| @散財

 PowerBookのキートップが外れ、購入した販売店の延長保証を利用して修理しようとしたら拒否られたよコンチクショー!ということは先日書きました。語るも涙、聞くも涙で、全国各地の読者の方々から励ましのメールが寄せられませした。落ち込んでちゃダメじゃん、俺。

P1020187.jpg 元気を取り戻した僕はGoogleを使っていろいろ検索したわけですが、有名なPowerBookのユーザーグループ、POWERBOOK ARMYの掲示板過去ログがヒットしました。そこでは僕と同じようにPowerBookのキートップが外れ、Appleに修理を頼んだら4万円かかるとかいう恐ろしい見積もりを出されてしまった、どうにかしてください! というような悲痛な叫びを上げている方がおられたのでした。そしてその問いかけへのレスの中で、PBParts.comが紹介されていたのですよ。ここならキートップ一個$5で売ってるよ、ってなかんじで。

 さっそくPBParts.comを訪れたわけですが、もうまさにPowerBookユーザーにとって桃源郷のようなところ。キートップはもちろんのこと、トップケースやボトムケースなどの外装品から、HDDやメモリ、ロジックボードに至るまで、PowerBookを構成しているパーツのほとんどが手頃な価格で売られているわけですよね。もちろんキーボード丸ごとも売ってまして、それでもお値段は$120ほど。4万円もしたりしません。

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| @旅行/散歩

 京都、喫茶店多いですよね。relaxを購読していた頃から誌面に頻繁にイノダコーヒーの話が出てきて、京都というところはコーヒーの街なんだな、という印象を持ってはいたのですが、京都駅から病院へ向かうバスに乗るたび、車窓から個人経営の喫茶店の姿を良く目にし、いささかビックリしております。病院でも、京都の人は結構コーヒーをドリップして飲んでます。地元の病院にいたとき、コーヒーをドリップして飲んでたら変人扱いされてましたけど、それとは対照的です。

 喫茶店の数だけなら、名古屋も負けてないかも知れません。ご承知のように名古屋人は無類のモーニングサービス好きですから、コメダコーヒーをはじめ喫茶店が街にひしめき合っています。しかし名古屋の喫茶店というのはコーヒーよりも食べ物に重きが置かれている気がします。小倉トーストやらあんかけスパゲティーやらの付け合わせとしてコーヒーがメニューに載っている感じです。だから名古屋の喫茶店の多さは名古屋人がコーヒー好きであることを意味しはしないでしょう。

 東京も喫茶店は多いところです。しかし、東京の喫茶店は個人経営の店がどんどん無くなってきていて、ドトールなどのチェーン店が跳梁している。東京で朝、駅近くのドトールに入るとイタリア風に立ち飲みでコーヒーをたしなむ欧化した男女でひしめき合っています。通勤途中のわずかな時間でコーヒーを飲む姿はコーヒーを飲むことが生活の習慣になっている証拠であり、この意味で確かに東京人はコーヒーをよく飲んでいるかも知れません。しかし文化が感じられない。新聞すら置いてないドトールが19世紀的コーヒーサロンになり得ることはないでしょう。

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| @音楽

ラジオで耳にして気に入った曲

Peter Bjorn And John / Writer's Block

 iTunes Store(Japan)

 日本全国のFMでヘビーローテンション中の口笛ソング、"Young Folks" を収録したスウェーデンのバンドPeter Bjorn And Johnの『Writer's Block』。何といっても力の抜けるような口笛が溜まりませんな。ラジオでたまたま聞いたんですが、一度聞いたら耳から離れません。購入したHMVの店員による紹介文には「Tahiti 80好きにオススメ」って書いてあったけど、あんまTahiti 80には近くないと思うのでTahiti 80的雰囲気を求めて買うと後悔すると思います。ちなみに僕はビンボーなのでUS盤を買いましたが、ジャケットは国内盤の方がいけてると思います。国内盤は2,520円ですが、"Young Folks" のリミックス4曲がボーナストラックとして収録されてます。

Donavon Frankenreiter / "The Way It Is" (Move By Yourself)

 Donavon Frankenreiterって人はJack Johnsonのサーフィン友達で、彼の庇護の下音楽活動を行ってるみたいです。アルバム『Move By Yourself』を試聴してみましたが、ラジオで聞いて気に入った "The Way It Is" という曲以外は、Jack Johnson的なフォーキーソングというか、白人カントリー・ミュージック的な曲が多くて。僕はあまりフォーク・ソングは好きじゃないので、ブルー・アイド・ソウルっぽい "The Way It Is" だけをiTunes Storeで一曲買いしました。イントロのギターリフがMinnie Ripertonの "Lovin' You" に似ててキュートなフリーソウルという感じです。

