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今宿二宮神社の藤棚

このサイトは Amazon の Product Advertising API を利用して小銭を稼がせてもらっている(毎月 300 円くらいインターネットの恩沢がある)。去年も 5 月頃に記事を書いているのだが、 30 日間で一個もこのブログ経由で商品が売れなかったので Product Advertising API の利用が制限されてしまった。

Product Advertising API は 2020 年の春に Version 5 への移行が義務づけられ、 30 日間で一回も商品を売れなかったサイトは API の利用ができなくなってしまうのだった。

春は入学や就職、引越の準備で忙しくて誰もこのような泡沫ブログを読んだりしないのだろうか。春は買い物する機会自体は多いと思うので、買い物していないわけではなく、趣味性の高い商品のアフィリエイトが踏まれにくくなるのかもしれない。

| @技術/プログラミング

シダの新緑

最近、ブログに Amazon アソシエイトの広告が表示されなくなっていた。記事の新規公開時だけでなく、最新の価格情報を取得するため 24 時間のみキャッシュして都度新しいデータをとるようにしていたが、商品が 30 日間売れなかったため API へのアクセス権を剥奪されてしまったようだ。アフィリエイト報酬がもらえないのもさみしいが、それよりも記事に商品の画像を表示出来ないのが悲しい。結構頑張って仕組みを作ったのに。

ドキュメントには以下のように書いてあった。

Note that your account will lose access to Product Advertising API 5.0 if it has not generated referring sales for a consecutive 30-day period.

API Rates · Product Advertising API 5.0

これはかなりきびしい。 30 日間でものが売れないことなんてザラにある。 ものが売れない -> API のアクセス権剥奪 -> 商品情報取得できない -> ものが売れない の負のスパイラルに陥ってしまうので基本的には抜け出すことはできない。

Google Adsense といい、個人の泡沫ブログで小銭を稼ぐのがどんどん難しくなっていく。

| @ブログ

※いまブログに広告を表示されてる方たちを攻撃する意図はないです

高尚なことが書かれてるブログに、手のしみとりとか豊胸とかエログロ漫画の低俗広告が表示されてると、どんなに立派なことが書いてあっても説得力を感じなくなってしまう。

自分も一年前まではブログに広告を出していた。

広告の表示はやめて本当によかったと感じる。いまからもう一度広告を表示する気にはなれない。

広告を表示していた頃は、低俗広告がいかにコンテンツ内容を毀損していたかということに気が付けていなかった。何か大事なことをシリアスに書いていても、そのすぐ脇に発毛剤とか精力剤とかエロゲームの広告が表示されていたらそれはギャグでしかない。

そもそも自分のブログの一番の読者は自分であり、広告を表示することで自分自身が見ても一円の得にもならない低俗な広告を延々見せられ続け、無料で広告を表示できて広告主が得をするだけだ。

半年に一度数千円もらうために記事内容を毀損するような低俗広告を表示するのはトータルで考えるとむしろ損だ。モチベーションを維持するために金銭的な報償が必要なのであれば、アドセンス広告よりも GitHub Sponsors とか、懐に余裕がある人からの支援を募った方が良いと思う。 Hail2u.net のながしまきょうさんがこの手法をとっていてなるほどと思った。コードを書かない人であれば Gumroad とか Patreon とかにすればいいし、 Amazon のウィッシュリストを掲載するのでも良いと思う。

広告によって無料でいろんなものを提供するのは、少額決済の仕組みがなかった時代に苦肉の策で生み出された手法だ。いまは 100 円、 200 円でもインターネット越しにお金を集めることができる。コンテンツを提供する側はたとえ個人のブログであったとしても安易に広告で収益を得ようとするのをやめて、お金が必要なのであれば真剣にマネタイズと向き合う必要があるだろう。

| @WWW

スパムコメントがめっちゃ多いのでいろいろ対策はしている。詳しくは以前書いた。

にも関わらず、相変わらずスパム投稿が来る。昨日は 5 件ほどスパム投稿が来たのでいい加減頭にきて、スパマーの餌食になってる記事のコメント欄を閉じることにした。スパマーはバカなのか、特定の記事にしかコメントしてこない。自分のブログの場合は以下の 2 記事がターゲットにされていたのでこの 2 記事だけコメントを受け付けないように設定した。

恐らくスパマーの間でやりとりされるカモリストがあって、過去にスパムコメントを投稿して反映された実績みたいなのがやりとりされているんだろう(オレオレ詐欺のカモ一覧みたいな感じ)。とりあえず上記 2 記事のコメント欄を潰したところ、スパムコメントは来なくなった。

