| @音楽

 昨日、病院をこっそり抜け出して熊本駅まで散歩に出かけたのだけど、iPodでスチャダラパーの“サマージャム'95”をヘビーローテーションしてしまった。この曲めちゃイイ。リリックはスチャダラ節炸裂のだらだらした感じなんだけど、トラックが格好いい。DJ Mitsu the BeatsのBluenoteミックス盤Blue Impressionsで一発目にかかるBobby Hutchersonの"Montara"がネタ。これが鬼クール。アニの脱力感溢れるラップも素敵。著作権ゴロが怖いけどちょっと引用。

で帰りにソバ ザルかせいろだ それが正論 んふっ 入んないから
いっつも食ってんだけども これが夏となると又 格別なのよ
(略)
行ったねープール みんなで徹夜あけ レンタカーで
情なかったねー海パンダサダサで
あれは笑ったなー 行きたいなー又 こんな曲でも流しながら

 けだるい夏の午後にぴったりの一曲です。ていうかスチャダラパーって、リリックは硬派B-BOYからは嫌われそうな軟派な感じだけど、シンコのつくるトラックはレベル高いですね。

スチャダラパー - 5th Wheel 2 the Coach - サマージャム '95</img>

| @雑談

 病院にはTSUTAYAとドトールコーヒーが必要だと思う。退屈で死にそうだ。TSUTAYAとドトールを病院内に作ったら結構儲かると思う。医者や看護婦さんも利用できたら相当便利なはずだ。ていうか以前入院してた病院は建物は別だが病院の敷地内にドトールコーヒーがあった。あれは良かった。友達が見舞いに来てくれたときや、コーヒーが飲みたくて手が震え始めたとき(嘘)はよくドトールに行ったものだ。

 本当はスターバックスが病院内にあったら嬉しいけど、毎日スターバックスでコーヒー買ってたら破産するし、スターバックスの連中は病人が病衣でやってくるのを嫌うだろうから、ドトールで充分。ドトールのあの退廃的な感じはパジャマ姿でも違和感ナッシング。TSUTAYAで買った本を読みながら、ドトールでコーヒー。それにも飽きたら病室でレンタルDVD三昧。病気もすぐ良くなっちゃうよ。

 結構需要があると思うので、ドトールとカルチュア・コンビニエンス・クラブの社長さん、見当してくれませんかね?

| @雑談

 同じ部屋のおじさんが、昨日余命宣告されたそうだ。早くて半年。明るくておしゃべり好きの、あまり品があるとはいえないおじさんなのだけど、普段と違ってとても悲しそうな目をしていた。かける言葉が見つからなかった。

 僕は余命を宣告されたらどうしよう。ゴル男さんに乗って旅行にでも行きたいな。大好きな映画、『天国の口、終わりの楽園』のルイサがそうしたように。

| @雑談

 読売新聞を買ったら、大陸から博多港へ引き揚げてきた人たちについての連載記事『戦後 ◆博多港引き揚げ者らの体験◆』の第三回が掲載されていた。これまでの記事を読んでいないから分からないのだが、大陸で強姦され妊娠してしまった女性たちのことについての記事のようだ。

 大陸から引き揚げた人たちの苦労話というと、残留孤児だとかシベリア抑留の話が主だが、日本が負けたとたん、大陸にいた女性たちはソ連兵や中国人、朝鮮人たちに強姦されたであろう事は想像に難くない。女性たちを守るべき男達は南方の戦地にいたかソ連軍に捕まえられてシベリアに連れて行かれたわけで、日本人に恨みを持つ連中やソ連兵から相当残虐な暴行を受けたであろうことが推測される。

 今日の記事では、身ごもった女性たちが博多から移動し中絶手術を受けた筑紫野市の二日市保健所について書いてあった。400〜500人もの女性が中絶手術を受けたそうだ。麻酔なしの手術はとても痛かっただろう。強姦されたというだけでもショックで傷ついただろうに、さらに中絶という肉体的苦痛を味あわされるのである。記事を読んでいて胸が痛くなった。

