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職業プログラマーになってニュースとか社会現象について知りたいという気持ちが薄れてニュースとかあんまり見なくなったし新聞も昔は結構読んでたんだけど、最近はほとんど読んでなかった。

ただ家を買って住宅ローン組んだので金利が気になるし、住宅ローン金利は国債の金利にひもづいているので、国の経済状態とか経済政策も気になるようになる。となると新聞読みたくなってくる。

コンビニで売ってるやつとか日経のお試し一週間とかでしばらく読んでみたんだけど、ニュースを読むという体験自体は良いものの、毎月5000円弱払って宅配してもらっても平日はなかなか新聞読む時間がなかったりする。

これまで電車の中での時間の過ごし方はだいたい Kindle で技術書眺めるか10年前に買ったカラマーゾフの兄弟を読み進めるか iPhone で Rebuild.fm を聞くか Twitter を見るかフィードを読むというものだった。新聞が手元にあったらこれに新聞を読むというのが加わるんだけど、毎日新聞を読むという訳にもいかないから、日によっては新聞を全部読み終わることがないまま次の日を迎えることがある。こうなると新聞代がもったいない。また新聞を毎日読むと結構かさばる。古新聞の処分は結構面倒くさい。

前、元朝日新聞記者の烏賀陽弘道さんのウェブサイト上のコラムを読んでいて、ニューヨークタイムズの日曜版みたいのを日本で読みたいと思った。

一週間に一度、週末だけ読んでいれば世の中の大体の動きがわかる、というようなタイプの新聞があったらどれだけいいだろうかと思う。

週刊誌というものも確かにある。ただ週刊誌は新聞よりもセンセーショナリズムに走りがちだ。正直読んでいて疲れる。スキャンダルの詳細は知りたくないのだ。

昔スターバックスでアルバイトしてた頃、朝日新聞が週一回刊行されるセブンとかいう名前のタブロイド新聞を出していて、アルバイト先で売っていたのを思い出す。結構いい取り組みだと思ったんだけど、すぐ廃刊になってしまった(お客さんは手に取りはするけど誰も買わなかった)。 Wikipedia で見てみると二ヶ月で廃刊になったみたいだ。

いまこういうのあったら非常に良いなぁと思う。当時のセブンは若者向けとか銘打ってて、週刊子どもニュースみたいな易しい内容だったような気がする。もっと大人向けで、難しい記事も載ってて政治経済や世界情勢、書評欄も充実してる日曜刊の週刊紙を日経とかが出してくんないかな。


追記

週刊ダイヤモンドとか週刊東洋経済読めば良いのかもしれないと思い始めた。ただサラリーマン向けに特化した雑誌は疲れるんだよな。もうちょい一般性がある新聞よりのやつが読みたい。

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Google に買われた Sparrow という Mac 用のメールソフトを気に入って使っていたけど、 Google に買収されてからほとんど更新されなくなった。 Sparrow は一部のメールクライアントから送られてくる iso-2022-jp のメールを正しく表示できないことがあるので、しょうがなく Airmail というソフト買って使ってた。

Airmail 、デザインとかはいいけど全般的にバグが多くてひどい。送信してないメールが送信済みメールに表示されたり、表示・非表示の切替チェックボックスがまるっきり逆の動作をしたりする。テストされてないのだと思う。こういうソフトウェアを販売してはいけないと思う。

自分が開発する側だと小さなバグなんかを指摘されても「こんなのは致命的ではないのに」とか思ってしまったりするのだけど、自分がユーザーだと、小さなバグの積み重なりがすごくイライラすることがわかった。たとえ小さなバグでも、バグはない方がよい。

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Ruby 関連のことを検索していて Shopify の中の人のブログにたどり着いた。なかなか面白いことが書いてあった。

この人は去年の 11 月に iPhone 4 を落として割ってしまったらしい。すぐに iPhone 5 を買おうとしたのだけど、思いとどまって一月ほど iPhone なしで過ごすことにしたそう。自分がどのくらい iPhone に依存してるのか知りたかったのだとか。そしたら意外と良かったらしい。以下超訳。

iPhone があった頃は常に Facebook、Twitter、Email、iMessage、携帯、HipChat、Skype や対面での会話と心が安まらなかった。プッシュ通知を切ったとしても空き時間にメールチェックしたり Twitter や Facebook を見てしまう。常にオンライン状態で、どこにいてもどこにもいないような感じがつらかった。iPhone がなくなったらコンピューターの前にいるとき以外は目の前の友達や同僚のことだけ気にしていればいい。スマートフォンは作業と作業の合間の、さっきまでやっていたことと次にやるべきことについてに省みるべき時間を、ぼーっとゲームをしたり Twitter を見るような用途に費やす手助けをしていることに気がついた。スマートフォンがなくなってからアングリーバードやったり、Facebook を見たりして無為に時間を過ごすことがなくなり、やるべきことに集中できるようになった。