どう見ても日本語のブログにロシア語のスパムコメントを投稿して何の意味があるというのだろうか。日本語のブログの書き手にロシア語が通じると思っているのだろうか。前の記事にも書いているけど、機械的な投稿はできないように reCAPTCH をはじめとしたいろいろな対策が行われているので bot が投稿しているとは考えにくく、ロシアの超暇な人間が手作業で信号機や横断歩道の写真を選びつつ投稿しているのだと思われる。自分がその仕事をやらなければならなかったとしたら、その仕事の意味のなさに発狂すると思うんだけど、そういう作業をしている人がいる現実に恐怖を覚える。

| @ブログ

tech.portalshit.net の記事を取り込んだとき、記事ファイルの作成日を記事作成日として取り込んでいた。

Jekyll 移行後の記事の場合はそれで良いのだが、 Mephisto 時代の記事はデータベースから一度 Jekyll に移行した都合上、ファイルの作成日が Mephisto から Jekyll への移行作業を行った日になっており、 2011 年の 3 月 8 日に大量に記事を書いたことになっていた。作成日が 2011 年 3 月 8 日になってる全ての記事を見てまわって日付を元の記事作成日に変更する作業をやった。 Jekyll はファイルパスに日付が残る仕組みなのでその日付を使った。残念ながら作成時刻は調べようがないので諦めた。静的サイトジェネレーターを好きになれない理由の一つに記事の作成日時や更新日時がメタデータとして残らないことがあったのを思い出した。

今回の修正により 2010 年の記事数が増えて 2011 年の記事数が減った。 2011 年はブラック企業に転職するために福岡に引っ越してきたのでろくに記事が書けてなかったはずだが、それでも 57 記事書いていた。一つ前の記事が 2020 年の記事としては 57 個目だったので今年は 9 年ぶりに記録を更新した。 #100DaysToOffload に挑戦中なので 10 年ぶりの年間 100 記事達成目指して頑張りたい。

| @ブログ

天山七曲峠登山道

表示していた Google Adsense の広告を外した。自動広告をオンにすると本文の途中など意図しないところに広告が掲載されまくってしまって大分読みづらい。かといって記事下に入れる程度だとまったくクリックされなくて貼ってる意味がなかった。加えて、ここ一年間で数度行われた Google のコアアルゴリズムアップデートで検索流入が 1/3 くらいになってしまって PV が激減してしまった。 Google としてはどこの馬の骨とも付かない個人がやってる泡沫ブログにトラフィックを流してインターネットの果実を分け与えるつもりはないのだろう。 Adsense 広告の読み込みでサイトの読み込み速度も少し遅くなっていたし大分すっきりした。

消した理由で一番大きいのはアルゴリズムやリターゲティングによる広告のむなしさだ。 Amazon アフィリエイトなど自分の意思でレビューしたり紹介したアイテムの広告ではない広告が自分のブログに表示される必然性はない。アルゴリズムやリターゲティングによる広告は、掲載される場所はどこでもよくて、たまたま空いてたから表示されました、というような間に合わせ感がある。自分が楽天で見た商品の広告が自分のブログに延々表示される様を見て、こういう広告を表示し続けることで自分のブログの価値が毀損されているような気がしてきた。一つ前の翻訳記事がバズって結構アクセスがあったが、翻訳元のブログには広告が表示されていないのに翻訳した自分のブログには広告が表示されていて、自分が広告を入れていることで元の記事の価値も下げているような罪悪感もあった。

元からブログで儲けようとは思っていなかったが、ブログを書くことで得られる一番の利益というか目的は、広告によって小銭を稼ぐことではなく、ブログを書くことで自分自身の価値を高めることだと思う。ブログによってインターネット上でのプレゼンスを高めて知名度を獲得したり、ブログを書いたり運用したりすることで技術的な知見を得てスキルアップにつなげられる。それらを自分の給料に上乗せできるような仕組みを作っていくことが大切なのかなと思った

| @読書

梅田望夫さんの言うウェブの世界は頭のいい人しか相手にしてない、ってところからスタートして、ネットの否定というか、Web 2.0とか梅田望夫的楽観論の否定が延々繰り返される。ネットが普及しすぎたおかげでネット人口に占めるバカの割合が増えてしまったとか。以下印象に残った点を列挙。

ネットでも「誰が言ったか」は重要

ネットでは「誰が言ったかではなく何を言ったかの方が重要」ってのが通説みたいになってるけど、これが否定される。ネットでブログが炎上するときは、書いてある内容がアレでもドラマや映画の子役だったら批判されないが、嫉妬されるような立場にある人だと過剰に批判されるというもの。ここではダルビッシュ夫妻が例としてあげられる。

僕も「何を言ったかよりも誰が言ったか」ってのはネットでも大事だと思う。例えばTwitterでもブログでも、それまでその人がそのアカウントなりサイトで積み重ねた信頼みたいのが発生する。無名の新規ユーザーがいきなり「梅田望夫は頭が気の毒」と言っても便所の落書きだけど、はてな村の大御所が同じことを言ったらかなり影響を及ぼすはず。とはいえ長期的に罵詈雑言とか根拠なしの暴言ばかり吐いてたら折角積み重ねた信頼は崩れ落ちるから、結局は「何を言ったか」が重要なことは変わりないんだけど。でもそれ言い出したらネットも日常生活も同じだよね。っていうかネットと現実を区別することもあまり意味がない。ネットも現実の一部だから。「ネットは匿名性が担保される」と信じてる人が短期的に暴れちゃうだろうけど、度が過ぎるとスマイリー菊池のブログを荒らした連中みたいにお縄を頂戴することになる。 Continue reading...