このサイトのデザインは黒地に白文字でダークモードという概念が出てくる前からダークモードだった。家のパソコンで見るときには見づらいと思うことはなかったが、外出先で日中にスマートフォンでサイトを見ると黒地に濃い赤色のリンクは見づらいなぁと思うことがあった。最近、 Mac や iPhone でダークモードの概念が浸透してきたので、自分のサイトの場合は昼間用のライトモード対応を行うことにした。こういう感じのメディアクエリを書けばよい。
@media (prefers-color-scheme: light) {
...
}
ただ、元々の CSS が結構ぐちゃぐちゃな書き方で難儀した。ダークモードとライトモードの切り替えが行えるサイトは必然的に CSS のメンテナンス性が高い状態だと思う。明暗を反転したときにこの色はこうなる、という対応関係が綺麗に提示できるような状態は、利用するカラーをシステマティックに整理できているということだと思う。 Sass で書いてあるなら利用する色はきちんと変数化されていて適切な命名がなされているとかそういう状態だと思う。 CSS の設計健康診断としてダークモード・ライトモード切り替え対応をやってみるのは結構いいと思う。