| @技術/プログラミング

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久々に開発環境をいじってて brew upgrade tmux したら色々ぶっ壊れてつらい。

具体的には以下のブログを参考に、 pane の swap を screen 風にしていた設定が効かなくなってしまった。

## paneの入れ替えをscreenっぽく
bind-key C-n swap-window -t:+ \; swap-pane -s:-
bind-key C-p swap-window -t:- \; swap-pane -s:+

こういう使い方をしていた。

# 状態 1
window 1 A|[B] <- window 1 の pane B がアクティブ
window 2 C     <- window 2 に pane C が単独で存在

C-b C-n を入力し、以下のような配置になっていた(これまで)。

# 状態 2 (tmux 2.8)
window 1 A|[C] <- window 1 の pane B があったところが pane C になる
window 2 B     <- window 2 には pane B が単独で存在

ところが tmux 2.9a 以降ではこんな風になってしまう。

# 状態 2 (tmux 2.9a)
window 1 [B]   <- window 1 pane B が単独で存在しアクティブ
window 2 A|C   <- window 2 に pane A と C 単独で存在

このほかにも tmux-powerline が綺麗に動かなくなったりして色々厳しい。 tmux は 2.8 までが安定している気がする。

仕事ではほとんどコード書かなくなってしまったのでたまの休みで時間があるときになんかやろうとするとこういうトラブルに遭遇して死んでしまう。プログラミングスキルのみならず開発環境の維持・セットアップにいたるまで、プログラミングに関連するあれこれは料理人が日々包丁の手入れをするように常日頃から磨いていないとさび付いてしまう。

追記

tmux の件は以下なんかを参考にしてみようかな。

さらに追記(2019-08-25T11:34:25)

.tmux.conf を以下のようにしたら解決した。

bind-key C-n swap-pane -t:-
bind-key C-p swap-pane -t:+

むしろ最近の変更で tmux の pane スワップの挙動が自分の好み( screen 風)に近づいたみたい😅

| @ブログ

最新の Rebuild.fm のエピソードを聞いてたら Automattic による Tumblr 買収の話から Medium 、 WordPress から古の Blogger 、 TypePad 、 MovableType まで話が及んで楽しかった。

エピソード内で miyagawa さんがインディーなインターネットユーザーとして独自ドメインは重要だけど、誰も使わないから当てられるサービスがなくなってきた、その意味で WordPress は独自ドメイン使えるので悪くない選択だと思う、的なことを言っていたのが印象的だった。エピソード中でも触れられていたけど、 Medium は新規登録ユーザーに対して独自ドメイン利用を利用不可能にしている模様。

ブログプラットフォームとしての知名度を高めるためには一目で「あ、このブログは Medium 使ってるんだ」とわかった方が良いはずで、となると独自ドメイン名を使われるのは良くないと判断したんだろうなぁ。

加えて Medium は確かに最近よくログインを求めてくる。旧型の iPhone 7 で見ると画面の 1/3 くらいの領域をユーザー登録導線にしてる感じ。読みづらい。なんらかのプラットフォームに乗っかると、やはりプラットフォームに「こう使って欲しい」と制約をかけられることになりがちだ。ステークホルダーが書き手、読み手、プラットフォームの三者になるので当然といえば当然か。一方でセルフホストのブログなら基本的には書き手と読み手の二者しかステークホルダーがいない。

ブログは自分で作るのが一番満足度高いと感じる。意に反して広告が出るようになることはないし、読者にログインを強要したりもしない。足りない機能があれば自分で作ればよいというのもよい1。自分はセルフホストのブログを同じドメインで 14 年やってて、最初は P_BLOG 、 そしていまは Lokka を自分で細々と改修しながら使ってる。時々更新が途絶えることはあるが、ほぼほぼ毎月一本は何かしらを書き続けることができている。サーバーの運用は発生するが、まぁプログラマーなら自宅サーバーか VPS くらい飼ってるだろうし、運用は趣味の一環かなという感じがする。

| @技術/プログラミング

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Lokka のプレビューはサーバーサイドに保存時と同じパラメーターを POST して、 DB にレコードを保存せずレンダリングだけ行うが、 GitHub や Kibela のようなタブ切り替えでインスタントに Markdown のプレビューができると便利だろうと思って、 Markdown で編集中に Edit と Preview をタブっぽい UI で切り替えられるようにしてみた。

Markdown のレンダリング自体はサーバーサイドで行っているので、プレビューしたときと実際に保存したときで Markdown の解釈が異なるということもない。

ただリモートで生成した HTML 文字列を DOM に挿入するときに単純に document.innerHTML = body; のようなやり方をしてしまうと JavaScript が動かず困ったので、 iframe を作って document.open(); document.write(body); document.close(); するやり方をとった。そうなると今度は iframe の高さを body のレンダリング終了後に調整する必要があって色々面倒だった。たまに高さがずれたりはするが、基本的にはめっちゃ便利。

