| @雑談

 「車ぶつけたばかりのくせに駐車方法の講釈たれるってか? おめでてぇな」なんて言われそうですが、“駐車方法”の検索ワードでやって来てる方が結構おられるようなので、僕なりにオススメの駐車方法を記事にします。

 かつて書いた記事(車の駐車方法について)では駐車は前から突っ込む方が簡単だ、なんて宣ってますが、やっぱケツから入れるのが一番ですよ。幹線道路沿いの狭いコンビニの駐車場に入れる、なんてときはケツ入れは難しいですが、車通りが多くても車を出すときに相当難儀することが予想されるような場所では、ご面倒さまでも車はケツから入れるべきです。車を出すのが難しそうな場所で頭から突っ込んでしまうと、出るとき死ぬ思いをすることになりますよ。事故の元です。

 そもそもケツから駐車することを勧める理由は前の記事でもリンクした 女性のためのクルマ読本|たまごや|女の子止め に詳しく書かれてあるのでご覧下さい。車は前輪で方向を変えますからね、ケツから入れる方が微調整しやすいんですよ。

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| @雑談

 終戦記念日の昨日、地元紙にT・K生こと韓国の宗教哲学者池明観のコラムが載っていた。感心したのが、終戦という言葉の使い方についての提案。中国韓国では8月15日を「解放」の日ととらえているが、日本では「敗戦」の日から「終戦」の日ととらえる流れに変わってきた。今後は日中韓のすべての国が8月15日を「終戦の日」ととらえられるようになるのが理想だというのだ。東アジアにもう戦いはなく、平和と繁栄があるのみということば。うまいこと言いよるなぁと思った。

 しかし、中国は市場経済導入で溜まる一方の国民の不満のはけ口のために、韓国は政権支持率向上と国民のプライドのために、「解放」という言葉にこだわり続けるような気がする。日本が「終戦の日」としているのだって、「敗戦の日」だとあまりにも惨めに感じられるためで、池明観センセイが言うような崇高な理想があってのものではないだろう。各国で8月15日が政治利用されなくなったときが「終戦」の言葉を共有できるときなんだろうけど、彼我には竹島・尖閣諸島と領土問題も横たわり、うまく物事は進まないだろうなぁ。まだまだ時間が必要な気がする。

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 熊本で上映中に見逃してしまった映画『メゾン・ド・ヒミコ』を鑑賞。様々なサイトでのユーザーレビューで評価が高かったので期待して見たが、期待を裏切りはしなかった。傑作ではないが、新しい試みで良いと思う。ただ、ちょっと前衛映画的なわけの分からなさがあるので、単純明快な映画を求めている人にはオススメできないですね。

 卑弥呼というゲイのオッサンを取り巻く人々の話。主人公はオダギリジョーが演じる春彦と柴咲コウが演じる沙織。春彦は卑弥呼の愛人で、沙織は卑弥呼が普通に男をやってたときの娘。卑弥呼ががんで余命宣告され、春彦は愛する卑弥呼のため人生最後のときを実の娘と過ごさせようと沙織を卑弥呼の元に連れてくる。

 舞台はゲイのための老人ホーム。卑弥呼はもともと銀座でゲイバーをやってたんだけど、そこをたたんで神奈川にゲイのための老人ホームをつくった。そこにいろんなゲイのオッサンが集っているわけですね。卑弥呼は病気で最早ホームを切り盛りできないので、春彦が仕切っている。

 ゲイの人生の寂しさを描いている点が良いですね。ゲイとして生きるということはある意味もの凄くわがままなことで、年とったときが困るんですね。特定のパートナーがいれば良いんだろうけど、映画に出てくるゲイの人たちは特定の人と付き合うわけじゃなく、自由恋愛を楽しんでるみたい。でも年とってぼけたり寝たきりになったらどうするのか? 価値観が多様化する今日、近い将来ゲイの人たちが頭を抱えそうな問題がリアルに提示されるわけですね。

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| @映画/ドラマ/テレビ

 DVDで鑑賞。悪くなかった。藤沢周平の代表作である。知らずに借りたのだが、過去にNHKの金曜時代劇で同名ドラマを見たことがあった。それに比べれば剣術についてなど端折ってある部分もあるのだが、映像の美しさ、主人公牧文四郎のキャスティングなどでは映画版が圧倒していた。市川染五郎っていいですね。松本幸四郎の息子なだけある。

