| @音楽

Last.fm

 Last.fm に日本語版ができるようです(ITmedia News:“俺ラジオ”作れる「Last.fm」が日本進出)。mixiも先日mixiミュージックという、iTunesやWMPで再生した曲のリストを公開できるサービスを始めたようですが(ITmedia News:「mixiミュージック」を全ユーザーに開放)、Last.fmの方が断然オススメですね。

 Last.fmはLast.fm Playerというものを使えば、気になるユーザーが好んで聞いている音楽(ただしレーベルの許可がある楽曲のみ)を無料でストリーミング再生することが可能です。つまり、コンピューターとブロードバンド回線さえあれば、自分の好みにあったイカス音楽をバリバリ聞けるということですよ。これはイイ! 自分の知らない新たなアーティストを発掘するのにはもってこいです。

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| @ブログ

 このごろブログにはコアコンピタンスが必要なんじゃないかと思うようになった。「個人の日記風サイト」という常套句とともにマスコミで紹介されるブログだけど、ただの日記じゃよほど筆力に優れていない限り誰も読んでくれない。開設が簡単なだけに、ウェブ上には星の数ほどのブログがひしめいているが、その中で人を引きつけるためには、核となるコンテンツを持っていなければならない。

 例えば主にMacのことを綴るブログなら、トラブル対策TIPSやオススメフリーウェアなどについて記すとアクセス数が増えるはずだ。「昨日MacBookを買ってきました〜 チョーカイテキで〜す うふ♥」とか書いてるだけじゃ誰も読んでくれないだろう。多くのアクセスを集めるブログは人を引きつける何らかの長所を持っているのだ。

 このブログのコアコンピタンスは何かあるだろうか? カテゴリで一番記事数が多いのは"チラシの裏"だが、これは雑記なので核コンテンツたり得ない。"映画"と"GTI16V"の記事数が多いので、これらについて語るブログ、というのがこのporta shit!のイメージだろう。いまのところ雑然と駄文を綴っているが、この二つに的を絞って記事を書くともう少しブログとして洗練されたものになるかも知れない。

| @映画/ドラマ/テレビ

 阿蘇を舞台にした映画、『風のダドゥ』を鑑賞。これがまれに見る駄作。☆は中身がないですからね。五つ星じゃないですよ、ゼロですよ。すなわち『ライフ・オン・ザ・ロングボード』と同じで見るに値しないということですね。

 高校生の主人公歩美は生活のなかに自分の居場所を見つけられず、亡き父との思いでの地阿蘇を訪ね自殺を図る。草原に倒れていたところを牧場の人間に助けられ、阿蘇で馬と触れ合ううちに生きること、命についてを見つめ直す。

 見ていて、どうしてこんなにつまらないストーリーに資金がついて映画化されるのか分からなかった。金持ちの息子が道楽で撮ったんじゃないかというような映画だった。ストーリーはブツギレ、少女がなぜリストカットするのかの説明も不十分。リストカット、馬、阿蘇、父親、それらのうちの少なくとも二つくらいにテーマを絞るべきで、綺麗な景色、動物との触れ合い、トラブルを抱える少女、子どもとどう接して良いか分からない大人たち、とりあえずすべてを登場させておくかという、安易な発想に基づく作品だと思われる。

 頼みの綱の阿蘇の景色も、カメラマンが下手くそなせいか死んでいる。鑑賞中、これまでに感じたことのない違和感を覚えたのだけど、上映開始後20分辺りでその原因が分かった。カメラワークが良くないのである。意味不明な主人公の女の子のアップがつづいたり、かならず主人公の女の子を画面の中心に据えたりと、一昔前のアニメのようなのだ。僕はカメラのことなんて全然分からない素人だけど、その素人にもおかしいと思えるようなシーンが多かった。ストーリーのみならず映像も酷いのである。

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| @雑談

 20:00過ぎ、Six Apart のサイトを覗いてみたら、昨日の発表が延期されたMovable Typeの3.3正式版がリリースされていたので早速ダウンロードして設置を終了しました。が、先ほどもう一度オフィシャルサイトを訪れてみたら、以下のような表示が・・・。