Lokka の利用者少ないと思いますが、 Lokka 本体にも入れようと思います。 Ruby の最新版への追従へも最近は行えてないのでこれもやります。

| @技術/プログラミング

このブログの記事投稿画面で、画像をコピー・アンド・ペーストでアップロードできるようにした。以前、ドラッグ・アンド・ドロップではアップロードできるようにしていたが、 GitHub や Kibela ではコピー・アンド・ペーストでアップロードできるようになっておりはちゃめちゃに便利だったので真似してみた。こんな感じ。

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ハイパー便利。

Reference

| @Mac/iPhone

Castro

以前書いたことがある Castro🎧 Overcast と Castro - portal shit!)がすごく便利になっている。

以前の記事では、 Overcast にあるチャプター移動機能やオーディオエンハンスメント・無音カット機能が Castro にはないと述べていた。しかし一年ちょい前にリリースされた Castro 3 により、有料ではあるがこれらの機能が提供されることになった。

これがめっちゃ便利。 UI は前にも述べたとおりすぐれているし、さらに購読中の Podcast のショーノートを検索する機能も今年の 1 月についた。

これもスーパー便利で、「あの Podcast の誰々がゲストで出てる回を検索して聞きたい」というありがちな要望を満たすことができる。以下は Rebuild のエピソード一覧で "higepon" で検索し、 higepon さんが出てるエピソードだけを絞り込んでる図。

Rebuild.fm で higepon さんが出演してる回で絞り込んでる様子

めっちゃ便利で最高なので是非お試し下さい。

| @WWW

2019 年 6 月の Google コアアルゴリズムアップデート

2019 年 6 月の頭に Google が検索結果のコアアルゴリズムをアップデートしたらしい。

自分のブログはこの影響をもろに受けて、アクセス数が激減してしまった。自分ではよく分かっていなかったが、コアアルゴリズムアップデート前は痔ろう関係の記事が結構 Google で上位に表示されてたみたいだ。 6 月のコアアルゴリズムアップデートではお金や健康系の記事に対する評価基準が変わったらしい。より専門的で正しい情報を掲載しているサイトの方が上位に表示されるようになったみたい。自分のブログは個人の日記レベルのことしか書いてないので評価が下がり、表示順位が下がるどころではなくそもそもほとんど表示されないようになってしまった。

肛門周囲膿瘍の検索パフォーマンス

狙って病気やお金のことを書いていたわけではなく、1000 件程度ある記事のうちのたまたま数件がお金や病気について書いてあって、それが結構アクセスを集めていたわけだが、それらが検索結果に反映されなくなってしまったので検索流入が激減してしまった。

お金や健康に関しての情報について、専門家が書いているわけではない記事が検索結果で上位表示されるのは確かに問題なので今回の Google のアルゴリズムアップデートは一ユーザーとしてはありがたいことだけど、 Google のお気持ち次第でこうもアクセス数が減るものかとビックリしてしまった。

| @Mac/iPhone

ATOK がサブスクリプションを始めて結構経つが、自分は相変わらず 3 年おきくらいにパッケージ版を購入して利用する使い方を継続していた。最後に購入したのは ATOK 2014 で High Sierra くらいまではインストールして使えていたが、 Mojave でとうとうインストーラーが不正と出てインストールできなくなってしまった。最後のパッケージ版の ATOK 2017 for Mac を買うかサブスクリプションに加入するか迷ったが、迷っている間にパッケージ版の販売が終了しており、仕方なく ATOK Passport に加入した。

ATOK 2014 時代に便利だったのが ATOK から Mac の辞書やカレンダーを参照する機能( Mac スマート連携)で多用していた。 ATOK Passport プレミアムに移行したところ、広辞苑やウィズダム英和・和英辞典(クラウド電子辞典)は使えるが、 Mac の辞書やカレンダーの内容を検索する機能はデフォルトで使えない状態だった。「 Mac スマート連携をオンにしますか?」というダイアログが出たときに「はい」を選択したので十分だと思っていたが、そうではないようだった。以下の通り Mac の辞書で検索されていないことがわかる。

Mac の辞書で検索されていない

実際にはプラグインとしてインストールが必要のようだった。ただググったときに出てくる以下のやり方は旧バージョンの情報で、最新の ATOK Passport では機能しない。

正しくは以下のページに書いてあるが、 JUSTオンラインアップデート というアプリを起動し、プラグインをインストールしていく必要がある。

JUSTオンラインアップデート

その上で ATOK の環境設定を開き、「電子辞典検索」の項目から「追加」を押して、入力時に参照する辞書に「ATOKダイレクトビュー for 辞書」や「ATOKダイレクトビュー for カレンダー」などを追加していく必要がある。めっちゃわかりづらい。

ATOK 環境設定

ここまで設定してようやく Mac の辞書で検索されるようになった。

Mac の辞書で検索されている

ATOK の日本語変換の精度は好きだし「今日」と打ってその日の日付に変換できるところなど機能自体は便利なのだけど、 UI が特殊すぎたり、設定が複雑だったり、公式サイトのドキュメントの情報が古すぎたりで総合的な使い勝手がよくない。これではパソコンに詳しくない層には使いこなせないと思う。