| @技術/プログラミング

DataMapper のドキュメントを見たくてググったが出てくるのは Stack Overflow ばかりで公式サイトが検索結果に出てこない。 GitHub の DataMapper のリポジトリ( Archive されている)経由で見に行ってみると、なんと ROM ( Ruby Object Mapper ) のページにリダイレクトされた。

ROM は Hanami で使われる ORM で、 DataMapper よりもさらに ActiveRecord と使い心地が異なる。

Qiita の以下の記事を読むと使い方のイメージが湧く。

軽くてシンプルなのだろうがだいぶ特殊だ。

Lokka の使い手は少なくとも Heroku が使える人で、そういう人ならば ActiveRecord の方が Rails の本やドキュメントで学びやすいはずだ。というわけで早めに、真剣に ActiveRecord への移行を考えなければならない。

| @ブログ

ずっと過去記事をどうやって効率よく見せるか(自分自身が効率よく読むか)ばかり考えている。一つ前の記事では絞り込み UI について書いた。

ブログというものが生まれたとき、誰も 10 年以上にわたってインターネットに文章を書くことを考えていなかったと思う。多くの人は途中で脱落してブログを止めたり飽きてほかのところ( Facebook や Twitter )に移ったりしただろう。ただ、同じ場所でしぶとく書き続けている人たちもいる。自分もその一人だ。

そういう人たちにとって、過去に自分が書いた記事をどうやって閲覧するかというのは大きな問題だ。過去記事を探すのに本文込みの一覧ページをページネーションしていくのはあまりにも効率が悪すぎる。一覧でガッと見たい。

というわけで、インターネット老人にしか用のない機能かもしれないが、過去記事一覧ページの UI/UX は非常に大きなテーマだと思う。問題点と対策を整理してみた。

過去記事ページ考察

過去記事が溜まることの問題点は、過去記事が探しづらくなることだ。対策としては各記事に関連記事へのリンクを表示する方法と過去記事の一覧ページを用意して探しやすくすることがあると思う。

過去記事の一覧ページは以下を満たしていて欲しい。

  1. 記事を一覧できること
    • 一覧性が重要なのでページネーション、本文は不要
    • 記事の作成日(公開日)順に並んでいて欲しい
  2. 記事を絞り込めること
    • 年やカテゴリーで絞り込めるとよい
  3. 件数がわかること
    • どの時期にどの密度でブログを書いていたかがわかるため

10 年以上続いてるブログを書いてる人たちは多かれ少なかれ同じような問題(過去記事へのアクセシビリティ)を抱えているはずで、他の人たちがどうやっているのかを調べてみた。以下は長く続いているブログの Archive ページ。

Hail2u

ながしまきょうさんのブログ。

雑記 - Hail2u

ブログのトップ自体が過去記事インデックス(タイトルのみ)になってる。本文を含む記事一覧ページはない。静的に生成してあって速い。絞り込むような UI はない。

氾濫原

関連記事のアルゴリズムやデザインなどを結構パクらせてもらっている cho45 さんのブログ。

アーカイブ - 氾濫原

本文込みの一覧ページとは別に年がずらっと並んでいる。記事の一覧はない。クリックすると年月ごとの記事一覧(本文込み)が表示される。記事を書いた時期を覚えておく必要がある。

Daring Fireball

Markdown の生みの親、 Apple ブロガー John Gruber のブログ。

Daring Fireball: Archive

本文込みの一覧ページとは別に年月ごとにグルーピングされた記事一覧(タイトルのみ)がある。このブログの Archives ページの UI に近い。検索窓があるが、 DuckDuckGo のサイト内検索に飛ばされる。スマートフォン用の画面がなく非常に見づらい。

hitode909の日記

hitode909 さんのブログ(はてなブログ)。

記事一覧 - hitode909の日記

本文込みの一覧ページとは別に、本文が短く表示される過去記事一覧ページがあるが、一覧性は高くない(ページネーションが必要)。グローバルフッターに年月ごとの記事一覧へのリンクがあるほか、サイドバーにもカレンダー式のアーカイブ導線がある。「月別アーカイブ」は年をクリックすると月別のアーカイブ一覧が展開表示される。デフォルトだと今年(最新年)が展開表示されている。年・月・カテゴリーそれぞれの記事数がわかるのは便利だと思う。

Tatsuhiko Miyagawa's Blog

Blog Hacks の著者 miyagawa さんのブログ( Medium )。 Bulknews 時代からの過去記事がいっぱいあるはずだけど現在は 2011 年分からしか公開されていないみたいだった。