スマートフォンをやめて Nokia レンガ(昔ながらの携帯)で過ごすにあたって、心配してたのが以下の三点だった。

カメラがない

旅行するときはいつも iPhone で写真をとっていたけど、カメラは人に借りれば良いかも知れない。ひょっとするとなくても事足りるのかも知れない。

音楽がない

歩くときは気分を紛らわせるために音楽を聞いていた。しかし本当に音楽を聞きたいときはパソコンの前に座れば良いことに気がついた。音楽なしで歩いてもしんどくないし、周囲の物事に心を巡らせる良い機会になった。

地図がない

iPhone の Map は多用していたけど、方向感覚に自信があったのでどこかに行くときに地図を見るのをやめてみた。そうすると出発前に入念に準備が必要になった。外国に行くときは紙の地図を使った。また本当に迷ったときは人に道を聞けば良いし、尋ね先の人に電話して道を尋ねれば良い。

3ヶ月ほどスマートフォンなしで過ごしてみて、期待していなかった以下のメリットに気がついた。

よく人に電話するようになった

iPhone の頃はメールを多用していてほとんど電話をかけていなかったけど、古い Nokia の携帯だとメールを打つのがつらくてしょっちゅう電話をかけるようになった。同世代の人に電話をかけるとびっくりされる(みんなメールしか使わないから)。携帯の根本機能と会話の楽しさを再発見した。電話した方が話が早く済みそうな場合や深い話の時はメールではなく電話しか使わないようにしている。

携帯の存在を気にしなくなった

鞄の中に適当に携帯を突っ込んで出かけるようになった。ポケットに何も入ってなくて気楽になった。眠る前に携帯がどこにあるか探さなくていいし、安い携帯だからキズが入らないように気を付ける必要もない。心配事が減るのはいいことだ。

上に挙げた懸念事項は正しかったが、それなしでもやっていける

確かに色々不便だがなくてもやっていけることに気がついたし、スマートフォンを持たないことによって得られるメリットがあることもわかった。

“携帯を二週間に一度しか充電しなくて良いのは気が楽” というあたりはなるほどなぁと思った。寝るとき、出かけるときに iPhone を探さなくて良いのも羨ましい。随分楽だと思う。

自分もスマートフォンを使うようになってから Twitter 中毒が重症化し、移動中に本を読むということがまったく出来なくなった。iPad ではなく Kindle がいいと思ったのもネットを見る機能が付いてなくて読書に集中できそうだから。しかし結局手元に iPhone があると Twitter を見てしまう。この人みたいに思い切って落として割ってしまうのが良いのかも知れない。

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会社の若者、夏期休暇期間中に徳を高めまくってた。

自分は徳が高まるようなことは特に何もしてない。コード書いてないしプログラミングの勉強もしてない。すこし .vimrc を触ったくらい。

実家に帰ったほかは、家を買おうとしてるので不動産屋に行ったり住宅メーカーに行ったりしてた。

プログラミングの本、『明解! Ruby』が読みかけになってるので読もうと思ったけど読まなかった。『SQL アンチパターン』も必要に迫られて買ったので夏期休暇で読もうと思ってたけど読めてない。

代わりと言ってはなんだけど歴史の本読み始めた。連休前に以下を買った。

大河ドラマとか見るときに日本史の知識ないと厳しいことがあるので Wikipedia 読むんだけど Wikipedia 読みだすと際限ない感じなるので本を買って歴史を勉強してみようと思っていた。丁度日経プラスワンの特集で紹介されてたので読んでみたくなって手に取った。Amazon でも評価高い。

あと夫婦げんかして家を飛び出して向かった天神のTSUTAYAで以下のような本を買った。

どれも古本なので安かった。『「芸能と差別」の深層』は三国連太郎の話が面白そうだったので買った。『夜這いの民俗学・夜這いの性愛論』を買うとき、レジが女の人じゃないなと良いなと思ったけど女の人になってしまって恥ずかしかった。結果的に痔ろうが再発した。

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ヤフオクドームのリレーマラソンに参加してきた。

去年の冬、週二回ずつくらい走ってたんだけど、真冬になって寒くなってからは走るのお休みしてた。暖かくなってきたのに一向に再開する気配のない自分にハッパかけるために会社の人達と一緒にリレーマラソンに参加してきた。42.195km を10人のリレーで走るもので、1周 3km 。なので10人のうち4人は2周走らないといけない。一瞬の気のゆるみで2周走ると宣言してしまい、2周走らないといけなくなってしまった。1回目の出番を終えた後、想定外にきついことに気がつき、絶望的な気分になりながら2回目を走った。

