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最近オライリーの英語の技術書の電子書籍を何冊か買った。oreilly.com は Daily Deal といって、日替わりで技術書を半額で売っていて、プリント版だと定価$28程度の本(おそらく日本語に翻訳されると3000円程度の売値になる)が、円高のおかげもあり600円くらいで買える。

僕は英語はそこそこ読める方だとは思うけど(TOIECは8割くらいとれます)、英語の本はなかなか読む気にならなくて、これまで一冊も読み終わったことがない。というかどの洋書も数ページで放り出してしまう。

しかしこのような自分でも、英語の技術書なら結構読めることがわかった。理由はおそらく、

  1. コードが載っているので英文の意味がとりにくくてもコードを読めばなんとかなる
  2. 技術書はチュートリアル方式のものが多いので、書いてある英語の内容自体は平易(政治経済や哲学について語ってない)

の2点ではないだろうか。

とはいえ技術系の本でも達人プログラマーのような観念的な本は英語では読みにくいのではないかと推測する。だから何でも英語版を買えばいいというものではないと思う。

まとめると、英語版が出てから日本語版が出るまでにすごく時間のかかる本や、英語版にはあるのに日本語版にはない小さなフレームワークの技術書などは、日本語版の登場を指をくわえて待つよりも、思い切って英語版を買ってしまった方が良いと思った。何より値段が安いし。

それにつけてもiPadの欲しさよ

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昨夜、吉野家の牛丼を食べた。狂牛病騒動があってからは怖くて吉野家とか松屋の牛丼はかたくなに食べないようにしていた。しかし昨夜は暑かったしむしゃくしゃしていたし、なにより牛丼270円キャンペーン中だったので大盛つゆ抜き玉子を頼んで食べてしまった。

アルバイト先の隣の隣に吉野家があったので、15分休憩のときに一杯、30分休憩のときにまた一杯と、学生時代は吉野家の牛丼を常食していた。常食というか、愛していた。吉野家と愛し合っていた。

俺は吉野家の牛丼はつゆ抜きが一番うまいと思っている。つゆだくはご飯がべちゃべちゃになってダメだ。何も考えずに「つゆだくで」とか言ってるやつを見かけると虫唾が走る。お前、つゆだくって言いたいだけちゃうんかと。

牛丼に生卵をつけないやつも信じられない。吉野家の牛丼は関東風の塩辛い醤油をたらした生卵を牛肉の上にかけることで始めて完成する。なのにつゆだくに七味やら紅ショウガやらを盛大にぶっかけて食べている連中を見かけると反吐が出る。ただのものを全部トッピングしてやろうという貧乏人根性が丸見えだ。

吉野家での最も甘美なコマンドはアフターだ。吉野家に通い詰めていた俺も、アフターコマンドを聞いたのはこれまで一度しかない。あるとき吉野家で並つゆ抜き玉子をかき込んでいると、長髪小太りのテレビ番組制作会社社員のような男が入ってきた。牛丼を頼む際、注文の最後に「アフター並」と男は言った。アフターってなんだよ、後からキャバ嬢でも来てアフターしちゃうのか? と俺は悩んだが、アフターとは食後に牛丼を持ち帰るということであった。なんと甘美なコマンドだろうと俺は思った。今にして思えばUNIXの哲学が反映されているような気がしないでもない。男はスーパープログラマーだったのかもしれない。

とまぁ、こんな感じで、土曜の夜に博多駅で感傷に浸りながら牛丼を食べた。こんなことができるのは嫁がいない一人の夜だけだ。今の俺はなんと不自由なんだろう。一筋の涙が頬を伝った。

というわけで6月に結婚しました。金ないのに結婚してやっていけるか心配です。ご祝儀寄越せとか言わないので福岡にお立ち寄りの際はもつ鍋でもおごってください。

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2011年7月の阿蘇

IT企業は都会に多いけど、田舎にもあればいいのに、と思う。というのは帰省していて阿蘇が大変過ごしやすかったから。福岡では僕のようなおっさんが夜寝て朝起きただけで顔や頭がアブラべっちょりになるけど、阿蘇ではそのような悲劇は起こらない。涼しいから。日中も過ごしやすく、エアコンなしで快適に積ん読や2chまとめサイト巡回がはかどる。節電とかバカみたいだった。