Archive of stories published by Tatsuhiko Miyagawa’s Blog

タイトルのみの記事一覧ページはなく、一覧性は高くない。本文込みの一覧ページの上部に、年ごとの絞り込み UI が表示されている。年を選択すると月ごとの絞り込みができる。はてなブログに近い。

Medium year month selection

Medium が酷いのはこのアーカイブページへの導線で、トップページには最近の記事が数件表示されるだけで、過去記事への導線はページ下部に申し訳程度に置いてあるのみ。しかも Medium というサービスの利用規約ページへのリンクと並んでいるので存在に気がつきにくい。

Link to the archive page

先日の記事( 蟻地獄と個人ブログ - portal shit! )では Medium はまとも陣営に分類したけど、個人のブログ内で回遊することを極力できないようにしようとしているのが伝わってくる。蟻地獄感ある。

Island Life

『ハッカーと画家』などポール・グレアム本の翻訳もされている shiro さんのブログ。

Island Life

本文込みの一覧ページとは別に、本文が短く表示される過去記事一覧ページがある。年による絞り込みがあり、少し前のこのブログの Archives ページに近いが、 2002 年から記事があるので年のリンクが 19 個ある。 10 年後、 20 年後のことを考えると UI 上の問題が発生しそうだ。

portal shit!

最後にこのブログ。

portal shit!

本文込みの一覧ページとは別に年月ごとにグルーピングされた記事一覧(タイトル、カテゴリー、日付が表示)がある。年やカテゴリーによる絞り込みができる。

考察

Hail2u 、 Daring Fireball 、 Island Life など記事のタイトル一覧が表示されるタイプが好みだ。 Medium の一覧性のなさは最悪だが、年月の絞り込み UI はおしゃれだと思った。

個人的にはこのブログの Archives ページが一番使いやすい。自分で作っているので当たり前だ。スマートフォンでの閲覧性も問題ない。記事一覧の状態で本文で絞り込めるやつがあれば完璧なので、少ししたらチャレンジしてみたい。

| @技術/プログラミング

react-select-before-after.jpg

一個前の記事のキャプチャにあるように、従来テキストリンクだった年とカテゴリーの選択をセレクトボックスにした。 git log -S したところ去年( 2019 年)の 11 月頃に変更を行ったみたいだ。もうそろそろ 2020 年になろうとしていて、 2005 年からやっていて年の数が 16 個になろうとしていてさすがに多すぎると思ったので整理のためにセレクトボックス化してコンパクトにした。

利用したのは React Select というパッケージで、色々カスタマイズできるみたいだけど面倒だったので素のまま使ってる。

Archives ページのリファクタリング のときのように、子コンポーネントのイベントをトリガーに親コンポーネントの setState() を呼び出すような作りになっている。作るときは結構難儀したけどおかげでスマートフォンで見たときも年やカテゴリーだけでファーストビューが埋まるということがなくなった。

react-select-smartphone-view.jpg

現在のコードをまるっと貼り付けるとこんな感じ↓。

子コンポーネント(年のセレクトボックス)

import React, { Component } from 'react'
import ReactDOM from 'react-dom'
import Select from 'react-select'
import PropTypes from 'prop-types'
import { withRouter } from 'react-router-dom'

import history from './history'

class YearSelect extends Component {
  constructor(props) {
    super(props)
    this.state = {
      data: [],
      selectedOption: null
    }
    this.handleChange = this.handleChange.bind(this)
  }

  static propTypes = {
    match: PropTypes.object.isRequired,
    location: PropTypes.object.isRequired,
    history: PropTypes.object.isRequired
  }

  async loadYearSelectFromServer() {
    const request = await fetch('/archives/years.json')
    const response = await request.json()
    this.setState({ data: response })
  }

  componentDidMount() {
    this.loadYearSelectFromServer()
  }

  handleChange(selectedOption) {
    const year = selectedOption ? selectedOption.value : null
    if (year) {
      this.props.history.push(`/archives/${year}`)
    } else {
      this.props.history.push("/archives")
    }
    this.setState(
      { selectedOption },
      () => { this.props.update(year) }
    )
  }

  render() {
    const options = this.state.data.map(year => {
      return { value: year, label: year }
    })
    return (
      <div className="year-list">
        <Select
          value={this.state.selectedOption}
          onChange={this.handleChange}
          options={options}
          placeholder="Year"
          isClearable
        />
      </div>
    )
  }
}

const YearList = withRouter(YearSelect)

export default YearList

親コンポーネント( App.js )

import React, { Component } from 'react'
import { BrowserRouter as Router, Switch, Route, Redirect } from 'react-router-dom'