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| @雑談

 BS1でクローズアップ現代の再放送を視聴。日本人のモラルは低下しているのか、がテーマだった。高速道路の料金所で料金を払わず通過、図書館の本に書き込み・切り抜き、道の駅などのゴミ箱に家庭ゴミを捨てる、などといった事例が紹介されていた。

 村上春樹は以前、読者との対話本で「現代人のモラルは低下していると思うか?」という問いに対し、モラルの良い世代とか悪い世代とか存在しない、という趣旨の答えをしていた。でもクローズアップ現代の放送を見る限り、そんなことは到底言えそうにない。明らかに現代の日本人のモラル意識は昔に比べて低下している。

 番組中で江川紹子が指摘していたことだけど、VTRで道の駅のゴミ箱に家庭ゴミを持ち込んで捨てているのは若者だけではなく60代の高齢者も含まれており、モラルの低下は年齢に関係なく全日本人的な問題なのである。これはかなりショッキングなことである。大人どころか、年寄りまで若者に規範を示せなくなりつつあるのである。

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| @雑談

 ラグビーの話。いやぁ、嬉しいですね。もう二ヶ月近く前になるんだけど、6月11日に新潟で行われた大学ラグビーの招待試合、春の早慶戦で慶応が憎たらしい早稲田に勝ったんですって。スコアは40-14。なんでも早稲田の主将は前日のインタビューで「明日は圧勝したい」なんて語っていたらしい(ソース:慶應義塾體育會蹴球部:試合結果)。ざまぁ見やがれという感じですね。

 この日は慶応のウィング山田章仁がノリノリだったらしく、早稲田の逃げ腰タックルをことごとくハンドオフではじき返し、3トライを決めたそうです。僕は彼が一年の時の慶明戦で見せた伝説的なアタックを生で目にして以来、もう決定的に彼のファンなのです。というか慶応ラグビー部ファンはみんな山田章仁に期待しているはず。慶明戦のときの攻撃は本当に見事で、気持ちの悪い軟体ステップで明治のディフェンス陣を翻弄し、ディフェンスラインを突破してタッチライン際を駆け抜け、最後はタッチに押し出すようなタックルを受けながらも右手一本でサポートに付いていた小田にラストパスをしたという、鳥肌もののスーパープレーだったのですよね。見事としか言い様がなかった。

 しかし2004年のシーズンはどんなに山田ひとりが超人的でも反則的強さを誇る鉄人集団の早稲田にはかなわず、対抗戦の早慶戦ではNHKの全国生中継で公開レイプされてしまいます。2005年、山田章仁は春から秋までの半年間、オーストラリアにラグビー留学するのですが、帰ってきてからチームに合流してもなかなかフィットせず、結局2005年のシーズンも生意気な佐々木隆道に言いたい放題言われ、無様な負けを喫しました。

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| @映画/ドラマ/テレビ

 さっきTVタックルでハマコー先生のお話しを聞いて感極まり、不覚にも涙してしまった。迫力あったなぁ。

 オーケー、認めよう。確かに僕は大学に入る前、小林よしのりのマンガを読んで右翼的な考え方をしていたことがあり、現在もその気があることは否定しない。しかし、そういった僕のバイアスを差し引いてもハマコー先生の辯舌は素晴らしかったと思う。心を揺さぶられた。以下ハマコー先生の発言の要旨を個人的にメモ。

 戦前の憲法では天皇が全権を統括しており、太平洋戦争を始めるか否かの最終的な決断を下したのは昭和天皇であった。それなのに昨今の流れはA級戦犯ばかりに戦争責任を押しつけている。

 戦没者たちはみんな天皇の名の下に始められた戦争に招集されて死んでいったのに、その天皇が靖国参拝しないとは何たることか。そんな靖国に自分の兄やいとこを祀ってはおけない。天皇が参拝できないなら返してくれ。以下男泣き。

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