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E-19PL was mine

6年前に買ったゴルフ2を手放した。

所有していたゴルフ2はE-19PLという型番で、GTIというラインだった。時の流れと重力と金のなさには抗えず、福岡に引っ越したことや経済面で維持が難しくなって、四度目の車検を前に手放した。査定はゼロ円だったので無料で買い取り業者に引き取ってもらった。

大学を出て実家に帰り、病気が治って一度目の退院をした後にばあちゃんに買ってもらったのがこのゴルフ2だった。その後病気が再発したため、G-CSF注射による骨痛や倦怠感に耐えながらゴルフを運転して通院したり、病気が治ってからは天気が良いとばあちゃんを連れて久住をドライブしたり、就職してからは毎日の通勤のほか九州各地の映画館に映画を見に行ったりと、20代の大半の時間はゴルフと一緒だった。

希少な3ドアのゴルフ2 GTIをあっけなく手放したことは後ろめたくもある。買い取り業者はスクラップにはしないと言っていたけど、こんな感じで手放すくらいなら誰か欲しい人を探して直接譲れば良かったと思う。

最後一年は洗車すら満足にしてあげられなかったが、本当に楽しかった。ありがとう。

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福岡のいいところ

  1. 住職近い
    庶民でも会社まで15分のとこに住める。
  2. 食べ物安い
    3500円飲み放題で吐きそうなくらい食べ物出てくる。九州各地から届く生鮮食品も安い。
  3. 街がせまい
    移動が楽。海沿いに繁華街があるため土地が平ら。自転車で移動できる。
  4. 電車が空いてる
    朝の通勤時間帯も金曜の夜の終電もがらがら。
  5. 自然がある
    離れ島みたいなとこまで船ですぐ遊びに行けるしわりと都会なのに自然が豊富。
  6. 空港が近い
  7. 勉強会たくさんやってる
    ウェブ系のコミュニティが活発。

福岡の悪いところ

  1. ラーメン二郎がない
    インスパイア系しかなくて高い。
  2. 街が狭い
    悪いことすると町中に知れ渡る。
  3. やくざの抗争
    手榴弾怖い。
  4. 飲酒運転
    あぶない。
  5. 恫喝大臣
    コンセンサス得ろよ。
  6. けむい。
    屋台でたばこ吸う客うざい。
  7. 給料安い
    物価が安いので。

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おっさんだけど夢を見てる。うんこしながら情熱プログラマーとか小さなチーム、大きな仕事とかを繰り返し読んでる。技術書も買ってるけど全然読めてない。積ん読してるだけ。なんとか状況を良くしたいと思ってるけど、なかなか状況は良くならない。時間だけが過ぎていく。

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昼に公園で弁当を食べた。弁当箱を広げるとすぐに一羽のカラスがやってきた。追い払おうかとも思ったが、動きがおかしいことに気がついた。よく見ると片方の足が不自由なようだった。右足を引きずるようにして歩いている。普通のカラスならちょっと弁当を分けてやろうなんて全然思わない。むしろ害鳥にえさを与えるなんて忌むべき行為だと思ってる。でもこのカラスは足が不自由で、痩せていて、おまけに今日はとてつもなく寒かった。だから弁当に入っていたフジッリを一つ投げてやった。するとその様子を見て、後から後からカラスがどんどんやってきた。みんながこの弁当を狙っている。もう一度足の不自由なカラスに与えようとパスタを投げたら、体躯の良い力強いカラスが横から飛び込んできて、足の不自由なカラスを突き飛ばすようにして奪って食べた。そこで今度は、エビフライの尻尾の部分をわざと遠い位置に投げて、ほかのカラスがそちらに群がっている隙にパスタを足の不自由なカラスに与えた。カラスがうまそうにパスタを食べているのを眺めながら弁当箱を包み直し、会社に戻った。今夜は冷える。あの足の不自由なカラスはこの冬を越せるのだろうか。