| @ブログ

 今朝メールチェックをしたら、STEPSERVERからこんなメールが来てました。

お客様がステップサーバーのウェブサーバーに設置頂いておりますコンテンツですが、下記の項目に該当しています。

・アクセス数が弊社規約の80%を超過(昨日1日で 279027 リクエスト)

下記項目に関してご確認・ご対応をお願い申し上げます。

・自動リロードなどが行われている場合間隔を大きくする

なお、今回のお願いに応じていただけない場合、まことに遺憾ながらアカウント停止などを行う場合がありますのでご了承ください。

 いやいや来ましたよ、アカウント停止の警告が。お下劣サイトでも運営してない限り無縁だと思っていました。portal shit!もついに人気サイトの仲間入りか? 俺ってアルファブロガー? アフィリエイトで年収一千万? 膨らむ妄想。

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| @WWW

 mixiを舞台にしてすごい事件が起こったようですね。元々はファイル交換ソフトが原因だったようですが、何者かが流出ファイルをmixiにアップして個人情報と当該ファイルが衆目に触れることになり・・・。流出の被害にあった女性があまりにも不憫なのであえてコトの詳細は述べません。

 関連する情報を閲覧していて知ったのが、mixi当局による日記、メッセージの検閲・取り締まりです。当局を批判する日記を書いたユーザーや、家庭内や学校内から複数アクセス、すなわち同一IPで複数アカウントへのアクセスがあるユーザーはアカウントを削除されているそうです(■mixiの評判の悪さが異常■)。

 クローズドSNSの特性として、正式な手続きで招待された人は歓迎だけど、匿名掲示板で見ず知らずの人に招待された不正ユーザーなんかは排除したい。しかし誰が不正ユーザーで誰が正規ユーザーかの判別は難しい。となると正規ユーザーでとばっちりを食らってアカウント削除される人も当然出てきます。2ch情報なので嘘や誇張が含まれているでしょうが、削除されたと訴えるユーザーはかなり多い。

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| @雑談

 最近なんでコメント欄を閉じたり体調が悪いと騒ぎ立てたりしていたのかというと、実は精巣腫瘍の救済化学療法二通りをこなしたものの腫瘍マーカーが上昇してしまい、もうすでに怪しいキノコ療法など非科学的な治療法しか残されていない状況に陥ったからなんです。精神的に錯乱状態だったわけです。

 しかし未練がましくて諦めの悪い僕はインターネッツを駆使して日本ではまだあまり行われていない三次化学療法があることを知り、医師に頼んでいまはこの治療を行っています。オキサリプラチンとゲムシタビンという薬の併用療法です。

 精巣腫瘍の治療の鍵を握るのは白金製剤であるシスプラチンやネダプラチンなんですが、これに僕は耐性ができてしまったわけなんですね。シスプラチンやネダプラチンやカルボプラチンといった白金製剤には交差耐性があり、どれか一つが効かなくなると他の薬も効かなくなるんですが、オキサリプラチンという薬は白金製剤でありながら交差耐性がなく、ドイツとギリシャで、シスプラチンに交差耐性を持った人の四割に効果があったという研究報告があります。

 しかしオキサリプラチンを使った治療でも完全寛解する人はごくわずかで、効果のある人でも腫瘍マーカーが下がるだけというのが多いらしいんですが、怪しいキノコ治療をやるよりもましかなと思って治療に臨むことになりました。未知のゾーンの部分が多い治療でリスクも高いのですが頑張ってみようと思います。

 ところで、ノーベル医学生理学賞が発表されました。RNA干渉について発見した方が受賞したんだとか(ノーベル生理学・医学賞、米の2氏に・遺伝子干渉研究で)。実はこのRNA干渉、抗がん剤に対して耐性をもったがん細胞に再び抗がん剤を効くようにする技術の開発に大きく寄与しているらしいんですよね(遺伝子の働き抑え薬効回復 耐性がん治療に新手法)。先月下旬、夕刊でマウス実験が進んでいるという記事を目にし、一筋の希望の光が指したような気がいたしました。僕は初回化学療法であるBEP療法が良く効いたので、シスプラチンがもう一度効くようにできれば、恐らくがんを根治できるんですよね。

 願わくば早くマウス実験が終わり、人間でもRNA干渉を用いた治療が行われるようにならんことを。何年後になるか分からないけど、そのときまで生きながらえていれば、僕は助かるかも知れないのです。国立がんセンターの先生方、頑張ってください。再発で苦しむ多くのがん患者が待っています。

| @料理/食事

 先日みちえさんという、スイス在住でドイツのパンマイスターの資格を持つ方にコメント欄(らいんがるてんよ、お前もか)で教えて頂いたBäckerei Biggiですが、その後行ってきました。パン買ってきました。

