| @技術/プログラミング

 ヘッダーの背景画像を変え、サイドメニューの位置を上にしてみました。結構格好良くないですか? ただ、Mac IE だと悲惨な見た目になるのが確定的となりました。まだSafariとMac版Firefoxでしか表示確認してないので、Win IE だとさらに悲惨な状況になっているかも知れません。みんな Mac OS X 買おうぜ。そんでもってSafariを使おうぜ。そしたらこのブログも奇麗に見られるでよ。

 そうそう、それと独自ドメインを取りました。結構簡単にできるもんですね。gonzalez.orz.ne.jp は生きてますが、.htaccess でこっちにリダイレクトするようにしてあります。当分リダイレクトするようにしておきますので大丈夫なんですが、もしこのブログをブックマークしたりRSSリーダーにぶっ込んでるという酔狂な方がおられましたら、暇で暇でどうしようもないときにでもブックマーク等のURLを変更しておいて下さい。

 それとそれと、P_BLOGの最新版で言及リンクのないトラックバックを弾く機能が実装されていました。ここ最近スパムは来てなかったですが、一応最新版をあててみました。そういうわけなんで、トラックバックするときはご面倒さまでもリンク張ってちょ。

| @雑談

 先日仮退院しました。“仮”ではなく本退院して放免となりたいのですが、なかなかうまくいきそうにありません。

 ところでまた精巣腫瘍で亡くなった方のウェブサイトに遭遇しました(MY奮闘記)。多くの病院を訪ね、積極的に保険外の治療にもチャレンジしておられた方のようですが、残念なことに亡くなってしまったそうです。僕もこの方と同じようになるんではないかと不安でならない。HCGßの値があまり高くない点が僕と似てる。いまはピンピンしてる僕ですけど、ときどき、そのうち体中にがんが転移して苦痛に満ちた死を迎えるのではないだろうかと考え込んでしまうことがあります。車に乗ったり、外で食事したりしてると自分でも忘れてしまうけど、僕は治療が難しい病気を患ったがん患者なのですよね。不安です。

 気のせいかも知れないけど、腫瘍がある部分が痛むなぁ・・・。

| @雑談

 外泊が許可され久々に自宅に帰ってきております。

 昨日、とても暑かったので庭に水を撒きました。二週間ちょっと放置プレーになってたゴル男さんもすごい汚れようだったので、水をかけておきました。そのまま洗車してしまえば良かったのですが、暑くて洗車する気になれず放置。その後水玉が残ったまま車庫から車を出して出かけてしまった次第です。軽く飛ばせば吹っ飛ぶだろと楽観していた水滴はしぶとくボンネットにしがみつき、ご覧の有様です。

ウォーター・デポジット
炎天下に車をさらすときは必ず水滴を拭き取りましょう!

 それにしてもボンネット汚いなぁ。僕んところに来てからどんどんゴル男さんの塗装の状態が悪くなって行ってるような気がします :-!

| @映画/ドラマ/テレビ

 今日は僕の大好きな映画について書いてみます。たまたまちょうど良いタイミングでKeizoさんからトラックバックも頂いたことですしね。Keizoさん、この映画期待できますよ。

 この映画、邦題は『天国の口、終りの楽園。』なんですが、原題は"Y Tu Mamá También"といいます。スペイン語です。「お前の母ちゃんともやっちまったよ」っていう意味なんですが、それじゃあ映画のタイトルとしてあまりにも意味不明なので邦題を付けられたのでしょう。でもなかなか味のある邦題で良いと思います。

 Keizoさんは本当は『天国の口、終りの楽園。』が見たかったのだけど、VHSしかレンタル屋に置いてなかったので、この映画にも出演しているガエル・ガルシア・ベルナルが主演を演じた『モーターサイクル・ダイアリーズ』をご覧になったそうです(感じ通信: モーターサイクル・ダイアリーズ)。この映画も良いです。南米社会が20世紀初頭から抱える問題が描かれていて、いろいろ考えさせられます。南米大陸の景色も素晴らしいです。『天国の口、終りの楽園。』もロードムービーですし、テイストとしては『モーターサイクル・ダイアリーズ』に似ていますが、それよりも青春映画色が強いですね。というか青春映画なんだけど、社会矛盾について触れることも忘れない、というスタンスでしょうか。これが絶妙ですね。

 前置きが長くなりました。映画のだいたいなあらすじを書きましょう。主人公のテノッチ(ディエゴ・ルナ)とフリオ(ガエル・ガルシア・ベルナル)は高校を卒業し、秋からは大学に通います。大学入学までの期間、二人の彼女はそろって母親とヨーロッパ旅行に出かけ、二人は暇な時間を持てあますことになります。しかし二人は何もせずにだらだらと過ごすには充分すぎるほどに若く、セックスやドラッグへの欲求を断ち切れません。誰々のおっぱいが良いだとか、誰々の尻にしゃぶりつきたいだとか、マリファナを吸いながら馬鹿話をする毎日です。そんななか二人は、テノッチの親戚の結婚式でスペインからやってきた美女ルイサに遭遇します。ナンパを試みる二人ですが、実は彼女、テノッチの従兄弟の妻。でたらめで伝説の海岸、「天国の口」へ行かないかと誘ってみるが、「夫も喜ぶわ」と婉曲的に断られてしまいます。<!--more-->