20:40追記

現在、配布パッケージに一部漏れがあることがわかりましたので、Movable Type 3.3 のダウンロードを一時的に停止しております。
大変申し訳ありませんが、今しばらくお待ちください。また、すでにダウンロードいただいた方につきましても、インストールおよびアップグレード作業をお控えいただきますようお願いいたします。

 もうアップグレード完了しちゃったよ :-(  正式版発表延期といい、こういった不手際といい、なんだか心配ですね。また設置しなおすのめんどくさ :-!

| @WWW

 今日の日経に、『メディア奔流 米国・新旧攻防』という記事があった。それで驚いたのだけど、ニューヨークタイムズは4月に紙面から株式相場表を取っ払ってネット掲載に移行したらしい。彼の地の新聞はいよいよ紙媒体から電子媒体中心に移りつつあるようである。新聞発行部数は新聞社サイトのページ閲覧数に抜かれてしまったそうだ。

 でもよくよく考えればこれらは当然の流れで、株式相場表なんてあんな時々刻々と変化するものを新聞で読んでも意味がないし、速報ニュースもネットで流した方が効率的だ。号外を配るなんて馬鹿らしい。ネットでやりゃ済む話である。

 アメリカではいよいよメディアの新しい時代が到来しつつあるようだが、日本ではどうなのか。日本の新聞社の頭の固い爺さんどもが、電子媒体中心に編集方針を改めるとは到底思えない。様々な利権構造もある。そもそも広告主が新聞の一面広告よりも記事内容連動型のWeb広告の方が効果があることに気がつかないと新聞社が動き出すことはないだろう。

 『ウェブ進化論』の梅田望夫氏が、大企業のお偉いさん相手に講演を行ってもちっとも理解してもらえないということを書いておられたけど、大企業からそういった老害集団が排除されない限り変化が起こることはないだろう。今日の日経は第二部でWeb2.0特集をやっていたけど、大企業の幹部たちは目を通すこともないんじゃなかろうか。日本の新聞社が電子媒体に移行するのはまだまだ先のことになるに違いない。

| @雑談

 がんの緩和ケアが治療の全段階から受けられるようになるという記事が昨日の読売新聞にあった。日本で苦痛を和らげる処置は末期患者にしか行われてこなかったが、これからは初期がんの患者にも適用されるという。全国の拠点病院に二年以内に緩和ケアの専門チームを設置するよう求め、まずはモデル地区で5000人の患者に試行するそうだ。

 日本でがんの治療を行うことは相当きついんじゃないかと思う。テレビなどの情報を参考にする限り、欧米での治療は抗がん剤の副作用を和らげながら行われるようで、読売の記事でも緩和ケアの利用率は欧米三割、日本一割となっていた。日本の一般的な病院で抗がん剤の苦痛がきついと医師に訴えても、「我慢するしかない」という返事しか返ってこない。

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| @ブログ

現在流行しているタグによる情報の分類は、とても中途半端で使い勝手が悪い。

これまでのカテゴリ分類の代用として、もしくはタグクラウドを表示して自己満足に浸る以外には、あまり役に立たない。それはこのタグと呼ばれるものが指し示す情報が、ひどく曖昧であるからだと思う。

 oberheimさんのブログの タグは使い勝手が悪い (Essential Concept) という記事から引用。確かにタグが指し示すものは曖昧かも知れないけど、僕は最近タグって便利なんじゃないかと思うようになった。カテゴリー分類よりも、タグによる分類の方が沢山関連付けられるからだ。

 でも逆に言うとタグで情報を分類するときは、沢山のタグを付けないと意味がないと思う。それはタグが示すものがoberheimさんの仰るように極めて曖昧であるからだ。手当たり次第にいっぱいタグを振っておけば、そのうちのどれかが情報の受け手にヒットして意図した通りに情報が伝わるのではないかと思う。

 でもFlickrとかdel.icio.usとかに投稿するときにいちいちタグを振るのって面倒くさいんだよなぁ。