import YearList from './YearList'
import CategoryList from './CategoryList'
import Archives from './Archives'

class App extends Component {
  constructor(props) {
    super(props)
    this.state = {
      category: null,
      year: null,
      length: 0
    }
    this.updateCategory = this.updateCategory.bind(this)
    this.updateYear = this.updateYear.bind(this)
    this.setLength = this.setLength.bind(this)
  }

  updateCategory(category) {
    this.setState({ category })
  }

  updateYear(year) {
    this.setState({ year })
  }

  setLength(length) {
    this.setState({ length })
  }

  render() {
    return(
      <Router history={history}>
        <div className="archive-filter">
          <YearList update={this.updateYear} />
          <CategoryList update={this.updateCategory} activeCategory={this.state.category} />
          <div className="entry-length"><p>{this.state.length} entries</p></div>
        </div>
        <Switch>
          <Route
            exact path="/archives"
            render={(props) =>
              <Archives
                category={this.state.category}
                setLength={this.setLength}
                {...props}
              />
            }
          />
          <Route
            path="/archives/:year(\d{4})"
            render={(props) =>
              <Archives
                category={this.state.category}
                setLength={this.setLength}
                year={this.state.year}
                {...props}
              />
            }
          />
        </Switch>
      </Router>
    )
  }
}

export default App

| @技術/プログラミング

Archives ページ記事絞り込み

Archives ページに記事数を表示するようにした。一昨日、年を未指定の場合は全件読み込むようにしたので Archives ページを訪れると総記事数が確認できるようになった。年やカテゴリーで絞り込むと絞り込み後の件数を確認できる。カテゴリーごとの記事の偏り具合が確認できて便利。

さらにカテゴリーのセレクターは記事件数順でソートするようにした。これまでは categories.id でソートしていたため、件数の多いカテゴリーがセレクトボックスの下の方に埋もれたりしていてあまり良い絞り込み体験ではなかった。

こうしてカテゴリーごとに記事を絞り込んでみてみると、意外と違和感のある分類になっていることに気がつく。記事のカテゴリーに関してはあまり意味ないというか分類が難しいものもあると思う。ブログというカテゴリーに分類してみたものの、実際の記事内容はプログラミング寄りだったりして、読者が読みたい記事を探す際の指針とはなり得ないなと思う。 TF-IDF のような機械的な関連判定が記事のグルーピングには有効だと思う。勝手にカテゴリー付けしてくれたら便利だと思う。

技術的な話をすると、選択したカテゴリーで記事を絞り込む都合上、件数のカウントはフロントエンドで行う必要があった。実は 2 年くらい前の Archives ページにも絞り込み時の件数表示機能はあったのだが、当時は React の機能を活用できておらず、記事の絞り込みは Virtual DOM の操作ではなく CSS の display: none; でやっていて jQuery と大差なかった。記事の絞り込みを React の機能を使ってやるようになってから件数の表示ができていなかったのをできるようにしたのが今回というわけだ。

お爺さんコンポーネントで定義した関数をひ孫コンポーネントまで伝搬させて、結果が変わるとお爺さんコンポーネントの state が書き変わる。ちょっと setState() を使いすぎていて微妙に画面がチラつく( state を更新するたびにレンダリングが行われるため)。もっとうまいやり方があるのかもしれない。

これをやるにあたってこれまで関数として実装していたコンポーネントをクラス化した。 return() の前処理でやっていたゴニョゴニョを componentDidMount() に移す必要が出たが、実は componentDidUpdate() でもやらなければならなかったり、 componentDidMount() 時にはまだ props が渡されてきてないので componentDidUpdate() で実行する必要があったりと、結構ハマりどころがあった。コンポーネントはなるべくクラス化するのが格好いいような気がしていたけど、凝ったことをやる必要がないコンポーネントは関数のままの方がよいと思った。この辺も改めて React はよくできていると感心する。

| @ブログ

多分自分しか見てなくて月間の PV も 10 しかない Archives ページで、これまで年を選択していない場合は直近一年間の記事だけを表示するようにしていたのを全期間表示するようにした。このブログは 1300 記事くらいあって、全部一気に取得するとそれなりにレスポンスが遅くなる( 2 秒弱かかる)。待ってる時間が少々長くなるのでローディングスピナーを表示するようにしてみた。

Loading Spinner

結構いい感じで気に入っている。使ったのは以下。色の変更なども簡単だった。

全期間の記事が表示されるとカテゴリーごとに絞り込んだときにそのカテゴリーで通算何件くらい記事を書いているのかが確認しやすくなってとてもよい。完全に自己満足のサイト改善。