ドイツという国は、何かにつけて神格化されることが多い。とくに日本の進歩主義的な人のあいだでは目指すべき理想の国だという扱いを受けている。第一に、ドイツは戦後処理の仕方がうまかった。この点について日本もドイツを見習うべきだという意見を革新メディアなどでよく見かける。次にドイツは環境保護先進国だというイメージを(実態は別にして)我々は抱いている。ドイツではスーパーのレジ袋は有料である、ドイツの都市は路面電車がたくさん走っていってエコロジカルだ、なんて記事もよく新聞で見かける。要するに、一部革新メディアを筆頭に我々日本人はドイツコンプレックスを抱いているのである。
帰るなりMacの調子が悪いです
忘れてしまわないうちに旅行記をわしわし書きたいのですが、帰るなりMacの調子が悪いです。勘弁して欲しい。
どう調子が悪いのかというと、なんとキーボード配列がドイツ語として認識されてしまっている状態。先のエントリーでウムラオトのöを表記しようとしてドイツ語環境を選択したら、なんとその後元に戻らなくなったわけです。
いまではなんとか日本語入力環境ではJIS配列として認識してくれるようになりましたが、半角英数字を入力するときはしばしばドイツ語配列として認識されてしまいます。これがめっぽう使いにくい。アクセス権の修復、PMUリセットも効果なし。ひょっとしてATOK固有の問題かと思ってATOKを削除するも問題は解決せず。先ほどOSを上書きして入れ直してみましたがこれでもだめ。これはもうクリーンインストールしかないのだろうか?
バックアップ用HDD買わなきゃなぁ。出費がかさむ。
帰ってきました
7日に無事帰ってきました。旅行は面白かったですが、飛行機の狭い席に十数時間も座っていなければならないのは地獄ですね。好きなときにトイレにいけないし。
これからしばらくは旅行ネタで記事を書こうと思います。以下は旅行で印象に残ったことの走り書き。
やはり共産主義はよくない
プラハで訪れたCommunism Museumはすごかった。共産主義がいかに人間を抑圧していたかがわかる。意外にも環境保護の観点からも共産主義はよくないそうだ。かつて共産主義国の生物種の数は民主主義国の五分の一であったとか。チェコは民主化後、急速に生物種の数が増えているのだそうだ。競争優先の資本主義のほうが自然を破壊しそうだが、実は逆なのである。そもそも共産主義は都市に住まう労働者のための思想である。「マルクスは地方の農民のことなんて考慮していなかったし、レーニンは農民のことを軽蔑すらしていた」とミュージアムには記してあった。
Continue reading...ウィーンより
いまウィーンにいます。当地はかなり寒いです。ドイツ南部からオーストリアに入り、明日はハンガリーに向かいます。無事生きて帰れるといいと思います。短いですが今日はこれで。日本語が入力できるインターネットカフェは料金が高いのです。
明日から旅行に行くんですけど、やっぱりiPodが欲しい
明日から三週間ばかりヨーロッパへ行ってきます。そういうわけでしばらく更新されません。
惜しむらくはiPodがぶっ壊れたこと。せっかく飛行機に乗ったり電車に乗ったりと長時間暇を潰さなければならない機会に遭遇するのだから、こんなときこそiPodが大活躍なんですが。明日の朝早起きして5G iPodを買いに行こうか? でも買ったばかりのiPodを旅行中にパクられたりしたら嫌だしなぁ。
スターバックスを利用するにあたっての(実用的)注意事項
スターバックス好きですか? 俺は好きです。でも悲しいかな、最寄りのスターバックスまで片道40kmはあるので全然利用してません。今日は毎日スターバックスでエスプレッソドリンクを飲むというスタイリッシュな生活を送っているあなたに耳寄りな情報をお届けします。スターバックスでは本日のコーヒーしか飲まないというあなたには価値のない情報なので、こちらへどうぞ。
スターバックスではレジでカフェラテなりカプチーノなりを注文して会計し、色の付いたランプの下で飲み物が出てくるのを待ちますよね? そのとき、目の前にある機械に種類があることをあなたはご存じでしたか? 実はスターバックスが採用しているエスプレッソ・マシンには二種類あるのです。一つはラ・マルゾッコ、もう一つはベリシモ。この二つどう違うのかといえば、車に例えるならマニュアル・トランスミッションとオートマチック・トランスミッションくらい違う。
Continue reading...六本木ヒルズに住みたいですか?
さっきフジテレビの番組を見ていたら、六本木ヒルズに住む東大医学部卒の医者の話をやっていた。六本木ヒルズは人を引きつけるだとか、東京で一番訪れる価値のある場所だとか言っていたけれど、「はぁ?」と俺なんかは思ってしまう。
確かにあの辺りは便利だ。夜遊びをした翌朝、六本木駅のシャッターが上がるのを待っているのは辛い。寒い季節は特に。クラブに遊びに行ったもののつまらないイベントで、早く帰って寝たいと思うときだってある。そんなとき、家が六本木だとタクシーすら乗る必要がなく帰宅できるのだ。住居と娯楽の近接という意味においては六本木は便利だと思う。
しかし果たして東京で一番訪れる価値のある場所か? どんな女の子でも六本木ヒルズに住んでると聞けばヤラせてくれるのか? 六本木ヒルズに住んでいるだけで充実した人生が送れるのか? くだんの医師ならすべてにイエスと答えるだろう。もちろんテレビだから、視聴者がイメージを持ちやすいように編集加工されているのだけど、それをさっぴいたって、43歳にもなって六本木ヒルズのブランド力が好きだとテレビに出て公言してしまう辺り、頭は良いのかもしれないけど感覚がおかしいなと思った。
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