 その後も冴えない日々を送っていた二人なんですが、ルイサが気変りし、その日の午後に出発すると伝えていた日にテノッチに電話をかけてきます。「招待はまだ有効かしら?」ってね。テノッチは大あわてでフリオに電話し、もの凄い勢いで旅の準備をします。それもこれも性欲のなせる業です。スーパーで大はしゃぎで買い物をする二人。コンドームを買うことももちろん忘れません。そこから紆余曲折に富んだ三人の旅が始まります。

 この映画、セックス描写がいっぱいあります。原題が「お前の母ちゃんともやっちまったよ」ですし、冒頭からセックスシーンですからね。家族と見るのはまずオススメできません。でももちろん、『愛についてのキンゼイ・レポート』みたいにセックスそのものがテーマなわけではありません。セックスに伴う心の痛みがテーマと言えばよいでしょうか。うん、セックスというより痛みですね。それと生きること。死に向かって生きるとはどういうことか。考えさせられますね。

 フリオとテノッチの友情の描き方も絶妙です。この二人みたいな間柄のダチ公がいた人は懐かしいでしょうね。僕の友達に、こういう二人みたいな間柄の連中がいました。とにかくいつも二人一緒で(ホモなんじゃないかと思えるくらい)、でも凄い女好きでいつも女の話ばかりしてて、すぐ女の子捕まえてやっちゃって、自己嫌悪に陥りながらも二人で女漁りを続けるという・・・。いつもたばこを欠かさず、病気なんじゃないかと思えるくらいハイテンションなのもフリオとテノッチそっくりでした。映画の最後でフリオとテノッチはそれぞれ別の道を歩み始めるのですが、こういった兄弟よりも密な友人関係ってのは大人になると続かないもんなんですかね。切ないですね。

 映画では嫌みがない程度に、メキシコという国が抱える矛盾が指摘されます。テノッチの父親はメキシコ政府の高官なのですが、問題のある食品を貧しい人々に売って暴利をむさぼった過去があることなどがちらちらと指摘されたりします。テノッチは大金持ちの息子なんですね。フリオも中の上くらいの家庭の息子です。僕が印象に残っているのが、「天国の口」へ旅を続ける途中で、テノッチが道路標識に目を奪われるシーンですね。そこはテノッチの乳母が13歳でメキシコシティーに出てくるまで育った街だったのです。ナレーションで、テノッチはその乳母のことを三歳までママと呼んでいたこと、そしてそれは誰にも知られたくない秘密であることなどが語られるわけですが、このナレーションによる表現は見事ですね。先住民系の人々に施しを与えるシーンも効果的に挿入されます。貧富の差の描き方というのがうまいんですよ。

 監督は『大いなる遺産』や『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』を撮ったアルフォンソ・キュアロンです。ハリー・ポッターの監督なんて聞くとちょっとイメージが狂うかも知れませんが、『大いなる遺産』とこの映画で能力が認められてハリー・ポッターの監督に抜擢されたらしいです。『大いなる遺産』は映像が美しかったですが、この映画もなかなか映像が素晴らしいんですね。枯れ葉だらけのプールやメキシコの田舎のレストランなどを、見事にとらえています。メキシコを旅行してみたくなりますね。

 総じて、セックス、友情、社会矛盾、生と死といったすべての青春要素満載。まさに青春度200%の南米ロードムービーです(おっと、メキシコは南米じゃなかったな)。

| @雑談

 この記事、治療を開始する前に由布院を批判するものの序論として一旦公開したものなんですが、由布院について調べていくうちに、一概に批判できるものでもないなぁと思い、ちょっと冷静なトーンで考察しなおしてみることにしました。

 上の三つの旅館、由布院の御三家と言われているらしいです。一番安くても一泊35,000円くらいします。一番値段の張る山荘無量塔という宿だと、部屋によっては一泊70,000円くらいするとか。もう価格を聞いただけで、ぼったくってるんじゃないかと僕なんかは思ってしまうんですが、2chなんかの反応を見る限り、実際に泊まったことがある人からはぼったくりだっていう非難の声が聞こえないんですよね。むしろ泊まったことがない人がぼったくりだと非難しているっぽい。実際に泊まってみると、値段に見合う待遇を受けられるのでしょう。

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| @雑談

「離合」は九州弁

 九州では車がすれ違うことを「離合する」というのですが、これ純然たる方言なんですよね。よその地域の人に言っても通じない。でも写真のように、道路標識などでさも標準語かのように使われているわけですね。

 関東など九州外に在住の九州人の方、よその人には車がすれ違う意味での離合は通じないですからね。


| @Mac/iPhone

 最近、Dockにメモリ使用量を常時表示するようにしてから気付いたことなのですが、Safariの野郎がめちゃめちゃメモリ喰ってるんですよね。起動直後は大したことはないんですが、ちょっとブラウジングしてると圧倒的な量を占有している。下の画像を見て下さい。

Safari起動中
Safari起動中

Safari終了後
Safari終了後

 Safariを終了したらメモリ空き容量が320MBも増える。これって大丈夫なんでしょうか? メモリのこととかはよく分からないのですが、Safariにこんなに占有されたらiPhotoとかPhotoshop Elementsとか同時に動かすときMacがひぃひぃ言うんですよね。いま512MBのメモリ二枚挿しで1GBなんですが、メモリ増設しろってことなのかな。でも1GBのメモリって高いんだよな。型落ちPowerBookにそこまで投資する気になれません。 :-!