3km くらい余裕でしょうと思われるかもしれない。自分もそう思ってた。いつも走ってる大濠公園は1周 2km でだいたいいつも2周 4km くらい走ってるので大丈夫だと思ってた。しかしヤフオクドームリレーマラソンのコースは球場のほか立体駐車場のスロープを利用しており結構きついアップダウンがある。加えて周りの人が毎日走り込んでるような人達ばかりでまじで速い。そうなるとつられてこちらも飛ばしてしまうので 1km くらい走ったところでばてばてになってた。自分はまだこういう大会に出場するほどの走力はないのだと悟った。公園で夜にのんびり走るのが気楽で良い。とはいえ打ち上げで行ったビアガーデンで飲んだビールはここしばらくで一番うまかった。みんなと走るとこういう打ち上げがあるのがいいですね。

途中5ヶ月くらいブランクがあったけど、走るようになって以下のようなメリットがあったと思う。

  • 体が丈夫になる
    毎年、冬の間に一回は風邪をひいてしまうんだけど、今年は牡蠣で食あたりはしたものの風邪はひかなかった。
  • よく眠れる
    一日中イスに座ってプログラミングしてると精神的には疲れるけど肉体的に疲れなくて心身の疲労感がアンバランスになってると思う。走ることで肉体的にも疲れるので平均がとれて良いような気がする。
  • ストレス発散
    走ってる間は肉体的につらいので余計なことを考えなくなり嫌なことを忘れられる。

梅雨が本格化したり真夏になったりしたらまた公園から足が遠ざかってしまうかも知れないけどなるべく習慣化させて継続的に走って健康診断で良い結果たたき出したい。

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思うに、若いときは一番給料低くて、お金ないから、暮らせてたら節約する必要ない、どうせ今の若い人とか30歳までに死ぬから、それまでに貯金しても仕方ない、万が一長生きしても、相応に技術が高まってれば収入も上がるはずだから、健康を維持できれば取り返せる、ので、僕は今は特に貯金しようといった考えない。今けっこう本買って勉強したり書いてるコードも悪くないと思ってるから、これで若いときに貯金してなくてお金なくなって死ぬようなら理不尽だと思う。ハードモードすぎる。変に無理して節約しようとして精神が異常になるほうが損だと思う。

健康 - hitode909の日記

ヒトデさんの言うことは正しい。能力の高い人は高価な技術書を買って自己投資して将来荒稼ぎできるので週五日タクシーで山奥まで行ったり高級Tシャツ買ったりしても大丈夫だと思う。

残念ながら普通の人はそうはいかない。普通の人は将来自分が荒稼ぎできる自信がないので若い頃からちまちまお金を貯めるしかない。普通の人は無理して節約せず浪費したときの方が不安が高まって精神に異常を来してしまう。

僕は会社の若者に蓄財を説いたことがあるけど、この若者は有能だから僕のアドバイスは間違っていたかもしれないと思った。世の中には金を貯める必要がある人と貯める必要がない人の二通りがいる。

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帰省したときに実家の近所のドラッグストアに行くと、たくさん人が来ていて盛況だ。

酒のコーナーに行くとおっさんがいて、2リットル入りの工業用アルコールのような焼酎や、1リットルの紙パック入りの白岳しろを舌なめずりしながら買い物かごに入れてる姿を見ることができる。

焼酎を買ってるおっさんたちは概して「これからわての週末始まりまんねん」という表情をしている。外に酒を飲みに行くわけでなく家で晩酌をするのだろうけど、すごく楽しみにしている感じが伝わってくる。おっさんのショッピングカートから幸せが溢れそうになっているのが見える。

自分は酒に弱いので焼酎は買わないし飲まない。酒はビールがもっぱらでたまにワインを飲む程度だ。なので舌なめずりしながら大量の焼酎を買い物かごに入れるという経験をしたことがない。

こんな風に酒を買うおっさんたちはどんな気持ちなのだろう。自宅での晩酌でこんなに幸せになるという感覚が分からない。酒に弱いと飲んでも缶ビール2本くらいで前後不覚になって寒気がし始め、布団に入りたくてしょうがなくなる。自宅での晩酌だから、友だちと飲んで猥談をするわけでもなく、家族と話すかテレビを見ながら飲むのだろう。そんなにウキウキワクワクする要素はないと思う。

自分も大酒飲みになりたいわけではないのだけど、ホクホクとした表情で焼酎を買い込むおっさんたちの姿がただただ羨ましい。