(YouTubeで "AXE EFFECT" を検索)、ますます買ってみたくなりました。そんでもってナースに襲われたい。

 僕はいま点滴用に頚部の静脈から中心静脈カテーテル(CV)ってのを入れてて、お風呂入るたびに看護婦さんに処置をしてもらうんですが、その時二人の距離は物理的に結構縮まるんですよね。上半身裸な僕。そこでTHE AXE EFFECTが働いてナースに襲われちゃったりなんかしたら、もう桃源郷ですよ。そのまま昇天しそうです。

 ということを言って騒いでたら、同じ病気の年上の方々にバカかと言われました。とりあえず病院の売店で売ってるので、明日あたり買ってみようと思います。

| @雑談

 耳鳴りのことばかり調べています。

 最近聴力検査はやってないので数値的に聴力の欠損具合は分からないのですが、実感としてかなり欠損していることが分かります。電子体温計の音が聞こえないのをはじめとして、日常会話がしにくく、二人の人が同時に話している声を聞き分ける、といったことができません。音楽を聴いていても、ステレオ音源のはずなのにモノラルのようにしか聞こえず、ぜんぜん楽しくありません。音楽好きとしては本当に悲しいです。

Auris Medical

 いろいろ調べたところ、スイスのAuris Medicalという会社が結構熱心に耳鳴りや聴力欠損のための薬を研究・開発しています。耳鳴りの薬はAM-101という名前で、アメリカやドイツでいま第二相の臨床試験をやってます。

 そもそも耳鳴りというのは、内耳にある有毛細胞が傷つくことで、実際には音が鳴っていないのに間違ったシグナルが脳に送られて当人にだけ音が聞こえる現象です(他に他人にも聞こえる客観的耳鳴りというのもあるらしいです)。有毛細胞が傷つく原因は様々で、大きな音(100dB以上)を長時間聞いたり、内耳の感染症にかかったり、抗がん剤など耳毒性のある薬を使ったり等々。有毛細胞が傷つくことで発せられるシグナルはNMDA受容体というもので、これをブロックすることで耳鳴りを抑えられると考えられています。つまりこのAM-101というの薬はNMDA受容体拮抗薬のようです。

耳鳴りと聴力欠損は別物っぽい

 では耳鳴りが止まれば聞こえも良くなるのか? 会話がしにくいとか、音を聞き分けにくいとか、耳鳴りが止まることで音を認知することに対する障害はなくなると思います。しかし4000Hzから8000Hzの音(主に電子音)などが聞こえない聴力欠損の状態は変わらないのではないかと考えます。傷ついた有毛細胞が修復されない限り、聴力が完全回復することはないでしょう。

Continue reading...