 有名な小説の映画化なので、あらすじなどは省略。映像、ストーリーともに美しい時代劇であったが、『るにん』などを見た後に見ると物足りなさが残る。本当の江戸時代はもっと欲望剥き出しでどろどろしていたのではないか。こういう美しい、日本人の美学のようなものを表現した時代劇もあっても良いと思うが、勧善懲悪のみのストーリーはちょっとね。僕が全然時代劇を見ていないだけかも知れないですけど。なんかオススメのリアリズム時代劇があったら教えて下さい。

<蛇足>

 おふくの役が木村佳乃だったけど、あれはミスキャストなんじゃないのか。NHK金曜時代劇版の水野真紀の方が良かった。なんというか木村佳乃は市川染五郎に対して軽すぎる。釣り合ってない。

| @映画/ドラマ/テレビ

 車をぶつけたショックにうちひしがれながら鑑賞。良かった。

 主人公のマリーは夫のジャンとヴァカンスで南仏のランドの別荘にやってくる。マリーが海岸で日光浴をしている間、ジャンは泳ぎに行くと言ってマリーの場所から離れるのだが、戻ってこない。ジャンは失踪したのである。果たして彼は生きているのか、それとも・・・。

 マリーを演じたシャーロット・ランプリングが60歳近いにもかかわらず見事なスタイルをしているのに対して、その夫役のブリュノ・クレメールというおっさんはどうしようもないデブ。その対比が印象的。デブ専の美女と醜く肥えた夫の夫婦、みたいな。マリーの方がジャンに惚れてる感じなんですね。年とったらマリーとジャンの夫婦みたいに、海のある町に別荘を所有してのんびりと過ごしたいなんて思わせるんだけど、ジャンはそんな理想的とも思える生活にうんざりしていたみたいで、物語の冒頭からあまり元気がない。マリーは夫とセックスがしたそうなのだけど、ジャンは妻がベッドに入ってくると読んでいた本を閉じて寝てしまう。ジャンの心には闇があったんでしょうね。

 ジャンがいなくなってからのマリーはもの凄く変で、どう考えても海で水死したとしか考えられないのに、周囲の人に対して夫が生きているかのように振る舞う。友人に精神科に行ってはどうかと勧められるんだけど、自分は平常だと言い張る。でも全然平常じゃなくて、浪費したり家にいもしない夫のためにネクタイを買ったりする。若い頃は学問で大きなことを成し遂げたいと野望を抱いていたんだけど、ジャンと会ったことで夫婦の生活を最優先にするようになったわけなんですね。しかも子供がいなかった。生活のかなりの部分をジャンのために割いていたので、ジャンを失った現実をマリーは受け入れることが出来ないのです。

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| @雑談

板金屋行き1板金屋行き2

 最近、病院の駐車場でリアバンパーに傷つけたり、今日もホイールに小傷を付けたりしてたんですけど、さきほどついにやってしまいました。さすがにこれはDIYでは直せないでしょう。板金屋さんにお世話になることになりそうです。己の未熟な運転技術が原因とはいえ、ショックだ。いったいいくらかかるんだろう?

| @Mac/iPhone

 昨日、近所に住んでる伯母の家に夕食に招かれたので遊びに行ってきました。伯母の家には iMac DV があるわけなんですが、当然ながら Mac OS 9 なんですね。僕が初めて触ったMacはiMacで、OSは8.5なんぼくらいだったので大変懐かしかったです。

 そろそろ新しいパソコンが欲しいというので、iMacを起ち上げてECサイトをブラウジングしようとしたのですが、もう殆どのウェブサイトが閲覧できないじゃないですか。正確には閲覧出来ないわけじゃないんだけど、著しく表示が乱れる。奇麗に見ることができたのはアップルのサイトくらいか。ウェブ標準に準拠していると思われるMozillaのFirefoxの配布サイトすら見られなかったですからね(←クラシック環境用のFirefoxなんてあるはずがないのに覗いてみるバカ)。

 それで思ったことなんですけど、OS 9 をいまだに使っておられる方は早く買い換えた方が良いと思う。Intel Mac 移行期だから、中古で安くPowerPCを積んだ OS X が買えると思います(むしろ逆に高かったりして?)。でもとにかく、モダンブラウザじゃないと正しく閲覧できないサイトがいっぱいあるので不便なことには変わりないですよ。