 ちゃんと横からナイフを入れて半分に切れるドイツ風のロールパン(ゼンメル)が売ってあり、ハムとチーズを挟んでおいしく頂きました。ドイツパンを売っているお店はライ麦が入っているから云々と色々理屈をつけてやたら強気な値段設定をしていますが、Bäckerei Biggiではそんなこともなく、非常に良心的な価格でパンが売られておりました。

 そうそう、プレッツェル(ブレーツェル)も買いましたが、ドイツ旅行を懐かしく思い出しました。カリカリしてて岩塩が振ってあってドイツの味そのもの。熊本県在住でドイツパンの味に飢えておられる方は行く価値ありです。

 場所は熊本市帯山。日赤のそばで、国体通りからちょっと入ったとこです。車で店の前まで乗り付けるのはちょっと面倒なので、マルキョウというスーパーを目印にしましょう。マルキョウの駐車場を失敬し(スンマセン)、駐車場の裏口から住宅街に抜けられますので、そこから出て三件目です。大きなマンションの脇にぽつんとドイツ国旗が出てて可愛いです。場所が分からないときは電話すると懇切丁寧に教えてくださるでしょう。

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| @音楽

 面白かった、興奮した。90年代のブリットポップ・ムーブメントについてのドキュメンタリー映画。オアシスのギャラガー兄弟、ブラーのデーモン・アルバーンなどブリットポップの主要人物たちへのインタビューをもとに構成されている。90年代後半に田舎の高校生になり、ロッキング・オンもクロスビートもほとんど読まず、メロディーが良いからという理由だけでオアシスを聞いていた僕にとっては、当時の雰囲気を追体験できる良い映画だった。

 ブリットポップの原点にアンチ・アメリカがあることが新鮮だった。ヤンキーは出て行け、という雰囲気の中でブリットポップは盛り上がっていったのである。デーモンがインタビューで、アメリカツアーをしていたときカフェであらゆるものがプラスチック制だったことにうんざりしたと述べていたことも印象深かった。ブリットポップとはアメリカの大量生産・大量消費のマスカルチャーへの反発でもあったのだ。

 当時から興味を持っていた人には既知の情報ばかりなのかも知れないが、ブラー対オアシスの対決についてもよく知ることができて良かった。マスコミがブラーを煽り、対決しなければならない雰囲気を作り出したようである。当時を振り返るデーモンはあまり過去のことを思い出したくなさそうだった。このシングル同時発売対決以後、ブラーは中産階級出身で世間知らずのアイドルバンドというイメージが定着してしまったようだ。

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| @雑談

 AERAがつまんない。一般週刊誌のわりにSNSやGoogleについての記事を載っけたりする点は面白いのですけど、大企業の提灯記事みたいのが多い。広告か記事なのか判別しにくいような記事ですね。就職活動シーズンなんか特に酷い。有名企業の人事制度や研修制度がどれだけ優れているかを延々と書く。P&Gとか三井物産とかトヨタとかキヤノンとか。広告主におもねる内容。

 AERAはもっと値段を高くしても良いから、広告を減らすべきだと思う。記事がパンチに欠けてつまんない。今週号なんて日産のFUGAの広告がいっぱい載ってて、これじゃ日産を批判する記事なんて書けそうもない。本記事を装った微妙な私学の宣伝記事も止めるべきだ。「国際色豊かで先進的な教育」ってオイオイ。AERAに広告載せてるような学校出ても朝日新聞社には入れないのに、記事なのか広告なのか分かりにくい書き方で大絶賛。紛らわしいったらありゃしない。

| @映画/ドラマ/テレビ

 DVDで鑑賞。イケてる青春映画。フランス人の主人公クサヴィエが、就職で有利になるようにとスペインに留学する。バルセロナでの一年間を描いた映画。僕は留学経験はないが、留学って楽しいのだろうなぁと見ながら思った。

 以前映画館で予告編を見たときには、主人公が沢山いるタイプのドタバタ青春群像映画かと思っていたが、実際には核となるフランス人の主人公がいて、彼を中心にルームメイトであるドイツ人(男)、イングランド人(女)、ベルギー人(女)、イタリア人(男)、デンマーク人(男)、スペイン人(女)が絡んでくるという構成である。ドタバタ劇には変わりなかったが、主人公がルーメイトと出来ちゃったりする映画ではなくて、フランス人の青年が異国の地で経験する恋や別れがテーマである。

 都会っ子ぶったパリジャンも、スペインに来てみればアウトサイダー。しかし主人公クサヴィエはスペインの街にも馴染み、スペインで知り合ったフランス人女性の「バルセロナって汚い」という言葉に食ってかかる。「パリだって汚い」と彼は反論する。スペインに来て彼は成長するのである。

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