iTunesで試聴 Donavon Frankenreiter - Move By Yourself - The Way It Is

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| @雑談

 地元の病院では最早為す術なしと言われたため、病院を替わりました。いまは京都にいます。11月に行ったダメもと手術後、新たに肝臓に転移が見つかっていたのですが、こちらで一回目の治療(再びTIN療法、ただし量が多い)を受けた後のCTでは腫瘍は縮小傾向にあるようです。肝臓に転移した後はこれまで陽性値を取ることのなかったAFPという腫瘍マーカーまで上昇していたのですが、こちらも下がってきています。ただ、hCGとそのベータサブユニットであるßhCGが依然として高値であり、全然楽観できない状況です。hCGは本来妊婦さんの体内で多く産生されるもので、おかげでいまは乳首が張っており、若干痛みます。触っちゃイヤよ ;-)

| @WWW

 新聞などで家電ドットコムという電気屋がヤフオクで詐欺をやって一億円もだまし取ったことが報じられました(asahi.com:ヤフオク「家電ドットコム」に被害報告多数)。年末でボーナスが出て、みんなデジカメなどをプレゼント用、あるいは自分用に購入したのでしょう。

 さらに今日、2chをさまよっていて、Nintendo DS LiteやPS3を大量出品して消息を断った例を知りました(ヤフオクでDS、PS3を大量に詐欺ったやつ発見)。こちらは時期的にクリスマスプレゼント用に子供のために購入したお父さんお母さんも多かったようで、きっと途方に暮れてるでしょうね。家電ドットコムほど被害件数は多くないですが、現時点で「非常に悪い」の評価が100を越えています(当該出品者の評価欄)。

 オークション詐欺に共通するのは、最初の短い期間で正常な取引を行い評価を築き、その後短期間で商品を超大量に即決で出品し、最初の「悪い」という評価がつくまでの間に落札者に入金させ、あとは逃亡するというものです。やはりおいしい話には裏があるわけで、Nintendo DSなど手に入りにくい商品が同じ出品者から大量出品されていたり、量販店の店頭価格を大幅に下回る価格で人気家電等が出品されていたら、かなりおかしな話なわけなんですよね。出品者はどうやってそれらを仕入れたのか? 本当に手もとに品物はあるのか? 画像はよそからの使い回しじゃないか? 「即決!」なんて表示に踊らされてろくに情報を確認せず入札すると痛い目にあうでしょう。以下確認項目・注意点を箇条書き。

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| @WWW

 オーマイニュースがボロボロの状況にあるようだ。記事に対して批判的なコメントが目立つ状況に運営陣が業を煮やし、実名登録した人でないとコメントできない制度にしたそうだ。一連の流れについては、『グーグル Google』の著者でオーマイニュースの編集員である佐々木俊尚氏のCNET上のブログ(CNET Japan Blog - 佐々木俊尚 ジャーナリストの視点)に詳しく書いてある。

オールド・メジャーマスコミ的なオピニオン会員排除とCGM

 オーマイニュースがそもそも問題視したのが、記事を書く市民記者は実名なのに、コメント欄に投稿するだけのオピニオン会員は匿名であるということだった。コメント欄が荒れるのは匿名だからに違いないと思い込んだ運営陣は、これを排除する方向へ動く。にも関わらず、かたちだけではユーザー同士で議論を行わせるのだが、その議論を無視するかたちで(オピニオン会員制度は廃止するという結論は先に出ていた)、意志決定のプロセスを利用者に説明することもなく、強引にオピニオン会員制度の廃止を決定してしまった。

 佐々木氏はオーマイニュースの編集委員でありながら、ブログ上で度々オーマイニュースについて批判している。そもそもオーマイニュースの記者の中には、強引なこじつけで政権批判を行うものなど、基本的なロジックが破綻しているものが多い。それこそがコメント欄が荒れる原因だと佐々木氏は指摘してる(オーマイニュースの記事への批判に答えて)。

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| @Mac/iPhone

キートップはずれ PowerBookのキートップがはずれた。これで二回目だ。一回目は買ってから一月ばかりの頃、5のキーがいきなりはずれた。最寄りのアップル正規サービスプロバイダに連絡し、持ち込んで修理してもらった。なんと最近のアップルのノートブックは、キートップが一個はずれただけでもキーボードまるまる交換になるらしく、保証がきかなければ4, 5万は掛かるという修理だった。もちろんこのときは保証期間なので無償修理だった。

 で、今回、またキートップがはずれた。今度はfnキー。アップルケア・プロテクション・プランには加入していなかったけど、PowerBookを購入したECカレントという販売店の販売店保証に加入していた。これで修理できるだろうと思って電話したら、キートップはずれは内部的な故障ではないから修理できないと言われた。んなあほなと思ったが、キートップがはずれてもキーが押せるから故障していないという理屈なんだそうな。

 ECカレントの延長保証の説明ページでは、一年のメーカー保証をそのまま引き延ばし三年に延長するように喧伝しているけど(EC-Current -延長保証サービス-)、詐欺じゃないか。アップルは保証してくれたのに、同じ保証を提供しないなら、延長保証とは呼べない。ECカレントとエーオン ワランティーサビシズ インコーポレーテッドの保証は使えないので、ご加入をご検討の方はご注意下さい。

 とりあえずアップルにいくら掛かるか聞いてみようかなぁ。やっぱ4万円とかいう見積もりが返ってくるんだろうなぁ。